06/12/01 22:21:03 CgcMtzH0
「成り」のルールに関して、
以前、>>148にて、
> 「駒は向こう11段目の敵陣に入れば成る。」としか書いてないからよくわからん
> 素直に読めば「成れる」じゃなくて「成る」だから強制成りとも考えられるが…
という回答をいただきました。
現在、「成り」のルールにおいて、いろいろ議論があり、もめておりますが、これでは、ルールを
明記すべきであったのにそれを書いていない、ということで、著者に落ち度があったことになります。
これは、いやいやそうではなく、大局将棋では、「強制成り」のため、書く必要がなかったから
書いていないんだ、と解釈するのが自然ではないか、と思うようになったのですが、いかがでしょうか?
ここで、「著者に落ち度があった」とすると、この資料の信憑性を落とすことにもなりかねません。
他に信憑性を上げることを考えると、まず、資料が執筆された時代における、他の将棋の「成り」に
関するルールを調べます。ここで、
(1)ルールが同一である。
ルールは同一ですので、明記しなくても同一であることが自明であった可能性があります。
この場合、当時もっともよく指されていた将棋のルールを採用します。
(2)ルールがそれぞれ異なる。
この場合、前述の通り、「強制成りのため書く必要がなかった」と判断し、「強制成り」を
採用します。
という案もあるかと思います。
#本将棋と中将棋は、もともとルールが違うのか、途中でいつ分化したかが鍵かと。
文意からも、状況からも、著者の名誉のためにも、「強制成り」がよいのではないでしょうか?