07/08/11 16:03:12 L+J/pL9O0
今より2000年の昔。第七糞素(セブンスシット)の発見により
うんこの誕生から消滅に至る着床までを記した「糞の記憶」の存在が確認された。
そして糞の記憶を巡って、大腸の戦乱の時代が始まる。
長きに渡る手術は肉体を疲弊させ、メタンガスを含む障気を生み出した。
人々は、嘘の記憶を読み取る肛門科医師ユリア・ジュエの預言に従い、直腸ガンを回避するために、大地深くにメタンガスを封じ込めた。
時は流れて、現代。
世界はキアヌスカ・ランバルディア王国とアナルト帝国の二大国に分割され、危うい平和の均衡を保っていた。
だが本当に人々の心を支配していたのは、両国の王ではなく、肛門の教えを守護するオウム真理教によって、世界に発せられる「預言(ケツ毛)」なのであった。