スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その133at POKECHARA
スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その133 - 暇つぶし2ch133:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 00:55:12 rsqTH4hX
『アラドや。こっちを見なさいアラドや』
「ん? ダレだ?」
『ワタシはビルドビルガーLに住むビルガーの精DEATHよ。
 今アナタに、ゴイスーなデンジャーが待ってイマス』

声に気づき目を向けると。そこには年の頃は10歳くらいの赤い髪をした少女が、なぜか裸で立っていた。

「いや、見た目と言動が一致してないんだけど。てかなんで裸。てか隠した方が」
『ノーノーノー。イッツノープロブレム。
 脱がしたのはアナタ。なので隠す必要ありまセン。
 それよりも、さきほども言ったようにゴイスーなデンジャーが迫ってます。
 具体的には目を覚ましたら血まみれ確実DEATH。
 と、いうわけで間を覚ましまショウ。
 それ3・2・1あGO!』

「―ッ!!」

目を覚ましたアラドは自分が格納庫の天井を見上げているのに気がついた。
手足に軽く力をこめてみるが、どこにも異常は感じられない。

「よく助かったな……。
 というか。なんであんな変な夢を……」

ため息ひとつ。最近疲れてるのだろうか。
ゼオラを守れる男にならなければと思い続けていたが。それが空回りしていることは自分でもわかっていた。

「さて。アーマーの片付けでもしないとな」

呟き、体を起こそうと床に手を伸ばす。
すると「ふにん」となにやら柔らかいものを掴む感触がした。
疑問に持つ間もなく、格納庫に響く金属音。
そちらを向くと、差し入れだったのか。ティーポットと皿に盛られたグババが、床一面に広がっていた。

「あ……あらど?」
「お、ゼオラじゃんか。何落としてんだよ、勿体無いだろ」

だがゼオラは青ざめた顔をしながらアラドを指差し続ける。
ふと気になってその指のむく先を見てみると、そこには自分の下敷きになった赤い髪の少女。
そしてその胸を掴んでいる己の姿だった。

「いいっ―!?」

「アラドの……アラドのバカーッ!!」

かくして少年は星の屑に。
件の少女は、制裁が終わったころにはいずこへと姿を消し。その行方は誰も知らなかったという……。

『これも策士のなせる業』

―Fin―


って前半書き込んだらもう>>118で書かれてるよ!
仕事遅いよ俺!


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