ストーリーを教えてもらうスレ part33at GAMERPG
ストーリーを教えてもらうスレ part33 - 暇つぶし2ch100:[SFC]FrontMission Gun Hazard
07/09/12 17:26:02 aVwjTDCE0

 村人の虐殺を繰り広げるビショップ。
 さらには爆薬を設置しておき、それらを一斉爆破。村は壊滅状態に陥った。
 生き残っていたボンゴ村長を助けると、彼からエルガー首相が東の洞窟に隠れていることを聞かされる。

 首相を守っているのは軍のエースパイロットでもあり、彼の息子でもあるアクセル=ボンゴ。
 洞窟へ向かう道で情報をかぎつけた敵やビショップに襲われるが、これを突破する。
 首相のいるガラル山洞窟には無数の金属反応があり、それらをノクトスコープを用いて回避しながら進む。
 洞窟の奥ではアクセルが首相を守って、ジェノスと戦っていた。
 アクセルに替わってアルベルトがジェノスと対峙し、追い払うことに成功する。

 村の仇討ちのためアクセルが同行し、一行はエルガー首相を乗せて和平交渉会場へと向かう。
 こちらの情報が敵に漏れているのを懸念しつつ、タンガニー議事堂へと無事にたどり着く。
 しかし、会場で突如、キール副首相がエルガー首相へと銃を放つ。
 副首相の裏切りに驚く間もなく、バルミング将軍がヴァンツァーでキール副首相を葬り、会場は大混乱に。
 彼が乗るのは格闘専用の新型ヴァンツァーであった。

 間髪いれず強力なパンチとブースターキックで攻めるバルミング。
 さらに後方からワイレスビーム砲を持つ子機で、アルベルトを狙う。
 ロックオンをかける暇なく、一瞬の油断が命取りとなる接近戦。壮絶な殴打戦の果てに、アルベルトがカウンターで敵ヴァンツァーを仕留める。{自分の脳内風景です。ふつーはバカスカ遠距離攻撃しまくりますw}

 バルミングの言葉から、ソサエティが一国の元首であっても下っ端に過ぎないほどの強大な組織であることが告げられる。
 この後、和平会議は延長されたものの、タンガニーでは新政府が成立し、両国の混乱が収まり次第和平会議を開くことが決められた。
 アクセルはソサエティを復讐の相手と決め、一行についていくことにする。

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
ガンハザードの超名?言
「10・・9・・8・・7・・ヒャア がまんできねぇ 0だ!」
これを入れたいがために長々と書いてしまいました。
STAGE02の文量とは倍以上違ってますねww


101:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/12 17:40:04 oNYtn8s40


102:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/12 18:53:42 V+AbFL6h0
>これを入れたいがために長々と書いてしまいました。
大正解だな。入ってなかったらどうしようかと思ってたところだ。

それにしてもアレだな、ガンハザードは我慢できない人が多すぎるな。
オーウェン大統領…「ヒレツなまねをしおって もう がまんならん!」→トラックアタック
ビショップ…「ヒャア がま(ry
バルミング将軍…「このおしゃべりが!もうがm(ry


103:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/12 21:23:44 I4Epf+zR0
>>65
右代宮 金蔵っていうのは死んでるの?
それとも生きてるうちから遺産の配分について話し合ってるの?

104:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/13 06:28:33 kYPQzanU0
☆第9話『生き人形』part6

三人娘は事務所で、国井の家で見つけた仮面と手紙を見せる。
報告を聞いた時人は犯人の狙いがわかってきたというが、一人で頭の中の整理をする、と所長室に篭ってしまう。
三人娘は犯人の狙いが時人なのでは、と考えるが、それならなぜ犯人は無関係の人間を4人も巻き込んだのだろうか。
そんな彼女たちの横を、時人にお茶を持っていく、と蘭丸が通り過ぎる。
しかし蘭丸の様子がどこかおかしいことに気づいた三人娘は、急いで彼の後を追ってみる。
すると、蘭丸は時人の眼前で突然倒れてしまう。
そして蘭丸のポケットから、一枚の写真が舞い落ちた。

その写真には、眼鏡を取った千鶴にそっくりの女性が写されていた。
その女性が、大輔の母、葉山志保美であることに時人は気づく。
そして三人娘に、病院への連絡など蘭丸の手当てを支持する。
彼女たちが支持を実行する為に所長室から出ると、時人は倒れた蘭丸の顔を探る。
やがて蘭丸そっくりの生き人形仮面が剥がされ、大輔の顔が現れた。

倒れた大輔は、病院に運び込まれた。
医者の話だと、2,3日安静にしていれば退院できるという。
だが、もう少し処置が遅れていれば、手遅れになっていたかもしれないらしい。
つまり大輔は、今回の事件の犯人に殺されかけたということだ。
そして、先ほど事務所にいた蘭丸が、仮面を着けた大輔だったとすると、本物の蘭丸は今一体何処にいるのだろうか。
時人によると、蘭丸は昼頃大輔に誘われ外出したきりだという。
今回も、大輔の傍にいた人間の生き人形仮面が作られ、被害者に被せられたのだ。
また、時江襲撃の犯人が昨日既に逮捕されていることから、時江襲撃と仮面を巡る事件は無関係であると判断する。

そこに、大輔の看病をしに大城家から千賀子がやってくる。
暢や直己達は、仕事を理由に病院へは来ないらしい。
大輔を千賀子に任せ、一同は急ぎ事務所へと戻る。

事務所に戻っても、そこに蘭丸の姿は無かった。
三人娘はそれぞれ蘭丸を探しに行こうとするが、この状況下で所員がばらばらに行動するのは危険、との理由で時人に止められる。
三人は指示に従い、翌日を待つことにする。

105:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/13 06:29:06 kYPQzanU0
☆第9話『生き人形』part7

翌朝三人娘は、蘭丸捜索のため、昨日彼と行動を共にしていたと思われる大輔に事情を聞くことにする。
大輔の病室では、千賀子が付きっ切りで看病をしていた。
ただ、大輔は現在薬で眠っており事情を聞くのは無理なようだ。
千賀子は医者が大輔に飲ませるよう置いていった薬が栄養剤なので、大輔の健康に問題は無いと話す。
なぜ薬が栄養剤とわかるのか、と訝しがる巴に千賀子は、実家にいた頃薬剤師の勉強をしていたことを教える。
千賀子の実家は化粧品と一緒に薬も取り扱っており、そのために彼女も薬剤師の勉強をしたそうだ。

病院の待合室では、看護婦達が大輔の噂話をしていた。
彼女たちに話を聞いてみると、大輔が以前にもこの病院に入院したことがわかった。
さらに看護婦は、その際彼は母親と一緒に入院し、母親は死んでしまったことを話す。
大輔と母親は親子で入水自殺を図り、大輔だけが助かったという。

三人娘は岸部音楽院へと向かい、事務局で再び河村須美子に出会う。
須美子によると、学院関係者の間でいま、謎の美人秘書が話題になっているらしい。
その秘書は理事長付きにもかかわらず、学園関係者でその姿を見たことがあるものはほとんどおらず
その美貌で学園理事長の地位を手に入れた、とも噂されているという。
秘書の名前は三井というそうだ。

国井の家では、警察が捜査を行っている。
栗山によると、国井はすでに逃走したと思われるが、仮面作りの資料とした顔写真が多数残されていたという。
その中には、御神楽探偵事務所内で取られた巴達の顔写真もあった
その写真が、おそらく大輔が初めて事務所に来た際、彼が取った写真であることに千鶴が気づく。
どうやら大輔と国井との間には、何らかの繋がりがあったようだ。
また、大輔の傍にいる人間の生き人形仮面が作られた理由も明らかになった。
しかし、なぜ大輔は国井に写真を提供したのだろうか。

浅草署で諸星警部に捜査状況を聞く。
国井の行方はつかめず、恋人の時江も彼の行き先をしらないという。
また、時人が訪れ緑茶とゼリー状の液体の毒物鑑定を依頼していったこと、
そしてその鑑定結果がつい先ほど出たことを知らされる。
緑茶は大輔が所長室に運んでいったもので、中からは猛毒が発見された。
大輔は、時人を殺そうとしていたのだろうか。

106:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/13 06:29:43 kYPQzanU0
☆第9話『生き人形』part8

舞踏会場では、佳世と数人の女性参加者が談笑をしていた。
その参加者が生き人形仮面を持っているとのことで、実際に仮面を見せてもらう。
するとこの仮面はとても薄く軽く作られているが、これまで犠牲者が身に着けていた仮面はどれも非常に重かった事に気づく。
普通の生き人形仮面と犠牲者が被っていた生き人形仮面に、何らかの違いがあるのだろうか。

大城家の暢の部屋の前へ行くと、中から彼と時江の話し声が聞こえてくる。
時江が再び警察に呼び出されたこと、彼女と国井の関係が捜査陣に知られたことが問題になっているようだ。
そして暢は時江に国井と付き合うのをやめるよう言い、
「お前には紀夫と同じ失敗をして欲しくない。失敗は我々の命取りになる。」
と忠告する。
その大時代的な会話に、三人娘はやはり違和感を覚える。
また、紀夫の犯した失敗と何かについて、後で調べてみることにする。

直己の部屋に行くと彼から、接着剤の中には人体に有害で、肌に長時間付着すると最後は命まで奪うようなものがあることを教えられる。

これまでの調査を元に、三人娘は以下のような推理を立てる。
・人体に有害な接着剤がある、との直己の証言
・舞踏会参加者に見せてもらった生き人形仮面は軽かったが、犠牲者の被っていたものは重かったという事実
・時人が警察に、ゼリー状の液体の毒物鑑定を頼んでいた事実
これらの事実から、犠牲者の被っていた仮面の裏には多量の人体に有害な接着剤が塗られており、
この毒により隅田川で発見された三人と、舞踏会場で倒れた女性は死んだのではないか、と考えられるのだ。

その後岸部音楽院女子寮で、内山貴子と歓談していると部屋の窓から大城暢の姿が見える。
貴子の話によると、暢は学院の理事長だという。
岸部音楽院と大城家に、妙な繋がりが出てきたことになる。

大輔の病室に行くと、眠る大輔を時人が見守っていた。
時人にこれまでの捜査報告を行い、仮面の裏についていた接着剤が有毒だったとの確証を得る。
その時、大輔が目を覚まし、傍にいたとき人の顔を見るや否や
「どうして生きているんだ!お前は僕が殺したはずなのに!お前なんか死んじゃえ!」
と叫ぶ。

暴れる大輔をなだめ、時人は生き人形仮面の裏に有毒な接着剤が塗られていたことを教え、
大輔が「この事件の本当の犯人」に利用され、殺されかけたのだとと伝える。
そして三人娘には、大輔の本名が葉山大輔であり、彼の父親葉山紀夫はかつて時人に殺人犯として告発され現在服役中であること、
彼女の母親は事件の冒頭で新聞記事に載っていた、隅田川で入水自殺した女性、葉山志保美であることを伝える。

107:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/13 06:30:25 kYPQzanU0
☆第9話『生き人形』part9

結局大輔は頑なに口を閉ざし、彼から話を引き出すことは出来なかった。
一同は、一度事務所に戻ることにする。
三人娘は時人に、大輔と両親のことについて訪ねる。

大輔の父葉山紀夫は2年前、巴と滋乃が入所しておらず、
千鶴も捜査には携わっていなかった頃に時人が解決した事件で犯人として逮捕された。
彼はプロの殺人者で、現在は服役中だ。
そして、大輔の母志保美は先述の通り入水自殺を図り、死んでしまった。
大輔は子供らしい感情に判断を任せ、時人を逆恨みして彼を殺そうとしたのだ。
ただ今回の一連の事件は、小さな子供である大輔に計画できるような代物ではない。
大輔に自分を協力者と思い込ませ、彼を利用して時人を殺そうとした真犯人が他にいるのだ。
ただ、それが生き人形師の国井なのかどうかはまだわからない。
また時人は、志保美が赤桜や国井の家の写真を遺していた事から、彼女の死は自殺ではなく他殺かもしれないと考える。

三人娘は、刑務所で葉山紀夫に面会をする。
紀夫によると、彼は既に自らの罪を認めているのだが、志保美は夫の有罪が信じられずにいたらしい。
彼女が遺した写真も、夫の葉山紀夫が無罪であることの証拠を集める活動の一環として撮影したようだ。
紀夫に志保美が遺した国井の家の写真を見せると、紀夫は過剰な反応を示し、志保美が死んだ理由がわかったと言う。
ただ、その理由を聞き出すことは出来なかった。

浅草署で諸星に、葉山紀夫の事件について尋ねてみる。
すると、その事件に赤桜や国井皓といった要素は全く絡んでいなかったらしい。
それではなぜ、葉山紀夫は志保子の残した赤桜や国井の家の写真に反応したのだろうか。
さらに、葉山は件の仮面舞踏会場で殺人を行おうとしたところを、現行犯で取り押さえられたという。
当時の時人が佳世と交渉し、舞踏会場でおとり捜査を仕掛けたようだ。

国井の家で栗山刑事から、大城時江襲撃事件の詳しい資料を見せてもらう。
なんでも犯人は、「時江に生活を潰された」と凶行に及んだらしい。
だが時江には、詐欺を働いたという前科も形跡も無いという。

大城家の暢の部屋前で、再び彼と時江の会話を盗み聞きする。
彼らはどうやら、岸部音楽院についての話をしているようだ。
理事長である暢はともかく、なぜ時江もが学院の話をしているのだろうか。

108:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/13 06:31:36 kYPQzanU0
☆第9話『生き人形』part10

直己の部屋では、部屋の主が伝票を前に悪戦苦闘している。
なんでも事業拡大の為、普段部下に任せている伝票処理を自分で行っているという。

大輔の病室では、眠る大輔を千賀子が看病していた。
千賀子の話によると、大城家の遺産は暢の死後全て時江のものになるらしい。
ただ直己は、これまでに会社の設立費用などで多額の資金を暢に融通してもらっているのだという。
また暢は、直己に遺産を残さない代わりに彼の事業拡大を生きているうちに全面支援する考えのようだ。

病院の待合室では、また看護婦達が大輔の噂をしていた。
どうやら、志保美は自殺ではなく殺されたという噂が広がっているようだ。
詳しい話を聞くと、志保美が死んだ翌朝、大輔のもとに志保美が現れ彼を連れて行ったというのだ。
そこで看護婦達は、殺された志保美が幽霊となって現れたと考えているという。
また応ただその志保美は幽霊にしては生活臭のある姿をしており、なぜか大きな本を抱えていたそうだ。

仮面舞踏会場で佳世に話を聞く。
新たに舞踏会のメンバーになるにはまず、既存メンバーからの招待を受けなければならないそうだ。(*要はmixiみたいなシステム)
内倉貴子はなぜ舞踏会場の場所を知っていたのか、という疑問が三人娘の頭にこびりついていたのだが、
もしかしたら殺された三人から誘いを受けていたのではないか、と推測する。
また佳代によると、三人を舞踏会に招待したのは三人を普段良く世話していた人物だという。
ただ、個人名までは教えられないそうだ。

音楽院女子寮で、内倉貴子に仮面舞踏会についての事情を聞く。
貴子によると、彼女は殺された三人ではない、他の人物に舞踏会を紹介されたという。
だが、貴子はその人物の名前を教えることは出来ないという。
三人娘の帰り際に、貴子は意味深な表情と共に、一冊の楽譜を手渡してくれた。

三人娘は以下のような推理を立てる。
殺された三人と貴子を舞踏会に招待した人物は、同一人物である。
またその人物は、貴子が三人娘を工場跡地に案内した際、彼女を襲った人物でもある。
その人物は何らかの理由で女子寮15号室の住人を皆殺しにしようと考え、仮面舞踏会を利用することを考えた。
三人は舞踏会に誘い出し毒を仕込んだ仮面で殺すことが出来たが、真面目な貴子は舞踏会に参加しなかったので殺せなかった。
舞踏会で美和の仮面を被って死んだ女性は、貴子の身代わりに死んだのだ。
貴子は現在その人物に脅され口止めされているが、早く脅迫者が逮捕されて欲しいと思っており、
口には出せないものの楽譜の中に人物特定のヒントをこめて三人娘に渡したのだ。
しかし、それではなぜ犯人は御神楽時人を殺害したい大輔の手助けをしたのだろうか。

学院の事務局員によると、事務局の人間は局長から下っ端まで、
誰もが理事長の美人秘書「三井」の姿を見たことが無い、という。
三人娘は三井という存在について、不信感を覚える。

109:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/13 08:01:34 Y0C9qFSQO
>>103
物語開始時点では生きている。
この話は製作者が推理は成り立つ話なのかから推理してほしいらしい。

110:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/14 19:02:38 KvMT/mD0O
御神楽探偵団乙です

111:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/14 21:19:06 10L6v1sO0
PSPの「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」を詳しくお願いします。

112:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/14 23:07:15 yUuCoTca0
書いてもいいが、タイトルがタイトルだけになんかソッコーでバラまかれそうで怖いな……

113:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/15 18:30:34 bc4DD+DvO
夜光虫ってお願い出来ますか?
昔のゲームみたいで、アプリに移植されたものを体験版でやったのですが
全編は有料で手が出しづらくて…

114:デフォルト名無し変更論議中@専用スレ
07/09/15 19:39:21 GhxYPsd2O
クライシスコアとDSのONI零キボン

115:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/15 20:57:08 xJSjUJg/0
前スレの459、このスレの>>114までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

116:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 07:23:52 ifuvUgxq0
おつですー

117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 09:14:03 sodLzZ1m0
>>111,114
ザックスは死ぬ
クラウドが自分をソルジャーだおと思い込んで終了

118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 10:07:05 LFTUzRlo0
wikiおちてね?

119:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 11:06:25 jzDJXCEA0
>>114
携帯ゲー板のONI零スレッド行ってこい。

120:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 11:32:56 8JQPj+No0
>>111

とりあえずやってみる。期待せんでまっといて

火曜日までに来んかったら放棄ということで

121:[SFC]FrontMission Gun Hazard
07/09/16 14:14:34 4yao0nAm0

STAGE 07

 ロシア領シビルスカ。
 数十年前には小さな漁村だったところだが、政府が推進した新海底油田開発計画によって事業従事者を中心に人が流入し急速に発展した街である。
 最近は、その資源と金を狙って赤ザメと名乗るテロリストが現れ、経済情勢の悪化が激しくなっている。

 今回の依頼はレジネフ大統領によるもので、クリムゾンブロウにも派兵を依頼していた。
 これは前大統領がソサエティにより暗殺されたことを受けての、ソサエティ掃討に乗り出した一行動であった。

 まずはシビルスカ海底油田基地で、作業員の救出とテロリストの排除に当たる。
 クリムゾンブロウと共闘することになったものの、互いに相容れずに別れる。
 テロリストの親玉を発見、なんとかダメージを与えるものの援軍の到着によって逃げられてしまう。
 そして、テロリストの暴走によって、施設が爆破されそうになる。
 「シヴァルツ様を逃がすためだ。こうなったらプラントを爆破してでも、お前を倒してやる!」
 「なんだと!そんなことをすれば海が汚染されるぞ!」
 「知るか!」
 敵はプラントのアームを利用して攻撃してきた。破壊しなければこちらが死ぬ。だが、破壊すれば海は汚染される。
 苦悩しつつも、アルベルトは生き残ることを選択し、施設機能を停止させる。
 ただ、幸いにして原油が海へ流れ出る最悪の事態だけは避けられたのだった。

 モルフスク市街にて敵につかまったスパイの救出を受け、出撃するアルベルト。
 そこには街の地下に大量の爆薬が隠されており、敵のヴァンツァーを破壊すると同時にスイッチが入るようになっていた。
 だが、後からやってきたクリムゾンブロウの一人であるルークが、アルベルトの逡巡をよそに撃ち殺してしまう。
 街が崩壊していくなか、ルークは瓦礫に挟まれて動けなくなっていた。
 それを助けるアルベルト。
 「何故か助けたのかはわからない。多分、おまえがいったとおり俺は傭兵として甘すぎるんだろうな」と語る。


122:[SFC]FrontMission Gun Hazard
07/09/16 14:16:17 4yao0nAm0



 レビ湾大橋にて、食料物資を運搬中のトラック隊が襲われているとの情報が入り、現場に急行する。
 敵のヴァンツァーや戦闘ヘリを撃ち落とし護衛に成功するが、敵の目的はフェルダーによって橋を制圧することであった。
 そんな情報をまとめる暇なく、次はSOS信号を受け、カラ海を航海中のタンカーの救援へと向かう一行。
 テロリストとは到底言えぬほどの規模をもつ艦隊がタンカーを襲っていた。

 アルベルトはエミルの助言に従い、敵艦隊のイオンノズルを破壊していく。
 敵艦隊はバランスを崩し始め、隊列を組むのも困難となり、その隙に逃げさせることに成功する。

 ベアチェフ海岸で、テロリストたちのカラ海方面での上陸地点を探ることに。
 海岸線を捜索中に敵の揚陸艇を発見し、乗組員を捉えて情報を得ようとしたが、ビショップが現れ、殺していってしまう。
 しかし、レジネフ大統領は敵艦隊の撤退先を探ることにより、北極海の氷上に拠点を発見することに成功した。

 敵の本拠地を掴んだことで、1800ジャストより陸海空の総攻撃をかけた大規模掃討作戦を発動することが大統領より告げられる。

 掃討作戦の第一歩として、まず、敵基地侵攻への橋頭堡を作るため沿岸部の制圧を行うことに。
 そこで、氷壁202にて無人揚陸艇に爆薬を搭載させ、敵基地の沿岸砲台へぶつけるため、アルベルトらは船の護衛につくことに。
 空軍と海軍の援護を後ろに、基地へと向かう。
 だが、基地目前で上空の味方部隊は敵の強力なレーザー砲によって一掃されてしまう。
 制空権の優位を失ったところへ、次々と敵ヴァンツァー部隊が押し寄せる。

 その中で、敵を払い続け、見事に無人揚陸艇を接岸させることに成功。
 だが、接岸させるために無人艇へ無理をさせていたのか、自動発火装置が故障してしまっていた。
 手動爆破のため、砲火に晒されながらもハッチ内のコアを破壊し、脱出に成功する。

 ・・・上陸作戦は成功したものの、こちらの損害が大きすぎて迂闊に攻め込めなくなってしまっていた。
 そしてアルベルトらは本隊とは別に、先行の威力偵察隊として旧シビルスカ要塞へと向かう。

 そこには大型ヴァンツァーも楽に通れるほどの入り口を持つ巨大な要塞があった。
 主要な出入り口はおよそ一つ。これを破壊すれば要塞の機能を著しく落とすことが可能だろう。 ボマーの名を持つルヴェンの手によって、基地出入り口の土台構造部分へ爆薬がセットされる。
 敵に気付かれつつも、アルベルトが盾となり、ルヴェンは全ての爆薬を取り付け完了する。
 二人はヴァンツァー用の列車を発見し、それに乗って脱出を図る。
 二人が乗り込むと同時に、ルヴェンは一つ目の爆発を起こした。
 基地内にレッドアラートが鳴り響く。
 二つ、三つ、四つ。次々に爆発が起こる。
 ルヴェンの爆破テクニックにより、脱出ルートだけを残しつつ、それ以外では爆破による崩壊が起こっていた。
 だが、背後から迫る巨大ヴァンツァー”ブロンテス”が高速で追撃をかけてきた。

 ルヴェンは列車のコントロールで精一杯。ブロンテスはその巨体を生かしたナックルで、列車ごと破壊しようとする。
 さらには焼炎弾をばら撒いてまで、こちらの足を潰そうとする。
 それを寄せ付けまいと、弾幕を張りつつ、出口を目指すアルベルトら。
 そして決着は意外な形でついた。
 敵が後ろに回った瞬間に、ルヴェンが脱出ルート前方の爆薬を爆破、列車を一気に加速させる。
 崩壊する基地建材の隙間を潜り抜ける二人。だが、ブロンテスはそのうちの一つに潰され、そのまま崩壊に飲まれていった。{ここらへんの戦闘は妄想です。実際はふつーに倒せます}


123:[SFC]FrontMission Gun Hazard
07/09/16 14:17:45 4yao0nAm0

 地上出口の一つの破壊に成功した一行は、次にコフスカヤ海底出口の破壊へと向かう。
 海中では敵の専用機体に苦戦しつつも、これを撃破。
 地上に引き続き、海中の基地出入り口も破壊し、そのままギルカ氷山敵部隊へ強襲をかける。
 向こうは自陣地と安心しきっていた所為か、あっさりと奇襲を受けて敗北。
 その際に、向こうの戦艦キャリアーをほぼ無傷で奪う。{奪うのは良いんだが、ARSから貰った船はどうした?まさか捨てたのか?そっちのほうがよほど「海が汚染されるぞ!」}
 新品同様の戦艦に喜ぶブレンダ。ついでに、積んであった兵器もがめてしまう。

 補給を済ませた後、万全の態勢で敵本拠地、シヴァルツ要塞へと突入する。
 そこには最深部で、巨大戦車型ヴァンツァーであるミドガルオルムが鎮座していた。
 そして、軍の上空部隊へ向けて、再度マイクロウェーブ砲が放たれる。
 間近でその威力を見せ付けられ、撤退してしまうアルベルト。

 本拠地の陥落はならず、作戦は失敗。敵も味方も痛みわけで終わる。
 アルベルトらはミドガルオルムに対抗するため、超装甲のカスタムヴァンツァーに搭乗していたサカタに出会うため、一度アルハリへと向かう。{その前に、使わなくなったキャリアー返してやれよ}
 ダハーナ砂漠にて、前回同様、巡航ミサイルがアルベルトを狙う。
 またも彼の危機を救ったのは、あのシールドヴァンツァーであった。
 シールド工学の博士であるサカタは、アルベルトとブレンダに乗せられて、そのビーム砲を確かめるため、一目散にキャリアーへ乗り込んでくる。{アルベルトを置いていきそうになるほどに}

 再び、ロシア領シビルスカへ。
 軍では、これを最終作戦とするため、総攻撃の準備をする。
 ミドガルオルムを倒せなければ、制空権を保てず敗北するかもしれない。
 この国の未来は、アルベルトとサカタの両肩にかかっていた。



124:[SFC]FrontMission Gun Hazard
07/09/16 14:18:31 4yao0nAm0


 そして、総攻撃が始まった。
 先行隊が開いた血路を抜け、シヴァルツ要塞へ、最後の突入をかける。
 果たして、前回と同じくミドガルオルムは待っていた。
 「ロシア軍や傭兵供が実験台となり、素晴らしい兵器が完成した」「ソサエティ兵器開発チームも、これで一躍昇進」「殺害命令を受けた貴様を殺せば、更にボーナスだ。死ね!」
 流石に基地内部を考えてか、全力でのビーム砲は出せないようだ。
 しかし、その分連射性が高く、それだけでもヴァンツァーを一撃で葬るだけの威力があった。
 「素晴らしいな」「感心している場合じゃない」「マイクロウェーブ砲なら、95%効果を消せるわい」
 ミドガルオルムから、ヴァンツァーのセンサーすら眩むような閃光が放たれる。
 「ハッハッハ。塵も残らねえぜ・・・・! なにぃぃぃ!?」
 周囲が焼け焦げるなか、両足でしっかりと立ち続ける両機。
 チャージングは、それほど早くできない。
 それを見抜き、最速でミドガルオルムへ接近するアルベルト。
 敵の小回りが効かないことも見抜き、敵真下からアッパーバルカンを全弾射撃する。

 装甲が弾けとび、中の機械が火花を散らし、無残に蜂の巣とされたミドガルオルム。
 その様子を眺めていたフェルダーが、ミドガルオルムを自爆させる。
 そこへジェノスが現れ、二人が兄妹だったのが分かる。
 会話から推測するに、二人は何かを成し遂げるため、戦場での力を求めたという。
 やがて、制空権を確保したロシア軍が基地へ爆撃をかける。
 それ以上のことは分からず、アルベルトはサカタと共に帰還するのだった。



125:[SFC]FrontMission Gun Hazard
07/09/16 14:28:07 4yao0nAm0
<次回予告を兼ねて>
はい、どーもです。ガンハザード書いてる人です。

・・・段々とSTAGE数を増すごとに、異様に文量が増えてるなw
しかも、ところどころの戦闘シーンで、イベントがないのにあるよーに書いてるし。
どうにも週末では終わらなさそうです。
でもって、この後マチュピチュ、シドニー、センチネル、アトラス、エンディングと更に文量が増えそうです。
ぶっちゃけ、この執筆ペースじゃ来月までかかりそーですw

とりあえず、書き続けますが、そこで皆さんに質問です。
内容をコンパクトにした方がいいか、このまま増加傾向で良いのか、どちらがいいか意見をお聞かせください。
(コンパクトにしたからといってペースが上がるわけでもないですがww)
よろしくお願いします。


126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 14:44:11 g75oLa7r0
いっこうに構わん!

127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 17:55:04 pBYeeRTr0
読むのが面倒スレじゃないし、面白いからもっと頑張れ

128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 18:03:24 5Lg+3QYJO
面白くなければ、
即叩かれることになるだろうけど、
それでもいいなら、自由に書いて構わないんじゃない?

129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 20:03:07 Ct21Xt+o0
・スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2 に関しては
そのサイトのご迷惑になるので詳細を明かせませんが
テキストサイトにくわしいキャラのやり取りが明かされていますので
そちらを見るとわかります。
興味のある方は検索して探して見ることをおすすめします。

130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/16 21:17:56 0x0UJ8S9O
>>119
行ってきた
阿鼻叫喚の地獄絵図ってやつかな

131:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/17 06:50:36 BlYfYTUA0
コンパイルハートは評価を不動の物にしたなw
アガレストが楽しみだ

132:テイルズオブジアビス
07/09/18 00:50:30 yN+nXvKW0
未解決にあったテイルズオブジアビスのサブイベント「セシルとフリングス」です。
出来ればまとめwikiで本編を読んでからお読み下さい。後半部分の記憶が若干怪しいです。


キムラスカ軍の軍人であるジョゼット・セシルと、敵国マルクトの軍人アスラン・フリングスの恋物語。
戦場で互いに敵として出会ったセシルとフリングス。
最初の印象は最悪であったが、その後セシルは捕虜としてフリングスの指揮下に入る事になり、二人は徐々に親しくなっていく。
(フリングスが捕虜を虐待する自軍の兵士からセシルを助けたり、セシルが魔物からフリングスを庇う…というイベントはあるが、
 あくまでサブイベントのため二人の恋の詳しい経緯は語られない)

しかし休戦協定が結ばれ、自国に戻る事になったセシルはルーク(主人公)を通じてフリングスに短刀を送る。(女性から男性に短刀を送るのは絶縁の証)
それに対しフリングスは諦めきれずに手紙をルークに託し、セシルはどうしても納得してくれないのなら、と自らフリングスに会いに行く。
そこで明らかになるセシルの頑なな態度の理由。
セシルの叔母・ユージェニーは、マルクト・キムラスカ両国による戦争が勃発する直前にマルクトに嫁いでいた。
その為、戦争が始まってからは売国奴という汚名を着せられ、あげくセシル家は爵位を取り上げられてしまったのだ。
セシルが軍に入ったのも家を復興させたいという考えから。だからこそ、自分がマルクトに嫁ぐ事はできない。
しかしセシルの言葉を聞いてもなおフリングスはセシルの気持ちが変わるのを待っていると言い残し、形見の指輪を渡しその場は去る。

133:テイルズオブジアビス
07/09/18 00:51:18 yN+nXvKW0
その後、指輪を彼に返しておいてください→気持ちだけでも受け取って欲しい→受け取れ(ry
みたいなお使いイベントをこなし、そんな事をしてる間にマルクト・キムラスカ間で平和条約が締結。
実はセシル少尉の従姉弟だったパーティメンバー(ガイ・セシル。ユージェニーの息子)の口添えもあり、今度は二人の結婚が平和の証となるように、との事で国王の承認を得て、二人は晴れて婚約。
セシルはフリングスに送る花婿衣装の話をしてくれたり、幸せいっぱい。

しかし、悲劇は突然訪れる。キムラスカとマルクトの戦争を望む者に作られたレプリカ軍に襲われ、フリングスは結婚を前にして死んでしまう。
その死をセシルに伝えに行くと彼女は、軍人だから覚悟は出来ていた、と気丈に振舞おうとするのだった。
(レプリカ…コピー人間。レプリカ元と外見は瓜二つだが、記憶は受け継いでいない。ここでのレプリカは、刷り込み学習で言語は扱えるが、感情が欠落している)

ストーリーが進み、世界人類の総レプリカ化を望む敵方は更に多くのレプリカを生み出す。その中にはフリングスのレプリカの姿もあった。
結局フリングスのレプリカは死を迎えるが、その後誰もいなくなったレプリカの死に場所にセシルが現れる。
フリングスを見たと聞いて、と話すセシル。それに対しレプリカは記憶を持たない、フリングス本人では無いと告げる。
しかしセシルは、それでもよかった、レプリカでもいいからこの服を着て欲しかった、と以前に話に上った花婿衣装を取り出す。
弱気になり、悲観的な言葉を吐くセシルに対し、ガイはフリングスが最期に残した言葉「彼女に祝福あれ」を出し、フリングスはセシルの幸せを最期まで願っていたと話す。
その言葉にセシルは元気付けられ、礼の言葉と共に、ガイに持っていて欲しい、と花婿衣装を渡してその場から去っていった。


以上です。従姉弟とか急に平和条約締結…とかはあくまで本編の流れありきなので、何だか抜き出すと唐突に見えてしまう。
その後セシルについてのサブイベントはありませんが、本編でたまに出るのを見る限り、また軍に戻っているようです。


134:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/19 00:25:16 xbHTBAFQ0
BAROQUE▲SYNDROME予約

135:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/19 00:40:28 1ZgvWYfE0
「少年ヤンガスと不思議のダンジョン」お願いします

136:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/19 01:02:26 eJHnzf1f0
ペルソナ3 フェス後日談をお願いできないでしょうか?
ペルソナ3の方は要約作業も進んでいることが検索でわかったんですが

うぃきより少し詳しいぐらいの簡単さでいいのでお願いします。
主人公が完全に死亡確定なのかとか 知りたいです。

137:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/19 01:30:16 4VSoMZI50
死んではいないけど、封印維持に魂を使ってる
植物状態やね

138:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/19 01:56:55 HEPFDvlq0
体焼却済みなんだから死んでるだろ

139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/19 13:02:18 yrd+BQ7uO
wikiの真・女神転生の最後の所間違ってるね
真2は1のLAWエンドになった後の世界だよ

140:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/20 00:14:59 Ctzylzwq0
>>139
「2がロウエンドの後の世界というのは誤解で、どのエンディングからでも2につながる」
と製作者が雑誌かなんかで発言してる

ロウエンドだとそのままロウが台頭。
カオスエンドだと一旦は強いものが幅を利かす無秩序な世界になるも、弱いもの達がロウに身を寄せた結果ロウが台頭。
ニュートラルエンドだと主人公たちが人々を導けば変わったのかもしれないけれど
主人公がエンディング後になにもしなかったので結局カオスエンドと同じ道をたどる。

141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/20 12:42:06 gMNSvfLn0
ゼロヨンチャンプRR-Zのストーリーきぼんぬ

142:武勲の王者
07/09/20 21:29:35 1C+q+1Jn0
未解決からアスキーのPC-98ソフコン作品、武勲の王者を簡単に。


ある嵐の晩、棺に入った女とその息子が浜辺に打ち上げられ、とある漁師に救われた。
寂しい生活を送っていた漁師は事情を詮索する事はせず、女と子供を迎え入れた。

3人は5年の月日を本当の家族のように過ごした。
いつしか漁師と女は愛し合い、遂に結婚式を挙げる事となった。
少年は幸福を噛み締めていた。その晩までは……。

突然の闖入者。それは素人ではない、本物の暗殺者だった。
漁師は成す術なく切り伏せられ、女はさらわれた。少年一人が残された。
最期の時に漁師が告げる。闖入者は王家のアサシンだと。
女が持っていたペンダントは王家の証。漁師はその事に気付いていた。
だがそれを言ってしまえば、3人の築いていた家庭は砂上の楼閣のように消えてしまう。
どうしても言い出せなかった。すまない……。息を引き取る漁師。
「父さーん!」

少年の心には拭い去れない憎悪だけが残った。母を捜して当て所なく彷徨う少年。
彼を拾ったのは王国最強のアサシン、ダガ。ダガの元で腕を磨く少年。
殺せ!殺せ!殺せ!いつしか少年の心から優しさは消え、冷酷無残な暗殺者へと成長していった。
少年は青年となり。憎悪とダガへの敬意、そして比類なき残酷さと殺人技術だけがその青年―ベルセスに残った。

ある日。ベルセスはダガより初めての殺人任務を言い渡される。
それはアマゾネスの村を襲い、秘宝を奪うこと。
途中アーギッシュという怪力だが知能は極端に低い大男を篭絡し、ベルセスはアマゾネスの村に辿り着く。
村を守る美貌のアマゾネス・サイヤを軽く蹴散らし秘宝を奪うベルセス。

「ふ・・・男を知らずに死なせるには惜しい体だ。」
ヤリチンっぽいセリフを吐いているがベルセスは童貞である。知ったか乙。

143:武勲の王者
07/09/20 21:32:50 1C+q+1Jn0
ベルセスの強さに惚れたサイヤ、妹を殺された侍キリュウなどを仲間にしながら旅は続く。

やがて明らかになる真相。漁師を殺すよう仕向けたのは、誰あろうベルセスの恩人・ダガだったのだ。
ダガはかつて魔界から現世に現れた人外の存在だった。
彼は現世で訪れた王国の皇女に一目ぼれをした。
そして王国の脅威を取り除けば皇女と婚姻させてくれるよう、王に嘆願したのだった。

王は承諾しダガを利用したが、いざ王国の脅威が無くなるとダガの大きすぎる力が怖くなった。
王はダガの求婚をはねつけたが、ダガは諦めなかった。
雨に姿を変え皇女の寝所に押し入ったダガは、力づくで皇女を犯した。
その時に出来たのがベルクス。ベルクスはダガの息子だったのだ。

捜し求めた母は、ダガの力により永久に言いなりになる存在―アンデッドへと変えられていた。
憎悪と悲しみに打ちひしがれるベルセス。そんな状況で、彼の心を支えたのは仲間たちの存在だった。

自らの命を省みずベルセスを助け、死んだと思われてもなおベルセスの危機に駆けつけたアーギッシュ。
ビビリのベルセスから逆レイプで無理やり童貞を奪い、愛という感情を見せつけたサイヤ。
キリュウの妹の婚約者であり、五体をバラバラにされながらもダガ腹心の悪魔と刺し違えた詩人・オルペオ。
戦闘要員キリュウ。

ベルセスの凍てついた心は少しずつ氷解し、人の心を取り戻した彼は、本当の強さを身に付けていった。
ダガは善心と悪心、二人の存在に分かれていた。善ダガの力を借り、悪ダガのとの最終決戦に望むベルセス。
漁師の父、優しかった母、オルペオ。果てしない死闘の末、死んでいった者達への思いを込めた一撃がダガを貫いた。
復讐は終わった……。

アーギッシュは故郷に帰り、子供達に武勇伝を聞かせ過ごした。
サイヤもまた故郷に帰り、ベルセスと添い遂げる日を夢見て己を磨いた。
キリュウはオルペオと妹、二人の霊を弔ったのちに行き先知れずの旅に出た。

そしてベルセスは二度と悲劇を生まないため、全ての災厄を根絶するために、ダガの故郷・魔界へと旅立っていった。
彼こそが武勲の王者、後のバンパイアハンター・エドキィオなのだが、それはまた別の話……。

144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/20 21:44:38 6IxdT+Yi0
>その時に出来たのがベルクス。ベルクスはダガの息子だったのだ
ベルセスでいいんだよな?

145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/20 21:51:12 1C+q+1Jn0
そうだw
ベルクスだとディスカウントストアになっちゃうな

146:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/21 03:10:29 1pjqXCK10
☆第9話『生き人形』part11

事務所に戻った三人娘は美和から、時人が蘭丸を発見したことを伝えられる。
そこに、時人と共に蘭丸が無事な姿で現れる。
蘭丸は、国井の家の地下に閉じ込められていたのだという。

三人娘は時人に、捜査状況を報告する。
岸部音楽院女子寮15号室の4人に仮面舞踏会を紹介した人物こそが、一連の事件の真犯人ではないか、と自分達の推理を話す。
すると時人は、その人物と大輔はそれぞれ別の目的を持ちながら協力していたのではないか、と推理する。
大輔は時人に復讐することを目的とし、真犯人は何らかの理由で女子寮15号室の4人を殺すことを目的としていた。
同じ殺人を目的とする者同士が、ターゲットこそ違えど手を組んだ可能性がある。
これで事務所に無関係の人間が殺されたのか、という疑問に対し、一つの回答が示された。
事務所に対して恨みを持っていたのはあくまで大輔であり、真犯人の目的は事務所とは無関係のところにあったのだ。

翌日三人娘は大輔から話を聞きだすために、志保身そっくりな姿をしている千鶴一人で大輔に面会することを考える。
千鶴が病院に行くと、回復した大輔がちょうど退院するところだった。
大輔は千鶴に対しこれまでの自らの行為を侘び、事務所メンバー皆に謝りたいという。
そんな大輔を、千鶴は優しく大城家へと連れて行く。

大城家には、先に巴と滋乃が到着していた。
千鶴がやってくるまでの間、巴と滋乃は時江と国井のことで話し込んでいたようだ。
巴達に対し時江は、話し相手になってくれたお礼にとレモネードを勧めてくる。
そして時江は千賀子に、レモネードを作り紅茶を淹れるよう指示する。
巴達はレモネードを、体調を悪くしているという時江は紅茶を飲みながら歓談を続けることにする。

巴と滋乃を置いて、千鶴と大輔は大城家の2階に在る書斎に入ってみる。
これまで書斎には内側から鍵がかかっており入れなかったのだが、大輔がロープを使って1階から書斎の窓にのぼり部屋に侵入、鍵を開けたのだ。
そこの書斎に立ち込める古い本の匂いが、病院にやってきた本を抱えた幽霊志保美の匂いと同じだと大輔は言う。
だが、大輔によると志保美は写真機一筋で本に興味が無かったらしい。
そこで二人は、その幽霊志保美が何者かの変装だったのではないかと考える。

相変わらず話し続けている巴と滋乃を置いて、二人は岸部音楽院に向かう。
事務局員によると、秘書三井は生徒に『アードゥア』というあだ名で呼ばれているそうだ。
たまたま居合わせた河村須美子に、『アードゥア』の意味を知らないかと訪ねると、イ長調を表す音楽用語だと教えてくれる。
そして、昨日貴子からもらった楽譜を見てみると、それはイ長調の音楽だった。
つまり、15号室の4人を舞踏会に招待した人物は、岸部音楽院理事長秘書の三井だったのだ。
(*三井のあだ名が『アードゥア』、イ長調である理由は、イ長調の曲の譜面には♯が3つ付くから。
つまり♯を音楽記号の井に見立て、井が三つで三井。)

147:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/21 03:12:45 1pjqXCK10
☆第9話『生き人形』part12

女子寮の15号室に行ってみると、貴子は授業中らしく不在だった。
そこで勝手に部屋に入って窓の外を眺めてみると、そこから理事長室に向かう暢と、それに付き添う帽子を被った女性の姿が見えた。
彼女が三井なのではないかと考え、もっとよく見ようと窓から身を乗り出そうとしたところを、帰ってきた貴子に止められる。
貴子は三井のことを恐ろしい人間と言い、彼女と理事長は金の亡者だと断言する。
そして、岸部音楽院では不正入試や単位の売買といった悪事がまかり通っていることを暴露する。

殺された三人は成績が良くなかった。
そんな三人に三井が単位の売買を持ちかけている場面を、貴子は目撃していたのだ。
だがその三人は口が軽く、単位の売買という不正を行ったことすらぺらぺら喋ってしまう性格だった。
貴子は自分の想像だと前置きした上で、三人は舞踏会会場で単位の売買を他の参加者に喋ってしまい、そのために三井に殺されたのではないかと話す。
また、三人のルームメイトである自分も三井に監視されていると感じており、怯えていたのだ。
この話を聞いた千鶴は、舞踏会場で美和の仮面を被って死んだ女性は貴子の身代わりに死んだのではなく、
三人から単位の売買を聞いてしまっていたために殺されたのだ、と確信する。

次に二人は浅草署へと向かう。
諸星から、生き人形仮面は変装用として裏社会でよく使われていることを聞かされる。
おそらく国井も、裏社会からの仕事を引き受けていたのだろう。
また2年前、葉山紀夫が逮捕された際も、犯人の紀夫が行き人形仮面を身に着けていたことを教えられる。
また栗山によると、国井の家はまるで迷路のように入り組んだつくりになっていたそうだ。

二人は更に、葉山紀夫が服役している刑務所へ脚を運ぶ。
紀夫との面会を喜ぶ大輔を見守りながら、千鶴は紀夫に話しを聞く。
どうやら暢は紀夫に岸部音楽院理事長の座を継がせたかったらしく、
彼が志保美と結婚する為に家を出たことに激怒したという。
ただ、紀夫は現在の暢の秘書、三井という人物については何も知らないらしい。

その後二人は、事務所へと帰る。
大輔は蘭丸と時人に会うと、これまでの自分の行いを率直に謝罪する。
そして、自分が時人を殺そうと決意した理由は、志保美が死んだ翌朝彼を迎えに来たという偽志保美に、
「お父さんの敵を取りましょう」と何度も言われているうちに殺意が沸いてきたのだという。
だがその志保美の顔がどんな時でもピクリとも変わらなかったので、
大輔は会った当初からこの志保美が偽者なのではないか、と内心で思っていたようだ。
時人と千鶴は、真犯人が志保美の生き人形仮面を被り大輔を煽動したのではないか、と考える。

千鶴が大輔を連れ大城家へ行くと、巴と滋乃、時江、千賀子がソファーに倒れこんでいた。
どうやら何者かによって睡眠薬を飲まされてしまったようだ。
四人を病院に連れて行き大事無いとの診断を受けたあと、大城家の警備を諸星に頼み、この日の捜査は終了することにする。

148:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/21 03:13:13 1pjqXCK10
☆第9話『生き人形』part13

三人娘は事務所でこれまでの調査の結果を整理する。
そして、大城家で起こった睡眠薬騒動は、
時江が引き起こした自作自演だったのではないかと推理する。
睡眠薬が入っていたレモネードを勧めたのが時江であること、
薬はレモネードの原液にあらかじめ仕込んでおけばいいこと、
時江だけ事件発生当時違う飲み物を飲んでいたことなどがその根拠だ。

時江は、自分も被害者であるように立ち回ることで自らに疑いが向けられることを避け、
さらに巴たちが眠っている間に音楽院へ脚を運んでいたのではないか、と千鶴は言う。
また、音楽院の理事長が暢であり、三井はその後継者である女性ということから、
三井=時江、つまり大城時江こそが一連の事件の真犯人なのではないか、と予想する。

事務所の入っている「守山ビル」の1階に在る、美和の経営する「守山美術」。
そこに行くと、川沿い桜を描いた絵が飾ってあった。
従業員の藤堂弥八郎とその絵について話すうち、件の赤桜の話になった。
藤堂は、赤桜は自殺が多い呪いの桜などではなく、人間の潜在意識を利用した殺人の名所なのではないかと話す。
自殺の名所とされる所に他殺体を置けば、世間にはそれも自殺体であると考えさせることが出来るのだ。
藤堂の話を聞いた千鶴は、赤桜は葉山紀夫ら裏社会の人間が利用している死体置き場なのではないか、と考える。

大城家で諸星に、睡眠薬騒動についての調査結果を聞く。
レモネードの原液からは、睡眠薬は検出されなかったらしい。
つまり、レモネードが作られた段階で睡眠薬が混入されたと考えれられるのだ。
睡眠薬を仕込んだのは、時江ではなく千賀子なのだろうか?
それに、千鶴は巴たちが眠っている間、音楽院で三井の姿を目撃していた。
つまり、時江も睡眠薬を飲んでいたとなると、三井=時江という推理は成り立たなくなる。

書斎では、栗山刑事が書斎の検分を行っていた。
書斎にあったロープを、睡眠薬事件の犯人が使ったものではないかと栗山は推理する。
しかし、それは大輔と千鶴が書斎に侵入する際に用いたものだった。
そして、栗山から書斎にはありとあらゆる指紋が残されていなかったと聞かされる。
在るべきはずの大輔の指紋まで消えていることに、千鶴は不信感を覚える。

149:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/21 03:15:03 1pjqXCK10
☆第9話『生き人形』part14

指紋が消えた理由を探る為、大輔に書斎の掃除をしたかどうか訪ねる。
しかし大輔は書斎の掃除なんてしていない、と答える。
そのまま大輔と話すうち、大城家の屋上には上水道の水をためておく貯水タンクが在ることを聞かされる。

千鶴は諸星に、屋上の貯水タンクを調べるよう進言する。
すると、彼女の予想通りタンクの中から睡眠薬の反応が出た。
睡眠薬は、貯水タンクの中に仕込まれていたのだ。
しかし、そうすると時江の飲んだ紅茶も貯水タンクの水を沸かして淹れられたものであるため、
必然的に彼女も睡眠薬を飲んでいたことになる。

かつて薬剤師の勉強をしていたという千賀子に、睡眠薬について訪ねる。
彼女によると、睡眠薬の中には熱が加わることでその性質を失うものが在るらしい。
そして睡眠薬騒動の時、巴と滋乃と千賀子は冷たいレモネードを、時江は熱い紅茶を飲んでいた・・・。

病院で看護婦達に、偽志保美が持っていたという分厚い本について尋ねる。
どうやらその本は、英語の辞典らしきものだったらしい。

音楽院の事務局に行くと、河村須美子がいる。
彼女によると、学院の理事長が引退し、後継者に道を譲ることが正式に決まったという。
そしてその後継者は、三井ではない別の女性だという。
その女性が時江という名前ではないか、と尋ねるも、須美子もそこまでの情報は持っていなかった。

刑務所で、葉山紀夫と面会する。
彼は2年前の逮捕されるきっかけとなった事件の際、国井皓の造った生き人形仮面を着けていたようだ。

大城家で、警察から睡眠薬についての検査結果を聞かされる。
やはり貯水タンクの中にあった睡眠薬は、熱でその効果を失う種類のものだった。
ここまで来て、ついに三人娘は事件の真相に辿り着く。

150:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/21 03:19:39 1pjqXCK10
☆第9話『生き人形』part15

事務所に行くと、時人から偽志保美を捕まえに行く、と聞かされる。
どうやら彼も、真相に辿り着いていたようだ。
一同は大城家の書斎へ向かう。

書斎の本棚から、時人は一冊の英語の辞典を取り出す。
そして、辞典を開いてみると中が繰り抜かれており、志保美の生き人形仮面が隠されていた。
これまで捜査の中で浮かび上がってきた志保美像は、紀夫の無実を証明しようと奮闘する女性であって、
「自殺する」ようなタイプの女性ではなかった。
そして、今回の事件の真犯人は志保美の生き人形仮面を利用して大輔を煽動していた。
つまり、志保美は自殺ではなく今回の事件の真犯人によって殺されたと考えられる。
また、その際犯人は大輔も一緒に始末しようとしたのだが、幸いにも大輔については未遂に終わったのだ。
志保美は紀夫の無実を証明しようとする調査の中で、生き人形師国井皓の存在を発見してしまった。
それ故、国井の存在を世間や警察の目から隠しておきたい真犯人によって、彼女は殺されてしまったのだ。

志保美殺害についての推理を披露した後、時人は真犯人を逮捕する為、といい一同を仮面舞踏会場へと引き連れていく。
会場で、時人は美和をパートナーにダンスを披露する。
その時、仮面を着けた女がナイフを振りかざし時人に向かって突進する!
しかし、会場には時人の指示により大勢の警官が潜伏していた。
仮面の女はあっさりと取り押さえられる。
そして、その女は大城時江だった。

時人は、大城時江を現行犯逮捕するために仮面舞踏会を利用したのだ。
そして、一連の事件についての推理を披露し始める。
大城暢は、かつては息子の大城紀夫、つまり葉山紀夫に学院理事長の座を譲るつもりだった。
彼としては理事長の座を早く降り、直己の事業拡大支援に専念したかったのだ。
しかし紀夫が家を出た上逮捕されてしまった為、別の人間を後継者にする必要が出てきた。
そこで浮上してきたのが三井という存在だった。
これまで大城暢は学園で単位の売買など様々な不正を重ねてきており、不正の実行役となっていたのが三井だった。
しかし、三井を後継者にするにあたり、問題が発生した。
それは、三井が架空の存在だということだった。
万が一学院の不正が公になった際、時江に累が及ばないよう、暢は彼女に三井という架空の人物を演じさせていたのだ。
やはり、時江=三井であるという、三人娘の推理は正しかった。
ちなみに、繊維工場跡で貴子を襲ったのも、やはり不正の発覚を恐れた時江だった。

151:続・御神楽少女探偵団~完結編~
07/09/21 03:22:17 1pjqXCK10
☆第9話『生き人形』part16

この事件の発端は、紀夫が逮捕され、志保美が事件の調査を始めたことだった。
調査の過程で、志保美は生き人形仮面と、国井皓という存在に辿り着く。
彼女は国井の家を突き止め、家の写真まで撮ってしまったのだ。
国井は、紀夫以外にも多くの犯罪者に対して変装用の仮面を提供する、裏社会の人間だった。
裏社会の人間が、素性を表の人間に知られてはならない。
そこで、自分の素性が志保美に知られたことを悟った国井は時江に、葉山志保美・大輔親子殺害を頼んだ。
国井の恋人である時江は彼を守るため、二人を隅田川に誘い出し、川へと突き落としたのだった。

しかし、時江と国井にとっては不運なことに、大輔は一命を取り留めた。
さらに、国井の家を撮った写真は大輔が持っている上、大輔は自殺未遂者として警察に保護されている。
さらに、紀夫の事件の際、時人は国井皓の素性を薄々察知していた。
大輔の持つ写真が万が一名探偵である時人の手に渡ったら、国井は破滅だ。
そこで、時江は大輔を利用し、時人と大輔を共に抹殺する方法を考えた。

まず手始めに、志保美の生き人形仮面を利用し時人に復讐するよう大輔を煽動する。
次に後藤緒羽子ら4人を殺害し、死体に事務所メンバーの生き人形仮面を着けることで、
事務所に恨みを持つものによる無差別殺人の可能性へとミスリードする。
ちなみに、後藤緒羽子らが「被害者」として選ばれた理由は、やはり学院の不正を隠蔽する為、
不正に関わっていた緒羽子ら3人と、仮面舞踏会で3人と接触していた女性を殺害するよう、暢から依頼されていたためだった。
本来は3人のルームメイトである貴子も殺す予定だったのだが、貴子は真面目で舞踏会にも全く来なかったため、殺害するチャンスが無かったという。
その後、大輔に時人を殺害させ、同時に接着剤の毒で大輔を始末しようとしたのだった。
そして時江は一連の犯行を認め、警察に連行されていった。
後日、大城暢は贈収賄の罪で逮捕されたものの、逃亡した国井皓の行方については杳として掴めなかった。

第9話『生き人形』END

152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/21 09:32:03 p6edgw0w0
>>8のエコーナイト2について。
予告があるようですが、書かせて頂いてもいいでしょうか?
このゲーム、大好きなので・・・

153:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/21 12:16:34 vIJvmRQa0
もう3ヶ月経つし良いんじゃね?
個人的に一月以上放置してる奴は書く気がないと思うし
書く余裕がないなら、それこそ他の人に任せるべき。

154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/21 12:33:49 p6edgw0w0
>>152です。
では、まとめ次第投下させて頂きます。

155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/21 13:26:33 BxhB9kD2O
クライシスコアとレヴァナントウイングをよろしく

156:エコーナイト ◆jfRSwSCiF6
07/09/21 15:10:24 p6edgw0w0
まとまったので、投下させていただきます。

主人公のリチャード(前作と同姓同名同い年だが別人)の恋人、クリスティーナが失踪した。
彼女の手掛かりを求め、大学の図書館へ向かったリチャードは、そこでクリスティーナに瓜二つの女性(ジェシカ・
クランシー)の写真が載った本を見つける。
閲覧記録には、クリスティーナがその本を見たという記述があるので、孤児で記憶を失っていた彼女は、
その自分にそっくりな女性の手掛かりを求めて失踪したのだろうとリチャードは推測。彼女の足取りをたどる。
しかし、視界が悪い道を車で運転していたため、倒れていた巨木に気付かず事故る。

リチャードは不思議な夢を見た。血のように赤い髪の女と男が、「クリスティーナがいれば・・・」と
物騒な会話をしている・・・。
男は「その前に、確かめさせてもらおう」と、赤い髪の女の額を銃で撃つ。
目を醒ますと、側にはブライアンという男がいた。どうやら、彼がこの館まで運んでくれたらしい。
電気がつかないので、リチャードが配電盤のカギを探すことに。
少し離れると、夢で赤い髪の女と男が話していたと思われる場所が・・・。
進んで行くと、ガラスの棺の中で動かないクリスティーナ(?)を見つける。が、現時点ではどうすることもできない。

ある部屋に入ると、チェストが独りでに動いている・・・!?
ロウソクの火をつけると、黒い影のような少年が見えた。少年に話し掛けると、過去世界にワープ。
生前の少年がいた。チェストのカギを入手すると、現代に戻される。
少年が魚のエサを取り、空になっている水槽にエサをやって昇天する。
その後、夢で殺されたはずの赤い髪の女が登場し、「階段を降りて西。そこに、その子を殺した犯人がいるわ」と言って
去っていく。
(※前作同様、このように霊たちの願いを叶えることで昇天させることが出来ます。
ただし、今作は一人も昇天させない状態でクリアしないと見れないEDがあります。また、タイミングを間違えると、
二度と昇天させることできなくなるので、難易度は前作よりも上がっています。
後半はストーリーに関係あるところだけ抜粋します)

157:エコーナイト2 眠りの支配者
07/09/21 15:13:36 p6edgw0w0
すいません、名前欄間違ってトリップしてしまいました。

魚のエサの下から配電盤のカギを入手し、電気をつけようとすると、少女の魔物(悪霊)が現れる。
銃が効かないと悟るや、ブライアンは近くの小部屋に隠れて中からカギを掛けてしまう。
残されたリチャードが電気をつけると、魔物は顔を覆って消えてしまう。どうやら、光が弱点らしい。
「あんなのがいるなんて冗談じゃない」と、逃げ出すブライアン。
正面玄関まで追いかけると、再びあの魔物に襲われ、命を落としてしまう。
どうやっても玄関は開かない。リチャードは、赤い髪の女の言う通り、西を目指す。

バーラウンジの新聞を取ると過去の世界へ。
飛行船で、女の子が泣いている・・・。「クマさんがいなくなちゃった。ジェシカちゃんのなのに、どうしよう・・・」
ぬいぐるみを見つけてあげると、両親の元へ行く女の子。
両親の会話から、この女の子の名前はレベッカと言い、双子の姉妹であるジェシカは体が弱いらしい。それで、今日の
家族旅行にも来れなかったようだ。悲しむ妻に「この子たちの人生はこれからだ。悲観しちゃいけない」と言う夫。
その時、飛行船が炎上し、墜落してしまう・・・。
現代に戻り、さっき拾った新聞には、その事件のことが書いてあった。あの家族は死んでしまったようだ・・・。
(レベッカの遺体だけ見つからない?)

コックの霊やかくれんぼのオニの霊、カップルの霊(耳コピでピアノを弾かねばならないので、音痴には難しい)
を助け、中庭の西へ。隅っこの墓に近付くと、魔物が犬の魔物を操って現れる。墓に触ると過去世界へ。
さっきの魔物にそっくりの少女が、ディーノという犬を探していた。近くの倉庫に入ると、なぜか閉じ込められる。
そこでリチャードはディーノを発見。倉庫から脱出すると、戸口でディーノが騒ぐ。
中庭に出ると、少女が胸を刺されて倒れていた。「そんな・・・お兄様が・・・」と呟く。
「ディーノと・・・私と・・・友達に・・・」と、ディーノとおそろいのオパールの首飾りを託し、少女は絶命。
現代に戻り、魔物に首飾りを差し出すと、自分を思い出し、ディーノと共に成仏。(※ディーノは、自分の友達を殺した
のはアルバートであると分かっており、たびたびアルバートに反抗したため殺されました)
その際に落とした馬頭のフックで使用人控え室の隠し扉を開けると、生前の彼女の日記を入手できる。
そこには、(義理の)兄であるアルバートの豹変について書かれていた。
出ようとすると、ラジオから「私は・・・待ってい・・・湖の・・・南・・・波止場・・・教会・・・」
という声が聞こえる。

158:エコーナイト2 眠りの支配者
07/09/21 15:15:41 p6edgw0w0
中央廊下でズズズ・・という、何かを引きずるような音が聞こえる。反対側に廻ると、血の痕が・・・。
中庭・中央にて、ジョージという使用人に呼び止められる。ボートの小屋が開かないので手伝って欲しいとのこと。
ジョージのランプに触ると、波止場に閉じ込められる。あちこちを探っていると、湖から何かが流れてくる。
それは、ブライアンの死体だった。
「あーあ、見つかっちゃった」とジョージが戻ってくる。「屋敷は綺麗にするようにアルバート様に言われているんだ。
それと、知らない奴は屋敷に入れちゃいけないって。ジェシカ様を守るためだって・・・」
ピストルを持って追いかけてくるジョージにスプリンクラーを喰らわせると、火が消えて怯えて逃げていく。

ジョージが落としていったボート小屋のクランクを拾い、ボートを出す。
すると、血で汚れたクリスティーナのハンカチが出てくる。
リチャードは思い出す。以前、クリスティーナは倒れたことがある。その時、彼女は語っていた。
「同い年くらいの女の子と、毎日一緒に遊んでた・・・と思う」
そして、クリスティーナは苦しそうに咳をした。

遺跡に向かう。白衣を着たの魔物に襲われつつ、霊たちを助けていく。
その中の一人が、最近発掘された“魂の石”(石と言ってもナイフ)についてのスライドを見せてくれる。
何でもその石に命を捧げると、不老不死になるようだ。

嘆きの塔の屋上で、過去世界に飛ばされる。
魔物と同じ姿をした所長と、赤い髪の女と話していた男がいる。彼がアルバートだった。
アルバートは徐に“魂の石”を取り出し、所長を殺害。
「ジェシカ・・・今すぐ行くからな・・・」とアルバートは言い、現代に戻される。
所長の魔物に、彼女の父親の夢であった聖杯を渡し、成仏させる。

落ちている石盤で塔の仕掛けを解き、隠し通路へ。するとそこで、女のミイラを発見する。
「別たれた二つの魂が・・・」と伝承を言いながらアルバート登場。そして、彼の口から衝撃の事実が告げられる。
飛行船で会ったレベッカ。彼女がクリスティーナである、と。
そして彼女の双子の妹であるジェシカとアルバートは夫婦であり、ジェシカは重い病に苦しんでいる。
ジェシカを救うには、クリスティーナの命が必要不可欠だと・・・。
リチャードは背後からジョージに羽交い絞めにされ、催眠スプレーで眠らされる。

159:エコーナイト2 眠りの支配者
07/09/21 15:19:07 p6edgw0w0
目が覚めると牢屋に入れられていた。ジョージがリチャードを「悪い奴」呼ばわり。
ジョージの目を盗んで牢屋から出て閉じ込めるも、ジョージは怪力で牢屋を破壊し、リチャードを追いかけてくる。
逃走経路を開き、地下水路へ。追い詰められるも、ジョージは勢いをつけすぎて水路に転落。溺死する。
リチャードは地下水路を辿り、館の地下道にたどり着く。
小部屋を捜索していると、いつの間にか赤い髪の女が背後に。(良い行いをしているとやや好意的。悪い行いをしていると非難される)。
いつも通り、喋るだけ喋ると去っていく。
赤い髪の女が見ていた古びた本は、冒頭でクリスティーナが読んだとされている本の下巻だった。
その本によれば、実際に不老不死になった古代人も居るらしい。老いることも死ぬこともなく、また、負傷しても
瞬時に回復したという。「不死者」はその力を得るために「魂の半分」を生贄にしたとされており、その「半分」は
塔の地下に眠っていると言う。

ジョージが残したメモ帳に「ジェシカの部屋は東館」とあるので、そこを目指す。
東館は屋敷の本館らしく、使用人の霊たちがいた。そして、メイドの魔物がベルの音と共に襲ってくる。
ある老いた使用人の過去世界に飛ぶと、「あの方は私が屋敷に仕え始めたときから変わらない、若々しいまま」
と不思議そうにしている。
生前の老いた使用人(若い頃)にどいてもらうと、その奥には赤い髪の女がソファで眠っていた。
話し掛けると、「あなたの目は姉さんのものに似ている・・・出て行って、その目は嫌いよ」と言われる。

色々な情報を入手した。
メイド頭が「パティが急に辞めたから、忙しい」と愚痴っている。
アルバートの祖母から「アルバートはクロッカスが大好き」だそうだ。
捜索を続けていると、正面玄関に出る。そこには、霊と化したブライアンが外へ出たがっていた・・・。
ジェシカの主治医の妻が、「ジェシカ様はもう長くないと思う」と言う。
ジェシカの私室には、アルバートの義母がいた。ジェシカのためなら殺人も平気でするアルバートを止められなかった
ことを悔いていた。彼女の話によると、アルバートが心を開いているのはジェシカだけらしい。
ジェシカを目覚めさせるように頼まれる。

160:エコーナイト2 眠りの支配者
07/09/21 15:22:15 p6edgw0w0
仮面の部屋で過去に飛ばされる。アルバートに気付かれるので、仕掛けを使って隠れる。
「気のせいか」とひとりごち、アルバートは“魂の石”を見つめる。“魂の石”の赤い光は急速に失われていく・・・。
思い通りにならず、アルバートは苛立つ。
アルバートが仕舞ったカギを入手し、アルバートが出てきたドアに使用。
ベッドの下から手が出ている・・・。その先には、松の実。

現代へ戻り、ホームシックになっている少年の使用人に松の実を渡す。
すると、「それ、僕がパティさんにあげたもの・・・。お互いの大事な物を交換したんだ」と昇天。イヤリングを落とす。
どうやら、ベッドの下の死体=急に辞めたパティさんらしい。
現代の仮面の部屋の、同じ部屋に向かうと、メイドの魔物と対峙。イヤリングを渡すと成仏。
戻ろうとすると、友好的になった赤い髪の女が「急ぎなさい」と言い残して去る。

隠し階段を使い、屋根を伝って西館へ。(風が強い上に、落ちると即死)
書庫にはアルバートの父親がいた。彼はリチャードをアルバートと勘違いし(幻を見ている)、本を渡してくる。
3回指定された本棚に戻すと、正気を取り戻す。先代として屋敷の最後を見届けると決意したようだ。

書庫の奥には、月を眺めているアルバートが。
話し掛けると殺されそうになるが、過去世界に飛ばされる。
業を煮やすアルバートと、赤い髪の女の会話。アルバートによれば、「ジェシカはもう長くない」。
それに対し、赤い髪の女は「ジェシカさんは、あの棺の中よ。しばらくは持つわ」。
やはり、あの棺の中のクリスティーナそっくりの女性がジェシカらしい。
月が赤くなった時、ジェシカの双子の姉であるクリスティーナを殺す。
それがジェシカを助ける最後のチャンスだ、と赤い髪の女は言う。
その時は、これでジェシカの目を醒ませ、と赤い髪の女が机の上に何かを投げる。

現代に戻ると、アルバートが消えており、月が赤く染まっている。
机の上の覚醒の眼を取り、ジェシカの棺がある場所を目指す。
途中、魔物が全員いなくなったことをブライアンに伝えると、ブライアン昇天。
ジェシカを目覚めさせると、アルバートを止めるために行ってしまう。
(すぐに追いかけても廊下から消えている。本当に病弱なのか?w)
ちなみに、このタイミングで剥製の部屋に行くと、壁に掛かっていたライフルが一丁なくなっている。

161:エコーナイト2 眠りの支配者
07/09/21 15:24:47 p6edgw0w0
(以下、ベストEDの条件で書きます)
ラジオの声の主に会いに、教会へ向かう。奥の部屋のアイテムが仕舞ってある棚に近付くと、
アストラルピース(霊を昇天させた際に浮かんでいる紫色の球体。魔物を成仏させた時は出ない)を没収される。
この時、個数に応じてアイテムが貰えるが、全部は貰えない。
30個全て捧げると、ラジオと同じ声に導かれ、ワープする。

前作にも登場した霊能者が登場。(同一人物かは明確にされていない)
「この後に迫られる選択は、好きなように答えたまえ」と言われ、戻される。
床に落ちている彗星の本には、“魂の石”と双子に関する昔話が綴られていた。

『はるか遠い昔のことです。仲が良い双子の姉妹がいました。
可哀相な事に2人は生まれた時から決して治ることのない病に冒されていました。
一度発病すると、決して助かりはしません。そして、その時はまず妹に訪れました。
苦しみつづける妹の前にある男が現れ、言いました。
くるしいかね助かりたくはないかね。この石をあげよう。赤い月の日にこの石で君の姉さんを殺すんだ。
そうすれば、君はもう決して死ぬことはない。
妹は男に言いました。そんなことをしたくはないと。そんなことをして生きていたくはないと。
それを聞いた男は、微笑みながら去っていきました。
そして赤い月の日、姉妹の一人は死にました。
自ら命を絶った姉の手には、鈍い光を放つあの石が握られていました。
妹は泣きました。私はそんな生き方をしたくなかった、と。
全ては姉の望むとおりになりました。妹は永遠の命を手に入れたのです。
ひとりぼっちの妹は今でも探し続けています。姉は正しかったのか、その答えを教えてくれる誰かを』

162:エコーナイト2 眠りの支配者
07/09/21 15:26:44 p6edgw0w0
ボートの行き先に大時計台が加わっているので、そこを目指す。
アルバートが、双子は同じ病に掛かっていることを言う。
さらに追いかけると、「邪魔をするな!」とアルバートがライフルで攻撃してくる。
急いで最上階まで行くと、クリスティーナと再会を果たす。
が、アルバートに撃たれ、動けなくなるリチャード。絶体絶命のピンチかと思われたが、赤い髪の女がアルバートを撃つ。
「私はあなたに聞いたはずよ。何を犠牲にできるのか。あなたは全てだと答えたわ。
でも、まだ残っているものがある。それは、あなたの命・・・」
アルバートにトドメを刺す女。
「あなたも姉さんと同じ。自分が犠牲になったつもりで、結局は自分の思い通りにしたいだけ・・・
運命を捻じ曲げることを・・・」
女の後を追い、話し掛けると、「これで彼女を救いなさい」と、“魂の石”を差し出す。リチャードは受け取らない。
「他に道はないのよ? さあ・・・」。それでも、リチャードは受け取らない。
女はホッとし、「出てきなさい! どうせまた見てるんでしょ!」と言う。すると、霊能者が空中に現れた。
彼の話によれば、赤い髪の女は、誰かが運命を受け継ぐ(新たな不死者が現れる)まで死ねないらしい。
しかし、彼女はただ、姉の行いを正しいと証明してくれる人が欲しかっただけだった。
それも、やっと見つけることが出来た。「こんなもの必要ない!」と、霊能者に“魂の石”を投げる。
霊能者は驚いた様子もなく、「君たちは実に面白い」と笑う。
「君たちが安らかな死をまっとう出来るように・・・」(ウロ覚え)と言い残して消える。
すると、“魂の石”が砕け、赤い光が肥大していく。
「死ぬ? 私が?」と笑い、女はリチャードを逃がす。
時計台が空に吸い込まれ、月が元通りの月になる。

ジェシカはリチャードとクリスティーナの誘いを丁重に断わり、今でもクランシー家の館で暮らしている。
病弱だった彼女だが、急速に回復したようだ。アルバートが命を懸けたからなのか、あの石がなくなったからなのかは
分からない。ただ、ジェシカがまだ生きていると言うのが真実だ。
リチャードとクリスティーナは結婚し、あの忌まわしい事件の記憶も薄れ、静かに暮らしている。
例え再び月が赤く染まっても、もう悲劇が繰り返されることはない。
多くの命を弄んだ、あの赤い石は存在しないのだから・・・

163:エコーナイト2 眠りの支配者
07/09/21 15:27:37 p6edgw0w0
補足
※書庫の奥でアルバートを見つけた際、話し掛ける前にクロッカスを渡すと、ライフルの命中率が低くなります。
※前作で出てきた青い石は登場しません。
※霊能者の正体は、結局分からず仕舞い。
※赤い髪の女こそが、不死者。冒頭で射殺されたのに生きていること、嘆きの塔のミイラ(赤い髪の女の姉)、
談話室にあるクランシー家の歴代の写真全てに写っていることなどから、そう推測できます。
※赤い髪の女の問いに「YES」と答えると、刺されてゲームオーバー。
※ベストED以外では、霊能者に会えません。

☆ノーマル☆
(霊を1人~29人昇天させる)
ジェシカがアルバートを射殺。リチャードとクリスティーナは結婚し、双子が生まれる。
しかし、魂の石は、とうとうアルバートの遺体から見つからなかった…。

☆バッド☆
(霊を誰一人として昇天させない。魔物はOK)
リチャードを庇い、撃たれるクリスティーナ。
彼女に死なれてしまうと、ジェシカは助からない。絶望のあまり、アルバートは自殺。
しかし、まだクリスティーナの息はある。
赤い髪の女からを貰い、リチャードは追ってきたジェシカを“魂の石”で殺す。

☆特殊☆
(大時計台を、3分以上かけて攻略し、クリスティーナが捕らわれている部屋にアルバートが先に入るのを目撃する)
既に遅く、アルバートはクリスティーナを手に掛けてしまっていた。
しかし、誰かが背後からアルバートを撃つ。そこには、気絶した双子がいるだけだった。
重症を負い、気を失ったリチャードは、全ての記憶を失ったクリスティーナに助けられ、結婚する。
(※クリスティーナは死んでいるはずなので、どう考えてもジェシカ。けれど、リチャードはクリスティーナだと
思い込んでいる)

164:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/21 15:31:04 p6edgw0w0
「エコーナイト2 眠りの支配者」については、以上です。
少し長くなってしまってすみませんでした。

165:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/21 15:44:17 vIJvmRQa0
乙。


166:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/21 20:29:18 773Esfpm0
続・御神楽少女探偵団~完結編~
エコーナイト2 眠りの支配者

乙です

>>163
「赤い髪の女からを貰い」って部分が良くわかんない

167:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/21 22:52:31 OmTxK6rtO
エコーナイト、何度も読み返しているんだが…わからん
クリスティーナ=双子の姉のレベッカで、双子の妹は重病のジェシカ
クリスティーナも重病になる運命で、リチャードと会う前?か
会ってあまり経たないうちに、重病を患った
主人公の前に現れた赤い髪の女=ジェシカ、ということか?

168:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/22 02:03:09 T8XyvV9J0
>>167
書いた人じゃないけどこうじゃないの?

飛行機事故で生き残った双子の姉=レベッカ=クリスティーナ(孤児)
病気だったので事故に会わず屋敷に残っていた双子の妹=ジェシカ=クリスティーナの妹
赤い髪の女=>161の“魂の石”と双子に関する昔話、に出てきた妹

クリスティーナもジェシカと同じ病にかかっている。
”魂の石”を使って妹を殺せばクリスティーナは助かる、という触れ込み・・・だけどリチャードはそれは拒否。
赤い髪の女はそれで満足。霊能者もご満悦。
魂の石は砕けて、クリスティーナもレベッカも無事生きている。
これは石が砕けたからか?それとも?というあたりは想像にお任せします。

プレイしてないけど読んだらコレくらい解釈できたけど違ったらプレイヤーさん達ごめん。
それにしてもエコーナイトは前作も二作目もストーリー面白いな。

169:クリムゾンスカイ:High Road To Revenge
07/09/22 05:47:38 jET/amTI0
大戦の終結は、希望をもたらす筈だった。
禁酒法の失策と大恐慌により、合衆国政府はその機能を停止。
州国は次々と独立を宣言し、厳しい国境が築かれた。
そして国境を越えるために発達したのが、飛行船による交通技術であり、
同時に、飛行機を駆る荒くれ者たち「空賊」が誕生する。

空賊「フォーチュンハンター」のボスであるネイサン・ザッカリー。
いつものように見知らぬベッドで目覚めた彼だが、博打で大負けした後だった。
胴元がいけ好かない奴だったので、仕返しに彼の基地を粉砕してやる。

そんな折、ネイサンは十数年来の親友であるファッセンベンデル博士の工場を訪れる。
博士の発明品:嵐を生み出すストームジェネレーターは平和利用にも兵器運用にも
転用できる危険な装置だ。博士はフォンマイセンという昔の研究仲間で、
危険思想のナチ野郎に発明品を狙われているらしい。彼から極秘で設計図を預かる。
だが次の訪問では、博士は物言わぬ姿に変わり果てていた。
博士の報復を決意したネイサンは、彼の最期の足取りを辿る。

博士が材料調達に訪れていた、アリコのチタン鉱山を探す。
他の空賊を撃退して現地のインディアンと交友を広げながら調査を続ける。
チタン鉱山を陣取っていたのは有力空賊であるレッドスケル軍と、
以前戦闘になった大型兵器と似たビックリドッキリメカであった。

レッドスケルの首領、カーンがアジトを構える大都市シカゴに向かう。
カーンとネイサンは元仲間だったが、交渉は決裂する。
相棒が捕まったので、報復にカーンの倉庫を爆破して反撃。
悪党と組んだことを後悔しつつも、死を前に潔いカーンを許すネイサン。
レッドスケルと同盟を結び、シカゴの防衛にビル街を駆ける。
だが戦闘後の打ち上げで、クルー(女)に裏切られて設計図を奪われてしまう。

裏切り者の足取りを辿り、フォーチュンハンターは南米へ。
ロストシティの遺跡地下に建設されていた秘密基地に進入する。
裏切ったクルーはフォンマイセンと口論の末で殺されていた。
ストームジェネレータを搭載した超大型飛行船を追い、シカゴへ。
嵐のシカゴでの激戦で、遂にフォンマイセンの野望を打ち砕く。

170:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/22 11:22:24 5rQRac5l0
エコーナイト2を書いたものです。
>>161に「一度発病すると~」とありますが、
正しくは「一度発作が起こると~」でした。

>>166
>「赤い髪の女からを貰い」って部分が良くわかんない
“魂の石”です。抜けてましたね、失礼しました。
ちなみに、これは選択肢なしで、勝手にリチャードは受け取ってしまいます。

>>167
クリスティーナ&ジェシカは、>>161の古代の昔話とちょうど似たような状況下にあるわけです。
ただ、>>161の昔話はベストEDの条件を満たさなければ知りえないので、他のEDになった場合、
「クリスティーナが病気という伏線は何だったの?」とプレイヤーが首を傾げてしまうのです。
クリスティーナの病気がいつ発症したのかは説明されていません。

>>168
その通りです。
>魂の石は砕けて、クリスティーナもレベッカも無事生きている。
打ち間違いだとは思いますが、レベッカではなく、正しくはジェシカですね。

171:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/22 15:02:53 fv2eAk690
>>169
High Road To Revenge乙です。
だいぶ前に出たPC版クリムゾンスカイと舞台設定や主人公が同じだから
普通の移植なのかと思ってたけど、ストーリーは別物になってるんですね。

172:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/22 21:00:17 9DR93eW00
エコーナイト2乙です
バッドだとクリスティーナは生き残るけど
不老不死になってるんだろうな

173:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/22 21:22:55 nTQBEyDw0
このスレの>>172までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

174:エコーナイト
07/09/22 23:53:10 4QMvYyw40
・赤い石と青い石
 強運の保持を命題に研究を続ける錬金術士がとある男(霊能者)から知識を得て、
持つ者に勝利と幸運を約束する邪悪な赤い石を作り出す。しかし、錬金術士はその成果を友人である
アンドリューという騎士に奪われ殺されてしまい、アンドリューは石の力で一国の王にまで成り上がった。

 しかし、錬金術士には息子がいた。敵討ちを志すが、赤い石がアンドリューの手許にある限り、何人たりとも
彼に危害を加えることは出来ない。息子もまたとある男(霊能者)の協力で青い石を
作り上げるが、病弱だった彼は青い石の完成とともに重い病の床に伏す。彼は、アレン(ロックウェルの先祖)という傭兵を
雇い、アレンに青い石を託して赤い石の破壊を依頼する。
 死んだ若き錬金術士の青い石を使ってアンドリューを追い詰めたアレンは、国王を殺して赤い石を
奪った。栄達を目論むアレンは赤い石を破壊しなかったのだ。彼は青い石を二つに分割、かけらの一つを
自分で保管し、青い石が本来の姿を取り戻さぬよう二つ目のかけらを手放した。

 彼の手許から離れた石のかけらは、有為転変のすえ、1の主人公の家系の手に渡る。

175:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 00:53:16 RqnGF23A0
また面倒臭い事言うようだけど、
ストーリーがどこどこのサイトにあるから~っていう書き込みは載せないで欲しいな。
404ばっかりになってそのうち意味無くなってしまう。メガテンifのハザマ編とか404だった。

176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 01:48:57 JUIx+iOq0
>>175
Internet Archive使えばいいんじゃない?

177:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 04:22:03 WPblUgF50
アーカイブはフォローできてない部分が多くて困る。

178:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 18:33:37 V0W68V/G0
でも、書くのが面倒くさいという人の気持ちはよくわかるぞ。

179:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 20:32:26 qkWczZa60
じゃあ今後はどこどこのサイトからコピペしてくるようにしますね

180:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 21:24:04 wdgTDfj30
URLも書けよ。

181:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 21:36:41 1UcX4O2FO
リクエスト無いのに勝手に自己満足で投下する奴もいらん
どうしても書きたいなら日記帳に書いてください

182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 21:54:11 lEHC8gMU0
じゃあリクエストのなかった作品はWikiから削除していっていいんだな。

183:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/23 22:07:01 b4KrATEdO
>>181
俺はリクエストが無い作品でもありがたく読んでる。
読みたくない人が読み飛ばせばええやん。それで万事解決やん?

184:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/24 01:43:06 wMvrop080
ここに書かれてた事でそのゲームの存在を初めて知った、興味を持ったって奴だっているだろうに……

それにこのスレにはストーリー書く奴とリク主しか居ない訳じゃないじゃん。
大半の奴は自分がリクしてないのに人のリクに乗っかって読んでる訳だろ?
じゃあ、そいつらにとっちゃ、つまり大半の人間に取っちゃ
リクなしだろうがありだろうが大して変わりはないんじゃないの?

185:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/24 01:47:59 JQPC2mQK0
PSPの「リゼルクロス」をお願いします!

186:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/24 03:58:22 UiSc0YIw0
リクエストにない作品投下してる人は
頼まれて書く人よりも作品に対する
愛が感じられて俺は好きだなあ。

187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/24 11:16:50 8BowLEPg0
要するに、俺が目障りだと思ってるから書くんじゃねえよって事か?

188:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:03:56 p2R8kISF0
◆プロローグ

*その夜、志郎(しろう:変更可)は、恋人・久美子が待つ彼女の別荘へ車を飛ばしていた。
志郎:「急がなきゃ・・・。そういえば彼女、妹と二人で来ているって言ってたっけな。
きっと妹が彼でも呼んだものだから自分も淋しくなって、俺に電話してきたんだろ。
あっ、あの別荘かな・・・?」
*別荘に到着。ドアを開ける。久美子が出てくる。
久美子:「わっ、あなた!! やっと来てくれたのね。うれしい。
今、ちょうど、妹のなぎさは買い物に行ってるのよ。
・・・どうしたの、そんなに見つめて?わたし、どこか変?そんなに見ないで・・・。恥ずかしいわ・・・」
志郎:「ごめん、遅くなっちゃって。道が混んでいたから・・・。」
久美子:「ウソ!! 他の女の人と会ってたんでしょ。・・・わかったわ。信じてあげる」
志郎:「それはそうと、なかなかいい別荘だね」
久美子:「死ぬ前にパパが買ったものよ。」
志郎:「そうだったね。キミの両親は・・・」
久美子:「やだ、急にしんみりしちゃって。気にしないで。それより、中に入ったら?」

*[中に入る]
久美子:「まぁ、楽にして」
志郎:「あっちの部屋も見せてくれない?」
久美子:「あっ、ダメ。散らかってるから・・・」
*[抱き寄せる]
志郎:「こっちへおいでよ」
久美子:「あなた・・・。会いたかったわ」
志郎:「なぎさちゃん、どこ行ったの?」
久美子:「駅前のスーパーへおしょうゆを買いに行ったのよ。でも、あの子、何やってるのかしら」
*それからしばらくして・・・
久美子:「あの子、まだ帰らないわ。ねえ、まさか誘拐なんてことないわよね?」
志郎:「まさか、考えすぎだよ」
久美子:「でも、もうこんなに遅くまで帰らないなんて・・・。あの子に何かあったんだわ。警察に電話しようかしら」

*[電話する]
志郎:「あっ、警察ですか?実は友達の妹が買い物に行ったまま戻らなくて・・・」
久美子:「ねっ、誘拐かもしれないって言って!!」
志郎:「で、もしかしたら誘拐じゃないかと・・・」
志郎:「すぐにここに来るそうだよ」
*それからしばらくして・・・
志郎:「警察みたいだね・・・」
*刑事が来る
刑事:「なるほど。だいたいの話はわかりました。しかしですね、特に脅迫電話があったわけでもないし、
それに聞けば妹さんには放浪癖があったらしい。妹さんは確か18歳でしたね。
まっ、今のところ事故の報告もないし、そのうち帰ってくるのでは?
あまり心配せぬことです。一応こちらでも探してみますが・・・。
また何かあったら知らせてください。では、わたしはこれで・・・」
*刑事帰る。電話が鳴る。
久美子:「あっ、電話よ!・・・はい、もしもし。高木ですが」
志郎:「どうしたの?」
久美子:「切れちゃったわ・・・」

*翌朝
志郎:「なぎさちゃんまだ帰ってないみたいだね」
久美子:「えっ? 一緒に妹を探そうですって?あなた、頼もしいわ!!
そうよ。警察なんて当てにできないんだから・・・。
ねっ、二人で探せばきっと見つかるわよね。今、出かける準備をするわ。ちょっと待っててね」



189:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:04:50 p2R8kISF0
◆なぎさはどこに

久美子:「志郎、お待たせ!さあ、これからどうしたらいいと思う?」
*なぎさの写真を用意し、久美子と一緒に行動開始。

久美子:「駅前のスーパーだわよ。レジに店員がいるわよ。ごめんくださいな!」
店員:「いらっしゃいませ!」
久美子:「この妹の写真を見てくれなくて。昨日、ここに、こなかったかしら?」
店員:「えーっと、この人ですか?確か、来ませんでした。こんな可愛い子なら、絶対に覚えていますよ」

久美子:「フィラテニスクラブに着いたわ。なぎさ、よくここに来てるみたい。
あっ、よーこがいるわ。わたしの友達なのよ。ハーイ、よーこ!」
よーこ:「なんだ、久美じゃない。あっ、隣にいる人が、いつも話してる彼の志郎さんね。こんにちわ」
久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」
よーこ:「聞きたいのはこっちよ。最近、全然来なくて・・・」
久美子:「えっ、一昨日もここに行くって出かけたのよ」
よーこ:「うっそー。来てなくてよ」

久美子:「乗馬クラブに着いたわ。なぎさはここの会員だったのよ。あら、ジョッキーの西村さんがいるわ。
彼、なぎさの先生。西村さん、こんにちわ」
西村:「あ、これは、高木のお嬢さん」
久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら」
西村:「いえ、全然来られなくて、とても寂しい思いをしていたんですよ」

*久美子の別荘の裏辺り
久美子:「裏山だわよ」
志郎:「草むらを調べてみようよ」
久美子:「いろんな草が生えてるわよ。あれ?これ、大麻(たいま)みたいだけど、
まさか、こんな所に野生の大麻が・・・違うよね、きっと」

久美子:「ペウロ協会に着いたわ。綺麗な建物でしょ。あっ、神父さんがいるわ。
こんにちわ、神父さん。相変わらずお元気そうですね」
神父:「神の御心のお陰です。しかし、この度は、ご両親がとんだことに・・・。
あんなにお元気そうだったのに、交通事故でお亡くなりになるとは・・・」
久美子:「あら、そんな言い方すると、パパとママが死んだのも、神の御心みたい」
神父:「おや、私としたことが」

*山道
久美子:「山道だわよ。草の茂みに財布が落ちてるわ・・・あっ、これ、なぎさの財布だわ。どうしてこんな所に・・・」
志郎:「財布を調べてみようよ」
久美子:「えっと、お金と・・・あっ、カードが入ってる。タロットカードみたいだけど。死神の絵が描いてあるわ」

久美子:ヴィラホテルに着いたわ。大きなホテルでしょ。よくここへパパと食事しに来たわ・・・。
あら、支配人の関谷さんがいるわ。関谷さん、お久しぶりです」
関谷:「これは、久美子様。おや、お友達連れですか?」
久美子:「素敵な人でしょ。わたしの彼よ。妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」
関谷:「お父上が亡くなられてから、こちらにはお見えになっておりませんが」
久美子:「このカードを見てくれなくて」
関谷:「こ、これは・・・。いったい、お嬢様がどうしてこのようなものを?
詳しいことは知りませんが、一度怪しげなパーティーに誘われたことがございます。秘密クラブめいたもので、
このカードは、そこの会員証に似ているような・・・。実際行ったわけではございませんが、なんでも、
地蔵ヶ原(じぞうがはら)辺りの別荘で行われているとか」

久美子:「ドライブインの中だわよ。マスターが暇そうにしてるわ。マスター、相変わらず暇そうね」
マスター:「ああ、おかげさまでね」
久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」
マスター:「昨日ねぇ・・・昨日は来なかったけど、一昨日来たかなあ。確か、男の人と一緒だったな」
久美子:「なぎさが一緒だった男のことを聞かせて」
マスター:「よく顔は見なかったけど、なぎさちゃん、その男から、お金をもらってたみたいだったな」


190:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:05:52 p2R8kISF0
久美子:「ここは、大きな家の前だわよ。垣根に綺麗なアジサイが咲いているわ。素敵ね。
表札が掛かってるわ。『花山』・・・どこかで聞いたような名前ね。もしかして、知ってる人かも。入ってみるね。ごめんくださいな」
花山:「これはこれは、久美お嬢さん、まぁ、上がっていきなされ」
*ここは、久美子の父親の部下の、花山の別荘だった。
久美子:「でも、花山さんが、こんな近くに別荘を買っているなんて、知らなかったですわ」
花山:「いやいや、お恥ずかしい・・・」
久美子:「この家の垣根、アジサイですね」
花山:「ええ、とても美しいピンクの花が咲いていたでしょう」
久美子:「あら、ブルーのもあったみたいですよ」
花山:「おや、そうでしたかな」
久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」
花山:「ほう、妹さんもこちらに?いえ、お見かけしておりませんが」
久美子:「このカードを見てくれなくて」
花山:「わっはは。久美子さんも、冗談がお好きだ。いやー、まいった、まいった」
久美子:「これは、どういうカードか教えてくれます?」
花山:「またまた、おとぼけを・・・。こりゃ、一本取られましたな」

*久美子の別荘に戻る
久美子:「うーん、とりあえず戻ったけど、これからどうする?」
*なぎさの部屋に入る
志郎:「引き出しを調べてみようよ」
久美子:「気がとがめるわね・・・。あっ、アドレス帳があるわ」
志郎:「アドレス帳を調べてみようよ」
久美子:「友達の住所が書いてあるわ。水城麻美(みずき あさみ)・・・あら、駅の近くの子よ。陸橋から南に行った家だわ」

*麻美の家に入る。麻美が刺激的な格好をしている。
久美子:「麻美の部屋だわよ。最近の高校生ったら・・・。そんなに見つめて、志郎、あなた、いやらしいわよ。
あなた、その格好どうにかならないの」
麻美:「余計なお世話よ。家でどんなカッコしてようと、あたしの勝手でしょ。
そういえば、なぎさもしょっちゅう言ってたっけ。久美子お姉さまがとてもうるさいって」
久美子:「・・・・・・」
麻美:「ところで、お姉さまの隣にいるあんたは誰」
久美子:「志郎さんよ」
麻美:「お姉さまには聞いてないんだけどなー」
久美子:「もう、なんて子なの!志郎、あなたに任せるわ」
志郎:「麻美ちゃんだったね。いい子だから、話してくれないか」
麻美:「わかったわ。あんた、いい男だから教えてあげる。なぎさの何を聞きたいの?」
志郎:「教えて欲しい。なぎさちゃんが、今どこにいるのか、付き合ってた男のことでもいい」
麻美:「どこにいるかはわからないわ。ほんとよっ!」
志郎:「このカードを見てくれないか」
麻美:「ふーん。そのカードを持ってるの?だったら行けばいいわ。今ごろならパーティーやってるかもよ」

*久美子に連れられて地蔵ヶ原へ
久美子:「別荘の中だわよ。なんか、怪しげな雰囲気だわ。お話してもいいかしら?」
男:「あんた、前にもここに来なかった?気のせいかなぁ。いや、前にあんたとよく似た子を見たような気がして」
久美子:「この妹の写真を見てくれなくて」
男:「あっ、この子?思い出した。確か、石田のやつの仲良くなって・・・。あれ、ほんとにあんたじゃなかった?
大きな声じゃ言えないけど、石田はチンピラヤクザさ。あんな可愛い子が、なんで石田なんかとって。
すごく腹がたったの覚えてる。七日ぐらい前だったなぁ。えっ、石田?そういや、今日は来てないみたいだったな。来たら教えてあげようか」
久美子:「お願いするわ。わたしの電話は、このメモよ」
男:「わかった」
久美子:「ね、志郎。一度戻って出直さない?もしかしたら、あの子、戻ってるかも知れないし」

*久美子の別荘に戻る
久美子:「やっぱり帰ってないわね、あの子。でも、こんなに探したのに、いないなんて・・・。
また放浪癖が出て、旅行にでも行ったのかしら・・・。あら、電話よ。もしもし、高木ですが・・・」
志郎:「どうしたの?」
久美子:「な、なんでもないわ。間違い電話よ」



191:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:06:39 p2R8kISF0
◆久美子の謎

久美子:「いろいろ付き合ってもらったけど、あの子、きっと旅行にでも行ったんだわ。うん、そうよね・・・。
だから心配するのもうよしましょっ。ほんとあの子風来坊なんだから・・・。心配して損しちゃったわね」

志郎:「キミの両親のことを、話してほしい」
久美子:「去年の秋だったわ。こっちから東京に帰る途中で事故にあって。今でも信じられないわ・・・。
これ以上話させないで。せっかく忘れかけてるんだから。ごめんね」
志郎:「なぎさちゃんのことほんとに心配しなくていいの?」
久美子:「わかったわ、言うわ。わたしには妹なんていなかった。
ううん、いなかったっていうのは嘘ね。いたわよ。でもずっと前に死んだの。
あの子が12歳のときだったわね。元々病気がちな子で、ママはいつも妹の心配ばかりしてたの覚えてる。
妹が死んだとき、ママはその事実を受け入れなかったみたい。それでノイローゼになっちゃって・・・。
それからね。わたしが妹との二役をやるようになったのは。ママを治すために・・・。
でももうそれもおしまい。わたしはわたしだけに戻るわ。
あなたに付き合ってもらったのは、妹がいなくなったことを、みんなに分からせるため。
だましてて本当にごめんなさいね」
志郎:「じゃあ、妹なんて?」
久美子:「わたしも辛かったわよ。でも、ママのためにそうするしかなかったの。だからもう聞かないで」
志郎:「・・・・・・」
*[場所移動]
久美子:「そうなの。だましたから怒っているわね。出て行くって言うならわたしもう止めないわ。
でもこれっきりなんて言わないわよね。わたし待ってるわ・・・」



192:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:08:07 p2R8kISF0
◆雨上がりの町

志郎:「さーて、これからどうするか・・・」
*一人で行動開始。

志郎:「おっと、裏山に来ちゃったぜ。草むらを調べてみるかな。
おかしいな。久美が、ここに野生の大麻に似た草があると言ってたが、そんな草はないぞ」

志郎:「ドライブインについたな。こんにちわ」
マスター:「あっ、いらっしゃい。久美ちゃんは、一緒じゃないの?
あ、そうだ、この前話した、なぎさちゃんが連れてた人ね、さっき見たよ。
駅の向こうで見たんだ。40歳くらいの男なんだけど、確か、大きな家の前だったな」
志郎:「昨夜(ゆうべ)はどこにいたか、聞かせて欲しいんだけど」
マスター:「昨日ねぇ。確か、飲みに行ったけど、どうしてそんなこと聞くんだい?」
*[電話する]
志郎:「よし、久美に電話してやろう」
久美子:「もしもし、高木ですが。あっ、あなたなの?今どこに?
ねっ、わたし、今からそこに行っていいでしょ。話したいことがあるの。着替えたらすぐに行くわ。
だから待っててよね。きっとよ!」

*久美子の別荘に移動
志郎:「やっぱり久美はいない。どうしたんだろう・・・。
ベッドの下に本が落ちてる。植物図鑑だが、栞が挟んである。えーと、
アジサイは、土に鉄分があると、ブルーの花を咲かせる、か。そう言えば、今はアジサイの季節だなあ」
*電話が鳴る
志郎:「おっと、電話だ。はい、高木ですが」
男:「あんた、志郎さんだね。悪いことは言わない。このまま、東京に帰って、何もかも忘れるんだ。いいな!」
志郎:「あ、あんたはっ?」
男:「じゃあな」
志郎:「もしっ、もしもし!・・・切れてしまったか。しかし、これはいったい?」
*なぎさの部屋に入る
志郎:「気のせいかも知れないけど、今、さっきまで人がいたような、そんな気がする。
引き出しを調べてみるかな。ん?麻美の住所が書かれたアドレス帳がなくなってる。まさか、麻美まで危ないとか・・・。
おや、ベッドの足元に、漫画の本が落ちてる。あれ、さっき、妹がいないと言ってた話は、この漫画に似てるなあ。
もしや、久美はこれを読んで、あんなことを・・・。しかし、何故?久美にも、脅しの電話が?」

志郎:「ヴィラホテルのラウンジだぜ。こんにちわ」
関谷:「あっ、確か、久美子様の・・・。よくいらっしゃいました」
志郎:「たびたび悪いですね」
関谷:「なーに、構わんですよ。こんなホテルでいいなら、いつでも来てください」
志郎:「久美子のことを話して欲しいんですが」
関谷:「久美子様は、あのような人だから、お顔には出しませんが、ご両親のことは、さぞ堪えたでしょうね」
志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」
関谷:「こんなことを言っていいのか・・・。実は、お父上は、花山とか言う部下と、対立することが多くて。
しかし、まさか、そのようなことが・・・」

志郎:「乗馬クラブに着いたな。こんにちわ。西村さんでしたね」
西村:「おお、そう言うあなたは、確か、久美子お嬢さんと一緒だった人・・・」
志郎:「久美子のことを話して欲しいんですが」
西村:「妹思いのいいお嬢さんで、ご両親があんなことになった後も、よく妹の面倒を見て・・・」
志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」
西村:「ええ、なんでも、ブレーキミッションのボルトが緩んでいたのか、はずれていたそうで。
人間なんて、あっけないものですね」
志郎:「それはそうと、なぎさちゃんのことだけど・・・」
西村:「全然関係無いかもしれませんが、なぎさちゃんのテニスクラブのお友達と、
ドライブインのマスターが一緒に歩いてたのを見たことがあります」

志郎:「山道だぜ。おや、ライターが落ちてる。・・・と、一応、持っておくか。
ライターを調べてみるかな。『H』とイニシャルが入ってる。誰のものだろう」


193:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:10:04 p2R8kISF0
志郎:「ドライブインの中だぜ。こんにちわ」
マスター:「しかし、おたくもヒマだねー」
志郎:「このライターに心当たりは?」
マスター:「んー。いや、見覚えがないな」
志郎:「よーこちゃんと歩いてたって話を聞いたんだけど」
マスター:「さあ。そんなことがあったかも知れないね。これでなかなかもてるから。あはは」
志郎:「ところで昨夜のことだけど・・・」
マスター:「うーん、家でテレビを見てたな」
*[締め上げる]
志郎:「昨日は家にいたって?飲みに行ってたんじゃ?さあ、言え!」
マスター:「あっ、そうだった。飲みに行ったんだ。そこにテレビがあったもんだからね。いやー、ごめんごめん」

志郎:「フィラテニスクラブに着いたな。やあ、よーこちゃんだったね」
よーこ:「あら、志郎さん。一人だけど、久美と喧嘩でもしたの?」
志郎:「マスターと歩いていたそうだね」
よーこ:「なんでそんなこと言うの?わたしにやきもち焼くことないと思うけどな」
志郎:「このライターに心当たりは?」
よーこ:「あら、素敵なライター。どこで拾ったの?」
*[締め上げる]
志郎:「さあ、いい子だから言うんだ。どうしてこのライターが拾ったものだとわかったんだい?」
よーこ:「そ、それは、女のカンよ。それより、いいこと教えてあげる。どこに行っても、もう何も出なくて、
誰に会っても同じことしか言わなくなったら、神父さんのところに行けばいいわ。何か教えてくれるかもよ」


194:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:10:47 p2R8kISF0

志郎:「ん、レマン湖だな。レマン湖の中の島だぜ。ベンチが置いてある。
ん?ベンチの後ろにスコップが落ちてる。一応、持っておくか」

志郎:「ペウロ教会に着いたな。どうも、またお会いしましたね」
神父:「おお、久美子様のお友達でしたか」
志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」
神父:「ちょうど東京に帰られるとき、事故に遭われたとか。本当にいい人でございましたのに」
*[場所移動]
神父:「待ちなされ、今、神のお告げがあった。『Hのキーを押すことじゃ。持っているスコップで、
一度だけ好きなところを掘ることが出来よう』。では、行きなされ」

志郎:「花山さんの別荘の前だぜ」
*Hキー(携帯アプリでは*ボタン)を押す
志郎:「よし、ここで掘ってみよう。・・・やっぱりだ。青いアジサイの根本から何か出てきたぞ。
こ、これは、ボルトのようだが・・・。これのために、アジサイが色を変えたんだな。よくはわからないが、これが車のボルトだとしたら・・・」

*[中に入る]
志郎:「花山さんの部屋だぜ。この人は、久美の親父の部下だったが、今は社長か・・・。どうも、突然お邪魔して悪いですね」
花山:「ああ、君は志郎くんだったですね。何か用ですか?」
志郎:「このライターに心当たりは?」
花山:「Hは確かに私のイニシャルだが、とんと見覚えがないね。第一、私は煙草を吸わない」
志郎:「このボルトを見て欲しいんだけど」
花山:「さあ・・・」
*[締め上げる]
志郎:「とぼけるのもいい加減にしろ!自分が社長になりたくて、久美子の両親を事故死させたんだろう」
花山:「まさか・・・」
志郎:「じゃあ、このボルトは何だ?この家の垣根から出てきたんだぜ」
花山:「な、なんと・・・。そうですか、では」
志郎:「わーっ、この煙は何だっ!」
花山:「わーはっはっは。またどこかでお会いしましょう。さらばじゃ」
志郎:「待て!汚いぞ!・・・行ってしまった。しかし、シリアスな話だと思ってたのに、なんてことだっ!」
*花山は煙とともに消えてしまった
志郎:「おや、花瓶の後ろに手紙がある。差出人は高木正夫。久美の親父が花山に出したものだな。消印は去年の秋。亡くなる前に出したものか。
えー、なになに・・・。『私に万一のことがあったら、くれぐれも娘たちのことを頼む』。こ、この手紙は、いったい!」

志郎:「麻美の部屋だぜ。麻美ちゃんは相変わらず刺激的な格好だぜ。よう!」
麻美:「一人で来てくれて、麻美とってもうれしいわ」
志郎:「なぎさちゃんのことを教えて欲しいんだけど」
麻美:「いーわ、教えてあげる。あの子、両親の事故のことで何か調べてたみたい。
詳しくは知らないけど、地蔵ヶ原のクラブには、そのために行ってたみたいよ」
志郎:「久美子のことを話して欲しいんだけど」
麻美:「あっ、そうそう、久美お姉さんの友達とかいう女の人に頼まれて、
植物図鑑を久美お姉さんに届けたんだよ。えっ、その女の人?
あの人確か、地蔵ヶ原のほうに歩いていったよ」
*[抱き寄せる]
麻美:「ねっ、久美お姉さんもいないし、もっと激しく愛し合わない?」
志郎:「悪いが子供の遊びに付き合っている暇はないんだ」
麻美:「やっぱり、久美お姉さんを愛しているのね。わかったわ。あたしも探すの手伝ってあげる。
ねっ、これから、地蔵ヶ原に行ってみようよ。大丈夫。道はあたしが知ってるから」
志郎:「じゃあ、行くかっ!」



195:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:12:28 p2R8kISF0
◆麻美にハートイン

*地蔵ヶ原のマップを移動することになる。
麻美:「地蔵ヶ原に来たよ。パーティーやってる別荘は、確かこの辺だと思ったけどなぁ」

*それらしい別荘の西側へ移動
麻美:「家の横だよ。カーテンの閉まってる窓があるよ。あ、窓がぐらぐらし始めたよ」
志郎:「俺が窓を取ろう。ちょっとどいててね。ぬおおおおっー!」
麻美:「キャー、すごい!窓を外しちゃった」

*別荘の中の部屋。誰かの寝室のようだ。
麻美:「あれ、写真がある。40歳くらいのおじさんと、子供が写ってる。わかんないけど、もらっとくね」
志郎:「麻美ちゃん、たんすの上を調べてみようよ」
麻美:「なにこれ?古い新聞があるよ。なになに?『業務上横領で会社をクビになり、自殺』。やだー、暗いなー。
あれ?この人、なぎさの会社の人だったのね。ほら、『高木産業元係長 広田勝男(ひろた かつお)』って出てるもん。
でも、なんで、こんな所にこんな新聞があるのかなー?」

*ペンションデュランに入る
麻美:「すみません」
織田:「おっ、麻美ちゃんじゃないか」
麻美:「あれー、織田さんのペンションだったのー」
織田:「うん、ちょっとね」
麻美:「ねー、織田さん、はしご無い?」
織田:「はしごならあるよ。貸してあげてもいいけど、一つだけ条件があるんだ」
麻美:「えっ、何?」
織田:「麻美ちゃんのパンティーを見せてくれるならいいよ」
*麻美のパンティーを見せると、はしごを貸してくれる。
*(携帯アプリだと何もせずにはしごを貸してくれる)

*ペンションデュランの外へ出る。文江がいる。
麻美:「あそこにいるの、ペンションの人かな。綺麗な人だけど、なんかクラそうな人ね。こんにちわ」
文江:「あ、いらっしゃいませ」
麻美:「あそこの大きな別荘のことを聞かせてほしいな」
文江:「ちょくちょく、神父さんがあそこに入っているのを見たことがあります」
麻美:「このライターに心当たりは?」
文江:「ああ、それ、ドライブインのマスターのでしょ。わたし、あの店にはよく行くから。
マスターがそのライターを持っていたのを見たことがあります」

*問題の別荘の東側からはしごを使い、2階の窓から部屋に入る。
麻美:「ここは、応接間みたい。ソファの隙間に鍵みっけ!もらっとくね」
*別荘の中を探索。煙草を発見、入手。
*大きな机が置いてある部屋
志郎:「あさみちゃん、戸棚を調べてみようよ」
麻美:「応接間で拾った鍵を使ったら、空いたわ。奥に、クラブの名簿みたいなのがある。取っておくね」
*さらに奥に進み、地下室へ。箱が置いてある。
志郎:「麻美ちゃん、箱を調べてみようよ」
麻美:「乾燥させた葉っぱがいっぱい入ってるわ。なんか、刻み煙草の素みたい。もらっとくね」
*壁を叩く
麻美:見て!壁が簡単に崩れたわ。中に入ってみる?

*中に入ると、そこは洞窟だった。洞窟を抜ける。
麻美:「ん!塀の中よ」
*塀の中に囲まれた家の中に入る。暖炉の上に額縁が掛けてある。
麻美:「額縁の裏が戸棚になってて、何か入っていたよ。なんだろ、これ?書類みたいね。もらっとこっと」
*[調べる]→[持ち物]→[名簿]
麻美:「誰のことを調べるの?」
*石田と入力
麻美:「あったよ、石田。えっと、ここからずーっと南の方だわ。でも、南に行く道なんか、あったかなあ」


196:軽井沢誘拐案内
07/09/24 12:14:05 p2R8kISF0
*洞窟を戻り、別荘から出て、ペンションデュランへ
麻美:「また来ちゃった」
織田:「ああ、いつでも大歓迎さ」
麻美:「あのね、この煙草、おかしいと思わない?」
織田:「お、ちょうど切らせてたんだ。悪いけど、一本もらうよ。・・・うん?変わった味の煙草だな」
麻美:「この書類、わかる?」
織田:「おっ、これは、ヴィラホテルの株券だな。名義は『高木正夫』。こりゃ、相当の金額になるはずだ」
麻美:「ねー、これ、何の葉っぱだと思う?」
織田:「ああ、野生の大麻の葉っぱだね。どこで見つけたんだい?」
麻美:「ねっ、この新聞見てくんない?」
織田:「なんだ、15年も昔の新聞じゃないか。広田勝男って人が、自殺ねえ。うん?広田・・・いや、まさか、そんな」
麻美:「ほら、この写真なんだけどさ」
織田:「思い出した。この子供は広田だ。15年ほど前、俺がまだ中学生の時、俺のクラスに転校してきた広田政勝(まさかつ)だ。
あいつ、卒業と同時に東京に行ったから、それ以来あってないけど、もういい年になったろうな。
ほら、隣にいるのが、あいつの妹の・・・えーと、よーこちゃんとか言ったかな。しかし、その新聞に載ってるのが、あの広田の親父とか・・・はは、まさか、ね」
麻美:「なぎさって子を知らない?」
織田:「いつだったか、麻美ちゃんと同い年くらいの子が、やっぱり、あの別荘のことを聞きに来て、
まあ大したことは教えてあげられなかたんだけど、あの子たしか、なぎさって名前だったなあ」

*洞窟に再び入る。湖の中の島に出る。鳥居が建っている。
麻美:「あんなところにお爺さんがいるよ」
神様:「わしは神様なんじゃよ。湖の南、山道の崖を叩きなされ。そこに道が開けるであろう」
麻美:「キャー、ほんと、ありがと、チュッ」

*洞窟から出て山道へ
麻美:「山道だわ」
志郎:「俺が叩こう。あたーっ!」
麻美:「やった!道ができたわ!うそみたい!」

*ゆうぼうの別荘
麻美:「別荘の中だわ。あのー・・・」
ゆうぼう:「やー。どうもどうも。ここまで来たら、後もう少しです。頑張ってくださいね」

*石田の家
麻美:「おげんこ?」
石田:「なんだ、お前ら?」
*[締め上げる]
志郎:「なぎさをどうした?さあ、言うんだ!」
石田:「ひっ、やめてくれ!わかった、言うよ、言うよ。あの子がかわいいから、俺はちょいと油断しちまってさ。
その隙にあの子、地下のマリファナ作りを見つけてしまったんだ。
あの子が何のために、あの別荘を嗅ぎまわっていたかなんて知らねえけどよ、
俺はミスタードラゴンにそのことを報告しただけだ。その後どうしたかは知らねえ。ほんとだ!」
志郎:「ミスタードラゴン?」
石田:「あの別荘の持ち主で、クラブのボスさ。いつも覆面をしていて、誰もボスの本当の名前は知らないんだ」
志郎:「ドラゴンねえ・・・。しかし、話はどんどん変な方向に進みだしたなあ。どうなるんだろ?」
麻美:「ねっ、こんなチンピラに構ってられないよ。ボスが誰か、手がかりを見つけないと、早くっ!」

*来た道を戻り、問題の別荘の応接間に入る
麻美:「待って、廊下から人の声がするわ」
男1:「では、あのことは?」
男2:「久美の恋人というのが嗅ぎまわっているみたいですが、なーに、久美もなぎさも、もう始末させたし、あの男だけじゃ、何も解りますまい」
男1:「しかし、突然お邪魔して悪かったですね」
男2:「なーに、構わんですよ。こんな別荘でよければ、いつでも来てください。では、行きますかな」
麻美:「今の男たち、もう行っちゃったみたいね」
志郎:「しかし、あの喋り方は・・・・・・?」
麻美:「えっ、何かわかったの?」
志郎:「・・・・・・。ミスタードラゴンか。何やら、話がとんでもないことになってきたな。とりあえず、駅まで戻ろう。心当たりがあるんだ」
麻美:「わかったわ」




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