07/07/26 01:02:27 6IqAFldW
エトリアという街がある。
かつて最大の迷宮がある街といわれていたが、踏破する冒険者が続出、
今では他の街と大差ない、何の変哲もない街へと変わってしまった。
観光収入減を危惧した執政院は、一計を案じる――
シリカ「キング オブ エトリアーズ 07?」
金鹿「そう。なんでも観光の一環として開かれるみたいよ」
シリカ「あららー。変わった事思いつくねー、あの眼鏡の人も」
金鹿「笑ってる場合じゃないわよ、シリカちゃん。私たちにも要請が来てるわよ?」
シリカ「うそ!?」
金鹿「嘘じゃないわよ、ほら」
そういって女将は一通の手紙をシリカに見せる。
そこには出場を依頼する旨と、たしかに自分達の名前が記入されてあった。
シリカ「ほんとだ…『なお今回の大会は3on3で戦うものであり――』
あれ、私達ガンリューさんと一緒なの?」
金鹿「そうみたいね、まあお祭りみたいなものなんだし、気楽に行きましょうね」
シリカ「そうだね、がんばろうか姐さん!」
金鹿(…あの女狐とはいつか決着をつけたいと思っていたしね、うふふ)
シリカ「姐さん…なんだか怖いよ…」