06/12/01 18:02:33 +QLGkUnI
>>186
二、無明を取った場合に関して
>>186は、無明を取って法性に成ると無明がいた位置で止まる、という前提が必要となるが、
『世界の将棋』は「一緒に捕獲する」としているのであり、着地の時点で飛び越えた全ての駒が
同時に取られるのだとすると、太子を取り、太子のいた地点で法性に成るということになり、
抑制されていないことになる。
又、提婆であったとすると教王に成っても太子取りになると言うのであるが、>>137で言う
戊説が有力と考えている立場なので、そうすると太子取りにはならないということになる。
大将を抑制する意味ということに関しては、相手の大将を抑制する意味ならば賛同し得るが、
味方を抑制する意味ならば、既述の如く反対である。
再び大将の話に戻ると、
>>9で引用された方の文章が、「幾つでも飛び越して、自分のものを含む全てを捕獲」ではなく、
「幾つでも、飛び越して自分のものを含む全てを捕獲」と妙な読点の打ち方をしているのも
味方の駒が取れるのは飛び越えた場合のみ、と強調したものと考えることも可能であり、
無明が大将を止められないとすると初期状態で太子が取れることになることからも、
E説は現状では賛同し難い。