それっぽいキャラクターを考えるスレ7人目at GSALOON
それっぽいキャラクターを考えるスレ7人目 - 暇つぶし2ch1:ゲーム好き名無しさん
06/11/20 23:15:34 H8gilMk2
ロナウド=オパニョーラ 18歳・男
伝説の子孫の生き残り。
唯一世界を救うことのできる『精霊の剣』を使える。

「世界の危機だとか、伝説の力(フォース)だとか、ワケ分かんねえ!!
オレはオレだ!」

2:ゲーム好き名無しさん
06/11/20 23:16:05 H8gilMk2
過去スレ
・それっぽいキャラクターを考えるスレ6人目(おいらロビー・避難所ですね)
スレリンク(bobby板)l50

・それっぽいキャラクターを考えるスレ5人目(ゲサロ板)
スレリンク(gsaloon板)l50

・それっぽいキャラを考えるスレ4人目(創作文芸)
スレリンク(bun板)l50

・それっぽいキャラを考えるスレ3人目(創作文芸)
スレリンク(bun板)l50

それっぽいキャラクターを考えるスレ2人目
スレリンク(gsaloon板)

それっぽいキャラクターを考えるスレ
スレリンク(gsaloon板)l50

ここはそれっぽいキャラクターを考えるスレです
ネタを投下すれば、進行中の物語にそのキャラクターが登場します

まとめサイト
URLリンク(www.wikihouse.com)

3:ゲーム好き名無しさん
06/11/20 23:17:01 H8gilMk2
現在進行中の物語

本編
初代スレ>>1が考えたロナウド=オパニョーラが主人公の物語
笑いあり、バトルあり、涙あり、恋愛ありの大冒険活劇

外伝剣魔イース
本編にも登場したキャラクター、イース・ト・フードが主人公の物語
シリアスなストーリーと達人同士の壮絶なバトルが魅力

ルーカス戦記
ロナウド=オパニョーラの幼い頃の親友、マルフォット・ルーカスの戦いを描いた物語
ルーカスの視点で展開していく物語は、重厚で深いストーリーが人気のシリーズ

猫魔王編
猫に封じられた魔王(♀)と、少女アミーニーの物語
猫魔王とアミーニーの微笑ましいやりとりと、たまに見せるシリアスな話が面白い

バンボー編
ロナウド一行と離れ、王子として戦うバンボー・リベラーが主人公の物語
本編でも人気のあったバンボーがどう活躍するかに期待が集まる

4:ゲーム好き名無しさん
06/11/20 23:17:50 H8gilMk2
Q&A

Q、このスレの趣旨はなんですか?
A、それっぽいキャラを考えるのです。あとでだれか使ってくれるかもしれないです。

Q、どんなキャラでもおk?
A、基本的におk。むしろぶっ飛んだ位のやつ歓迎。ただしあまりに寒いとスルーされるかも。

Q、人物以外でもいいんスか?
A、もちろんっすよぉ~。町やアイテムなども募集中!

Q、俺も物語書きたいんだけど
A、特に誰が書くって決まってはいない。どんどん書いてください。
  ただし、前の話と矛盾したり、既に出てるキャラを使うのは止めた方がいいかも

Q、次スレは?
A、>>950を踏んだ人が立てること。無理なら別の人が代わりに

Q、それっぽいって、どれっぽいの?
A、それは君の心の中に…

5:ゲーム好き名無しさん
06/11/20 23:18:45 H8gilMk2
モチヅキ「手紙、届けにきたで」
スージー「はいはいどうも、語り部ことスージーです。という訳で、この度私の元にこのような手紙が届きました」


193 名前:おいら名無しさんヽ(´ー`)ノ[sage] 投稿日:2006/11/10(金) 01:23:28 ID:???

キャラが多すぎてなにがなんだかわからなくなってきた
ちょっとキャラ設定も濃いの多すぎ・・・

どうなるんだろうかこれから


スージー「そこでですね、私の主観で申し訳ないのですが簡潔に補足をしようと思います。まずは解りやすいところから」

ロナウド……無職、ド平民。取り敢えず『ワケわかんねえ!』と叫ぶのが主な仕事。伝説の子孫の生き残りで突っ込み役。
        他のフォースを吸収する『無』のフォースを使う。愛用の『精霊の剣』はフォースに呼応して姿を変えるらしい?
        現在は炎と風が使えるらしい。わりと剣の腕はいい。
バンボー……通称天井王子。弓はお飾りかと思いきやそれなりに得意らしい。わりと面倒見がよい。
        ロナウドと旅をしていたが、立場の関係で命を狙われて以来、別行動をとっている。
タブン  ……二重人格の男。気付いたらメンバーにいた、わりと古株。魔剣を所持するときに取り憑かれているが気にしていない。
        基本やさしい人だが戦闘時は凶暴。でもあまり活躍できない。
スー   ……短気。デフレスパイラルが刻まれた本から出てきた。エターナルフォースブリザードを使いこなす。
         たまにツンデレっぽかったりするが本音はよくわからない。わりと活躍してない。
         しかしいつになったらデフレスパイラルの出番が来るのだろうか……
涼    ……泣き虫、策士。おもに孔明と呼ばれる天才少女。ロナウドをご主人様と呼ぶが経緯は不明。わりと腹黒。
         閃き一つでいかなる困難も突破できるほどに頭の回転が速い。ただし本人は戦わない。
パティ  ……楽天家、奔放。巨大なハンマーで暴れまわる突撃役。単純そうだがわりと思い悩むことが多い。
         前衛の立場上タブンが目立つと薄くなり、彼女が目立つとタブンが薄くなる、表裏一体のポジション。
イース  ……剣魔。ロナウドより強い最強の剣士。わりとおっちょこちょいで、刀を見失って混乱することも。
         恋人の為に人の道を踏み外した兄を止めるために、相棒のバスと共に旅をしている。

6:ゲーム好き名無しさん
06/11/20 23:20:11 H8gilMk2
スージー「続いては外伝関連です。あまり補足の必要がないと思われるものや、出番が終了っぽいのは省略いたします」

ルーカス ……ロナウドの幼馴染。戦場で多くの仲間を失い、自身も行方不明になっている。わりと強い。

魔王   ……猫、ツンデレ。古代の魔法を操る歴代最強の魔王。ロナウドについていこうとするが無視される。
         基本的に冷酷だが、あまり仲のいい者が居なかったが故にわりとやさしい。
アミーニー……ホームレス少女。呪文詠唱により水のフォースを使う。元々人工的にフォースを使えるように作られた存在。
         水の巫女の後継者に選ばれたが、同時にその魂まで取り込んでしまった。わりと不幸。
スサノオ ……八魔神の一人。姉を心配して独自に動く熱血漢。わりとヘタレ。
アマテラス……八魔神の一人。わりと要領がよくそれなりの地位についている。

小田桐  ……変態。決め台詞のおかげで確立された変態。早撃ちに関しては無敵らしい。バンボーをライバル視している。
         とてもそうは見えないが意外にも人望が厚く、数多くの仲間を持つ。わりと変態。
ケンジ  ……ガスマスク。小田桐の部下で二刀流で戦う。わりと怪しいが、根は真面目な人間。
ルーシオ ……ルーシオちゃん。幽体離脱や治癒など高度な魔法を使う。大人ぶっているがわりとお子様。
ドナ    ……デュラハン。自分を助けてくれたバンボーに一目惚れする。わりと乙女。
ロゼッタ ……超能力者。バンボーを狙う刺客だったが、負けたので今は戦意はない。わりとお子様。

アース  ……フハハ。最愛の人であるリオを亡くし、生き返らせるために暗黒面に堕ちた男。
         剣の腕には自信があり、その実力はイースさえ凌駕する。わりと無邪気。
闇の巫女……年齢本名全て不明。アースに協力しようとしているが、その本心は不明。わりと愉快犯。
         それなりに使えそうな人材を見つけると捕獲して洗脳かゾンビ化している。妹は光の巫女。
ウォルター……不老不死。いろいろフォースを使えるが故に死ねない。わりと書くことがない。

スージー「とりあえずこんなところで。それじゃ来週も見てくれよな!!」
モチヅキ「またな~」






シェルティ「ってあたしら無視かい!いや結構出番あるじゃん!?ほらアギもなんか言ってやれ!」
アギ「…………何しゃべったらいいんだ…?」
シェルティ「知るかーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

7:ゲーム好き名無しさん
06/11/21 00:01:09 QJkwmnt4
乙!
ウホいい捕捉

8:ゲーム好き名無しさん
06/11/21 01:30:47 mtyf1jep
イース「最強の剣士か…なかなかわかっているようだな…
フッ…>>1、補足・スレ立て共に乙とだけ言っておこう…」
バス「俺様の解説はねーのか!?くそお…」
アース「フハハハハ!>>1ぃ!乙だ!」
闇「>>1さん、おつですよー。」
イース「き…貴様らぁ!」

9:ゲーム好き名無しさん
06/11/21 01:55:16 UbrX8yIJ
>>1超乙であります!

10:ゲーム好き名無しさん
06/11/21 02:18:16 CnLXItwV
フレイ「>>1ぃぃい!!!乙だぁぁあぁ!!!」
ゴース「イース編で活躍予定だ!!」

11:猫魔王編
06/11/21 14:01:25 Nrk9rFNs
《―…さて、淑子が預かった手紙には『正々堂々と勝負』と書いてあったはずなのだが…―》
台形な山々がつらなる山岳地帯、空を見上げれば巨大な入道雲が南へ南へと向かっていく。
《―…えぇ、だ・か・ら正々堂々三対一で勝負です。仮にも魔王様なのですから…私達三人じゃないと張り合えないじゃないですか♪…―》
空に障害物一つないここでは、その雲達の行方を、何時までも見守れることだろう。
「…はぁ、やっぱりそう来ましたか」
しかし、そんな大自然を絵に描いた様な場所で、一つだけ不自然なことがある。
…水気を失ってヒビ割れた大地。
その間からは力強く生えた草達で鬱蒼としていた。
風がそよぐ。
草達はまるで踊るように風に身を任せてユラユラと揺れる。

「音」と言うのは世界とは切っても切れない関係である。
多少の物体の動きでも、僅かに音は鳴るのだ。

想像できるだろうか?

何も音が鳴らない、死んだような世界を。
――それが、今まさに、この一帯で起こっているのだ。
草木の揺れて擦れ合っても、突風が吹き荒れようとも、なにも「鳴らない」のだ。
「魔王様も甘いです。奴らがそう易々と、薬を引き渡してくれるわけがないですよ」
そして、その絶対不変の世の理が崩れた空間の中、彼女は、まるで王の様にその場に君臨していた。
「…しかし、やはり少し疲れますね。
魔王様の気付かない程に離れたこの場所で、自分の聴力の上昇と魔王様付近一帯までの雑音の遮断の組み合わせは、さすがに骨が折れます…」
彼女の名はダークア・クランズ。
現魔王の側近であり、よき理解者でもある。

魔界の住民は、ほぼ自分のことを第一に考える。大人子供、その他の者達も含めて例に漏れず、だ。
だが彼女はそんな秩序の中で、異端とも言える存在になっていた。
魔王のためなら死ねる。
その言葉がこの世界ではどれだけの狂言かは、人間界の者では理解できないであろう。
例えるなら、酒の席で酔っ払って言った冗談くらいに信憑性が無いものである。
しかし、彼女は本気で言っているのだ。本気と書いてマジ読むと言えるくらいに。
愛している、と言っても過言では無いほどに。
魔王の何にそこまで惹かれたのか、それは謎である。

これは余談だが、先日、淑子を通じてアマテラスから渡された手紙の内容を見た魔王から言われた言葉。
『お前は留守番してろ。アマテラスの元へは私一人で行く』
を聞いたダークアはその日、途方も無い絶望感に浸っていたと言う。
もしその場にロディが居て、追い打ちの一言でも言われた日には、自殺しかねなかっただろう。


12:猫魔王編
06/11/21 14:02:51 Nrk9rFNs
さて、少々脱線したが、先のダークアの発言からも察する通り、ダークアの能力は音の操作が主で
今発動している力は、簡潔に言うと見えない糸電話のような物。一言で言えば盗聴である。
「しかし、さすがの魔王様でも、魔神クラス三体を相手にするのは苦しいでしょう。
…これは、命令違反ではありません。悪魔で魔王様のこと心配しての行動…」
自分の行動を正当化するように、自分に言い聞かせるが、
口がニヤついていては説得力がない。
「部下のボクからしては当然です」
アイタタタ!ナレーションに突っ込まないで!!
首根っ子掴まないで、絞まってる絞まってる。
ぐ、ぐるじぃ、あやまります。あやまるから放してっ!!
「解ればいいです」
はぁ…はぁ…、後でそれっぽいキャラ協会に言い付けてやるからな…。
「苦戦する魔王様。その時、颯爽と現われるボク、そして協力してアマテラス達を倒したご褒美に……」
言っとくけど、お前達女同士ってことを忘れるなよ。
「…」
…はい、ごめんなさい。
「無駄話もそろそろやめにして、行きますか」
さて、自分も本職に戻りますか。

研ぎ澄ますように集中していた神経を解除して、ダークアは魔王達が居る方角を確認する。
「…かなりありますね」
ふぅ、とダークア一息吐いた途端、その空間は息を吹き返したかのように自然のメロディを奏で始める。
魔王の元へ向かおうと、ダークアは歩きだす。
「っ!?」
だが、それは急激な地面の揺れにより妨げられる。
ゴゴゴと地鳴りが響き、ダークアの足の間から大地が裂ける。
「く…ッ!!」
不安定な足場ながらもフォースを足に集中させて、崩れた姿勢で大きく横に飛び出す。
『チッ』
着地の受け身も取れず、調節しきれなかった脚力により、
ダークアは、まるで走っている電車から飛び降りたかのように、地面をゴロゴロと転がる。
「はぁ…はぁ…淑子、どういうつもりですか…?」
揺れがおさまってからダークアが口にした名前は、仲間であるはずの者の名前。
『…』
「…答えなさいっ!」
僅かに聞こえた。舌打ち、それは明らかに淑子の物であった。
「ごめんねダークア。私、八魔神につくわ」
ボコンと地面から現われた淑子は、裏切りの言葉をダークアに放った。
一瞬、ダークアの目に動揺の色が現われたが、もはや常識である魔族の習性を思い出したダークアは、完全に淑子を敵として認めた。
「……裏切ったのが、ロディじゃなくてよかった…」
「…?」
「だって、死んだのがロディだったら、魔王様が悲しみますから…」
「……ふふふ」
「淑子、アナタを始末します」
「やれるものならやってみなさいッ!!」

続く。

13:ゲーム好き名無しさん
06/11/21 14:59:02 CnLXItwV
一番手逃したー!

やりますねぇ…流石ぬこの人…

14:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 02:45:13 48UcINnh
小ネタ「開会式」

シサ・マリモ「まず始めに、私は司会のシサ・マリモです!
みんな優勝したいかぁ~!!?」

辺り一面から叫び声がこだまする。
タブン「きまってんだろぉぉ!」
タブンも周りに負けじと、声を張り上げる。
シサ「うるっさぁーい!
野郎ども!騒ぐなら、静かに騒げぇぇぇぇ!!!!」
周りの声をかき消すようなシサのすさまじいシャウトに、辺りは水を打ったように静まり返った。
シサ「では次、前回チャンプアレクセイ・ロドリゲスの選手宣誓でぇ~す!」

アレクセイ「アイ アム ア チャンピオン。アイ ハブ ア ペン。」
シサ・マリモ「前回大会チャンプのすばらしい選手宣誓でしたッ!
……私は大会チャンプの話に、感動を……涙を……禁じえませんッ!」
広い武舞台の真ん中に彼女は、目から出る液体で染みを作っている。
辺りの選手勢からも拍手とともに啜り泣く音が聞こえる。
ロナウド「泣けないし選手宣誓でもねぇ!」
タブン&パティ「うっ……」
横ではタブン&パティが涙を流していた。
おいおいイースも潤んでいるぞ。泣かないでくれよ、あんたはイメージダウンだぞ。
ロナウド「……ワケ分かんねぇ……」


15:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 02:46:56 48UcINnh
スー「今から、出場取り下げってできないの?」
涼に大会参加を強要され、断り切れずに、参加手続きをしたスー。当然機嫌も悪い。
あの時ほど可愛いスーをみたのは初めてだった。BYロナウド
涼「だめです。スーさんもちゃんと出場してください!」
何を言っても無駄だと悟ったスーは、その場で深くため息を尽く。
ロナウド「スー!フォース使う奴は参加者の中にいるか?」
機嫌が悪いコトをいち早く察知したロナウドは、スーに話題を振る。
スー「こんな大勢のなか、全員は分かんないけど……三人はわかるわ。
まず、あそこの二人組!」スーの指差した先には、黒いローブに身を包んだ二人がいた。
アン・ノーン「………」
ミッショ・ネル「………」
二人とも顔まですっぽり隠していたが、一人はガーターベルトで腰をきつく締め胸を強調してるトコロから女性
もう一人は、その女より一回りデカク、肩幅から男ということが容易に想像できた。
ロナウド「後一人はチャンプか?」
スーはコクりと頷くとさらに口を開く。
スー「まだいると思うけど、特に強いフォースを感じたのは、その三人……」

シサ「では、今から組み合わせのくじをひいてもらいま~す。」
つづきよろしく

16:ここからしたバンボー編
06/11/23 02:49:11 48UcINnh
ケンジ「ここであります!」
右手で背中のルーシオを支えつつ左の地図で確認するケンジ。
ドナ「じゃ中に早く入ろ!」
ドナがドアを後ろに引こうと手を掛ける。横には開閉の邪魔にならないようにチョコリコとロゼッタが立っている。バンボー「待て!少し話を……」
ドナ「えっ!」
遅れてきたバンボーの叫び声に驚き、振り返るドナ。
しかしバンボーの静止も一歩遅く、中から外が確認できるほどドアは開いている。
ヨウジョスキー「待っていました。小田桐様達ですよね?私はヨウj……あっ!あなたは!!」
バンボー「コイツには注意しろ!」
バンボーはドアの横にいるドナを押し退け、先頭で一同の壁になるように割り込むと、ヨウジョスキーを指差し怒鳴りだした。
ヨウジョスキー「だから『ヨウジョスキー』と言うのは名前で……」
ドナ「『幼女好き』なの!?」
ロゼッタ「この町は変態しかいないのか……」
ケンジ「それどういう意味でありますか?」
三人は、キッ!とヨウジョスキーに侮蔑の眼差しを向ける。
ヨウジョスキー「ひぃぃ!だから名前だけで幼女が好きなわけじゃありません!」
バンボー「おいッ!ドナ!ルーシオとロゼッタを連れて部屋に逃げろ!」バンボーはヨウジョスキーの意見など無視し、睨みの効いた顔の向きを変えずドナに話し掛ける。
ドナ「ハイッ!わかりました!」
愛しのバンボーの鬼気迫る表情での頼み。それだけでドナは深く考えず言われたとおりに動いた。
返事を普段より幾分か弾んだ声ですませると
笑みを浮かべながらケンジからルーシオをぶんどり、ルーシオの下腹部が右肩に当たるように、手を使わず持ち上げる。
ロゼッタ「おい!やめろッ!」
ドナは左手でロゼッタの手をひっぱり、ルーシオの乗った右手でカウンターの上に用意していた鍵の一つを器用に引ったくると
ヨウジョスキーが注意の声を上げるよりも早く、二階に駆け上がった。
ヨウジョスキー「ああ!勝手に取らないでください。」
ヨウジョスキーはドナを追い掛けようとクルリ後ろを向くが、バンボーは瞬時にヨウジョスキーの肩を掴む。
バンボー「おいッ!あの部屋には近づくなよ。」



17:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 02:51:31 48UcINnh
ドナに連れられ部屋に入れられたロゼッタはあるコトに気付いた。
ロゼッタ「……なんでルーシオちゃんも連れてきたんだ?」
ドナはルーシオを部屋の入り口から一番近いベットに寝かし付けながら質問に答える。
ドナ「……バンボー様、ルーシオちゃんのコト女の子だと思ってる?」
ロゼッタ「……だろうな…」
ドアの前にいるロゼッタ、ベットに座るドナ。
二人は笑い混じりの顔を見合わせ、何かに頷くと
二人の間のベットの上で幸せそうな頬笑みを浮かべ寝ているルーシオを見つめる。
ロゼッタ「秘密にしておこう。面白そうだからな。」
ドナ「うん!ほんと、ルーシオちゃんは、からかいがいがあるよね♪」
ケンジ「小田桐さんが来たであります。だから向かいの部屋に来てほしいであります。」
まだ開き掛けのドアからひょっこりガスマスクが、こんにちは。
ドナ「わかった!少し待っ……あっ!ケンジ君。ちょっといい?」
ケンジ「なんでありますか?」
ロゼッタ「実は…カクカクシカジカ…」
ケンジ「楽しそうであります!」

こうしてルーシオが睡眠の虜になっているなか『三人の謀』は厳かに始まりを告げました。

18:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 02:52:39 48UcINnh
ルーシオ「すいません。昨日は宿まで送ってもらって…」
大きなあくびをしながらトボトボ宿から出ると、ルーシオは一同に詫びをいれた。
その仕草は、まるで『しょうがな程度にしか思ってない建前での平謝り』の様であった。
ケンジ「お役に立てて光栄であります」
昨日の取り決めからかケンジはルーシオを見ると意味深にニヤリと笑う。
ドナとロゼッタはルーシオを見ないように顔を背け、小刻みに肩を揺らし笑いを堪えている。
バンボー「よしッ!じゃあ今からアプリ・コットンに行くぞッ!」
ドナ&ケンジ「おー!」
バンボー、ドナ、ケンジの三人は、寝起きでテンションの低い三人を余所に
ウルトラハイテンションで、手で元気いっぱいに天を突く。
ルーシオ「……アプリ・コットンってなんですか?」
しばらく、無駄にテンションの高い三人をキョトンと見ていたルーシオだが突然の疑問に声を上げる。
ケンジ「農業の盛んな国であります!別名は『青果王国』であります。」
ルーシオ「……なんでそんなところ行くんですか?(ケンジが知ってるとは……)」
自分が知らないコトをケンジが知っている。そんな敗北感に内心、心を痛めるルーシオ。
ドナ「昨日ルーシオちゃんが寝てる間に話したコト説明するね♪」
ドナはルーシオを連れ、バンボーと少し距離を取ったのちに
いつもの様なすっとんきょな馬鹿声をあげる。ケンジもその二人に憑いてきた。




小田桐「ルーシオはどうした?」
ケンジ「向うの部屋で寝ているであります。」
ロゼッタ「起きそうに無かったから、起こしてないぞ。」


19:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 02:53:39 48UcINnh
二人に続き、ドナもドアをくぐる。
ドナは部屋に入った途端、しおらしく、バンボーに向かいお辞儀をすると頬を染めしゃべり始める。
ドナ「これから、どうやってエヌエチケと戦うおつもりなのですか?」
『何も考えて無さそうな人』の代名詞とも言うべき女、ドナの唐突だが的確な質問と、その豹変ぶりに
一同は、ポカーンと口を開け呆気に取られながらドナを見つめる。

ドナ「どうしたんですか?バンボー様……」
そのシラケ具合に何か失言をしたのかと思ったドナは、心配そうに一同を見回す。

ケンジ「……バンボーさんが来てからドナさんキャラ変わったであります……」
ロゼッタ「たしかに、なんか変だな……」
ケンジは近くにいるロゼッタにしか聞こえないような声で話すとロゼッタも小声で返答する。
二人はキョトンしていて、ちっともドナの恋には気付いてない様子である。
バンボー「……あっああ!それを今から話そうと思ってたんだ。」
それを聞くとドナは無言でバンボーの隣を陣取る。顔はさっき以上に赤く染まり、下を向いている。
普段は半ズボンだろうが、スカートだろうが、お構いなしにアグラをかいているドナだが
今は、ちゃんと足を閉じ、両膝に両手を付けチョコリコと正座をしている。

バンボー「ダマクスと同盟を組んでくれそうな国と、片っ端から同盟を組んで……」バンボーは、そんなドナなぞ、目にもくれづに、トツトツと説明を始める。
ケンジ「エヌエチケに戦争を起こさせないつもりでありますか?」
バンボー「ああ、そうだ!向こうが『戦争を起こしても負ける』って思う程の連合を作るんだ!」
ロゼッタ「世界一の軍事国家エヌエチケが敵なのに、そう簡単に同盟を組んでもらえるのか?」
バンボー「ダマクスとの戦争が終わったら『次は自分の国が狙われる』かもしれないんだ。
一緒に戦ってくれるさ!」
バッと立ち上がると、質問に声のトーンをあげ高らかに叫ぶバンボー。
その様子をドナは目を玉虫の様にキラキラと輝かせ、見つめている。依然顔も真っ赤だ。
小田桐「で、これからどこに行くんだ?プ・スマか?それともダマクスに戻るか?」
バンボー「いいや、アプリ・コットンに行きたい……」
ケンジ「なんでありますか?それは……」
ロゼッタ「『青果王国』っていわれる程、農業の盛んな国だ。
年に一回やる『農作物投げ祭り』が有名だ。そろそろ、その季節じゃあないのか?
後ここから歩いて半日もかからん距離にある。」
ケンジの、バンボーに対する質問を、ペラペラと得意げにロゼッタが返す。


20:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 02:55:44 48UcINnh
ドナ「ロゼッタちゃん頭い~」
ロゼッタ「そのぐらい常識だ。」
台詞はクールだが、誉められた照れ臭さからか、ドナには四割程及ばないまでも顔を赤く染めるロゼッタ。
その照れ臭さを紛らわすために、ドナからバンボーにプイッと視線を変えさらに喋りだす。
ロゼッタ「軍事力は大したコトないが、アプリ・コットンとも交渉する気か?」
バンボー「それもあるが……祭りに姉貴が来るんだ……」
ロゼッタ「エヌエチケと戦争が始まりそうなのに、お前の姉はわざわざ他国の祭りに出向くのか?」
少し肩を揺らし笑いを堪える様にロゼッタは喋る。
バンボー「うちの姉貴は祭り好きだからな……絶対に来るッ!」
小田桐「つまり、お前の姉を保護するワケだな。」



ドナ「……って言う訳なんだけど解った?」
ルーシオ「はい。『アプリ・コットンに行く訳』と、『ケンジのさっきの説明は受け売り』ってコトは理解できました。」
にっこりとほほ笑み、人知れず自分の胸を撫で下ろすルーシオ。
ケンジ「バレタでありますか…」

21:バンボー編のひと
06/11/23 03:02:04 48UcINnh
猫さんの後だと、私の文が余計に幼稚にみえる……orz
本編、思い付きでさらさらかいてみた。戦闘描写無し、ギャグ寒い、文章幼稚と反省はしている。
バンボー編で雷巫女だしたら、本編手伝いたいと思ってた。


22:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 08:07:09 XVztazxG
GJ!であります!
超わっふる!

23:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 09:39:42 oimoWI3P
お前の文章、大好きだぜ!
ドナ可愛いよドナ

24:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 11:11:46 rDwiJ86F
《―…コロッサス・マークズ創立記念大会開催時間は、今から三時間後です。
装備を整えるなり、ライバルの偵察をするなりご自由です。
なお、大会ルール・内容・賞金、賞品についての問い合わせは大会窓口が一括で行なっております。繰り返しま…―》

スー「ふ~ん、ルール…ねぇ」
片眉を釣り上げ、何かを考えるようにスーは言う。
涼「…商品?、たしかツァイス・イエーガーさんは賞金と言っていたはずですけど…」
タブン「それは、イエーガーの国の目的がそれだからでしょう。
恐らく、この大会の優勝者は賞金と賞品、もしくはそのどちらかが貰えるんでしょう」
パティ「おぉ~、タブン君あったまイ~!!」
涼「パティさん。物を食べながらしゃべらないでください」
先程、購買で買ったハンバーガーを噛りながら言うパティの足元からは、ボロボロと零れたパンクズでいっぱいになっていた。
イース「ルールで失格になっては、冗談ではすまん」
スー「そうね、ルール確認はしといた方がいいわ」
ロナウド「窓口あっちだな」

闘技場の入り口付近。
さすがにこの街を象徴する建物であり、外観は見る者に感動すら与える。
そして例に漏れず、入り口だけでもそこは別世界のように広く、荘厳である。
ロナウド「立派だなぁ、多分バンボーの城よりすげぇ」
タブン「呼びました?」
ロナウド「帰れ」
落ち込むタブンを置き、ロナウド達は複数ある窓口の一つに近寄る。
スー「ルールと内容、それと優勝賞金のことが知りたいんだけど」
「…かしこまりました。まず、ルールと内容についてご説明させて頂きます」
受け付けは丁寧に会釈し、一枚の紙を取り出す。
「ルールは簡単、相手を戦闘続行不可にまで叩きのめせば勝ちです。
戦いはクジ引きによる一対一のトーナメント戦です。
今回は人数が多かったため、Aグループ・Bグループ・Cグループに別れた会場が用意されています。
それぞれの会場で勝者が決定したところで、最後に勝者達に三つ巴になって優勝を争って頂きます。
出場者一覧は先程お渡しした資料に書いてありますので、後でご確認してください」
スラスラと言う言葉の数々にパティはノックダウン、その他のメンバーはわりと真面目に聞いている。
スー「続けて」
「はい。次に、優勝者には賞品・賞金のどちらかを授与されます。
賞金は1000万G…」


25:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 11:13:35 rDwiJ86F
真面目に聞いていた面々がいきなり一斉に吹き出す。
ロナウド(え、1000万G?、これダマクスの国家予算と同じなんだけど)」
スー(額が額だから、実感わかないわね…)
涼(これで一生お金には困りませんよ)
「あの…」
イース「構わん、続けてくれ」
「…わかりました。賞品は、願いを叶える器…いわゆる聖杯ですね。
これは聖杯の中に貯えられているフォースで出来る限りの願いを一度だけかなえてくれます。
今も言いましたが、叶える願いには制限があります。例えば『世界征服がしたい』などといった夢は無理でしょう。
それを考えれば、賞金のほうがある意味聖杯より聖杯らしいのですが………これは私語ですのでおきにせず。
説明はこれでおしまいです。なにかご質問は?」
イース「ない、感謝する」
「御健闘をお祈りしています」

イース「…で、これが出場者一覧表だ。一通り目を通したが、私がA、お前達は全員Bに配置されている」
スー「ついてないわね、まぁ、当たりあった私達で譲りあったらシード権が獲得できるわね」
イースから配られた紙に皆は目を通して黙り込む。


26:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 11:16:06 rDwiJ86F
〈Bグループ出場者一覧〉
ゲオルギニア
エミリア・ハール
ピエール・レノ
バルディス・ルーシェル
ネトマリオ・ロミボート
ドミトリー
ロンメル・アルベロス
スー・ゴイ・ワザ・カンガエッタ
アン・ノーン
バド・ワイザー
パティ
アクサス・ガラント
石動天狗
アルムート
爆裂斎
タブン・ゼンニン
スナソル・ジンブオーノ
鈴鳴
ロナウド・オパニョーラ
フェル・マータ
エイラ・テュウヴォー
アルベルト・ラインズ
ツァイス・イエーガー
ミッショ・ネル
麗紅

パティ「…多いね」
タブン「そりゃ国を上げての大会ですからねぇ」
ロナウド「名前だけ見ると強そうなのばっかだな」
正直皆緊張しているのだろう。
ロナウド達の周りには、重い空気が流れていた。
イース「…お前達はまだマシなほうだ」
ロナウド「どういうことだ?」
イース「私含むAグループは、フリーデン、アークウェイを筆頭に全国でも名の知れた国のトップ達がここに集まっている。…私でも勝てるかどうかというほどのな…」

つづきよろ

27:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 13:33:44 MVKK5U2/
みんなGJ!バンボーの人大量投下乙!

28:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 13:47:00 oimoWI3P
うおGJ!!
Aグループはどんなメンツになるんでしょ…
wktk

29:ゲーム好き名無しさん
06/11/23 14:16:40 MVKK5U2/
ロナウド「どうした?私でも勝てないかもとかあのおっさんの宣誓で涙ぐんだりとか今日はワケ分かんねえ!」
スー「確かにちょっとらしくないわよ。」
パティ「そーだね、おねーさんはいつでもふてぶてしく笑ってるくらいでないと!」
イース「…フッ…まったくだ…こんなことでは奴は斬れんな…む?」
フレイ「イイイイスッ!!!やっと見つけたぞ!!!」
ゴース「いきなり消えるとは面妖な手を使ってくれる!!」
バス「なー?」
パティ「キャー!バスちゃんキャー!」

突然現われた二人と一匹。正直ちょっとうるさい。
パティはやっぱり一匹に夢中…でもないみたいだ。

パティ「キャーちっちゃくて元気でかわいー!」
フレイ「ちょっ!!!やめっ!!!私にそういうシュミは!!!」

そういや幼女好きだったなコイツ。

涼「イースさん、この方たちは?」
イース「…最近知り合った暑苦しい闘士二人組だ…勝手についてきた…
こっちのパティに襲われてる小さいのがフレイ・ヒート。名前まで熱い奴だ…」
フレイ「ホント…やめ…」
パティ「よいでわないかよいでわないか」
イース「…そしてこっちの服装まで暑苦しいのがゴース・ロ・リーだ…」
ゴース「正義は勝つっ!!」
タブン「はあ…皆さん熱血ですねぇ…ところで選手登録はされましたか?」
ゴース「締め切られていたが熱意が通じたようで入れて貰えたぞ!!一番最後のブロックだ!!選手宣誓…実に聞きたかったッ!!」

受け付けで騒ぎまくったな…コイツら。
たぶん選手宣誓聞いてたら号泣してたんだろーな…

30:こんだけ
06/11/23 14:18:24 MVKK5U2/
フレイ「はあっ…はあ…はあ…この女を知らないか…?」

ようやくパティから逃れたフレイが懐から写真を取り出し、尋ねた。

スー「知らないわね」
パティ「かわいーコだけど知らないなあ」
涼「すみません…」
タブン「はて…」
ロナウド「ワケ分かんねえ!これは誰だ!」

みんな知らなかった。

フレイ「そうか…ただの大事な幼なじみだ…知らないなら気にしないでくれ!!!」

31:ゲーム好き名無しさん
06/11/24 07:50:17 qohikIkR
gj!
ウオォォォォ!!!wktkしてきたぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

ペニロマ・シリンス



情熱的な歌をつむぐ銀遊詩人?

「愛にィィィ気づいて下ァァさァァいィィィ!!!」

32:ゲーム好き名無しさん
06/11/24 22:49:31 5uooiqwS
吟遊じゃね?

33:ゲーム好き名無しさん
06/11/25 13:38:10 h5+GsXVr
>>26
ちょっと一言
「全国」とは一つの国全体を指す言葉なので、その場合「世界でも名の知れた~」としたほうが適正かと思います

34:ゲーム好き名無しさん
06/11/26 01:22:43 ZcK/uwK3
あげ

35:ロナウド編
06/11/26 05:43:19 +Ppt38ML
「ウィィィィィッ!! 俺に、触れるんじゃねェェェ!!」
緊張と興奮で静まっていた会場全体に、突如として男のヒステリックな絶叫が響き渡る。
「な、なん―――」
さらに、ロナウドの発言を遮るように、ガラスが割れる音が多重に鳴り響く。
「!?」
ギィィィっと大雑把に割れたガラスが、黒板を引っ掻いたような不協和音を奏で、会場に居る人間の耳をつんざく。
「――ワケわかんねぇ!! 一体なんなんだよ!?」
歯が浮くような不協和音を耳を抑えて遮り、堪えるように歯を食い縛りながらロナウドは大声で叫ぶ。
「わかんないわよ!! ただ、最初に叫んだ奴が関わってるのは間違いわ!」
スーの受け答えが終わると同時に、ガラスの音が止む。
目を瞑っていた皆は一斉に、音の鳴った現場に目を向ける。
「ウィィィィィ!!!」
「…軍…人!?」
「あれは、ゴルアネスの…」
ガラスの向こう。外にはいくつものガラスが突き刺さった人、動くことはなく。
気を失っているか死んでいるかのどちらかだろう。

そして、それを殴り飛ばしたと思われる男が体を仰け反らせ叫んでいた。
そいつが着ているのは真っ黒な生地と金色の装飾で構成された軍服。
「……なんだよ!?なんでお前等皆俺を見るんだよォ!!?!?」
叫び終わった直後、獣ように辺りを見渡し、シンっと静まり返った人達を視界に捉えていく。
「ドゥガン!! 抑えろっ!!」
「うるっせぇッ!!」
一閃。
小柄な、少年ほどの身長の狂人は、抑えようとした倍の身長はあろうかという仲間の軍人の腹を殴り、数十メートル先の支柱へと叩きつける。
「お、お母さん!お母さん!!」
「……お前ェ」
「ひっ」
「だァからァ……俺を見るんじゃねェェェ!!」
小さき狂人の暴走は止まらず、さらに次は外で倒れている母に駆け寄ろうとする幼子にまで手に掛けようと迫る。
「!、…ワケわかんねぇ…ワケわかんねぇけどっ!! 今はあの子を助けるのが先決だっ!!」
「……同感だ。いくぞロナウド!」
「あぁ! 精霊剣・風!」
二人は同時に鞘から剣を抜き、狂人を止めようと走りだす―――

「…待ちな」

――だが、その疾走は、一人の竜騎士の槍によって阻まれた。



36:ロナウド編
06/11/26 05:44:27 +Ppt38ML
「ツァイス!? なんで止める!!」
今にも死傷者が出そうなこの光景で、ツァイスは顔色一つ変えずロナウド達を止める。
「まぁ見てなって、もうちょい待てば面白いもん見れるぞ」
「ワケわかんねぇ!? 子供が殺されるのが面白いもんなのかよ!!」
「そうじゃねぇよ、……ほら、始まった。選手名簿みとけよっ」
そういってツァイスは顎でその先を指した。

「おか、お母さんがぁ…」
「うるっせぇよォ……俺は、ガキが、嫌いなんだよォ!」
狂人は、子供の命を刈り取ろうと、腕を振り上げ、降ろす!
「…待てよ…!!」
弧を描いて迫る腕、それは確実にこの子の命を消し去る。
だがその刹那、その腕は何者かの手によって止められる。
「ウィ!?―――ブッ!!」
それは轟音と言う言葉が相応しいほどに、響いた。
戸惑ったドゥガン頬が第三者の拳によって弾け飛ぶ。
「…この子が流した涙の数だけ貴様の体に絶望的な痛みを刻み込んでやる…‥」
大会出場者、ディシェイド。
彼の赤い瞳は、何かに取り憑かれたかのようにドゥガンを凝視している。
「やって、くれるじゃねェかよ……覚悟は出来てんのかァッ!?」
「ブッ殺してやるッ!!」
「……オッモシロそうなことしてんじゃないのぉ! 私も混ぜてよ?」
両者が互いを睨み殺さんと視線を交わす。
数秒先で決着を付きそうな緊張の中、一人の女が嬌声な声を張り上げて割り込んだ。
「邪魔だッ! どけ女!」
「あらら?」
「ウゼぇ女だ……先に殺ってやるぜ!!」
「…ふふん、そいっつはどうかなぁ?」
四肢をしならせ飛び掛かるドゥガンに、女は余裕の笑みで視線を流し指を鳴らす。
「ウィ!?」
バチィ!
女の体まで数センチの所で、ドゥガンの指は弾けた。
女の足元には魔法陣、その線一本一本から光り輝く雷光がほとばしっていた。
「大会出場者、ゲオルギニア。…なめんなよ?」
髪を掻き上げ、前に出した膝に手を乗せたゲオルギニアは、伏せたドゥガンを見下ろした。
余談だが、ゲオルギニアに服装は思春期の若者に悪影響を与えそうな露出が施されていた。
「なめんなよ……そんな言葉を使ってはいけませんよ…?」
「なっ!?」
「貴女のような女性にそんな言葉遣いは似合わない…もっとバラのような美しい言葉の方がきっとお似合いですよ」
そして、図々しくもゲオルギニアの手を取り、甲にキスを交わした男の名はピエール・レノ、大会の出場者である。
「…うざい」
「!」
「あ~あ、おっさん嫌われたな」
「綺麗な花にはトゲがあるというのはこのことか…」
そして脱力して一気に床に倒れこむのもピエール・レノである。
さよなら、ピエール・レノ!!
また会おう、ピエール・レノ!


37:ロナウド編
06/11/26 05:46:25 +Ppt38ML
「オマエラ、俺を無視すんなァ!」
油断したゲオルギニアに向けてドゥガンは飛び掛かり、手刀を繰り出す。
「…よっこらしょっと」
だが、その攻撃は一人のピンク髪の少女の大剣によって防がれた。
もはや、「電話屋はどこだ…?」と言って登場した某ヴィンセ〇トさんも真っ青なほどに、次ぎなる新キャラが出現する。
「フェル、いくよ」
「えぇ~? めんどくさいよアルムート」
「問答無用!」
「…はいはい、鈴鳴。お前も行くよ」
「…大会前になんであんなバカのために、自分の剣技を披露せねばならんのだ…」
大会出場者、アルムート、フェル・マータ、鈴鳴のトリオだ。
「知ってる?」
「なんだ?」
「バカって言う方がバカなのよ、バーカ!」
「バーカ」
「お、おまんら許さんぜよ!」
…詳しくは鈴鳴のキャラ説明でご確認下さい。
「行くよっ! 必殺!」
「ウィ!?」
アルムートを先頭に、三人は陣系を組む。
「悪ッ!」
アルムートが飛び掛かり、横一閃に大剣を振り払う。
だが、ドゥガンは飛び上がりアルムートの頭を踏み台にする。
「即ッ!」
フェルの逆手に握った刀がドゥガンを捕える。
がしかし、フェルの剣技は直線的すぎドゥガンに見切られる。
「斬ッ!」
そして当然の如くノリで鈴鳴の攻撃も躱され、蹴り飛ばされる。
「オッソイッ!!」
「ぬぁ!!?」
「ちょ、鈴鳴こっちくんな!!」
飛んできた鈴鳴に巻き込まれ、フェルはゴロゴロと転がりアルムートの元へと直進する。
「うはひゃぁぁぁ!!」
「予想外の展開…」
フェルはボーリングの玉のように転がり、アルムートはピンのように倒れた。
そしてアルムートが頭を上げた 先には、ドゥガンが悪魔の笑みを浮かべて立っていた。
「死ねェ!」
「てゆうか絶体絶命!?」
「……女に手を出しちゃいけないって母ちゃんがいってただ!!」


38:ロナウド編
06/11/26 05:47:09 +Ppt38ML
「ウィ!?」
ドゥガンの背後から伸びた斧が振り下ろされる。
大会出場者、アクサス・ガラント。
だが、ドカン、と地面を砕いた斧の先にはドゥガンはおらず。
代わりに、目前に落ちた斧に目をパチクリさせて冷や汗をかいたアルムートが居た。
「上だッ!!」
「なんだと!?」
ディシェイドの言葉により上を向いたアクサスだが、斧の間合いには遠過ぎてどうすることも出来ない。
「クールにいこうぜ、クールに・・・」
取り出したナイフを投合しようとドゥガンだが、それは遠方からの発砲によって阻止された。
「…アルベルト、行ってやんな」
「バド・ワイザー…感謝する」
弾が貫通した腕からの出血を抑えていれドゥガンに、追い打ちをかけるようにトンファーが炸裂する。
「ブッ!!」
「さぁ、アナタの相手は私です。戦争に巻き込まれアナタに殺された我が主人の仇…!」
「ウィィィ! 上等だァ!」
次ぎ次ぎと繰り出されるトンファーの連激、それに対抗するようにドゥガンはそれを二本のナイフで捌いていく。
「スキありぃ!」
「なっ!」
ドゥガンのナイフがトンファーを弾く、動揺するアルベルドを見逃さず、ドゥガンはナイフ一閃する。
「相手も老人だ。そう興奮するな」
瞬間、ドゥガンの体に鞭が巻き付く。
大会出場者、スナソル・ジンブオーノの攻撃である。


39:ロナウド編
06/11/26 05:48:10 +Ppt38ML
「そらっ!」
鞭をそのまま振り回し、スナソルはドゥガンを壁や天井や地面、所かまわず叩きつける。
「ギィィィィィ!」
そしてハンマー回しの要領でドゥガンを回し、スナソルは鞭から手を離した。
「さぁ、これ以上暴れないようトドメをさしますか」
ガビシを握り、スナソルはドゥガンに近寄る。
「やめておけ」
「ロンメル…お久しぶりですね」
「あれだけの深手を負っているのだ…放っておけ、手を下さずとも勝手に死ぬさ」
ロンメルはスナソルの進路を邪魔するように立ちはだかる。
「……甘いのぉ、甘すぎる」
「…なんだと」
「追い詰められた鼠はなにをするかわからん。だから…」
一人の老人が横たわるドゥガンの額に手を当てる。

    『爆』!

ドゥガンの頭が爆発する。
「!?」
「安心せい、気絶する程度じゃ。」
白煙の中から現われたのは、頭がアフロになったドゥガンであった。
大会出場者、爆裂斎。

「お母さん、お母さん!」
外で倒れていた母に子供が近づく。
ドゥガンの一撃、刺さったガラス片、誰が見ても致命傷である。
「…退いてください」
悲しんでいる少女の後ろから声をかけられる。
「だ、誰?」
「私の名前はドミトリー、さぁ、お母さんから離れて」
なにかを察したのか、嫌がる少女を母から離し、ディシェイドはドミトリーに視線を送る。
「……ありがとうございます」
そしてドミトリーは母の胸に手を当てる。
「木の加護がありますように…」
一瞬、ドミトリーの腕が光った後、母の傷が再生しはじめる。
「これで大丈夫なはずです」

つづきよろ

40:ゲーム好き名無しさん
06/11/26 08:01:28 lfTSv1TW
展開HAEEEEEEEEEEEEEE!!!
GJ!!

41:ゲーム好き名無しさん
06/11/26 09:32:51 JLKU8kmp
なんかすげー、GJッ!


42:ゲーム好き名無しさん
06/11/27 18:28:06 yH23wGgw
前スレラストワロタ


932 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/27(月) 13:58:34 ID:Bm1UHIhg
 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   エターナルフォースブリザード!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +        このスレッドは500kbを超えました。
     〈_} )   |                                次スレもワケわかんねえ!オレはオレだ!
        /    ! +    。     +    +     *         スレリンク(gsaloon板)
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――  

43:カイル製作者のテコ入れ
06/11/27 20:09:37 TXe8I5iI
新スレ初キャラ投下ッ!

サウスヒガロ孤児院

行き場の無くなった子供達や孤児を引き取り、傭兵にする孤児院。
なお子供達は『いやいや』では無く『自ら進んで』武術、魔術を学んでいる。
創設者はカイルだったりする。

ラグ ♂ 10ぐらい
戦争により孤児になった。サウスヒガロ孤児院ができる前に、カイルの力に憧れ着いてくるようになった。
重度の貧乏性でフォルをよく叱る
「好き嫌いするな!こんぐらい食え」
「この草食べられるんだ。」
「出来ないと思ってるから出来ないんだッ!俺は出来る!」

ナー ♀ 10ぐらい
孤児で、気が付いたらラグと一緒に暮らしていた。
ラグと共にカイルに着いていくが、生れ付き、多少フォースを使えた。
カイルに会うまでは、フォースで追い剥ぎをして食べていた勝ち気な少女、面倒見がよい
「イイ鴨発見!」
「まったくラグはガキなんだから」
「私は、まだ死ぬわけにはいかないッ!」

44:ゲーム好き名無しさん
06/11/27 22:38:07 +ecSDrAq
リージェンス・インダスター ♂ 享年22歳

ブレイディア一の努力家として伝説になっている男
剣の才能は全くといっていいほど無いが、人の何十倍も努力することによって平均以上の力を身につけていた
体調が悪いにもかかわらず無理をして特訓を続け、重い肺炎にかかってこの世を去る

「僕にとって努力することは苦痛じゃない。喜びなんだ」

45:ゲーム好き名無しさん
06/11/28 01:05:57 3obe/gK/
ショタ・ロ・リー

♂ ??歳

武道の名門リー家の家元にしてゴースの父
背が低く顔も愛くるしいお子様の様な姿をしている
リー家の名は伊達ではなくはんぱなく強い
甘い物が大の好物

「ボクね~♪いちごケーキが食べたい♪」


書いてて気づいたが、これハ○ー先輩じゃん

46:ゲーム好き名無しさん
06/11/28 09:34:33 9uH1m1nS
ダリア ♀18~20歳?
自分を悪魔だと信じて疑わない角のある少女。
スラム生まれのスラム育ちで負けん気が強い。
己の拳に絶大な自信を持っている。
つっこみを入れる際に、プロレス技をかけてくる場合がある。
「悪魔だよ。文句ある?」
「ここは弱肉強食~意義は受け付けませ~ん」

47:ゲーム好き名無しさん
06/11/28 12:05:16 dyFw/h4O
剣の丘

ブレイディアを見渡せる位置にある丘。
剣状の墓標が特徴的なブレイディアの墓場。


星降り峠

ブレイディアから剣の丘までの峠。
剣の材料となる良質の鉱物を含む隕石がよく落ちている。

48:47
06/11/28 21:42:45 XJt000kI
星降峠でおながいします

49:ゲーム好き名無しさん
06/11/28 22:45:18 EX3bzylm
アブンダント民主共和国

国中いたる所に金脈がある上にその他の資源も有り余るほどにあり、それらを輸出して莫大な資金を得ている超経済大国
金にものをいわせて最新鋭の兵器や優秀な傭兵をかき集めてこられるので軍事力の面でもかなりの強さを誇る
ただし、国そのものは豊かだが国民の間では貧富の差が激しく、また福祉にはあまり力を入れていないため、贅沢な暮らしをしている者がいる一方で飢餓に苦しんでいる人々もいる

50:ゲーム好き名無しさん
06/11/28 23:59:33 VtbtqbxU
クレ・シェンド ♂ 21

一人称が『わし』の殺し屋
他に類を見ない怠け者で、寝るのが何よりも好き。
同業者の緑葉に片思いされている。そのため朽葉には物凄い拒絶されている。
殺しの腕は朽葉と同程度
「わしは疲れた……朝になったら起こしてくれ」
「恐い……じゃがふるえたら負けじゃ……」

51:魔王編
06/11/29 03:19:23 oW8sFE9l
「さ~てさてさてさて……」
目の前には、飲み込んだ瓶を取り出し体調が良くなったアマテラスが意気揚揚と仁王立ちしている。
「『私を倒さなければ解毒薬は手に入らないぞ作戦』は失敗に終わりましたがッ!」
「………」(元気いいなコイツ…)
ビシッという擬音が鳴りそうな勢いで魔王を指差し、アマテラスは無駄に元気に喋る。

「―――…死んでください」

「!―――ッ」


52:魔王編
06/11/29 03:24:27 oW8sFE9l
「!――ッ?」
背中がチクチクと騒めく。
数多の死合で培われた感覚が早鐘を鳴らす。
唾液を飲み込むより速く、腕だけを後ろに振るう。
体など後から付いてくればいい。
「雷神撃…!」
眼の端が激しく煌めく雷光を捉える。
――速い!?
僅かな影として写る奴の手に合わせて腕の角度を修正する。
――私に気付かれず背後に回るだと?
直視していないのに眼が激しい閃光で端からどんどんとホワイトアウトしていく。
――ありえない。
着弾する箇所にフォースを集中する。
「はっ――、づッ!!!」
腕で雷手を受けとめた刹那。
送ったフォースでは補いきれず、激しい電撃が痛みを伴ない腕を侵食していく。
「ッ貴様…――!!」
奥歯が砕けそうな勢いで歯を食い縛る。
今にも爆発しそうな腕にフォースを流し込み持ち堪える。
「…!」
この威力、速さ、明らかに八魔神を――
「“なぜ下級魔神クラスに居る”!?」
さらに腕にフォースを送り込み電撃ごとサンガに押し返す。
――超えている!?
「………!」
サンガは弾き返えされると同時に後ろに飛び、衝撃を殺しながら着地する。
「…答えろッ!」
「……」
サンガは応えない。
ただ、任務は遂行したと言わんばかりに、サンガの構えはどこかリラックスしたようなゆったりとした構えに変わっていた。

…八魔神は、こんな上下関係に見合わない実力を持った部下を使えるのか?



53:魔王編
06/11/29 03:25:24 oW8sFE9l
「魔王様――、…サンガばっかり見てると、危ないですよ?」
「…アマテラス」
見上げる先には片手を上段に構えた声の主。
「……天を創造し、地を照らせ――、――天雷っ!!」
神言を詠唱すると同時に周りの雲から雷鳴を轟かせる雷を呼び寄せる。
「ふふん…――、――逝っちゃえっ!!」
雷はアマテラスの手を介し無数の光の帯と変わり魔王へと降り注ぐ。
「ちッ!!」
「甘いです!」
五月雨の如く降り注いでくる落雷を後ろに大きく跳躍して回避した途端――アマテラスは手をうねらせる。
「――遠隔操作!?」
アマテラスの手の動きに合わせ落雷はその軌道を変える。
まるで蛇達が交尾をするように落雷が収束し、大蛇の如く魔王に襲い掛かる。
「チッ――、――潰せ!」
魔王の言葉に応えるように雷蛇の左右の空間がフォースで歪む。
「破魔の――」
「――もらったッ!!」
動きを持たぬフォースに指示を出す呪文の名を刻む前に、魔王の体が裂ける。
「かッ―――!?、はっ――づ!!」
脇腹から大量の血が花のように噴出する。
目で追った先には血がべっとりと付いた剣を構えたスサノオの姿。
「術は、囮か……!」
「いいえ、違います」
アマテラスの言葉に頭を向けると同時に、眼前に迫った巨大な雷蛇に魔王は飲み込まれた。

魔王→アミーニー

54:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 03:35:45 +UGWhRkC
キタ━(゚∀゚)━!!!

55:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 14:57:21 +UGWhRkC
薄暗く、カビ臭い匂いが鼻をつく…そんなどこにでもあるような地下牢に彼は収容されていた。

ドゥガン「チッ…またやっちまったか…何とかならんもんかね…この発作…」
兵「面会だ…」
ドゥガン「面会?心当たりは無いんだが?」
兵「知らん。」

それだけ言って牢屋番は客を入れる。
愛想のないヤツ…

入ってきたのはアホそうな奴らだった。

56:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 15:19:54 +UGWhRkC
ロナウド「なあアンタ、ゴルアネスの兵なんだろ?」
ドゥガン「な、何でわかった!」

物凄く驚く軍服。アホだコイツ。

ロナウド「そんだけ特徴的な軍服着てりゃわかるだろ…それにゴルアネスはお隣さんだからな。」
ドゥガン「そ、そうか。で、俺に何か用か?」
ロナウド「ああ、まあ知らないのが普通なんだけどな…一応聞いとこうと思って。
話を聞いて情報収集するのは勇者の基本だからな!」
ドゥガン「だから何だよ。」
ロナウド「さっき暴れてたのに比べて随分落ちついてんな…」
ドゥガン「発作みたいなもんさ…そういう身体なんだ。」
ロナウド「大変だなあ。で、聞きたいことなんだけど…」
ドゥガン「やっとかよ!」
ロナウド「ダマクスとゴルアネスの綱引きで国境が変わる地域に住んでたヤツなんだけどさ、マルフォット・ルーカスってヤツ知らないか?」
ドゥガン「マルフォット…ルーカス…ク…ギャハハハハ!」
ロナウド「な…何だよ!ワケ分かんねぇ!何か知ってんのか!」

壊れたように笑いだすドゥガン。さっきまでの落ち着いた感じではない。

ドゥガン「ああ、そいつなら今ウチの軍じゃ有名人だぜ!味方殺しの逃亡者ってなあ!
見つけ次第ブッ殺せって命令が全軍に出てんだぜェ!お前のオトモダチか?残念だったなァ?ギャヒャヒャヒャヒャ!」
ロナウド「ワケ分かんねぇ…」

57:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 15:46:27 N1obL+Xd
 _n グッジョブーン!!
( l
 \\ (^ω^ )
  ヽ ̄ ̄ ノ
   フ   /
   |  /
   ( ヽノ
   ノ>ノ
 三レレ
    グッジョブーン!!


58:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 21:30:40 WkofGSx8
村之助 ♂ 享年55歳

ムラカミ家の先祖
ハゲの箇所、進行程度、及び頭の大きさ、形にかかわらずどんなハゲも隠すことができ、しかも装着者が自ら外そうとしないかぎりけして外れないという伝説のズラを所持していた
悪性腫瘍が全身に転移してこの世を去る前に子孫のために伝説のズラを庭の桜の木の根本に埋めるが、死亡した翌日には家族によって掘り返され、処分されてしまった

「ハゲとは、1%の髪の毛と99%の頭皮である」
「余の頭に毛根の文字は無い」
「それでも生え際は下がっている」
「ハゲのハゲによるハゲのためのズラ」
「ハゲは一日にしてならず」
「毛根死すとも頭皮は死せず」
「増毛だとか、植毛(頭皮移植)だとか、ワケ分かんねえ!!オレはズラだ!」

59:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 21:47:21 fUCJam2g
魔王、本編、GJなんだぜ!

楡街(えるむがい) 
高く四角い建物が密集した街。
どこも同じような景色である上に薄暗いので迷子になりやすい。
街の東側はいたって普通だが、西側は怪しい店やヤバ気な店が多い。
東側の端にある甘味所のデザートのうまさはガチ。


60:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 01:02:47 J8sBocJv
ぴちゃぴちゃ
自らが発する水音
緑色の少しとろみのある粘液に包まれ、その音で私は目を覚ました。
それは視界を遮る程の濃さではなく、飲んでみたら喉が妬けるような甘さがあるが案外イケる。

そしてその粘液と、私を覆い、視界を曇らせるガラス……
のちに知ったことですが、それはカプセルと言うそうです……
そんな世界の全ての物が緑に見える空間……
私が生まれたのは、そんな場所から。五感全てで感じ、自我が芽生えたのは、そんなカプセルの中……

タタタタタッ
何かが私の方に駆け寄ってくる音

コーザ「アークエンさん!アークエンさん!!FE-40536が目を開けました!」
ごつく体格に恵まれた人が、せわしなく叫んでいる。『あーくえんさん』と言う人を呼んでいる
この男……体中の至る所に、まるで、今付けられたような、生々しい引っ掻き傷や痣をつけている。
見ているだけで痛みと怖気が全身を駆け巡る
そんな、錯覚に襲われながらも、視界の端に女を見つける。
コーザ「アークエンさん!FE-40536、人の形になりました。実験は成功です。」
男は、あーくえんさんに、カプセルごしでも耳が痛くなる程の大声で嬉しそうに語り掛ける。
カツカツとハイヒールを鳴らし、あーくえんさんは口を開ける。
セシリア・アークエン「あらぁ~♪私が研究の指揮をとってるのよ。
失敗する訳無いじゃない」
あーくえんさんは男の真前で止まる。頭一個分あーくえんさんが小さいが、突如男は震えはじめる。
コーザ「……す、すいません。
そ、そ、その通りですね!」
さっきマデの嬉しそうな表情は消え、男は途端に顔が青ざめキョドリ始める。
セシリア・アークエン「恐がらなくて大丈夫よ。仕事が終わったら誰だって気分はいいものでしょ。」
『恐がらなくていい』そう言いながらも、あーくえんさんは、男の下顎に四つの爪を突きたてる。
コーザ「すいません、すいません、すいません、すいません
すいません、すいません、すいません、すいません…」
男は、うわごとの様にあーくえんさんに詫びを入れている。


61:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 01:04:53 J8sBocJv
セシリア・アークエン「恐がらなくていいって言ってるじゃない!」
あーくえんさんが喋り終えた時には、男の下顎から出た血が、つぅーと、指に流れはじめていた。

私は急いで、二人を視界から外した。
セシリア・アークエン「あらぁ~♪この位で、目を背けちゃだめよ。
FE-40536アナタは戦うためだけに生まれた化け物なんだから。」
依然、男から爪を離さないが、顔を私の方に向け、あーくえんさんは語り掛けてきた。
「……バケモ…ノ」
セシリア・アークエン「そうアナタは化け物なのよ。
コーザ!アナタはFE-40536の教育係ね」



セシリア・アークエン「って感じの子の、教育係になってもらうわ。タイガー!」
タイガー「しらねーよ。ってか↑の文、お前の紹介文じゃなかったのか?
後コーザはどうしたんだ?」
セシリア「コーザには礎になってもらったんだけど、その回想いる?」
タイガー「いらねーよ。読者も望んでねーし。要は研究体に殺されたわけだな。
……って、そんな危険な奴の教育係になれるかぁ~!(フォント四倍角のつもりで読んでヨン♪)」

「あー、くえんさん!と……この人は誰?」
俺らが喋っている中、とててっ、と女が割り込んでくる。


62:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 01:06:06 J8sBocJv
その女は多少、地味だが整った顔立ち、さらさらとした髪は大胸筋あたりまで伸びている。
その顔に良く似合う、素朴なワンピースドレスを着ていて、ウエストまでは
ピッチリとしているが、スカートは花のように広がっている。
そしてチョコリコとそのスカートを軽く持ち上げながら、腰を落とし一礼するその姿は、とても愛らしい。
まぁ俗に言う美少女って奴だ。

セシリア・アークエン「アークエン!その発音じゃ『あークエン酸』みたいじゃない。」
タイガー「コイツは?」
FE-40536「この人は?」
俺とソイツは指を差し合いながら、セシリアの方に顔を向ける。
セシリア「FE-40536、アナタの新しい教育係になってもらうタイガー・フォックスよ。」
タイガー「じゃあコイツがさっき言ってた研究体なのか!?」
研究体を指しながら、俺はセシリアに問いただす。
こんな『クラスのいじめられっ子』か『学園アイドル』の両極端にしか成れそうにない
おっとり女が人を殺したコトのある生物兵器
それが信じられなかったのである。目の前にいるセシリアの方が、よっぽど強そうだ。
セシリア「あらぁ~♪見た目で判断したらだめよ。」
セシリアはコクりと頷く。

FE-40536「教育係……」
そのやり取りを横で黙ってみていたFE-40536だが、複雑な表情を浮かべ呟いた。
俺はそれを聞いてハッとした。『教育係』つまりコーザに悪い思い出があるってコトだ。
考えてもみれば、普段はこんなに温厚なのだ。そんな彼女が味方を殺す。
それは何か一悶着あったってことだ。きっとそうだろう。
つまり、そこまで彼女は危険ではないってコトだ。
タイガー「よし!セシリア、わかった!教育係やるぜ!
アノ件もあるしな……」
FE-40536「あーくえんさん、これで教育係八人目ですね。」
タイガー「えっ……今、何人目って言った?セシリア…」
セシリア「『アナタで教育係は八人目』っていったのよ。」


63:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 01:08:18 J8sBocJv
FE-40536「よろしくお願いします。タイガーさん。」
さっきは天使の様に愛らしく見えた挨拶。今は悪魔のように見えた。
タイガー「やい!セシリア……」
俺が文句をブチ撒けようとした次の瞬間、セシリアに口を押さえられた。
セシリア「あっ今からさっそく任務ね。アプリコットンに行ってきてエリザベス・リベラを捕まえてきてね。」
FE-40536「やったぁ!初任務!タイガーさん行きましょ!」
タイガー「おいっ『FE-40なんとか』引っ張るな!
汚いぞ!セシリア、セシリア!(フォント四倍角だと思って楽しんでネン♪)」

二人が部屋から出て、途端に静かになった個室。
セシリア「あらぁ~♪あんなに積極的なFE-40536始めてみたわ。
タイガー気に入られたわね。」

そして研究所の廊下

FE-40536「FE-40536です。これから一緒に旅に出るんですから覚えてください。」
タイガー「研究番号なんて覚える気しねーよ。呼びにくいし……
ちゃんとした名前はないのか?」
FE-40536は、足を止め、俯いて黙り込んでしまう。当然引きずられてた俺も止まる。
タイガー「……そうか…誰も名前付けてくれなかったんだな……」
FE-40536「………はい……」
FE-40536は今にも消えそうな泣き声を上げる。俺は立ち上がると、ソイツの頭にポンと手を置く。
タイガー「よしっ!じゃあ俺が名付け親(ゴットファザー)になってやる。
そうだな……恐怖症って意味のフォビアって言うのはどうかな?」
フォビア「……なんで私の名前が恐怖症なんですか!」
頭に置いた手を振り払われ、ポカポカと逆に、軽く頭を殴られる。
そのとき俯いていた顔を上げたフォビアはニッコリと笑っていた。


64:バンボー編の人
06/11/30 01:15:38 J8sBocJv
いわゆる紹介です。次の敵はタイガー&フォビアと、あと二人
ジョジョネタ二つ良かったら探してね
次からはバンボーやルーシオ、新キャラも出せると思うので
でもセシリア動かしやすいなぁ
ケンジとは天と地は差がある。

チラシ裏
バイトの先輩にジョジョ読ませるの成功。流行らすぞ!

65:駄文
06/11/30 01:28:02 REo//qHz
おつ。

ジョジョはやっとオインゴドインゴまで読んだ。
続き読みたいのに部室にはもう無い…

66:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 14:13:42 9iR/hs9i
うはっGJだぜ!
どうなるんだろwktk

67:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 20:35:02 xoaAICGj
やるねぇ

68:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 22:30:47 96wpa5SS
前スレでレスくれた人ありがとう


職人さんガンバレ!

スー
URLリンク(p.pita.st)

69:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 22:43:56 5nySjG5x
うまいな…クズハ描いてた人かな…?
アンタの絵、俺は一番好きだぜ。

70:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 23:13:45 joVhKndn
チーター・フォルクス ♂ 49歳
リッチマン財閥私設軍の警備隊長
リッチマン家の威光を傘に着て威張っている
昔は駿足を誇り、結構強かったらしいが、今は肥え太った豚という表現が外見からいってもぴったりである
「旦那様のお力を持ってすれば不可能な事など何一つ無いわ!」

アーサー・キング ♂ 22歳
リッチマン財閥私設軍の新米警備隊員
セレブに一目惚れして入隊した実直な青年
後に、「これを引き抜いた者は王になれるだろう」と書かれた台座に刺さっていた剣を引き抜き、その予言通りに王になるのだが、それはまた別の物語である
「お嬢様のことはこのアーサーが命に代えてもお守りします」

キーラ・メデューム ♂ 27歳
リッチマン財閥私設軍の警備隊員
お調子者で軽薄な男だが早撃ちの名手
しょっちゅうおちゃらけた発言をしてはチーターに怒鳴られている
熟女好き
「じゃあ俺は奥様と添い寝する役っスね!隊長」

71:ゲーム好き名無しさん
06/12/01 16:04:27 gLqm/2kU
手乗りドラゴン

成体でも全長30cm程にしかならない小さなドラゴン
とても愛らしくペットとして大人気だが、それ故に密猟の対象となっている

「プルプルピー(ナニがちいせぇな、ファック野郎)」

ムーツ・ギャリャー
♀ 20歳
モンスター大好きっ子
モンスターと触れ合おうといろんなところへ調査にいっているが、大概瀕死の怪我をして帰ってくる

「アハァ~可愛いですね~。食べちゃいたいくらいです」

72:ゲーム好き名無しさん
06/12/01 21:56:53 7cWftspL
ライト・ファラッド ♂ 35歳

三年前から全く眠れなくなり、ついには幻覚まで見始める
心配して様子を見に来た友人を、自分を埋葬しに来た葬儀屋だと勘違いして殴り倒してしまった

「死んだら…ゆっくり眠れるかもな…」

73:ゲーム好き名無しさん
06/12/02 10:53:46 3Fn7kJqR
ウィロー ♀ 16歳
反抗期真っ只中の少女。
まさに外道。
「そのニヤけた顔がムカつくのよ!」
「何よ!主人面して!偉そうにしてさぁ!」


ヨー・モー ♀ 幼女
羊の着ぐるみを着た幼女。
いつも眠たげで、したったらずにしゃべる。
一緒にいるだけで眠くなってくる。
角は本物。
「いやしけいろしぇんでしゅ」
「めーめー」

74:ゲーム好き名無しさん
06/12/02 11:16:56 2A4aajUf
タンニン・スズキ ♂ 25歳

コージ・ムラカミのクラスの担任

「教頭先生!ハゲのやることが必ずしも間違っているとは限りません。どうかムラカミの話を聞いてやって下さい。私からもお願いします」

75:ゲーム好き名無しさん
06/12/03 16:00:35 2DRJeqAF
イカリア王国

パスタとピッツァの本場。ド○フター○のあの人ではない
軍事力ではアークウェイ王国と肩を並べるほどの強さである

76:ゲーム好き名無しさん
06/12/03 16:51:09 0vCcgciP
ノーミン・コーサック ♂

どこにでもいるような農民。農民に一番多い名前である。

「オラ、一生懸命耕すだ!」

77:ゲーム好き名無しさん
06/12/03 20:28:35 5zNuRBOB
ジャッキー・ガン


邪気眼の持ち主。

「まさか…ヤツが動き出したのか?!」
「フッ…邪気眼を持たぬ者にはわからぬだろう…」
「闇と光、そして無限が交わる時、扉が開く…クク」

78:ゲーム好き名無しさん
06/12/03 20:50:40 8nwfuRTn
邪気眼の持ち主三人目か

79:ゲーム好き名無しさん
06/12/04 01:31:33 PNQRBEKN
バルキス・マス ♂

バルキスの定理を思いついた学者。なんか教科書とかに載ってる。

80:ゲーム好き名無しさん
06/12/04 10:35:26 PNQRBEKN
ツァイス「なあ、何であんなに人がいるんだ?トーナメントだろ?」
 ツァイスの言う通り、広大なコロシアム内には観客席だけでなく競技場内にも大勢の人間がいた。
イース「フッ…久しぶりだな…」
ブリギッド「今度は負けないよ!ほら、約束の剣だ。」
イース「そうだったな…ありがたく戴いておく…」
ブリ「今度は負けないからねぇ!賞金はこのソードフイッシュのもんさ!」
イース「ふっふっふっ…面白い、やってみろ…」

紫乃「腕は鈍っておらんじゃろうな?」
ゼラニウム・アレスター「ふっ!」
バサッ!
ゼラ「この通りだ。」
 メイド服から一瞬で深紅のワンピースに着替える『紅の双刃』ゼラニウム。
紫乃「ほう…」


ライカ・フォン「そう言われてもわかんないなあ…あ、あれ!あそこにいるのって剣魔じゃない?あとでサインもらおーっと!」
ツァイス「剣魔あ?どうせ女剣士なんて大したコトねーよ。女だから珍しがられてるだけだろ。それよりあそこにいるあの漢の中の漢…
オレはガルザスさんみたいな伝説の傭兵になるんだ!」
ライカ「また始まったよ…あ、司会の人だ。」
 ライカの言う通り、司会のシサがいつの間にか拡声器を持って立っていた。
シサ「みんな、元気かーっ!」
「「「おー!」」」
 司会が叫び、コロシアム内のみんなも叫ぶ。
 みなさんテンション高いようです。

81:いったんこんだけ。少ない&低クオリティでスマソ。
06/12/04 10:38:48 PNQRBEKN
「えーと…今Aブロックのみんなが集合してるワケなんだけど…これはこの大会で一番おっきなスポンサーのダラス・リッチャー氏の
『全ては金だ!歴戦の猛者ばかりなのだからAブロックはバトルロワイアル形式でやった方が面白いだろう?いくらだ…?』
という鶴の一声でバトルロワイアル形式になったんでみなさん気が抜けない高レベルな戦いを繰り広げてね!」
ΩΩ Ω「「「な、なんだってー!」」」
ざわ…ざわ…
 騒然とするコロシアム内。
イース「…猛者だらけの戦場[いくさば]か…面白い…」
ガルザス・ザ・マーシナリー「戦ってのは…どうもやめられんな…戦場の空気…やはり俺を一番落ち着かせてくれるのはコイツだ。」
 一方で喜んでるヤツも何人かいた。

82:ゲーム好き名無しさん
06/12/04 22:35:01 kZaCVFeY
ヒゲデ・ブオッサン ♂ 40代ぐらい

今日昼寝してたら夢に出てきた謎の外人。手を握って押し倒しキスを迫ってきた
ちなみに俺は男

「スキデース!セップンシマショー!!」

83:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 00:22:35 MgPLX9Xs
AGE&キャラ投下

四季家
古武術の家元、栄華を誇っていたが四季家統領が何ものかに殺され、急速に寂れた。

四季 春菜 ♀ 18
四季家の長女であり、この一家、唯一のまともな人。なので弟、妹に振り回されている。
明るく、気立ても良いので巷では武術小町と町の人気者だった。
弟、妹と共に敵討ちの旅に出かける。敵討ちの旅の発案者。得意武器は槍
「お父さん……お母さん……見ていてください……」
四季 夏希 ♂ 17
四季家の長男にし、死んだ父から統領をつぐ。クールな天才君でツッコミ役。
仇討ちには興味が無い素振りをするが、実は一番拘っている。
四季家統領だけあり四季家最強。得意武器は剣
「この世界……ツッコミ役が少なすぎる……」
四季 秋彦 ♂ 15
四季家の次男。四季家武術で何度も、事件を起こしては姉や兄にとっちめられる悪ガキ。
牢に入ったことは数知れず
妹の冬美にだけは優しい。武器を使うより素手のほうが強い
「離せ!姉貴!また邪魔するきかよ!?」
四季 冬美 ♀ 13
四季家の次女で一族、一のプッツン天然ホワホワ少女
ソレだけではなく、空気が読めない、悪戯好き、頑固、無知と更にプッツン
得意武器は鞭
「夏兄の挽肉が、100グラム、89円で取引されてる夢みちゃった……」

84:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 00:36:13 oefT6Toe
ゼニヤ=ヨノナーカ

流しの看護士。怪我人、病人などを手厚く看護するの仕事であり使命。
無論、無償奉仕なのだが、名前で誤解されやすく、
『行き倒れているところを助けてもらったが、法外な値段を請求された』だの、
『下の世話まで出来る、富豪専門スーパーナースだ』だの、不名誉な噂が飛び交っている。

85:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 15:27:58 aSzQARSU
サマー・ニューマン ♀

新人類と呼ばれた女性。

「フツーにだめー」

86:ロナウド編
06/12/05 21:03:26 D4H3zzy1
<はいは~い、胸の薔薇が散らされた方は速やかに退場してくださいね~!!>

シサは観戦席から腕をブンブンと振り回しながら、ハイテンションで叫び散らす。
その言葉は、マイクを通して闘技場の四方に仕掛けられたメガホンに伝わり、ザラついた巨大な声に拡声されて闘技場に降り注ぐ。
「………」
だが、そんなシサのテンションとは裏腹に、イースは静かに目立たない様に会場の隅に立っていた。
闘技大会とは、闘うためにある物であるはず、しかし、冷静な者、賢い者は知っているのだ。
奴らは『本当の闘い』が、後半から『始まる』ということを。
イース以外にも辺りにチラホラと、目を凝らせば逆に動かない者達の方が目立つことが解る。
「オラオラァ!! そんな所で縮こまってたら的になっちまうぜぇ!! 俺みたいな奴になっ!!」
そして、解ってない奴が居るのも当たり前であり、今まさに赤に突進にする凶牛の如く、ゼラニウムに挑むのはは名も無き豪傑(バカ)。
「…やれやれ、弱い奴ほどよく吠えると言うが…――」
「逝っちまいなァッ!!」
バカが剣を横に一閃すると同時に紅の薔薇が散る。
「ほれ、さっさと退場しろ」
「は?」
「胸を見てみろ、胸を」
バカの胸の薔薇は、見事に緑の茎を残して、風の中にその花弁を散らしていた。
そして恐るべきは、バカの目の前にゼラニウムが『居ない』ことである。
「てめぇ…!」
「紫乃はもっと巧くやるぞ?」


87:ロナウド編
06/12/05 21:08:51 D4H3zzy1
バカの剣の上に立ち、ゼラニウムは闘技場の中心に視線を移す。
視線の先には、腰の鞘に手を添えた紫乃の姿。
「ふっ――!!」
紫乃は四方八方から迫り来る奴らを眼の端で確認すると同時に、鞘に手を掛ける。
紫乃の周囲が一瞬煌めいた後、紫乃は刀を鞘に収めていた。
「?」
「?」
「?」
襲い掛かった者達は、頬や胸を掠めた細い銀光が気になり、辺りを見渡した。
「…退場しとけ…」
紫乃は皆に聞こえる様に呟くと、僅かに出していた刀の刀身を鞘に収めた。
鍔と鞘の当り合った音を引き金に、紫乃の周を取り巻く様に紅い花びらが一瞬で大量に舞う。
………
……


(え~と……規定人数は~……え、もうっ!?)

<は~い、ストッ~~~~~~~~プッ!!>

切羽詰まった様にマイクに言葉をぶつけながら、シサは手元の資料を捲る。
<え~、人数が一定に達しましたので~…ちょっとそこ、ストップって言ってるでしょうが!!>
「やっとか…」
イースは、フゥ、と空気を吐き出してから頭を動かし残り人数を確認した。

「ほらぁ剣魔さん残ったじゃん!」
「ちっ、ただ逃げ回ってただけじゃねぇかよ」
ライカの差し出した手に叩きつける様に金を置き、イェーガーは明らかに不機嫌になりながら後ろの椅子に腰掛けた。
「へへ、まいど~♪」

つづきよろ

88:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 22:19:37 ASwA29v5
GJ

キョア・クトー ♂ 55歳

コレ・クトーの息子。アブンダントの高官
一部の権力者や金持ちだけが得をするシステムを作り上げ、甘い汁をすっている

「法を破るのではなく自分の都合のいいように作り替えるのだ。そうすれば誰にも文句はつけられん」

89:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 23:36:44 aSzQARSU
GJ
御剣 刀軌[ミツルギ トウキ] ♂ 21歳
剣華の双子の弟。穏やかな性格の持ち主で、小鳥とかがよくよってくる。
ひそかにイースのコトが好きだったりする。
やっぱつよい

「ひいてもらえませんか…?人を傷つけるのは僕の趣味じゃないんです。」


90:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 01:58:12 u8SnhfBP
イース「う…」

 目が覚めると城の医療機関のような場所でベッドに寝かされていた。
奴が去った後、気を失ったのか…

イース「父上…」
カルメレク「大!活!躍!だったな!」
ヤーン「まさか追い払うとはね。向かうところ敵なしだわ」
ロディ「アイス食べよーよアイス!」
イース「…随分と賑やかだな…此処は何処だ…?」
ジョージ「ジョン・ウィルって奴が治めてたちっぽけな国のちっぽけな城のチンケな医務室さ…」
イエジ「奴って…おっさん、俺たちゃそのちっぽけな国の兵なんだが?」
ジョージ「おっさんじゃない!俺はお前の上官だぞ…いや…“だった”…か。
もう領主も俺たち以外の兵もやられちまったみたいだしな…代わりに居座ってたジジイは倒したが…手応えが無さ過ぎた。
仇は奴じゃない…恐らくこの剣士が追い払った男女だろう…」
イエジ「ああ、領主の犬も連れてたし多分そうだろ。」

 国を乗っ取る…?アース…闇の巫女…いったい何を企んでいた…?

フレイ「なんじゃあこりゃあー!!!」
エロメ・ガネナース「ちょっと!絶対安静なんだから…はあはあ…ああん!激しいのはだめぇー!イクっ!イッちゃうよぉ!」
フレイ「…」

隣が騒がしいな…

91:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 02:01:05 u8SnhfBP
イース「…何だ…?あれは…」
ジョージ「あんたが来る前に戦ってた炎の熱血女闘士コンビとウチの城の生き残りの看護婦だ。
そうそう、あんたの相棒も処置済みで外で寝てる。流石はドラゴンだな、回復の早さには驚かされたよ。」
イース「すまない…随分と世話になったようだな…」
 寝ている間に借りが増えてしまったな…
エロメ「はあはあ…あの二人を追い払ってくれたってくれたんですもの…ああん!そんなこと言っちゃだめぇー!」
イース「…」
 何なんだ…?この女は…
ジョージ「まあ…その…なんだ…そういう病気なんだ、あまり気にしないでやってくれ。」
イース「あ…ああ…」

手当てを受けた上に礼など言われていい身分じゃない…この惨事の元凶はかつて兄と慕った男だ…

イエジ「ボソッ(城に居たのにゾンビにされずに済んでんだもんな…すげえよ…)」
ヒックス「ボソリ(唯一の生存者ですからねぇ…)」
エロメ「ああん…言葉攻めはだめぇー!イクっ!イッちゃうよぉー!」
イエジ「どわあ!」
ヒックス「ちょっ!」
ロディ「ぼこん!
病室ではお静かに…ね。」
イエジ/エロメ/ヒックス「「「はい…」」」
ヤーン「やれやれだわ」

92:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 02:06:05 u8SnhfBP
フレイ「そうだ!!!お前たち…この写真の女を知らないか?」
 懐から写真を取り出し、少女は皆に尋ねた。

イース「…悪いが心当たりは無い…」
イエジ「見たこと無ぇな。」
エロメ「ああん…知りませんね…」
ヤーン「わからんね」

 反応は芳しくない。

ジョージ「可愛い嬢ちゃんだな、友達か?」
フレイ「ああ…一番の親友だ!!!何か知ってるのか!!!」

 目をキラキラと輝かせてジョージに詰め寄る。

ジョージ「悪い…知らん…」
フレイ「頼りにならんおっさんだ…」
ジョージ「おっさんじゃない!」

 しかし返答は虚しいものだった。

ロディ「……………」
ゴース「どうした?」

 ロディは黙したまま写真をただじっと見つめ続ける。
そんな彼女にゴースが気付き、声をかけた。
フレイ「知っているのか!!!」
 さらにフレイも続く。

93:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 02:16:06 u8SnhfBP
ロディ「……………………」
フレイ「……………………」
ロディ「うーん…」
フレイ「アミーニーというんだ!!!ほんの些細なことでもいい!!!
 考えるロディをすがるようにフレイが見つめる。
ロディ「アミー…ニー…」
フレイ「頼む!!!」
ロディ「アッー!」
フレイ「何か思い出したのか!!!」
ロディ「ゴメンさっぱり…勘違いかな?」
フレイ「……………ぐはあ!!!」
ブシュウ!!!
エロメ「だめぇー!」
 興奮とショックによるものだろうか…頭から盛大に血を噴出させながら熱血少女はぶっ倒れた。
ゴース「フレェェエェイ!!死ぬなァァアァ!!」


 そんなこんなで一日は賑やかに過ぎ去り、今は深夜と早朝の境界線あたり。
城を離れる影が二つ。

イース「…待たせたな…行こう。」
バス「なー!」
イース「よし、いい子だ…誰だ…?」

・・・・・・・・・

 勢い良く振り向くイース、しかし反応は無い。
イース「ふう…走れるかバス?」
バス「なー!」
イース「よし、走るぞ。」
 一人と一頭は風のように駆け出した。

94:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 02:24:23 u8SnhfBP
フレイ「ぜえっ…ぜえっ…ぜえっ…げほげほっ!」
ゴース「はあ…はあ…はあ…」
 肩で息をする熱血コンビ。
フレイ「病み上がりの人間をこんなに走らせて…ぜえぜえ…お前の血はぁ…何色だ…ぜえぜえ…」
 そう、熱血コンビの気配に気付いたイースはバスと猛ダッシュ。それに置いていかれまいと熱血コンビも走ったのだった。
イース「…勝手についてきたのは貴様らだろう…あのロディとかいうトンファー使いについていた方がまだその探し人の情報を得やすいと思うが…
私に何か用でもあったか…?」
フレイ「我が魂がお前について行けと叫んでいたのだッ!!!」
イース「……………」

イースは考えるのをやめた。

95:ゲーム好き名無しさん
06/12/06 11:54:56 VS23enD1
うほってめーらGJ

ポルカ・クレズマー ♀ 16歳
足に鉄球をつけてダンスをしたり、
頭に巨大な水瓶を載せてステップを踏んだりと涙ぐましい努力をする踊り子。
その努力のおかげで彼女のダンスは各地で評判になっている。
蹴りの威力が異常。
「糖分をこっちに向けないでよぉ」
「汚い手でさわるなハゲー!」

パドリ・ヘロジョエイロ 性別年齢不詳
時計屋を細々と営業している妖精。
手先が器用であらゆる機械を修理することが出来る。
非常に臆病で外見が怖い人や声がでかい人を見ると隠れてしまう。
「…とけい…なおす?」

96:ゲーム好き名無しさん
06/12/06 17:26:44 8ln4/k3B
アークホワイト(白石 桜花) 女 16歳
ごく普通の高校生。ある日庭に墜落した隕石から出てきた生命体に取り憑かれて変身できる様になる。
その生命体曰く「この惑星を守るために来た」らしいが、特に危機的状況ではないので出番はない。
専用武器であるまじかる機関砲「チェリーブロッサム」はダイヤモンドさえ粉砕する。

「 浄 化 完 了 ! 」



鈴木さん 性別、年齢不詳
クラゲ型の地球外生命体。結構いいヤツ。

「なかなかやるねぇ、子猫ちゃん」

97:ゲーム好き名無しさん
06/12/06 21:52:24 butr39pv
ムラカミシャイニングボルケイノ

ムラカミ家の親戚一同が協力して放つ大技
頭に光を反射させて一箇所に集め、敵を焼く

98:ゲーム好き名無しさん
06/12/07 22:44:48 4YCQnEav
石動 清十郎[イスルギ セイジュウロウ] ♂ 24歳

隻眼のクールな美形剣士
遠近感が掴めないため全然強くない

99:ゲーム好き名無しさん
06/12/07 23:43:12 dUh6adXq
ファンベール教

この世界で最も信仰されている宗教。聖女ファンベールを崇めている。


ミリーレジア・リィン ♀ 40歳

ファンベール教の最高責任者をつとめる愛と慈しみ溢れる女性。

「争いは憎しみと哀しみしか生みません…」

100:ゲーム好き名無しさん
06/12/08 00:11:19 AWSIBh3k
ベルクーザー教

暗黒教壇と呼ばれる謎の宗教。人さらいや生け贄などの儀式などもやってるらしい。
闇のフォースを使う神官や兵士を多数要しているという。

101:100
06/12/08 00:15:49 AWSIBh3k
多数擁しているで…

102:ゲーム好き名無しさん
06/12/08 02:23:31 nS5ibld9
レオナ・エクスブラッド

幼い頃に巻き込まれた戦乱によって重傷を負い、体の60%を機械化した女性。
自身の境遇と体について、淡々と合理的に捕らえている。
傷の残る右半分の顔を髪で隠しているが、憂いをおびたようなその容貌は神秘的に美しい。

「私は人間じゃない、生殖能力を持った機械人形だ。」

103:ゲーム好き名無しさん
06/12/08 19:08:51 6dCBxUW2
ローコソーン 
キモいしか言いようがないほどキモいモンスター。
相手の首をねじ切ったり肩を噛み千切ったりしてくる。
こいつをキモカワイイと言って愛でる命知らずもいる。

ダルベリギア・オリヴェリ ♀ ばーちゃん
あらゆる格闘技をマスターした究極のババア。
小柄で可愛らしい印象だが、実は筋肉ムキムキ。

バーン ♂ 16才
本名バルトロマイ・カスティーラ。
明るくひょうきんだが、やたらと秘密や謎が多い。
最近傷付いたこと→歩く企業秘密とかいうあだ名をつけられた。


104:ゲーム好き名無しさん
06/12/08 21:58:21 XCnUXZqm
寿限無寿限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚の水行末雲行末風来末、食う寝るところに住むところ、やぶら小路のぶら小路、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコナァ、ポンポコナァのポンポコピィの長久命の長介 男

「銭が細かいんだ。一枚ずつ渡すから手を出してくんねえ。ほら、いくよ。一、二、三、四、五、六、七、八、今何時だい?」
「俺は饅頭が怖いねぇ」

105:104
06/12/08 22:10:47 XCnUXZqm
年齢決めんの忘れてた。32歳でおながいします

106:ゲーム好き名無しさん
06/12/09 02:13:33 D8ISWZfm
シヴォ・フラガ ♂

死亡フラグ立ちまくりでも生き延び、流石にあれは死んだだろ…と思われる状況からでも生還する不死身の男。

「今回がダメなら次…次もダメならそのまた次…勝てるまで何度だって挑んでやる…
どこまでも強くなってみせる!」

107:ゲーム好き名無しさん
06/12/09 19:04:20 HKpZDSGO
柑梁=フォーリン(カンパリ=フォーリン) ♀?
ゼンマイを巻いて動くタイプの意思を持ったからくり人形。
最大まで巻けば30分ほど行動できる。
顔は真ん丸い赤い目が付いてるだけで口も鼻も無い。が、しゃべる。
大人と子供の区別が付かないせいで、相手を怒らせることもある。

「とっぷしーくれっとデス」
「あうあう!逆回しは堪忍デス」


108:ゲーム好き名無しさん
06/12/09 20:18:29 ehPNeXII
ンンンラル・ラスト ♀ 21歳

何でも自分がトリを勤めないと気が済まない女

「フフン、大物は後よ」

109:ゲーム好き名無しさん
06/12/10 13:50:30 nEe5dfn9
もっさりもこみち


もっさりしている

「触れてごらん」

110:ゲーム好き名無しさん
06/12/10 22:51:26 R/5D1MCi
バンボー「やっとアプリコットンに着いたな」

街の入り口だというのに、どこに視線を向けても、視界に人が入る程、街は賑わっている。
ただ賑やかなだけではなく、祭りまで、まだ一週間もあると言うに、街は祭りのような活気、熱気に包まれている。
その熱気の下、色々な店が観光客目当てに出店している。
行商、ストリートパフォーマンサー、さらには怪しげな占い師など、街の入り口だけで
『この世の職種の一割』は揃って居そうな勢いがある。
そして彼らのお陰で、街はさらに活気づく。『暑苦しいサイクル』である。

ケンジ「シオとは大違いであります!」
ルーシオ「祭りまで、まだ七日もあるんですけど、この人ゴミ!すごいですね……」
ロゼッタ「一週間後って言うのは、もうナレーターが説明したぞ…というか、誰に話しているんだ?」

カメラ目線で得意げに読者に説明していたルーシオだが、
隣にいるロゼッタからニヤニヤと笑われながらのツッコミを受け、ムッと黙り込む。

ドナ「バンボー様!お姉様が何処に居るのか、手掛かりはないんですか?」
バンボー「毎年ここに来るコトはわかってんだが……」
言葉に詰まるバンボーから手掛かりが無いコトを察した小田桐はバンボーとドナの間に割って入る。
小田桐「まだ到着してない可能性もある。
今日は姉探しより、宿探しの方がいいかもな……」
ルーシオの頭に手をポンッと軽く乗せ、小田桐はルーシオに合図を送る。
ルーシオ「幽体離脱ですね。やってみます。
どっか座れるような場所はないですか?」
?「甘い!甘すぎる!!その考えはベリースイートよ!!!お嬢ちゃん方!」
キョロキョロと辺りを見回し、『座れるような場所』もとい宿を探そうとするルーシオに
突然見知らぬ女が、大きい木箱のような机越しに喋りかけてきた。
机の上に置いてある、虫眼鏡や水晶などの占い道具、『一回800G』と描かれた看板
そして顔は露出しているものの、体全体を紫色のローブに身を包んだ格好から占い師というコトが容易に想像できる。



111:ここまで
06/12/10 22:54:00 R/5D1MCi
ルーシオ「みなさん!無視の方向で行きましょう……」
後ろを振り向き、ワザと女に聞こえるような大声で一同に注意を促す。
アメリア「私の名前はアメリア!別に怪しくないでしょ?
今ナウなヤングに馬鹿売れの占いをしてるんだけど、どう?」
女は机から身を乗り出し、素通りしようとしているルーシオに顔を近付け喋りだす。
二人を遮るのは彼女が用意したであろう机のみ。『ナウなヤングに馬鹿売れ』ドコロか、閑古鳥が鳴いているのだ。
占い師だから仕方ないとはいえそんな『疑ってくれ!』と言わんばかりに
怪しさをバリバリに醸し出してる女が声を掛けてきたのだ。もちろんルーシオ達は無視して素通り。
その様子を黙ってみているアメリアではない。少し焦りながらもアメリアは大声をあげる。
アメリア「ちょっと待って!今、どこの宿も客がいっぱいで泊まれないわよ。
でも、まだ泊まれる場所、私しってるよ!」
先頭を歩くルーシオ、以下五名の足が止まる。
ケンジ「おしえてほしいであります。」
アメリア「魚心には水心……」
ニヤリと歯を見せながら机に下げた看板を指差すアメリア。


112:ゲーム好き名無しさん
06/12/10 23:02:01 KQqkxir9
GJ!

サイア・クトー ♂ 29歳

キョア・クトーの息子だがとうの昔に勘当されている。ヤク中

「ク、クスリをくれぇー!」

113:バンボー編の人
06/12/10 23:02:32 R/5D1MCi
最近、誰も貼ってないので少なめながら貼らせてもらいました。
私が言えるコトではないが、おいらがロビーで何か企画でていますが、もう少し
本編が軌道にのってからにせん?
私も、もう少しこっち書いたら本編手伝うので、みなさんもギャンギャン書いてください

チラシ裏
大晦日と正月にバイト入れられた……orz

114:ロナウド
06/12/11 00:39:52 LcGaOfit

《――スー選手。時間内に会場に現れないため不戦敗とみなし、ロンメル選手の不戦勝ーッ!!》

「…な――!?」
Aグループと同時進行していたBグループ会場は、初戦という華を飾る戦いを不戦という恥で散らし、幕を開けた。

――少し時を遡ろう、ほんの数十分前に。

「スーさん! がんばってくださいねっ!!」
対戦控え室、涼はスーに激を飛ばした。
対戦前の控え室は付き添いが一人までと決まっているために、この二人しか部屋の中には居ない。
「…はいはい」
一方。涼の元気ハツラツとした態度とは対照的に、スーは面倒臭そうに手をヒラヒラと振り適当に会話を流していた。
元からスーはこの大会に興味はなく、適当に戦って負けよう、とぐらいにしか思っていなかった。
そして、まずこの実力者揃いの中で勝ち上がる確立などどのくらいのものか、もし賞金を手に入れたとしてどう持ち運ぶのか、と少しリアル思考な考えをしながらスーは戦いの時間を待っていた。
「――絶対ですよ!絶対勝っ…」
ブーーー!
涼の発言を遮る様に開始10分前のブザーが鳴る。
このブザーがなると同伴者は部屋を出ていかなくてはならない。
「…勝ってくださいね?」
涼はまだ喋り足りないのか、そのままガックリ肩を落としながら部屋を後にした。
「………ふぅ」
扉が閉まる音を確認すると同時にスーは、涼のそれとは別の意味で肩を落として肺に溜まった息を吐き出した。
「…涼にあれだけ言われたら負けづらいなぁ…、まぁ、相手が私より強かったらそれでいいんだけど…」
人差し指で顎を抑えながらスーは
「んー」
と唸りながら負けるタイミングを入念に考える。
「開始直後はマズイわね、ていっても負けると決めてるんだから傷でも負ったら骨折り損のくたびれ儲けだし……」
事情を知らない者がこの光景を見ればスーはタダのアホに見えるだろう。
「――…今のその発言、涼さんに聞かせてやりたいですね」
「っ!?」
対戦参加者1人しか居ないはずの部屋、静かに何者かの声が響いた。
それはスーの背後から聞こえ、スーはそれに反応して慌てて後ろ向いた。
「誰…!!」
視界内に男の影を捉えるとスーは後ろに下がり構えた。
「警戒しなくてもいいですよ、ボクはちょっと貴女にお話があって来ただけですから」
(あの時の鞭の男、たしかスナソル・ジンブオーノ)
「……何時から居たの…?」
「いつって、最初からですけど?」
「最初?」
「はい、貴女が涼さんとこの部屋に入ってくるとこから」
「なっ!?」
「単刀直入に言いますね」
「貴女の兄さんが、貴女に会いたがっています」

つづきよろ

115:ゲーム好き名無しさん
06/12/11 11:58:42 Jzb9rm9N
GJ

ベルゼリウス・バラッド じいさん

歌がうまい吟遊詩人のじいさん。
『ベルゼル』とか『ベルゼー』という略称に
『爺』とか『翁』とか『さん』をつけて呼ばれるコトが多い。

「さてさて…何を唄いましょうかの?」

116:ゲーム好き名無しさん
06/12/11 14:21:36 LVL6LAT0
本編、バンボーどっちもGJッ!

117:ゲーム好き名無しさん
06/12/11 18:06:52 Jzb9rm9N
オイフェ・サバン ♂ 年齢不詳

誰がどうみても執事にしか見えないエミリア・ルースの護衛兼執事。
世界執事選手権で幾度も優勝し、名誉チャンプの称号を持つ執事の中の執事である。

「ほっほっほっ」

118:ゲーム好き名無しさん
06/12/11 23:38:51 OBBGGsmG
ルザード・ヴァルス ♂ 24歳

とある女神をストーキングしている変態魔道士

「ハァハァ…ヴァレキュリア…ハァハァハァ…ウッ!」

119:ゲーム好き名無しさん
06/12/12 22:05:09 7hBdGt/C
熱寒病

三百年前、大陸全土で猛威を奮った奇病。体温が急激に上がったり下がったりを繰り返す事からこの名がついた

120:ゲーム好き名無しさん
06/12/13 02:13:59 IhDNQzii
天河[テンカ]
ロナウド達の世界には無く、飛来した流星に含まれる星鉄と呼ばれる特殊な鉱石を100%使って作り出されたという名刀。
星読の愛刀である。

121:ゲーム好き名無しさん
06/12/13 22:45:05 MN0KaHAV
ショート・カミングス ♂ 22歳

王国一の戦士である母と、やはり王国一である魔道士の父との間に生まれた子
戦士の血を引いているため魔法が使えず、魔道士の血を引いているため力が弱い

「俺には何ができるだろう…何のために生まれて、何をして生きるのか…答えられないなんてそんなのは嫌だ」

122:本編・その他の人々
06/12/14 01:47:23 GPEqUvJr
エミリア・ルース「ゼラニウムさん、流石でしたね。」
オイフェ・サバン「ほっほっほっ、そうでございますな。
昔の知人に無理矢理エントリーさせられたと言っておりましたが…とてもそのようには見えませんでしたな。」
 Aブロック観客席、気品漂う娘とどうみても執事な男が選手の一人、ゼラニウムについて話している。
エミリア「ふふふ…私なんかのために護衛をしてくれているんですもの…たまには楽しんでいただきたいです。
すみません…じいも私なんかが…」
オイフェ「そこまでです。
ほっほっほっ、相変わらずお優しいですな…ところで姫さま、こちらのエントリー表を御覧ください。」
エミリア「ロナウド…さま?」
 差し出されたそれを見て、彼女は目を丸くする。
オイフェ「左様にございます。姫さまの許婚、バンボーさまと共に旅に出られたという…話を聞きに参りましょうか。」
エミリア「ええ…ぜひ…」


 どうやらこの姫君、2人の従者を伴いバンボーを追っているらしい。

123:猫魔王
06/12/14 15:45:00 j9IkXWIZ
窓一つ無い暗い廊下、それに面する一つの静かな部屋で時計と鉛筆を走らせる音だけが響く。
中ではショートカットに赤い髪の色をした少女が、机に向かって一人何かを一心不乱に書き綴っていた。
「……はぁ…」
鉛筆を投げるように転がして少女は一つ溜め息をつく。
溜め息をつくノートの内容はというと、時間・空間操作に関する内容が独学風に書かれていた。
「うわ、涙出て…」
少女の瞳の端には涙が溜り、少女が気付いた時拍子に頬へと零れ落ちる。
足早に落ちる涙を人差し指で掬い、親指と擦り合わせて涙を消し、少女は頭を上げる。
「がんばろう、元の世界に帰ってフレイ達と逢うんだから。こんなとこ、フレイ達に見られたら危ないし」
かつて共に居た仲間を思い出して少女は苦笑する。
今こそ笑顔を見せる彼女だったが、昔の彼女は笑うことが出来なかった。
彼女が笑うことが出来るようになったのは曲がりなりにも、猫との出会いが関係した。猫という非常識な力の存在が彼女を護る様についたことにより、彼女は初めて心の安定を手に入れた。
「…ふぁ…」
そしてその後の猫との生活を経て、彼女の不慣れな日常への不安が取り除かれ、火の巫女との戦いにより彼女自身が、自分の存在を認めることが出来るようになった。
しかし、心の根の方ではまだ不安が残っていた。
今のこの状況は彼女の内に眠っていた恐怖心を呼び覚まし、背筋を少しづつ凍らせていく。
「…ふぁ…」
少しづつ呼吸は不規則になり、酸素が足りなくなった脳は彼女に何度も欠伸をするように促す。
「眠い…かも…」
それに気付かない彼女は眠気が無いにも関わらず、両腕を机の上で組み頭をそこに乗せて寝る態勢を取る。
その態勢を数分続けていればいつしか本当に眠くなり、彼女は夢の中へと落ちていった。

* * *

「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
苦しく荒い、しかしどこか規則正しい呼吸が断続的に続く。意識は無く、ただ生存本能だけが働き彼女に呼吸させる。
だがそんな無理な呼吸を続けていれば喉は渇き、口の中はどんどんと水分を欲するようになる。

「この光景、もう何回見たことか…」

隣の机にあった水入れが浮き、ひとりでに彼女の口に移動する。そして少しづつ零れる様に水が落ち、彼女の口を潤していく。
「……ツライものだな。例え助かると知っていても、その先を知っていると…」それを見守る様に座っていた黒猫は立ち上がり、部屋の出口へと向かう。
彼女に黒猫が背を向けると同時に水入れも元の場所に戻り、部屋は元の状態に戻る。
「用は済んだ、後は巻き込んでしまったアミーニーを連れて帰るだけだ」

そしてロディが目覚めたのは、その少し後だった。

部屋の前に立ち、猫は解錠の呪文を唱える。程なくして扉の鍵はカチャリと小さな音を立てて外れ、ドアノブがひとりでに下がる。
それを確認すると猫は体を扉に押し付け、僅かに開いた隙間から身を捩り部屋の中へと入っていく。
「?」
案の定、そこには髪は短くなったもののいつもと変わらぬ雰囲気でアミーニーが机の上で伏せていた。
「寝ているのか、…まぁそれのほうが都合がいい」
机の上に飛び乗り猫はアミーニーの寝顔を観察する。そして眠りが深いことを確認すると、呪文を延々と詠唱していく。
「ぅ…」
「……起きたか」
アミーニーが呻く様に声を吐き出し薄く目を開ける。その様を見た猫は、何かに気付いたのか口の端を釣り上げた。

「お目覚めか?、アミーニー…いや、シオン」

124:ゲーム好き名無しさん
06/12/14 15:46:34 j9IkXWIZ
書き忘れた、今の一つで終わり。

125:ゲーム好き名無しさん
06/12/14 22:35:10 BkmtLj1T
GJ

シオリ・タニグチ ♀ 14歳
コージ・ムラカミが片思いしている女子
「苦手なタイプ?うーん…わたしいつもバレバレのカツラを被ってて、カツラを外すと髪の毛が一本も無い正真正銘つるっつるのハゲ頭な人ってあんまり好きじゃないの」

エーゴ・カワイ ♀ 27歳
コージ・ムラカミが通う中学校の英語教師
「ムラカミくぅ~ん。後ろのジッパー上げてくれなぁ~い?」

シャカイカ・イシダ ♂ 88歳
コージ・ムラカミが通う中学校の社会科教師
定年はとっくに過ぎているはずなのになぜか退職していない
「ん~あ~コージ・ムラカミ君、チミの名前はなんじゃったかの?」

126:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 00:48:50 h0lS+Jr3
ムラカミ微妙なところで使われたからシリーズ出しても使われないんじゃない?

127:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 09:55:12 NWXGcznw
まぁそれっぽいキャラを考えるスレだし、いいんじゃね?

ヤツカ ♀ 25、6歳に見える。
上半身は美しい女性だが、下半身はおぞましい蜘蛛の姿をした妖怪。
姉御肌でクール(のつもり)だが、美少年に弱い。
年齢のことを言われるとヒスを起こす。
「やだ、美少年…!」
「キィー!まだケツの青い小娘の分際で!!」

128:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 13:15:54 hK1ZLhVJ
フラト・ハルブランシュ ♀

元は有能な魔神だったが、色々あって剣に封印された。
フォースのお陰で、剣の姿のままでも自由に動くコトが出来る。
しかし動くコトぐらいしか出来ないフォース量だったりするので人のフォースを吸い取らなければ強力なフォース術は使えない。
男言葉で喋り、性格は直情型でさびしがり、自分の体を探している
「一週間振りか?ソナタに会えなくて、さびしかったぞ……」


129:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 15:58:54 HKJrEIkY
パルティバルティ

下着の姿をしたモンスター
相手に取り付くと中々離れない

「温もりを君に」


130:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 22:35:19 Fnz4H0C0
オジゾさん ♂ 38歳

モンク僧
硬気孔で自分の体を硬質化させられる
軟気孔で他人を怪我や病気を治す事ができる。ただし、自分の体力を消耗する
いずれも厳しい修業によってなせる技である

「これが、気の極みです」

131:ゲーム好き名無しさん
06/12/16 13:10:05 TZVO1Hq1
ムークー

全身を赤い体毛におおわれた雪男モンスター。その怪力による抱擁は大木すらへし折る。

132:131
06/12/16 16:03:25 TZVO1Hq1
「ホー」

133:ゲーム好き名無しさん
06/12/16 23:57:08 /OODg6n6
ドーワ・グリム ♀ 75歳

子供達を集めて残酷な物語を話して聞かせ、怖がらせる事を生き甲斐にしている陰湿な老女

「白雪姫とシンデレラどっちの話が聞きたいかえ?」
「白雪姫がいいかい、じゃあ青ひげの話をしてあげようねえ!ヒィッヒッヒッヒ!!」

134:ゲーム好き名無しさん
06/12/17 01:43:35 IWF8dl6A
ハルヒット ♂ 見た目15ぐらい

フォビア、エスメラルダと同じ研究所出身
体を鉄にする力があり、軽いフォースならつかうコトができる。
それスレ屈指の常識人

「出る前にトドメを刺す。」

135:ゲーム好き名無しさん
06/12/17 02:00:03 KD5SPJIj
ガッチャ
黄緑色の大トカゲモンスター。運動神経がいい。
「たべちゃうぞ」

136:ゲーム好き名無しさん
06/12/17 23:45:16 HinNUrNk
エイミア・グリム ♀ 享年19歳

ドーワ・グリムの孫。マリュース王国王女エミリアの侍女だった女
気の弱いエミリアを脅して入れ代わりを画策したが、生まれつきの気品の違いはごまかせずあっさりばれてしまい、自ら考案した「釘を大量に打ち付けた樽の中に入れて転がされる」という処刑方法で死を迎えた

「使用人の分際で王族を騙るような不届き者には厳しい罰を与えなければなりませんね」

137:ゲーム好き名無しさん
06/12/18 00:20:06 Nc8oD5Rv
イズガル山

頂上にフラト・ハルブランシュが住んでいる山。わりと急な坂道と、ほどよい高さの為、中級者の冒険者に人気の修業場でもある。
しかし、登山道の反対側は切り立った崖になっている。
頂上の洞穴にはフォースが無尽蔵に出る岩があり、フラトはそこで充電をしている。

138:ゲーム好き名無しさん
06/12/18 01:40:29 gEpzBTCj
期待age

139:ゲーム好き名無しさん
06/12/18 21:41:21 IaI0OA+3
私立ヒーロー学園

数々のヒーローを育成し、世に送ってきた名門校
ロナウドの先祖もここに通っていたとか

校歌が熱い事でも有名

ヒーロー学園校歌「ごめんなさい、僕はどうていです」

作詞、作曲者不明

おっさ~ん、喫茶店に連れてってくれや~
喉が~渇いてるん~です~ジュースが飲みたい~
僕は~僕は~どうていですか~?
フン~フン~フン~
ごめんなさ~い、ごめんなさい!

140:ゲーム好き名無しさん
06/12/18 22:44:37 yJjHwHE0
ドーパ・ミン ♀ 外見年齢10歳
妖精。陽気。ボクっ娘

ノルア・ドレナリン ♀ 外見年齢10歳
妖精。怒りっぽい。オレ女

アドレ・ナリン ♀ 外見年齢10歳
妖精。臆病。常に敬語

セロト・ニン ♀ 外見年齢10歳
妖精。クール

ギャバ ♀ 外見年齢10歳
妖精。癒し系

141:ゲーム好き名無しさん
06/12/19 08:46:38 kLUNZGdC
妖刀 御叉眩[ミサクラ]

古の狂気の天才刀匠御叉眩によって生み出された古刀。世界に数振りしか残っていない。
金持ちの蔵の奥に封印されてたり神社に奉納されてたりする。
これを手にした者は極端にエロくなってしまい、さらに喋り方がおかしくなるという恐ろしい効果がある。


御叉眩 南榾[ミサクラ ナンコツ] ♂ 享年32

若くして死んだ古の天才刀匠。人格に物凄く問題のある人物だったらしい。

「らめぇ~!」

142:ゲーム好き名無しさん
06/12/19 18:15:46 /V0KVW/B
個人的に元ネタありのやつは好きじゃないんだがそれはさておき。

143:ゲーム好き名無しさん
06/12/19 23:06:31 MpFwYCdo
セバスチャン ♂ 72歳
リッチマン家の執事。人の発言に対してうなずくだけの存在
「はいはいそうですねェ○○様」

メアリー ♀ 17歳
リッチマン家のメイド。天然
「旦那様、旦那様、起きてくださぁい。睡眠薬を飲む時間ですぅ」

144:ゲーム好き名無しさん
06/12/20 02:41:00 r2LB+S1O
フィック・ショーンズ ♂

アラ・スージーの親戚。テンプレ付近で現われるとか。

「注意!このスレの物語はフィクションです。現実のいかなるものとも一切関係ありません。」

145:ゲーム好き名無しさん
06/12/20 23:09:04 CiEmCiJp
メタン・フェタミン ♀ 外見年齢10歳
妖精のふりをして人を騙す子悪魔。普段はお嬢様言葉だが、興奮すると方言が出る
あだ名はヒロポン

146:ゲーム好き名無しさん
06/12/21 02:08:24 s5NJ/0Zv
最近職人みないな


キョーチ・クトー ♀ 20代

コレ・クトーの一人娘。花を愛する純粋な心の持ち主で、花屋で働いている。おさげ頭。

「そんな…どうして…」

147:ゲーム好き名無しさん
06/12/21 12:30:49 s5NJ/0Zv
>>143のIDがMP

148:ゲーム好き名無しさん
06/12/21 23:35:38 f1xZOmzD
ブリキ兵

エスシェンセ公国軍に広く普及しているロボット兵士
一昔前に流行したブリキ製のおもちゃのロボットにデザインが似ている事からこの名で呼ばれている。正式名称はAH-216
エスシェンセが開発したロボットの中では単純な構造だが、その分耐久力が高い、整備に手間がかからない、トラブルが少ない、コストが低いため大量生産が可能であるといった利点がある
戦闘能力や思考能力は訓練された人間の兵士に比べれば劣るものの、痛みや恐怖を一切感じない命令に忠実な彼らは、エスシェンセ軍の主力となっている

「ヤットコヤットコクリダシタ~」

149:ゲーム好き名無しさん
06/12/22 02:01:18 mIUuCcZN
オイリィ・アヴラル ♂

物凄い脂汗のピザ。その全身から分泌される脂は刃物の切れ味を殺し、その体脂肪は衝撃を吸収してしまう。臭い。

「ぐぶぶぶぶ!おでざまの躯にばいかなる剣術も拳法も通用じない!」

150:ゲーム好き名無しさん
06/12/22 18:37:06 YyOfw9uT
竹千代 20歳? ♀
もののけを蹴散らしたりいろいろしながら旅をする女性。
札を投げつけ敵の動きを封じたり、結界を張ったりと、
なかなかの神通力を持っている。
熊を素手で殴り倒した武勇伝があるが、本人は必死で否定している。
めったにしゃべらず、しゃべっても声が小さいので気付かれなかったりする。
「この数は防ぎきれない…」

竹彦 25歳? ♂
竹千代の兄。竹千代を守ることに一生懸命な弓使い。
声の小さい竹千代のために通訳をしたり、(動物の通訳も可能)
竹千代が仕留め損なったもののけの止めを刺したりする。
厳格そうな人だが、通訳に若干脚色を加えたりとお茶目なところもある。
あだ名は「もみあげ」
「ええい面倒だ、皆殺しにしちゃる!…だ、そうだ。」

151:ゲーム好き名無しさん
06/12/22 23:15:12 8iqwfCof
セルタイン・レリアブル ♂ 27歳

闘技大会の前回準優勝者
ショートソードと盾を使った地味だが隙の無い防御重視の戦法を得意とする。彼の堅い守りを打ち崩すのは至難である
優勝経験こそ無いものの、毎回二位三位に確実につける実力者だが、人気はあまり無い
相手がやばそうな場合や負傷が酷い場合はためらうことなく棄権する

「世の中安全確実が一番だよ」

152:ゲーム好き名無しさん
06/12/23 19:36:26 XyFNz1zJ
オージャ・ルマール ♂ 34歳

エヌエチケキョイク帝国の砲兵部隊長
一人称が「麿」で語尾に「おじゃる」とつける雅なお方

「ホホホホホ、この雅な大筒の威力を味わうがよい」

153:小ネタ
06/12/24 21:18:11 ThM0UVWO
涼「今日はクリスマスイブですよご主人さま!」
ロナウド「ワケ分かんねぇ!今日は今日だ!」
闇巫女「まっかなおっはっなっの~♪」
アース「オイ…どうして私がこのような格好をせねばならんのだ…」
剣華「よくお似合いだ、トナカイどの。」
パティ「じゃああたしはサンタさんやるね!」
タブン「露出度高いですね…」
スー「タブンのえっち…」
タブン「あがっ!?」
ルーカス「そういえばバンボーはけっこう遅くまで信じてたよな。お前んちの煙突細くね?とか言ってたし。」
バンボー「くそっ…そーゆー記憶こそ薬で消しとけってんだよ…」
イース「久々にケーキを焼いた…」
一同「え゙?」
ルーカス「ヒソヒソ(オイオイ大丈夫か?)」
バンボー「ヒソヒソ(知るかよ、剣魔が料理なんて聞いたことねーぜ?なあロナウド。)」
ロナウド「ヒソヒソ(ワケ分かんねぇ…)」
イース「もういい…貴様等にはやらん…クズハ…バス…私たちだけで食べよう…」
バス「なー!」
クズハ「イースさん…美味しいのに…」
イース「お前もそうだっただろう…」
クズハ「えへへ…」
アース「私もいただこうか!」
ヤミ「ケーキケーキ!」
イース「貴様等だけには…絶っつ対にやらんっ!!」

154:ゲーム好き名無しさん
06/12/24 21:20:57 HJHID/iK
デイジー・ティミッド ♀ 24歳

軍医。医学的知識はかなりのものだが、気が小さく、血を見ると卒倒してしまう

「ひえ~!!血が!血が!う~ん…」

155:ゲーム好き名無しさん
06/12/25 01:02:30 uwjzgbac
サン・タクロース

赤と白の服と三角の帽子を身にまとい
大きな袋を背負い
トナカイを従え
小太りで白い髭をたくわえた老人のような姿をしているという噂の伝説のモンスター。
いい子には年に1度だけ、その袋からプレゼントを差し出すというが、その姿を確認したものは殆ど居ない。

「MERYYYYYYYYYYY!!!!!」

156:155
06/12/25 01:05:53 uwjzgbac
セリフのRいっこ増やしといて…

157:ゲーム好き名無しさん
06/12/25 22:59:57 NO8qvlPO
ロングート・ルオッチナ ♂ 55歳

料理王(クッキング)の称号を持つ伝説のシェフ
フランソ料理、イカリア料理、ライトガーデン料理、そしてラーゼカンティ料理の長所を併せ持つ究極の料理を作ろうと研究を重ねている

「料理人は素材の従僕であって主人ではない」
「料理に到達点はない。究極の料理などというものは存在しない。それでも我々はそれを目指していかなくてはならない」

158:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 13:00:22 hjjWMbhv
ギャクテン町
女性が男性の格好をし、男性が女性の格好をするのがしきたりの町。
この町のしきたりを守らないと友好的ではないと判断され、
町に入れてもらえなかったり、酷いときは石打の刑を受けるハメになる。

セルゲイ・カマノフ ♂ 62歳
ギャクテン町の町長。ピッツァファット。
きっつい化粧にスイートロリータ姿で、見ているこっちが辛くなる姿をしている。
しゃべり方がすごく変。些細なことで怒る。
「ンマッ!失礼しちゃうザマス!あーたブレイよっ!ブ・レ・イ!わかる!?」

159:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 13:53:07 33sScZld
……神は死んだのか

160:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 16:19:37 iJdJT+c0
ガブリング・ボルドネス ♂ 25歳

セルタインの堅実な生き方が気に食わないらしく、一方的にライバル視している
バトルアックスで嵐のように打ち込みを仕掛け、相手に何もさせずに一気に勝負を決めるという戦法を得意とする
大会成績ではセルタインに遅れをとっているが、人気でははるかに勝っている

「一度きりの人生…デカい賭けに出なけりゃ意味無いぜ!」

161:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 16:27:39 dQS8Oaa7
>>153
GJなのだ( ・ω・)

162:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 17:09:51 NvFXthmw
ラーラ・バラッド ♀

争いやもめごと、さらに戦争を歌の力を通して無くそうと活動している少女。

「争いの無い世~界~♪
…私の歌を聞いて~!!」

163:ゲーム好き名無しさん
06/12/27 13:27:57 7Y7TUpof
リカ・ヨシオカ ♂ 38歳
コージ・ムラカミが通う中学校の理科教師
「ヒヒヒヒヒ…ムラカミ君、ぼくが調合した新型毛生え薬の実験台になってもらうよ」

タイイク・ハラダ ♂ 30歳
コージ・ムラカミが通う中学校の体育教師
「ムラカミ!マツオ!タニグチ!夕日に向かってレッツゴーだ!!」

コクゴ・テライ ♂ 41歳
コージ・ムラカミが通う中学校の国語教師
「いない者手上げろ」
「ムラカミ、トイレか?じゃあ急いでトイレに行っトイレ」
「クルマが来ないなぁ、しかたない、クルマで待とう」
「上履きが飛んできた。うわー!バキッ!!」
「今日よう、強要しちゃった」

164:ゲーム好き名無しさん
06/12/27 14:17:36 bsfWmWs5
国語いなかったっけ?俺の気のせい?

グリター・ロア ♂

ラーラの追っかけで親衛隊隊長・ファンクラブ1号。特技はヲタ芸。
地味に結構強いかもしれない…

「左舷声援薄いぞ!何やってんの!」

キモータ・ピザップ ♂

同じくラーラの追っかけで特技はヲタ芸。ファンクラブ28号。キモいしウザい。

「L・O・V・E・ら・あ・ら!ひゅー!」

165:ゲーム好き名無しさん
06/12/27 16:06:38 CojxxL/C
巴(ともえ) ♀ 16、7ほど。
いかにもトロそうな垂れ目の少女。正体は狸。
半端じゃない臆病さで、驚かされたり、
大きな物音を聞いたりすると気絶する。
ひとり言が多いので、悪巧みをしても即ばれる。
「うむむ、我ながら自分の頭のよさにうっとりしちゃう!…です」
「お星様がキーラキラ~…ですぅ…がくっ」

一龍斎八橋(いちりゅうさいやつはし) ♂ 90歳
箸に人生を捧げて80年。すごい箸技を持つすごいじーちゃん。
箸で飛んでくる弾丸をキャッチする、箸で真剣白刃取りなど
とんでもないことが出来る。だが攻撃技は無い。
「わしの箸で止められんものなど無いっ!! と、思うョ」


166:ゲーム好き名無しさん
06/12/27 23:30:55 5fnFKzKa
ageだけじゃ難なんでキャラ投下

ガルラム ♂ 25

フリーデン出身で、腕も立つが、かなりぶっ飛んでいる殺人鬼。その危険思想と実力から、指名手配されている。
趣味は自爆で、余裕で勝てる相手にも自爆でとどめをさす。しかし本人は死ぬドコロか無傷のことが多い

「ハーハーハー!愛してるぜぇ!だから一緒に死のうぜ!なっ?」


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