07/05/10 04:16:43 I7OHTNSm
牙「そして、コイツは、ぼくの相棒さ。……眉月 大庵。
ぼくの作ったメロディにギターをカラめてくる。
なかなかコシャクな男だよ。」
牙「ぼくとしては……今も、信じていない。
アイツは……ダイアンは、最初に組んだ刑事だ。
あいつが捜査三課に配属されてから、組むことはなくなったが……
あいつのギターは、ぼくの想像力をいつもシゲキしてくれる。」
王「でも……オレたちのシゴトに、そんなことは関係ない。
……そうですね。」
牙「わかってるよ。……おデコくん。」
牙「オカシイと思ってたんだ。
キミが、あんなカンタンなキメをしくじる、なんてな。
ぼくはキミのウデを知っている。あんなミスをするはずがない。」
牙「おデコくん。ぼくは思うんだけどね。
人生で出くわす事件は、とてもフクザツだ。どいつもこいつもね。」
王「まあ……たしかに。歌詞に合わせた殺人なんて、特に。」
牙「だからこそ、自分のキモチぐらいは、シンプルに持っていたい。
ぼくが検事になろうと思ったのは、《真実》を追求するためだ。」
王「……………………」
牙「だから。ムリして弁護士と張り合うつもりはない。
……それだけだよ。」
王「……わかりました。」
みぬき「あの……検事さん?」
牙「なんだい?」
みぬき「ちなみに、バンドで歌をうたってるのは、どうしてですか?」
牙「ああ。……女の子に、振り向いてもらいたいから、だよ。」
王「たしかに。シンプルですね。」
ダイアンと弟のやりとり(口喧嘩みたいのしてるとことか、逆に仕事仲間として固いしゃべり方してたりとか)が好きだった自分としては、
弟は嫌いになれないなぁ。
弟自身への事件続きでまいってる、みたいな描写も多かったし、
親友だろうが兄弟だろうが、犯罪は犯罪、ぼくは真実を知りたい!っていうだけだろ、弟。
まっすぐすぎるというか、仕事熱心で真面目な印象はあるが