06/12/01 08:23:00 CgcMtzH0
ちょっとぼやきです。
全否定されちゃってるからなぁ・・・。
仮に「※の動き」が、Eルールだったとします。
そうすると、先手の初手で、いきなり後手の太子を取ることができ、さらに王手です。
後手は、これを放置できませんので、取る一手です。
この後、後手からの同様の手順があり、これでは序盤で、玉属性を持った駒がいきなり1対1と
なってしまいますので、いまいちです。
もっとも敵の太子と引き換えなら大将を犠牲にする価値はあるのかも。
そこで[無明・提婆のルール]です。
このルールは特別ですので、駒を取った瞬間に成るのでしょう。
これでいくと、初手に先手の大将は後手の無明を取った瞬間に法性となり、この位置で止まることとなります。
後手はいきなり太子を取られることはありません。
後手は次にどうしますか?法性を取りますか?それとも大将で先手の無明を取りますか?
少なくとも次の手を縛られることはありません。
ここで初期配置において、提婆と無明が逆だとします。
そうすると、初手に先手の大将は後手の提婆を取った瞬間に教王となり、この位置で止まることとなります。
しかし、止まりはしますが、太子取りになっています。これでは、後手は取る一手になるでしょう。
初期配置の提婆と無明の位置関係にも意味があるのです。
そもそも、上記の場合、大将がもったいないので、こんな手順はまず選ばないでしょう。
ここで成りが味方にも適用されるなら、上記手順を「選べない」であり、いきなり荒れることもありません。
こう考えると、初期配置において提婆と無明の間の位置関係、大将との位置関係に
「序盤の大将・副将の動きを抑制する意味」がある考えるのはあながち間違いではないのじゃないかと
思うのです。
私は、素直に「※の動き」はEルールだと思いましたし、[無明・提婆のルール]があることも不自然と
思いませんでしたし、これら双方のルールと初期配置とが一体となることでバランスは取れていると思いました。
これに関し、よく考えられているなぁ、と思っていたのですが・・・。