06/12/02 17:56:25 4GfKYO1l
>>196
>五、教王の動きに関して 「摩訶大大象棋口傳」より、
(1)摩訶大大象棋・教王 =摩訶大大象棋・奔王 + 摩訶大大象棋・狛犬
が成り立つ。よって、摩訶大大将棋においては、「+++→」=「/」or「3○」、
である。ということですね。
各将棋において、同名の駒の動きは必ずしも一致しないと思います。
駒の動きにおいて、以下の(2)~(5)で成り立つのでしょうか?
(2)大局将棋・教王 = 大局将棋・奔王 + 大局将棋・狛犬
(3)大局将棋・奔王 = 摩訶大大象棋・奔王
(4)大局将棋・狛犬 = 摩訶大大象棋・狛犬
(5)大局将棋・教王 = 摩訶大大象棋・教王
(3)は成り立つことは自明でよいですよね?
摩訶大大将棋の狛犬は八方に3○なのですから、(4)が成り立たないのは明らかで、よって、
「教王 = 奔王 + 狛犬」とする立場なら、(5)も成り立たないのも明らかです。
さて、大局将棋においても(2)に矛盾はありませんので、これが成り立つとすると、
(6)大局将棋・狛犬 = 大局将棋・奔王 +3マスまでの「×:そのマスまで飛び越えて行ける」
と解釈可能なので、
大局将棋・教王 = 大局将棋・奔王 + 大局将棋・奔王 +3マスまでの「×:そのマスまで飛び越えて行ける」
= 大局将棋・奔王 +3マスまでの「×:そのマスまで飛び越えて行ける」
となります。実際は、
大局将棋・教王 = 「/」or「+++→」
なのですから、ここで、「+++→」の「+++」は「3マスまでの×」に相当し、「→」は
さらなる拡張と考えれば、大局将棋においては、現行の動きが素直な解釈となるかと思われます。
#もしくは、3マス飛び越えてから走る、か。鳩槃の動きの表現はどうなのでしょうか。
「+++→」の動きとして、大局将棋では金翅、大象、奔翅、元龍がそれを持っているようです。
ただ、奔翅、元龍は、大局将棋のみとなりますので、金翅、大象についても他と比較するとよいかと思います。
ちなみにWikipediaを見ていっらしゃいますか?こちらでは、狛犬の動きは「甲乙丙」の3歩動けるタイプになっているようです。