06/10/02 01:40:27
早朝、澄み渡る海、そして空を見つめつつ私は欠伸をした。
みんなはお目メパッチリ、髪型もキッチリ。
「よくみんな、こんな朝っぱらからあんなに元気にしていられるわね」
と言おうとしたが、姉さんに叱られるのがオチと思い飲み込んだ。
「じゃあ、よろしくねみっちゃん」
「りょーかい!よっちゃん」
「行ってきます」
「ピカッ!」
あのトレーナーさん(と一匹)も元気に出発していった。
「さーて、私はもう一眠りするかな~」
「ちょっとまった、フルーラ」
と姉
「なによ?」
「トレーナーさんが島へ宝をとりに言ったと言うのに、巫女のあんたが寝ててどうするの!」
「だって何もすることないじゃない。それなら今のうちに体を休めておいて、''しきたり''に備えておいたほうが良いんじゃなくて?」
ちょっと考えて姉
「それだったらちょうどいい仕事があるわ。昨日食事をした会場、もう使わないから片付けてくれる?」
「えーーーいやだ!!!寝かせろ!!!」
と言いたいが、後のことを考えると従うしかない。
「はいはい、わかりました、わかりました。行けばいいんでしょ」
はーやっぱり私は不幸な妹ね