ソードワールドRPG197at CGAME
ソードワールドRPG197 - 暇つぶし2ch856:1/2
07/05/20 10:16:47
鬱シナリオ「蛮族の秘宝」(6~7レベル用)

高レベル冒険者として名高いPC一行は大都市のファリス神殿に雇われる。

その神殿は何年も前からファリスの失われた祭器を捜索していたが、
最近になってそれが小さな蛮族の集落に安置されていることが判明した。
実は数百年前、隆盛を誇ったその蛮族が街を襲い祭器を奪ったのだった。
蛮族は現在では衰退し、100人足らずの弱小部族となって辺境で細々と暮らしている。
ファリス神殿は彼らと交渉し祭器を譲ってくれるようにと頼んだ。
しかし彼らは祭器を部族が守るべき秘宝だと主張し、譲渡を断固拒否した。

PCに課せられる使命とは、次の交渉団の護衛として蛮族の集落まで同行すること。
報酬は適正な額を約束され、前金も規定通りに支払われる。
「あくまで平和的な交渉ですから、彼らを威嚇するような行為は謹んで下さい」
と交渉責任者の司祭(柔和そうな中年男性)はPCに注意を促す。

蛮族の集落は街から10日ほどの山奥にある。
出発して7日目、交渉団に参加する若い神官が耐え切れないという表情でPCに訴えかける。

彼曰く、ファリス神殿の上層部は非道な陰謀を企てている。
神殿は残虐な盗賊団に「秘宝」の情報を漏洩し、集落を襲わせるように仕向けた。
盗賊団は蛮族を皆殺しにして秘宝を奪うだろう。
神殿がPCを雇った真の理由は、その盗賊団を倒して祭器を得るためにほかならない。
ファリス神殿が「善良な蛮族」から祭器を奪うことはできない。
そこで盗賊団を利用して、「合法的に祭器を取り戻す」という状況をつくった・・・

しかし話が終わらないうちに神官は仲間に取り押さえられてしまう。
騒ぎに気づいた交渉団の司祭は穏やかに笑って彼の話を否定する。
「そんな神官の話を信じるのですか? 我々がそんな非道な真似をするはずがないでしょう」
口ではそう言うものの、目からは「空気嫁」とオーラが放射されている。


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