06/11/29 01:47:20 tQ9Q3mHS
大局将棋では、同じ駒でも、王将・右将・左将・飛鷲・角鷹・火鬼・
天狗・狛犬・右車・左車等が、小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・
大大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋と異なる動きをする駒が多いし、
『象棋六種之圖式』では、小将棋・中将棋・大将棋・大大将棋・
摩訶大大将棋・泰将棋について解説してるので、「摩訶大大象棋口傳」
の[無明・提婆のルール]は大局将棋では適用させないのが妥当と
思われます。
[無明・提婆のルール]は自在天王を詰ます為に設けられたルールだと
思ってます。
天竺大将棋の火鬼の[焼く]機能が、大局将棋で採用されてない様に、
何でも盛り込む必要は無いと思います。
成りについては、任意で良いと思います。
本将棋では、持ち駒の再利用ルールが有る為に持ち駒を打つ事によって
駒枯れとなる局面は少ないと思いますが、取り捨てルールなら局面が
進めば自然と駒枯れとなる訳で、大局将棋では歩兵が不成りで敵陣の
最奥に到達しても、障害物となるかも知れませんが、やがて敵側の
走り駒等によって捕獲されて盤上から消えて行くはず、と思われる
からです。
成るのは[移動が完全に終了した後(二歩移動できる駒に関しては
二歩目を移動した後)]と考えるのが自然だと思います。
摩羯の動きは、〔縦横に何マスでも動け、途中で左右どちらにでも
直角に曲がって、さらに何マスでも動ける。曲がらなくてもよい。
飛び越えては行けない。曲がる前に駒を取ったら、そのマスで
止まらなければならない。簡単に述べると、飛車の動きを1回又は
2回できるということである。〕なので、
曲がる場合は駒を取らない(曲がるマスに敵駒が無い)けど
着地したと考えて良いと思う。曲がるマスも、居食い等と同様に
棋譜で表現すべきだと思います。