06/11/27 20:05:07 YML7TC0e
>>154
> 「無明、法性になる、獅子奔王二枚のふるまいを兼て、臨機應變にこれをつかふ、
> おそよ〔凡その誤か〕何馬にても敵方の無明を取りたる馬は、敵陣の内外を論ぜず、
> 其處より取替へ法性に成てつかふなり、」
大局将棋以外に、味方の駒を取れるものがあるのでしょうか?
あるならよいのですが、ないなら駒を取る場合の「敵方の」の記述は、書くなら
こう書くしかなく、この場合「敵方の」に敵味方を区別する強い意味はないのでは
ないでしょうか?
大局将棋以外で味方の駒を取れないとなると、
>仮に大局将棋に準用するとしても、大将が味方の無明を取って法性になることはない。
の根拠とするのは弱いかもしれません。
> 尤も、無明・提婆の配置からして、考案者は重要な駒と考えていた様であり、
> 特殊成りも強ち無いとも言えない気がするが、無いとするのが無難ではあろう。
味方の駒もありで、序盤の大将・副将の動きを抑制する意味があったのかもしれません。