06/12/30 17:18:01 mte2k/uz0
時期ネタなので年内には終わらせたい・・・
―聖夜のLIVE―
DD7「僕の為の・・・LIVEだって!?」
DD3の突然の発言に更に混乱するDD7。
DD3「それじゃ、先ずは華麗なオープニングと参ろうか。それじゃ二人とも、頼むぜ!!」
Fairy Tales「はーい!準備は良いですか、魔笛さま?」
魔笛「勿論だ。DD7!しっかりと見ておけよ!」
DD7「魔笛さん・・・フェアリー姉さん・・・」
魔笛「行くぞっ!」
魔笛がそう言った瞬間、暗い夜空に色鮮やかな七色の光が現れた。魔笛は魔法という不思議な力を使う事が出来る。
その光はどんどん巨大な火花となって散っていく。まるで花火のように。
FT「よーし、行くよー。みんなー、集まれー!!!」
フェアリーは仲間である他の妖精を呼び出し、空へ飛んでいく。
空を照らす花火と一緒に夜空を華麗に舞った。妖精達のパレードのように。
DD7「すごい・・・」
オバゼア「とっても綺麗・・・」
幻想的な光景を見て、僕はいつのまにか落ち着きを取り戻していた。
DD3「YEAHっ!!すげぇ感動的なオープニングだったぜ!そうだよなお前等!!」
曲達「ウオォォォ----!!」
DD3「よーし、それじゃあ最初の曲といこうか!最初は・・・コイツだぁ!」
裁き「皆さん、そしてDD7君、こんばんは。メリー、クリスマス!」
DD7「裁きさん!」
DD3「そして次はバンドメンバーの紹介だ!先ずはドラム・・・赤ネも黙る最凶譜面・・・DAY DREAM!!」
曲達「イエェェェーイ!!」
DD「バンドなんて久々だな・・・いっちょやってやるか。」
DD3「そしてベース・・・レベルの高さで他を圧巻!MODEL DD6!」
DD6「トイレに行っておけば良かった・・・」
DD3「そしてギターは・・・超高速オルタが痺れるWhite tornedo!」
ホワトル「みんな、ヨロシク♪」
DD3「そしてピアノ、その他の伴奏のサポートをするのは我らDDシリーズで最も可憐で美しい、MODEL DD4!!」
DD4「皆さん、宜しくお願いします。」
曲達「イエェェェーーイ!!」
DD7「・・・って、殆ど僕の兄さん達じゃないか!?」
DD3「それじゃ、ミュージックスタート!」
会場がシンと静まりかえる。
裁き「ララララ・・・ララ・・ラララララ・・・」
裁きの透明感のある声で始まり、デイドリはイントロの超高速タム刻みを見事に叩き上げる。
そこに絡む、ギターとベース・・・伴奏は一度穏やかになり、サビで歌は激しく変わる。
裁き「裁かれるー!!」
高度な技術を要するギターとベースをDD6とホワトルは歌声に綺麗に馴染ませる。
エフェクト、エコーはDD4が上手く調節し、音楽として一番良い形としていく。
彼女は音に関する能力が優れていて、その不思議な力をもって音の波長を変えているのだ。
フィニッシュの超高速タム刻みもデイドリが鮮やかに仕上げた。
DD7「すごい・・・・・」
DD7が発した言葉は、たったそれだけであった。
(続)