07/09/11 09:23:33 Ljis+t2t
登場少ないキャラを救済するお話 第三回
渋バド男「と、いう訳でパーティメンバーもあと二人。頑張って探していこうか」
姫子「もうウチはメンバーに入れられてるんやね」
若カス男「…………」
黒ダク男「いいじゃないか。どうせ他のパーティ入るとこないんだし」
姫子「……アンタ、まだ殴られ足りないん?」
渋バド男「こらこら、君達がそんなことでは困るよ。数少ない前衛職なんだからねェ」
若カス男「…………」
黒ダク男「まあ、前衛職って基本的に人気キャラばっかりだしな。言ってて悲しいけど」
姫子「……なあ、ところで、さっきからなんや視線を感じるんやけど」
黒ダク男「言わないでくれ。できるだけそっち見ないようにしてるんだから」
姫子「そないなこと言うたかて、あんな物陰からじっと見てられると気味悪いわ」
黒ダク男「まあ確かに、基本的に女の子が選ばれるカスメの中で、あの位置は特に話題に上がることも少ないけど……」(ちらっ)
若カス男「……ニヤリ」
姫子「笑てる! こっち見て笑てるよ!」
黒ダク男「……あのキャラが常に自分の近くにいるってのは、ちょっと遠慮したいよな」
渋バド男「きみ、いいからだしてるな パーティメンバーにはいらないか」
黒ダク男「って何やってんの、渋バド男さん!?」
渋バド男「いやあ、カスメと言えば、ダクハンと実に相性の良い職業じゃないか。これは実にお買い得だと思ってねェ」
黒ダク男「……そりゃまあ確かに」
姫子「何納得してるん!? あの人がパーティメンバーになったら、四六時中一緒にいるコトになるんよ!?」
黒ダク男「いや、しかし俺様の見せ場が増えることを考えれば、それくらいの問題は許容範囲……」