06/07/02 22:58:08
私がそうこう考えているうちに
向こうではサトシ君とリラが盛り上がっていた。
「ねぇ、サトシもうポケモンはゲットした?」
「いいや。まだゲットしていなんだよね、リラは」
「僕もまだなんだ、だからサトシ、一緒にポケモン探そうよ」
「おっいいね、どっちが先に大物をゲットするか競争だ」
日頃からバトルの練習相手をしてもらっている
リラとは何かとお互いを高めあっている関係が続いている
この場の勢いで勝負を持ちかけるが
「競争もいいけど、僕はサトシと一緒に探したいな~ダメかな」
ちょっと表情を落ち込ませたリラが上目使いでこちらを見てきた。
そんな仕草のリラに一瞬ドキっとしてまったサトシだった。
「そうか?なら一緒に・・・」
「サッサトシ君!!サトシ君は私と一緒にポケモン探すんだよね!
私ってまだポケモンゲットした事無いから、サトシ君に直接指導してもらいたいし」
ここで引き下がるのは女の恥、こんな泥棒猫に
こんな美味しいシチュエーションを横取りされてたまりますか!!
亡きカスミの為にも、私とサトシ君は結ばれなきゃいけないのよ!!
(何勝手に亡くなった事にしているのよ!!いい加減にしてよ!)
「サトシ、その子誰?お友達?」
「ああ、友達のフルーラ」
「へぇ…友達なんだ~、始めまして、僕リラっていいます。
サトシとは結構長い付き合いなんです♪二人でよく出かけますし」
くっ!たしかにサトシ君とは恋人じゃないわよ、友達以上恋人未満の関係?
に一先ず成って恋人へとのステップアップに扱ぎ付けたいと
日頃からそう思っているけど、サトシ君は強敵だから
それにしても遊動尋問での友達発言。これは私に対する宣戦布告ね