大局将棋を指しましょう5{第2局第2譜}at BGAME
大局将棋を指しましょう5{第2局第2譜} - 暇つぶし2ch221:名無し名人
06/12/04 18:05:34 bnhCCn/Q
二の二、大将の動きに関して(続)
A説は嘗ての議論では大多数を占めたのであるが、理由としては、A説以外では、
防御如何に関わらず、結局何かしらの突撃が可能となるということを嫌ったものの他に、
対局中であるのに規定を途中で変更することに反対したものや、早期対局再開を
願ったものといった、当時の状況が反映した理由も相当な数に上ることが明らかである。
ところが、我々は自己の主張の為に対局を中断させ、況して現在の対局に直ちに
適用させようとするなどいう自分勝手な思考は持ち合わせていないのであり、
然様な心配は無用である。誤解無きように確認しておくと、>>182で「改定すべき」と
言っているが、適用は飽く迄も次の対局にすべきと考えている。
とは言え、>>202でも述べたが確かに突撃に対して何らの対抗手段もないというのは
厳しいものがあり、尚もA説は有力と言える。但し、B説と比較すると考案者の意図とは
思えないA説は、優先順位としては後になるべきと考える。

ところで、C説を生かす解釈として、四天王系が「飛び越えて走り」であるのに対して、
大将系は「飛び越えて……捕獲する」であることを根拠に、飛越の後には走り不能、
即ち、飛び越した集団の直後でなくてはならないとする考え方は不可能であろうか。
仮に新生C説と名付けると、新生C説では、A説とは逆に駒と駒の間に空間を
生じさせることで、大将系の突撃を緩和させることが可能となる。
過度に密集したために一撃で崩壊するという状況は現実でもあり、必ずしも観念的に
反するものではない。何か問題があらば御指摘願う。

>>212の言う「グラスホッパー」なる駒であるが、簡単に調査したところ、
着地点の駒は取れるようである。A説に近い様には余り思えないが、寧ろ、一つ飛び越して
次の地点に止まるというのは、丁度新生C説に近いと考えるのであるが、如何であろうか。

三、傍論
>>213
『世界の将棋』の文言は>>188で引用しているが、「通常の捕獲方法に加え」とあり、
特別に大将の薙ぐ動きに関してのみ言ったものではないようである。


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