07/04/22 02:31:32 tKlOUvjY0
虚空漂流ニルゲンツを予約しつつ書込みを・・・。
必要そうな会話を抜粋する感じで書きますので縦長にorz
■ざっくりキャラクタ紹介
・デュン＝ビット
フリーの賞金稼ぎ、本籍は南ヴィーダル。
賞金首の空賊を追っていた所、返り討ちに遭う。
洋上に不時着し、隊商ヴィントミューレに救助される。
・アイス＝シュヴァルツ
隊商ヴィントミューレの隊長。
グロアに向かって飛行中にデュン＝ビットを救助する。
・ライン＝ハルゼーエン
隊商ヴィントミューレのオペレータ兼メカニック。
・ワッツ＝レイノルド
隊商ヴィントミューレのパイロット。
・ピエラ＝モーントシャイン
隊商ヴィントミューレが街で商業活動をする際のまとめ役。
・アイル＝エンデ
隊商ヴィントミューレの財務担当。
本筋のストーリーと殆ど絡まない。
・ヴィルドー＝リピッシュ
隊商ヴィントミューレのメカニック。愛称教授。
■プロローグ
●ムービー 開始
桜の散る季節の公園。天気は快晴。
年老いた男と、その孫娘がベンチに座りつつ会話をしてる。
孫「おじいちゃん、また思い出していたの？」
男「ああ、50年前、私の戦争は他の誰とも違う戦争だった。」
孫「ニルゲンツのお話ね。」
男「信じてくれなくてもいい。今はもう私だけの思い出だ・・・。」
孫「私は・・・信じてる。」
男「・・・ありがとう・・・。私はあの空を忘れない。
遥かなる蒼空の広がる虚空世界の出来事を。私の名はデュン＝ビット。
本名結城零。ほんの少しのあの空のかけら。全ては50年前に遡る・・・。」
●ムービー 終了
続く
146:虚空漂流ニルゲンツ
07/04/22 02:33:59 tKlOUvjY0
■kapiter1:猟犬 DUNN BIT 開始
ゲームの導入部なので、人物像を知ってもらう為に削らず記述
デ：デュン(主人公) ラ：ライン 隊：アイス ワ：ワッツ ピ：ピエラ 教：教授
●ムービー 開始
洋上(ニルゲンツの世界では海は普通の海ではなく、エーテル海や反射面などと言う)
に機体を浮かべ、デュン＝ビットが救助を待っている。
飛行機が上空を通りかかり、旗を振ってアピールする。
本編は隊商ヴィントミューレに救助されるところから始まる。
●ムービー 終了
デ「・・・。」
ラ「どうしたの、ボーっとして。状況が把握できてる？」
デ「あ、ああ・・・。」
ラ「OK。じゃあ、名前と本籍地から聞かせてもらえる？」
それと、あそこで何をしていたのか。記録をとるから正確にね。」
デ「名前はデュン＝ビット。無所属の賞金稼ぎだ。
本籍は、南ヴィーダルになっているが、家は無いに等しい。
賞金首の空賊を追っていたところ、ドジを踏んでこのありさまだ。」
ラ「返り討ちって訳？で、結局その空賊は仕留めたの？」
デ「・・・いや、まだだ。」
ラ「街についたら職業斡旋所を紹介する必要がありそうね。」
デ「大きなお世話だ。・・・それより、これは隊商の船だよな。
俺の処遇はどうなる？ここの隊長はあんたか？」
ラ「まさか。私はただのオペレーター。詳しい話は隊長から聞いて。」
隊「ようこそ、隊商ヴィントミューレへ。私が隊長のアイス＝シュヴァルツよ。」
デ「デュン＝ビットだ。今回のことは恩にきるよ。」
隊「それはあなたの自由だけど必要経費は、しっかりいただくわよ。
さしあたっては・・・、予定外の着面、機体の回収作業についやした諸々の経費。
さらに次の寄港地であるグロアまでの運搬費用・・・。といったところかしら。
ちなみに現在は高度50を保ちつつ目的地の北東、アセキルの洋上を飛行中よ。」
デ「条件をのまなければ外へ放り出すという訳か。・・・大した脅し文句だ。」
ワ「そうクサるなって。港に帰るメドがついただけでもめっけもんだぜ。」
デ「あんたは・・・？」
ワ「俺か？俺はワッツ＝レイノルド。この船のパイロットだ。
おたがい飛行機に乗るもの同士、困っている時には、助け合わねぇとなぁ。
それよか、お前さんが乗ってたあれ、ハーンだろ？あんなのどこからかっぱらたんだ？
確かヴィーダルかどっかの軍がごく短期間だけ採用してた機体のはずだぜ。」
ラ「ヴィーダル軍・・・！？
その話、もう少し詳しく聞かせてもらえる？
あ・・・。自己紹介がまだだったわね。私はライン＝ハルゼーエン。
さっきはオペレータと言ったけど、メカニックも兼ねてるから、興味があって。」
デ「不法入手した訳じゃない。以前、軍役についていた時のツテで、払い下げたものだ。」
(ラインの顔がこわばる)
ラ「・・・・！」
デ「・・・・？」
続く
147:虚空漂流ニルゲンツ
07/04/22 02:34:58 tKlOUvjY0
ピ「隊長。格納庫から戻りました。・・・って、あれ？みんなどうしたの？
ははーん、さてはこの彼がお金を出ししぶってるのね。往生際が悪いわねー。」
隊「そうじゃないのよ、ピエラ。それより格納庫はどうだった？」
ピ「危険物はこれといって無し。弾薬も燃料も認可が降りているものみたいね。」
デ「ハーンのことを調べていたのか。それで、ハーンの状態は！？」
隊「さすがに気になる？だったら、ピエラに案内させるわ。
街まではまだ時間があるから機内の各部屋もひととおり紹介しておいて。」
ピ「わかりました、わたしはピエラ＝モーントシャイン。
仕事はもっぱら、街で商業活動を行う時のまとめ役ってところね。
だから、飛んでる間はほとんど雑用係。用があったら何でも言って。」
デ「俺はデュン＝ビットだ。しばらく世話になる。」
ピ「じゃあ、デュン。こっちよ。」
各部屋の紹介を受ける。
隊商の財務担当、アイル＝エンデの紹介を受ける。
格納庫に移動した後、会話発生。
ピ「あれ・・・？教授がいない・・・。」
デ「教授？」
ピ「クルーの一人でメカニック担当よ。医務室に居ないからここだと思ったのに・・・。
なら仕方ないな。俺はハーンの状態さえ見れればそれでいい。」
デ「・・・ん？あのシーツをかけてあるのがそうなのか？」
ピ「あっ・・・それは！」
教「どうしました？にぎやかですね。おや、あなたがデュン＝ビット君ですね。
話は聞いていますよ。私はヴィルドー＝リピッシュと申します。
もっとも皆からは教授と呼ばれていますが。
あなたの機体ハーンを見せてもらったのですが・・・。難しいところですね。
各部品の消耗度が激しい上に、民間での入手が困難なものですから。」
デ「無理を承知で飛んでたんだが、そろそろ限界ってとこか。そうすると・・・、これは？」
教「ああ、それは違います。ハンガーを空けるために出しておいただけです。」
デ「見たところエンテ翼の戦闘機のようだが・・・。」
大した物ではありませんよ。では、私はまだ作業の途中ですから、これで失礼しますよ。
おっと、その前にコレを片付けないといけませんね。ピエラ、手伝ってもらえますか。」
ピ「はーい、ほらどいてどいて。」
デ「おい・・・。この後、俺はどうすればいいんだ？」
ピ「そうね・・・。グロアまではそうかからないからのんびりしてて。
機内は自由に歩き回っても構わないから。じゃあね。」
デ「お、おい・・・！」
続く
148:虚空漂流ニルゲンツ
07/04/22 02:35:38 tKlOUvjY0
街に移動する途中、隊商は空賊に襲われる。
デュンは隊長アイスに依頼され、空賊を追い払う役を買う。
この時搭乗する機体が主人公が本ゲーム中乗り続ける機体となる。
以下教授の説明抜粋
教「Nir－X01RD グリューブルム。
私は以前、開発に勤めていたことがありましてね。これはその時の試作機です。
エンテ翼型の高機動性に加え、人型形態への変形機能を有しています。」
空賊を退けたデュンに隊長アイルが専属の防空要員としての契約を持ちかけ、
デュンがそれを承諾する。
その時、以前雇用していた防空要員がある日を境に出撃するのが怖くなったという理由で、
防空要員を辞退したという話を聞く。
デュンは用意された自分の部屋に行く。
デュンの部屋にはすでにラインがおり、会話イベントが始まる。
ラ「ひとつ聞きたいんだけど・・・いい？」
デ「構わない、言ってくれ。」
ラ「ヴィーダル軍にいたのよね・・・。ヴェルダンディの作戦には参加した？」
デ「なぜ、その名前を・・・！？」
ラ「そう・・・。やっぱり・・・。」
デ「あれは最低の作戦だった。もう過去のことだ。忘れたよ。」
●ムービー 開始
(ラインがデュンを突き飛ばして部屋を出て行く)
おい！おい！まてよ！
(ラインが振り返る。ラインが怒りに震えている。)
ラ「貴方はいい・・・。忘れてしまえばいいんだから・・・！私は忘れられない・・・。
私から何もかも奪ったあの事件を・・・。私は忘れないあの日のことを！」
そして許しはしない・・・！貴方を！
●ムービー 終了
デュンのナレーション
デ「ヴェルダンディ襲撃事件。アスガルド暦982年、今から3年前のことだった。
軍の重要機密を奪取するというその作戦に俺たちの小隊が組み込まれた。
大部隊による強襲、殺りく。結果、ヴェルダンディという国から街がひとつ消えた。
・・・。ラインには忘れたと言ったが・・・。許さない、か・・・・。
俺を殺したい気持ちは本物だろう。こんなところで生き証人に巡り合うとは・・・。
これも業のなせる技か・・・。」
■kapiter1:猟犬 DUNN BIT 終了
続く
149:名無しさん＠お腹いっぱい。
07/04/22 04:35:07 DH1FV7XH0
アイスとラインとピエラが女で、残りが男？