06/11/28 23:59:33 VtbtqbxU
クレ・シェンド ♂ 21
一人称が『わし』の殺し屋
他に類を見ない怠け者で、寝るのが何よりも好き。
同業者の緑葉に片思いされている。そのため朽葉には物凄い拒絶されている。
殺しの腕は朽葉と同程度
「わしは疲れた……朝になったら起こしてくれ」
「恐い……じゃがふるえたら負けじゃ……」
51:魔王編
06/11/29 03:19:23 oW8sFE9l
「さ~てさてさてさて……」
目の前には、飲み込んだ瓶を取り出し体調が良くなったアマテラスが意気揚揚と仁王立ちしている。
「『私を倒さなければ解毒薬は手に入らないぞ作戦』は失敗に終わりましたがッ!」
「………」(元気いいなコイツ…)
ビシッという擬音が鳴りそうな勢いで魔王を指差し、アマテラスは無駄に元気に喋る。
「―――…死んでください」
「!―――ッ」
52:魔王編
06/11/29 03:24:27 oW8sFE9l
「!――ッ?」
背中がチクチクと騒めく。
数多の死合で培われた感覚が早鐘を鳴らす。
唾液を飲み込むより速く、腕だけを後ろに振るう。
体など後から付いてくればいい。
「雷神撃…!」
眼の端が激しく煌めく雷光を捉える。
――速い!?
僅かな影として写る奴の手に合わせて腕の角度を修正する。
――私に気付かれず背後に回るだと?
直視していないのに眼が激しい閃光で端からどんどんとホワイトアウトしていく。
――ありえない。
着弾する箇所にフォースを集中する。
「はっ――、づッ!!!」
腕で雷手を受けとめた刹那。
送ったフォースでは補いきれず、激しい電撃が痛みを伴ない腕を侵食していく。
「ッ貴様…――!!」
奥歯が砕けそうな勢いで歯を食い縛る。
今にも爆発しそうな腕にフォースを流し込み持ち堪える。
「…!」
この威力、速さ、明らかに八魔神を――
「“なぜ下級魔神クラスに居る”!?」
さらに腕にフォースを送り込み電撃ごとサンガに押し返す。
――超えている!?
「………!」
サンガは弾き返えされると同時に後ろに飛び、衝撃を殺しながら着地する。
「…答えろッ!」
「……」
サンガは応えない。
ただ、任務は遂行したと言わんばかりに、サンガの構えはどこかリラックスしたようなゆったりとした構えに変わっていた。
…八魔神は、こんな上下関係に見合わない実力を持った部下を使えるのか?
53:魔王編
06/11/29 03:25:24 oW8sFE9l
「魔王様――、…サンガばっかり見てると、危ないですよ?」
「…アマテラス」
見上げる先には片手を上段に構えた声の主。
「……天を創造し、地を照らせ――、――天雷っ!!」
神言を詠唱すると同時に周りの雲から雷鳴を轟かせる雷を呼び寄せる。
「ふふん…――、――逝っちゃえっ!!」
雷はアマテラスの手を介し無数の光の帯と変わり魔王へと降り注ぐ。
「ちッ!!」
「甘いです!」
五月雨の如く降り注いでくる落雷を後ろに大きく跳躍して回避した途端――アマテラスは手をうねらせる。
「――遠隔操作!?」
アマテラスの手の動きに合わせ落雷はその軌道を変える。
まるで蛇達が交尾をするように落雷が収束し、大蛇の如く魔王に襲い掛かる。
「チッ――、――潰せ!」
魔王の言葉に応えるように雷蛇の左右の空間がフォースで歪む。
「破魔の――」
「――もらったッ!!」
動きを持たぬフォースに指示を出す呪文の名を刻む前に、魔王の体が裂ける。
「かッ―――!?、はっ――づ!!」
脇腹から大量の血が花のように噴出する。
目で追った先には血がべっとりと付いた剣を構えたスサノオの姿。
「術は、囮か……!」
「いいえ、違います」
アマテラスの言葉に頭を向けると同時に、眼前に迫った巨大な雷蛇に魔王は飲み込まれた。
魔王→アミーニー
54:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 03:35:45 +UGWhRkC
キタ━(゚∀゚)━!!!
55:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 14:57:21 +UGWhRkC
薄暗く、カビ臭い匂いが鼻をつく…そんなどこにでもあるような地下牢に彼は収容されていた。
ドゥガン「チッ…またやっちまったか…何とかならんもんかね…この発作…」
兵「面会だ…」
ドゥガン「面会?心当たりは無いんだが?」
兵「知らん。」
それだけ言って牢屋番は客を入れる。
愛想のないヤツ…
入ってきたのはアホそうな奴らだった。
56:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 15:19:54 +UGWhRkC
ロナウド「なあアンタ、ゴルアネスの兵なんだろ?」
ドゥガン「な、何でわかった!」
物凄く驚く軍服。アホだコイツ。
ロナウド「そんだけ特徴的な軍服着てりゃわかるだろ…それにゴルアネスはお隣さんだからな。」
ドゥガン「そ、そうか。で、俺に何か用か?」
ロナウド「ああ、まあ知らないのが普通なんだけどな…一応聞いとこうと思って。
話を聞いて情報収集するのは勇者の基本だからな!」
ドゥガン「だから何だよ。」
ロナウド「さっき暴れてたのに比べて随分落ちついてんな…」
ドゥガン「発作みたいなもんさ…そういう身体なんだ。」
ロナウド「大変だなあ。で、聞きたいことなんだけど…」
ドゥガン「やっとかよ!」
ロナウド「ダマクスとゴルアネスの綱引きで国境が変わる地域に住んでたヤツなんだけどさ、マルフォット・ルーカスってヤツ知らないか?」
ドゥガン「マルフォット…ルーカス…ク…ギャハハハハ!」
ロナウド「な…何だよ!ワケ分かんねぇ!何か知ってんのか!」
壊れたように笑いだすドゥガン。さっきまでの落ち着いた感じではない。
ドゥガン「ああ、そいつなら今ウチの軍じゃ有名人だぜ!味方殺しの逃亡者ってなあ!
見つけ次第ブッ殺せって命令が全軍に出てんだぜェ!お前のオトモダチか?残念だったなァ?ギャヒャヒャヒャヒャ!」
ロナウド「ワケ分かんねぇ…」
57:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 15:46:27 N1obL+Xd
_n グッジョブーン!!
( l
\\ (^ω^ )
ヽ ̄ ̄ ノ
フ /
| /
( ヽノ
ノ>ノ
三レレ
グッジョブーン!!
58:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 21:30:40 WkofGSx8
村之助 ♂ 享年55歳
ムラカミ家の先祖
ハゲの箇所、進行程度、及び頭の大きさ、形にかかわらずどんなハゲも隠すことができ、しかも装着者が自ら外そうとしないかぎりけして外れないという伝説のズラを所持していた
悪性腫瘍が全身に転移してこの世を去る前に子孫のために伝説のズラを庭の桜の木の根本に埋めるが、死亡した翌日には家族によって掘り返され、処分されてしまった
「ハゲとは、1%の髪の毛と99%の頭皮である」
「余の頭に毛根の文字は無い」
「それでも生え際は下がっている」
「ハゲのハゲによるハゲのためのズラ」
「ハゲは一日にしてならず」
「毛根死すとも頭皮は死せず」
「増毛だとか、植毛(頭皮移植)だとか、ワケ分かんねえ!!オレはズラだ!」
59:ゲーム好き名無しさん
06/11/29 21:47:21 fUCJam2g
魔王、本編、GJなんだぜ!
楡街(えるむがい)
高く四角い建物が密集した街。
どこも同じような景色である上に薄暗いので迷子になりやすい。
街の東側はいたって普通だが、西側は怪しい店やヤバ気な店が多い。
東側の端にある甘味所のデザートのうまさはガチ。
60:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 01:02:47 J8sBocJv
ぴちゃぴちゃ
自らが発する水音
緑色の少しとろみのある粘液に包まれ、その音で私は目を覚ました。
それは視界を遮る程の濃さではなく、飲んでみたら喉が妬けるような甘さがあるが案外イケる。
そしてその粘液と、私を覆い、視界を曇らせるガラス……
のちに知ったことですが、それはカプセルと言うそうです……
そんな世界の全ての物が緑に見える空間……
私が生まれたのは、そんな場所から。五感全てで感じ、自我が芽生えたのは、そんなカプセルの中……
タタタタタッ
何かが私の方に駆け寄ってくる音
コーザ「アークエンさん!アークエンさん!!FE-40536が目を開けました!」
ごつく体格に恵まれた人が、せわしなく叫んでいる。『あーくえんさん』と言う人を呼んでいる
この男……体中の至る所に、まるで、今付けられたような、生々しい引っ掻き傷や痣をつけている。
見ているだけで痛みと怖気が全身を駆け巡る
そんな、錯覚に襲われながらも、視界の端に女を見つける。
コーザ「アークエンさん!FE-40536、人の形になりました。実験は成功です。」
男は、あーくえんさんに、カプセルごしでも耳が痛くなる程の大声で嬉しそうに語り掛ける。
カツカツとハイヒールを鳴らし、あーくえんさんは口を開ける。
セシリア・アークエン「あらぁ~♪私が研究の指揮をとってるのよ。
失敗する訳無いじゃない」
あーくえんさんは男の真前で止まる。頭一個分あーくえんさんが小さいが、突如男は震えはじめる。
コーザ「……す、すいません。
そ、そ、その通りですね!」
さっきマデの嬉しそうな表情は消え、男は途端に顔が青ざめキョドリ始める。
セシリア・アークエン「恐がらなくて大丈夫よ。仕事が終わったら誰だって気分はいいものでしょ。」
『恐がらなくていい』そう言いながらも、あーくえんさんは、男の下顎に四つの爪を突きたてる。
コーザ「すいません、すいません、すいません、すいません
すいません、すいません、すいません、すいません…」
男は、うわごとの様にあーくえんさんに詫びを入れている。
61:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 01:04:53 J8sBocJv
セシリア・アークエン「恐がらなくていいって言ってるじゃない!」
あーくえんさんが喋り終えた時には、男の下顎から出た血が、つぅーと、指に流れはじめていた。
私は急いで、二人を視界から外した。
セシリア・アークエン「あらぁ~♪この位で、目を背けちゃだめよ。
FE-40536アナタは戦うためだけに生まれた化け物なんだから。」
依然、男から爪を離さないが、顔を私の方に向け、あーくえんさんは語り掛けてきた。
「……バケモ…ノ」
セシリア・アークエン「そうアナタは化け物なのよ。
コーザ!アナタはFE-40536の教育係ね」
セシリア・アークエン「って感じの子の、教育係になってもらうわ。タイガー!」
タイガー「しらねーよ。ってか↑の文、お前の紹介文じゃなかったのか?
後コーザはどうしたんだ?」
セシリア「コーザには礎になってもらったんだけど、その回想いる?」
タイガー「いらねーよ。読者も望んでねーし。要は研究体に殺されたわけだな。
……って、そんな危険な奴の教育係になれるかぁ~!(フォント四倍角のつもりで読んでヨン♪)」
「あー、くえんさん!と……この人は誰?」
俺らが喋っている中、とててっ、と女が割り込んでくる。
62:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 01:06:06 J8sBocJv
その女は多少、地味だが整った顔立ち、さらさらとした髪は大胸筋あたりまで伸びている。
その顔に良く似合う、素朴なワンピースドレスを着ていて、ウエストまでは
ピッチリとしているが、スカートは花のように広がっている。
そしてチョコリコとそのスカートを軽く持ち上げながら、腰を落とし一礼するその姿は、とても愛らしい。
まぁ俗に言う美少女って奴だ。
セシリア・アークエン「アークエン!その発音じゃ『あークエン酸』みたいじゃない。」
タイガー「コイツは?」
FE-40536「この人は?」
俺とソイツは指を差し合いながら、セシリアの方に顔を向ける。
セシリア「FE-40536、アナタの新しい教育係になってもらうタイガー・フォックスよ。」
タイガー「じゃあコイツがさっき言ってた研究体なのか!?」
研究体を指しながら、俺はセシリアに問いただす。
こんな『クラスのいじめられっ子』か『学園アイドル』の両極端にしか成れそうにない
おっとり女が人を殺したコトのある生物兵器
それが信じられなかったのである。目の前にいるセシリアの方が、よっぽど強そうだ。
セシリア「あらぁ~♪見た目で判断したらだめよ。」
セシリアはコクりと頷く。
FE-40536「教育係……」
そのやり取りを横で黙ってみていたFE-40536だが、複雑な表情を浮かべ呟いた。
俺はそれを聞いてハッとした。『教育係』つまりコーザに悪い思い出があるってコトだ。
考えてもみれば、普段はこんなに温厚なのだ。そんな彼女が味方を殺す。
それは何か一悶着あったってことだ。きっとそうだろう。
つまり、そこまで彼女は危険ではないってコトだ。
タイガー「よし!セシリア、わかった!教育係やるぜ!
アノ件もあるしな……」
FE-40536「あーくえんさん、これで教育係八人目ですね。」
タイガー「えっ……今、何人目って言った?セシリア…」
セシリア「『アナタで教育係は八人目』っていったのよ。」
63:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 01:08:18 J8sBocJv
FE-40536「よろしくお願いします。タイガーさん。」
さっきは天使の様に愛らしく見えた挨拶。今は悪魔のように見えた。
タイガー「やい!セシリア……」
俺が文句をブチ撒けようとした次の瞬間、セシリアに口を押さえられた。
セシリア「あっ今からさっそく任務ね。アプリコットンに行ってきてエリザベス・リベラを捕まえてきてね。」
FE-40536「やったぁ!初任務!タイガーさん行きましょ!」
タイガー「おいっ『FE-40なんとか』引っ張るな!
汚いぞ!セシリア、セシリア!(フォント四倍角だと思って楽しんでネン♪)」
二人が部屋から出て、途端に静かになった個室。
セシリア「あらぁ~♪あんなに積極的なFE-40536始めてみたわ。
タイガー気に入られたわね。」
そして研究所の廊下
FE-40536「FE-40536です。これから一緒に旅に出るんですから覚えてください。」
タイガー「研究番号なんて覚える気しねーよ。呼びにくいし……
ちゃんとした名前はないのか?」
FE-40536は、足を止め、俯いて黙り込んでしまう。当然引きずられてた俺も止まる。
タイガー「……そうか…誰も名前付けてくれなかったんだな……」
FE-40536「………はい……」
FE-40536は今にも消えそうな泣き声を上げる。俺は立ち上がると、ソイツの頭にポンと手を置く。
タイガー「よしっ!じゃあ俺が名付け親(ゴットファザー)になってやる。
そうだな……恐怖症って意味のフォビアって言うのはどうかな?」
フォビア「……なんで私の名前が恐怖症なんですか!」
頭に置いた手を振り払われ、ポカポカと逆に、軽く頭を殴られる。
そのとき俯いていた顔を上げたフォビアはニッコリと笑っていた。
64:バンボー編の人
06/11/30 01:15:38 J8sBocJv
いわゆる紹介です。次の敵はタイガー&フォビアと、あと二人
ジョジョネタ二つ良かったら探してね
次からはバンボーやルーシオ、新キャラも出せると思うので
でもセシリア動かしやすいなぁ
ケンジとは天と地は差がある。
チラシ裏
バイトの先輩にジョジョ読ませるの成功。流行らすぞ!
65:駄文
06/11/30 01:28:02 REo//qHz
おつ。
ジョジョはやっとオインゴドインゴまで読んだ。
続き読みたいのに部室にはもう無い…
66:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 14:13:42 9iR/hs9i
うはっGJだぜ!
どうなるんだろwktk
67:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 20:35:02 xoaAICGj
やるねぇ
68:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 22:30:47 96wpa5SS
前スレでレスくれた人ありがとう
職人さんガンバレ!
スー
URLリンク(p.pita.st)
69:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 22:43:56 5nySjG5x
うまいな…クズハ描いてた人かな…?
アンタの絵、俺は一番好きだぜ。
70:ゲーム好き名無しさん
06/11/30 23:13:45 joVhKndn
チーター・フォルクス ♂ 49歳
リッチマン財閥私設軍の警備隊長
リッチマン家の威光を傘に着て威張っている
昔は駿足を誇り、結構強かったらしいが、今は肥え太った豚という表現が外見からいってもぴったりである
「旦那様のお力を持ってすれば不可能な事など何一つ無いわ!」
アーサー・キング ♂ 22歳
リッチマン財閥私設軍の新米警備隊員
セレブに一目惚れして入隊した実直な青年
後に、「これを引き抜いた者は王になれるだろう」と書かれた台座に刺さっていた剣を引き抜き、その予言通りに王になるのだが、それはまた別の物語である
「お嬢様のことはこのアーサーが命に代えてもお守りします」
キーラ・メデューム ♂ 27歳
リッチマン財閥私設軍の警備隊員
お調子者で軽薄な男だが早撃ちの名手
しょっちゅうおちゃらけた発言をしてはチーターに怒鳴られている
熟女好き
「じゃあ俺は奥様と添い寝する役っスね!隊長」
71:ゲーム好き名無しさん
06/12/01 16:04:27 gLqm/2kU
手乗りドラゴン
成体でも全長30cm程にしかならない小さなドラゴン
とても愛らしくペットとして大人気だが、それ故に密猟の対象となっている
「プルプルピー(ナニがちいせぇな、ファック野郎)」
ムーツ・ギャリャー
♀ 20歳
モンスター大好きっ子
モンスターと触れ合おうといろんなところへ調査にいっているが、大概瀕死の怪我をして帰ってくる
「アハァ~可愛いですね~。食べちゃいたいくらいです」
72:ゲーム好き名無しさん
06/12/01 21:56:53 7cWftspL
ライト・ファラッド ♂ 35歳
三年前から全く眠れなくなり、ついには幻覚まで見始める
心配して様子を見に来た友人を、自分を埋葬しに来た葬儀屋だと勘違いして殴り倒してしまった
「死んだら…ゆっくり眠れるかもな…」
73:ゲーム好き名無しさん
06/12/02 10:53:46 3Fn7kJqR
ウィロー ♀ 16歳
反抗期真っ只中の少女。
まさに外道。
「そのニヤけた顔がムカつくのよ!」
「何よ!主人面して!偉そうにしてさぁ!」
ヨー・モー ♀ 幼女
羊の着ぐるみを着た幼女。
いつも眠たげで、したったらずにしゃべる。
一緒にいるだけで眠くなってくる。
角は本物。
「いやしけいろしぇんでしゅ」
「めーめー」
74:ゲーム好き名無しさん
06/12/02 11:16:56 2A4aajUf
タンニン・スズキ ♂ 25歳
コージ・ムラカミのクラスの担任
「教頭先生!ハゲのやることが必ずしも間違っているとは限りません。どうかムラカミの話を聞いてやって下さい。私からもお願いします」
75:ゲーム好き名無しさん
06/12/03 16:00:35 2DRJeqAF
イカリア王国
パスタとピッツァの本場。ド○フター○のあの人ではない
軍事力ではアークウェイ王国と肩を並べるほどの強さである
76:ゲーム好き名無しさん
06/12/03 16:51:09 0vCcgciP
ノーミン・コーサック ♂
どこにでもいるような農民。農民に一番多い名前である。
「オラ、一生懸命耕すだ!」
77:ゲーム好き名無しさん
06/12/03 20:28:35 5zNuRBOB
ジャッキー・ガン
♂
邪気眼の持ち主。
「まさか…ヤツが動き出したのか?!」
「フッ…邪気眼を持たぬ者にはわからぬだろう…」
「闇と光、そして無限が交わる時、扉が開く…クク」
78:ゲーム好き名無しさん
06/12/03 20:50:40 8nwfuRTn
邪気眼の持ち主三人目か
79:ゲーム好き名無しさん
06/12/04 01:31:33 PNQRBEKN
バルキス・マス ♂
バルキスの定理を思いついた学者。なんか教科書とかに載ってる。
80:ゲーム好き名無しさん
06/12/04 10:35:26 PNQRBEKN
ツァイス「なあ、何であんなに人がいるんだ?トーナメントだろ?」
ツァイスの言う通り、広大なコロシアム内には観客席だけでなく競技場内にも大勢の人間がいた。
イース「フッ…久しぶりだな…」
ブリギッド「今度は負けないよ!ほら、約束の剣だ。」
イース「そうだったな…ありがたく戴いておく…」
ブリ「今度は負けないからねぇ!賞金はこのソードフイッシュのもんさ!」
イース「ふっふっふっ…面白い、やってみろ…」
紫乃「腕は鈍っておらんじゃろうな?」
ゼラニウム・アレスター「ふっ!」
バサッ!
ゼラ「この通りだ。」
メイド服から一瞬で深紅のワンピースに着替える『紅の双刃』ゼラニウム。
紫乃「ほう…」
ライカ・フォン「そう言われてもわかんないなあ…あ、あれ!あそこにいるのって剣魔じゃない?あとでサインもらおーっと!」
ツァイス「剣魔あ?どうせ女剣士なんて大したコトねーよ。女だから珍しがられてるだけだろ。それよりあそこにいるあの漢の中の漢…
オレはガルザスさんみたいな伝説の傭兵になるんだ!」
ライカ「また始まったよ…あ、司会の人だ。」
ライカの言う通り、司会のシサがいつの間にか拡声器を持って立っていた。
シサ「みんな、元気かーっ!」
「「「おー!」」」
司会が叫び、コロシアム内のみんなも叫ぶ。
みなさんテンション高いようです。
81:いったんこんだけ。少ない&低クオリティでスマソ。
06/12/04 10:38:48 PNQRBEKN
「えーと…今Aブロックのみんなが集合してるワケなんだけど…これはこの大会で一番おっきなスポンサーのダラス・リッチャー氏の
『全ては金だ!歴戦の猛者ばかりなのだからAブロックはバトルロワイアル形式でやった方が面白いだろう?いくらだ…?』
という鶴の一声でバトルロワイアル形式になったんでみなさん気が抜けない高レベルな戦いを繰り広げてね!」
ΩΩ Ω「「「な、なんだってー!」」」
ざわ…ざわ…
騒然とするコロシアム内。
イース「…猛者だらけの戦場[いくさば]か…面白い…」
ガルザス・ザ・マーシナリー「戦ってのは…どうもやめられんな…戦場の空気…やはり俺を一番落ち着かせてくれるのはコイツだ。」
一方で喜んでるヤツも何人かいた。
82:ゲーム好き名無しさん
06/12/04 22:35:01 kZaCVFeY
ヒゲデ・ブオッサン ♂ 40代ぐらい
今日昼寝してたら夢に出てきた謎の外人。手を握って押し倒しキスを迫ってきた
ちなみに俺は男
「スキデース!セップンシマショー!!」
83:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 00:22:35 MgPLX9Xs
AGE&キャラ投下
四季家
古武術の家元、栄華を誇っていたが四季家統領が何ものかに殺され、急速に寂れた。
四季 春菜 ♀ 18
四季家の長女であり、この一家、唯一のまともな人。なので弟、妹に振り回されている。
明るく、気立ても良いので巷では武術小町と町の人気者だった。
弟、妹と共に敵討ちの旅に出かける。敵討ちの旅の発案者。得意武器は槍
「お父さん……お母さん……見ていてください……」
四季 夏希 ♂ 17
四季家の長男にし、死んだ父から統領をつぐ。クールな天才君でツッコミ役。
仇討ちには興味が無い素振りをするが、実は一番拘っている。
四季家統領だけあり四季家最強。得意武器は剣
「この世界……ツッコミ役が少なすぎる……」
四季 秋彦 ♂ 15
四季家の次男。四季家武術で何度も、事件を起こしては姉や兄にとっちめられる悪ガキ。
牢に入ったことは数知れず
妹の冬美にだけは優しい。武器を使うより素手のほうが強い
「離せ!姉貴!また邪魔するきかよ!?」
四季 冬美 ♀ 13
四季家の次女で一族、一のプッツン天然ホワホワ少女
ソレだけではなく、空気が読めない、悪戯好き、頑固、無知と更にプッツン
得意武器は鞭
「夏兄の挽肉が、100グラム、89円で取引されてる夢みちゃった……」
84:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 00:36:13 oefT6Toe
ゼニヤ=ヨノナーカ
流しの看護士。怪我人、病人などを手厚く看護するの仕事であり使命。
無論、無償奉仕なのだが、名前で誤解されやすく、
『行き倒れているところを助けてもらったが、法外な値段を請求された』だの、
『下の世話まで出来る、富豪専門スーパーナースだ』だの、不名誉な噂が飛び交っている。
85:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 15:27:58 aSzQARSU
サマー・ニューマン ♀
新人類と呼ばれた女性。
「フツーにだめー」
86:ロナウド編
06/12/05 21:03:26 D4H3zzy1
<はいは~い、胸の薔薇が散らされた方は速やかに退場してくださいね~!!>
シサは観戦席から腕をブンブンと振り回しながら、ハイテンションで叫び散らす。
その言葉は、マイクを通して闘技場の四方に仕掛けられたメガホンに伝わり、ザラついた巨大な声に拡声されて闘技場に降り注ぐ。
「………」
だが、そんなシサのテンションとは裏腹に、イースは静かに目立たない様に会場の隅に立っていた。
闘技大会とは、闘うためにある物であるはず、しかし、冷静な者、賢い者は知っているのだ。
奴らは『本当の闘い』が、後半から『始まる』ということを。
イース以外にも辺りにチラホラと、目を凝らせば逆に動かない者達の方が目立つことが解る。
「オラオラァ!! そんな所で縮こまってたら的になっちまうぜぇ!! 俺みたいな奴になっ!!」
そして、解ってない奴が居るのも当たり前であり、今まさに赤に突進にする凶牛の如く、ゼラニウムに挑むのはは名も無き豪傑(バカ)。
「…やれやれ、弱い奴ほどよく吠えると言うが…――」
「逝っちまいなァッ!!」
バカが剣を横に一閃すると同時に紅の薔薇が散る。
「ほれ、さっさと退場しろ」
「は?」
「胸を見てみろ、胸を」
バカの胸の薔薇は、見事に緑の茎を残して、風の中にその花弁を散らしていた。
そして恐るべきは、バカの目の前にゼラニウムが『居ない』ことである。
「てめぇ…!」
「紫乃はもっと巧くやるぞ?」
87:ロナウド編
06/12/05 21:08:51 D4H3zzy1
バカの剣の上に立ち、ゼラニウムは闘技場の中心に視線を移す。
視線の先には、腰の鞘に手を添えた紫乃の姿。
「ふっ――!!」
紫乃は四方八方から迫り来る奴らを眼の端で確認すると同時に、鞘に手を掛ける。
紫乃の周囲が一瞬煌めいた後、紫乃は刀を鞘に収めていた。
「?」
「?」
「?」
襲い掛かった者達は、頬や胸を掠めた細い銀光が気になり、辺りを見渡した。
「…退場しとけ…」
紫乃は皆に聞こえる様に呟くと、僅かに出していた刀の刀身を鞘に収めた。
鍔と鞘の当り合った音を引き金に、紫乃の周を取り巻く様に紅い花びらが一瞬で大量に舞う。
………
……
…
(え~と……規定人数は~……え、もうっ!?)
<は~い、ストッ~~~~~~~~プッ!!>
切羽詰まった様にマイクに言葉をぶつけながら、シサは手元の資料を捲る。
<え~、人数が一定に達しましたので~…ちょっとそこ、ストップって言ってるでしょうが!!>
「やっとか…」
イースは、フゥ、と空気を吐き出してから頭を動かし残り人数を確認した。
*
「ほらぁ剣魔さん残ったじゃん!」
「ちっ、ただ逃げ回ってただけじゃねぇかよ」
ライカの差し出した手に叩きつける様に金を置き、イェーガーは明らかに不機嫌になりながら後ろの椅子に腰掛けた。
「へへ、まいど~♪」
つづきよろ
88:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 22:19:37 ASwA29v5
GJ
キョア・クトー ♂ 55歳
コレ・クトーの息子。アブンダントの高官
一部の権力者や金持ちだけが得をするシステムを作り上げ、甘い汁をすっている
「法を破るのではなく自分の都合のいいように作り替えるのだ。そうすれば誰にも文句はつけられん」
89:ゲーム好き名無しさん
06/12/05 23:36:44 aSzQARSU
GJ
御剣 刀軌[ミツルギ トウキ] ♂ 21歳
剣華の双子の弟。穏やかな性格の持ち主で、小鳥とかがよくよってくる。
ひそかにイースのコトが好きだったりする。
やっぱつよい
「ひいてもらえませんか…?人を傷つけるのは僕の趣味じゃないんです。」
90:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 01:58:12 u8SnhfBP
イース「う…」
目が覚めると城の医療機関のような場所でベッドに寝かされていた。
奴が去った後、気を失ったのか…
イース「父上…」
カルメレク「大!活!躍!だったな!」
ヤーン「まさか追い払うとはね。向かうところ敵なしだわ」
ロディ「アイス食べよーよアイス!」
イース「…随分と賑やかだな…此処は何処だ…?」
ジョージ「ジョン・ウィルって奴が治めてたちっぽけな国のちっぽけな城のチンケな医務室さ…」
イエジ「奴って…おっさん、俺たちゃそのちっぽけな国の兵なんだが?」
ジョージ「おっさんじゃない!俺はお前の上官だぞ…いや…“だった”…か。
もう領主も俺たち以外の兵もやられちまったみたいだしな…代わりに居座ってたジジイは倒したが…手応えが無さ過ぎた。
仇は奴じゃない…恐らくこの剣士が追い払った男女だろう…」
イエジ「ああ、領主の犬も連れてたし多分そうだろ。」
国を乗っ取る…?アース…闇の巫女…いったい何を企んでいた…?
フレイ「なんじゃあこりゃあー!!!」
エロメ・ガネナース「ちょっと!絶対安静なんだから…はあはあ…ああん!激しいのはだめぇー!イクっ!イッちゃうよぉ!」
フレイ「…」
隣が騒がしいな…
91:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 02:01:05 u8SnhfBP
イース「…何だ…?あれは…」
ジョージ「あんたが来る前に戦ってた炎の熱血女闘士コンビとウチの城の生き残りの看護婦だ。
そうそう、あんたの相棒も処置済みで外で寝てる。流石はドラゴンだな、回復の早さには驚かされたよ。」
イース「すまない…随分と世話になったようだな…」
寝ている間に借りが増えてしまったな…
エロメ「はあはあ…あの二人を追い払ってくれたってくれたんですもの…ああん!そんなこと言っちゃだめぇー!」
イース「…」
何なんだ…?この女は…
ジョージ「まあ…その…なんだ…そういう病気なんだ、あまり気にしないでやってくれ。」
イース「あ…ああ…」
手当てを受けた上に礼など言われていい身分じゃない…この惨事の元凶はかつて兄と慕った男だ…
イエジ「ボソッ(城に居たのにゾンビにされずに済んでんだもんな…すげえよ…)」
ヒックス「ボソリ(唯一の生存者ですからねぇ…)」
エロメ「ああん…言葉攻めはだめぇー!イクっ!イッちゃうよぉー!」
イエジ「どわあ!」
ヒックス「ちょっ!」
ロディ「ぼこん!
病室ではお静かに…ね。」
イエジ/エロメ/ヒックス「「「はい…」」」
ヤーン「やれやれだわ」
92:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 02:06:05 u8SnhfBP
フレイ「そうだ!!!お前たち…この写真の女を知らないか?」
懐から写真を取り出し、少女は皆に尋ねた。
イース「…悪いが心当たりは無い…」
イエジ「見たこと無ぇな。」
エロメ「ああん…知りませんね…」
ヤーン「わからんね」
反応は芳しくない。
ジョージ「可愛い嬢ちゃんだな、友達か?」
フレイ「ああ…一番の親友だ!!!何か知ってるのか!!!」
目をキラキラと輝かせてジョージに詰め寄る。
ジョージ「悪い…知らん…」
フレイ「頼りにならんおっさんだ…」
ジョージ「おっさんじゃない!」
しかし返答は虚しいものだった。
ロディ「……………」
ゴース「どうした?」
ロディは黙したまま写真をただじっと見つめ続ける。
そんな彼女にゴースが気付き、声をかけた。
フレイ「知っているのか!!!」
さらにフレイも続く。
93:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 02:16:06 u8SnhfBP
ロディ「……………………」
フレイ「……………………」
ロディ「うーん…」
フレイ「アミーニーというんだ!!!ほんの些細なことでもいい!!!
考えるロディをすがるようにフレイが見つめる。
ロディ「アミー…ニー…」
フレイ「頼む!!!」
ロディ「アッー!」
フレイ「何か思い出したのか!!!」
ロディ「ゴメンさっぱり…勘違いかな?」
フレイ「……………ぐはあ!!!」
ブシュウ!!!
エロメ「だめぇー!」
興奮とショックによるものだろうか…頭から盛大に血を噴出させながら熱血少女はぶっ倒れた。
ゴース「フレェェエェイ!!死ぬなァァアァ!!」
そんなこんなで一日は賑やかに過ぎ去り、今は深夜と早朝の境界線あたり。
城を離れる影が二つ。
イース「…待たせたな…行こう。」
バス「なー!」
イース「よし、いい子だ…誰だ…?」
・・・・・・・・・
勢い良く振り向くイース、しかし反応は無い。
イース「ふう…走れるかバス?」
バス「なー!」
イース「よし、走るぞ。」
一人と一頭は風のように駆け出した。
94:~外伝~ 剣魔イース
06/12/06 02:24:23 u8SnhfBP
フレイ「ぜえっ…ぜえっ…ぜえっ…げほげほっ!」
ゴース「はあ…はあ…はあ…」
肩で息をする熱血コンビ。
フレイ「病み上がりの人間をこんなに走らせて…ぜえぜえ…お前の血はぁ…何色だ…ぜえぜえ…」
そう、熱血コンビの気配に気付いたイースはバスと猛ダッシュ。それに置いていかれまいと熱血コンビも走ったのだった。
イース「…勝手についてきたのは貴様らだろう…あのロディとかいうトンファー使いについていた方がまだその探し人の情報を得やすいと思うが…
私に何か用でもあったか…?」
フレイ「我が魂がお前について行けと叫んでいたのだッ!!!」
イース「……………」
イースは考えるのをやめた。
95:ゲーム好き名無しさん
06/12/06 11:54:56 VS23enD1
うほってめーらGJ
ポルカ・クレズマー ♀ 16歳
足に鉄球をつけてダンスをしたり、
頭に巨大な水瓶を載せてステップを踏んだりと涙ぐましい努力をする踊り子。
その努力のおかげで彼女のダンスは各地で評判になっている。
蹴りの威力が異常。
「糖分をこっちに向けないでよぉ」
「汚い手でさわるなハゲー!」
パドリ・ヘロジョエイロ 性別年齢不詳
時計屋を細々と営業している妖精。
手先が器用であらゆる機械を修理することが出来る。
非常に臆病で外見が怖い人や声がでかい人を見ると隠れてしまう。
「…とけい…なおす?」
96:ゲーム好き名無しさん
06/12/06 17:26:44 8ln4/k3B
アークホワイト(白石 桜花) 女 16歳
ごく普通の高校生。ある日庭に墜落した隕石から出てきた生命体に取り憑かれて変身できる様になる。
その生命体曰く「この惑星を守るために来た」らしいが、特に危機的状況ではないので出番はない。
専用武器であるまじかる機関砲「チェリーブロッサム」はダイヤモンドさえ粉砕する。
「 浄 化 完 了 ! 」
鈴木さん 性別、年齢不詳
クラゲ型の地球外生命体。結構いいヤツ。
「なかなかやるねぇ、子猫ちゃん」
97:ゲーム好き名無しさん
06/12/06 21:52:24 butr39pv
ムラカミシャイニングボルケイノ
ムラカミ家の親戚一同が協力して放つ大技
頭に光を反射させて一箇所に集め、敵を焼く
98:ゲーム好き名無しさん
06/12/07 22:44:48 4YCQnEav
石動 清十郎[イスルギ セイジュウロウ] ♂ 24歳
隻眼のクールな美形剣士
遠近感が掴めないため全然強くない
99:ゲーム好き名無しさん
06/12/07 23:43:12 dUh6adXq
ファンベール教
この世界で最も信仰されている宗教。聖女ファンベールを崇めている。
ミリーレジア・リィン ♀ 40歳
ファンベール教の最高責任者をつとめる愛と慈しみ溢れる女性。
「争いは憎しみと哀しみしか生みません…」
100:ゲーム好き名無しさん
06/12/08 00:11:19 AWSIBh3k
ベルクーザー教
暗黒教壇と呼ばれる謎の宗教。人さらいや生け贄などの儀式などもやってるらしい。
闇のフォースを使う神官や兵士を多数要しているという。
101:100
06/12/08 00:15:49 AWSIBh3k
多数擁しているで…
102:ゲーム好き名無しさん
06/12/08 02:23:31 nS5ibld9
レオナ・エクスブラッド
幼い頃に巻き込まれた戦乱によって重傷を負い、体の60%を機械化した女性。
自身の境遇と体について、淡々と合理的に捕らえている。
傷の残る右半分の顔を髪で隠しているが、憂いをおびたようなその容貌は神秘的に美しい。
「私は人間じゃない、生殖能力を持った機械人形だ。」
103:ゲーム好き名無しさん
06/12/08 19:08:51 6dCBxUW2
ローコソーン
キモいしか言いようがないほどキモいモンスター。
相手の首をねじ切ったり肩を噛み千切ったりしてくる。
こいつをキモカワイイと言って愛でる命知らずもいる。
ダルベリギア・オリヴェリ ♀ ばーちゃん
あらゆる格闘技をマスターした究極のババア。
小柄で可愛らしい印象だが、実は筋肉ムキムキ。
バーン ♂ 16才
本名バルトロマイ・カスティーラ。
明るくひょうきんだが、やたらと秘密や謎が多い。
最近傷付いたこと→歩く企業秘密とかいうあだ名をつけられた。
104:ゲーム好き名無しさん
06/12/08 21:58:21 XCnUXZqm
寿限無寿限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚の水行末雲行末風来末、食う寝るところに住むところ、やぶら小路のぶら小路、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコナァ、ポンポコナァのポンポコピィの長久命の長介 男
「銭が細かいんだ。一枚ずつ渡すから手を出してくんねえ。ほら、いくよ。一、二、三、四、五、六、七、八、今何時だい?」
「俺は饅頭が怖いねぇ」
105:104
06/12/08 22:10:47 XCnUXZqm
年齢決めんの忘れてた。32歳でおながいします
106:ゲーム好き名無しさん
06/12/09 02:13:33 D8ISWZfm
シヴォ・フラガ ♂
死亡フラグ立ちまくりでも生き延び、流石にあれは死んだだろ…と思われる状況からでも生還する不死身の男。
「今回がダメなら次…次もダメならそのまた次…勝てるまで何度だって挑んでやる…
どこまでも強くなってみせる!」
107:ゲーム好き名無しさん
06/12/09 19:04:20 HKpZDSGO
柑梁=フォーリン(カンパリ=フォーリン) ♀?
ゼンマイを巻いて動くタイプの意思を持ったからくり人形。
最大まで巻けば30分ほど行動できる。
顔は真ん丸い赤い目が付いてるだけで口も鼻も無い。が、しゃべる。
大人と子供の区別が付かないせいで、相手を怒らせることもある。
「とっぷしーくれっとデス」
「あうあう!逆回しは堪忍デス」
108:ゲーム好き名無しさん
06/12/09 20:18:29 ehPNeXII
ンンンラル・ラスト ♀ 21歳
何でも自分がトリを勤めないと気が済まない女
「フフン、大物は後よ」
109:ゲーム好き名無しさん
06/12/10 13:50:30 nEe5dfn9
もっさりもこみち
♂
もっさりしている
「触れてごらん」
110:ゲーム好き名無しさん
06/12/10 22:51:26 R/5D1MCi
バンボー「やっとアプリコットンに着いたな」
街の入り口だというのに、どこに視線を向けても、視界に人が入る程、街は賑わっている。
ただ賑やかなだけではなく、祭りまで、まだ一週間もあると言うに、街は祭りのような活気、熱気に包まれている。
その熱気の下、色々な店が観光客目当てに出店している。
行商、ストリートパフォーマンサー、さらには怪しげな占い師など、街の入り口だけで
『この世の職種の一割』は揃って居そうな勢いがある。
そして彼らのお陰で、街はさらに活気づく。『暑苦しいサイクル』である。
ケンジ「シオとは大違いであります!」
ルーシオ「祭りまで、まだ七日もあるんですけど、この人ゴミ!すごいですね……」
ロゼッタ「一週間後って言うのは、もうナレーターが説明したぞ…というか、誰に話しているんだ?」
カメラ目線で得意げに読者に説明していたルーシオだが、
隣にいるロゼッタからニヤニヤと笑われながらのツッコミを受け、ムッと黙り込む。
ドナ「バンボー様!お姉様が何処に居るのか、手掛かりはないんですか?」
バンボー「毎年ここに来るコトはわかってんだが……」
言葉に詰まるバンボーから手掛かりが無いコトを察した小田桐はバンボーとドナの間に割って入る。
小田桐「まだ到着してない可能性もある。
今日は姉探しより、宿探しの方がいいかもな……」
ルーシオの頭に手をポンッと軽く乗せ、小田桐はルーシオに合図を送る。
ルーシオ「幽体離脱ですね。やってみます。
どっか座れるような場所はないですか?」
?「甘い!甘すぎる!!その考えはベリースイートよ!!!お嬢ちゃん方!」
キョロキョロと辺りを見回し、『座れるような場所』もとい宿を探そうとするルーシオに
突然見知らぬ女が、大きい木箱のような机越しに喋りかけてきた。
机の上に置いてある、虫眼鏡や水晶などの占い道具、『一回800G』と描かれた看板
そして顔は露出しているものの、体全体を紫色のローブに身を包んだ格好から占い師というコトが容易に想像できる。
111:ここまで
06/12/10 22:54:00 R/5D1MCi
ルーシオ「みなさん!無視の方向で行きましょう……」
後ろを振り向き、ワザと女に聞こえるような大声で一同に注意を促す。
アメリア「私の名前はアメリア!別に怪しくないでしょ?
今ナウなヤングに馬鹿売れの占いをしてるんだけど、どう?」
女は机から身を乗り出し、素通りしようとしているルーシオに顔を近付け喋りだす。
二人を遮るのは彼女が用意したであろう机のみ。『ナウなヤングに馬鹿売れ』ドコロか、閑古鳥が鳴いているのだ。
占い師だから仕方ないとはいえそんな『疑ってくれ!』と言わんばかりに
怪しさをバリバリに醸し出してる女が声を掛けてきたのだ。もちろんルーシオ達は無視して素通り。
その様子を黙ってみているアメリアではない。少し焦りながらもアメリアは大声をあげる。
アメリア「ちょっと待って!今、どこの宿も客がいっぱいで泊まれないわよ。
でも、まだ泊まれる場所、私しってるよ!」
先頭を歩くルーシオ、以下五名の足が止まる。
ケンジ「おしえてほしいであります。」
アメリア「魚心には水心……」
ニヤリと歯を見せながら机に下げた看板を指差すアメリア。
112:ゲーム好き名無しさん
06/12/10 23:02:01 KQqkxir9
GJ!
サイア・クトー ♂ 29歳
キョア・クトーの息子だがとうの昔に勘当されている。ヤク中
「ク、クスリをくれぇー!」
113:バンボー編の人
06/12/10 23:02:32 R/5D1MCi
最近、誰も貼ってないので少なめながら貼らせてもらいました。
私が言えるコトではないが、おいらがロビーで何か企画でていますが、もう少し
本編が軌道にのってからにせん?
私も、もう少しこっち書いたら本編手伝うので、みなさんもギャンギャン書いてください
チラシ裏
大晦日と正月にバイト入れられた……orz
114:ロナウド
06/12/11 00:39:52 LcGaOfit
《――スー選手。時間内に会場に現れないため不戦敗とみなし、ロンメル選手の不戦勝ーッ!!》
「…な――!?」
Aグループと同時進行していたBグループ会場は、初戦という華を飾る戦いを不戦という恥で散らし、幕を開けた。
――少し時を遡ろう、ほんの数十分前に。
「スーさん! がんばってくださいねっ!!」
対戦控え室、涼はスーに激を飛ばした。
対戦前の控え室は付き添いが一人までと決まっているために、この二人しか部屋の中には居ない。
「…はいはい」
一方。涼の元気ハツラツとした態度とは対照的に、スーは面倒臭そうに手をヒラヒラと振り適当に会話を流していた。
元からスーはこの大会に興味はなく、適当に戦って負けよう、とぐらいにしか思っていなかった。
そして、まずこの実力者揃いの中で勝ち上がる確立などどのくらいのものか、もし賞金を手に入れたとしてどう持ち運ぶのか、と少しリアル思考な考えをしながらスーは戦いの時間を待っていた。
「――絶対ですよ!絶対勝っ…」
ブーーー!
涼の発言を遮る様に開始10分前のブザーが鳴る。
このブザーがなると同伴者は部屋を出ていかなくてはならない。
「…勝ってくださいね?」
涼はまだ喋り足りないのか、そのままガックリ肩を落としながら部屋を後にした。
「………ふぅ」
扉が閉まる音を確認すると同時にスーは、涼のそれとは別の意味で肩を落として肺に溜まった息を吐き出した。
「…涼にあれだけ言われたら負けづらいなぁ…、まぁ、相手が私より強かったらそれでいいんだけど…」
人差し指で顎を抑えながらスーは
「んー」
と唸りながら負けるタイミングを入念に考える。
「開始直後はマズイわね、ていっても負けると決めてるんだから傷でも負ったら骨折り損のくたびれ儲けだし……」
事情を知らない者がこの光景を見ればスーはタダのアホに見えるだろう。
「――…今のその発言、涼さんに聞かせてやりたいですね」
「っ!?」
対戦参加者1人しか居ないはずの部屋、静かに何者かの声が響いた。
それはスーの背後から聞こえ、スーはそれに反応して慌てて後ろ向いた。
「誰…!!」
視界内に男の影を捉えるとスーは後ろに下がり構えた。
「警戒しなくてもいいですよ、ボクはちょっと貴女にお話があって来ただけですから」
(あの時の鞭の男、たしかスナソル・ジンブオーノ)
「……何時から居たの…?」
「いつって、最初からですけど?」
「最初?」
「はい、貴女が涼さんとこの部屋に入ってくるとこから」
「なっ!?」
「単刀直入に言いますね」
「貴女の兄さんが、貴女に会いたがっています」
つづきよろ
115:ゲーム好き名無しさん
06/12/11 11:58:42 Jzb9rm9N
GJ
ベルゼリウス・バラッド じいさん
歌がうまい吟遊詩人のじいさん。
『ベルゼル』とか『ベルゼー』という略称に
『爺』とか『翁』とか『さん』をつけて呼ばれるコトが多い。
「さてさて…何を唄いましょうかの?」
116:ゲーム好き名無しさん
06/12/11 14:21:36 LVL6LAT0
本編、バンボーどっちもGJッ!
117:ゲーム好き名無しさん
06/12/11 18:06:52 Jzb9rm9N
オイフェ・サバン ♂ 年齢不詳
誰がどうみても執事にしか見えないエミリア・ルースの護衛兼執事。
世界執事選手権で幾度も優勝し、名誉チャンプの称号を持つ執事の中の執事である。
「ほっほっほっ」
118:ゲーム好き名無しさん
06/12/11 23:38:51 OBBGGsmG
ルザード・ヴァルス ♂ 24歳
とある女神をストーキングしている変態魔道士
「ハァハァ…ヴァレキュリア…ハァハァハァ…ウッ!」
119:ゲーム好き名無しさん
06/12/12 22:05:09 7hBdGt/C
熱寒病
三百年前、大陸全土で猛威を奮った奇病。体温が急激に上がったり下がったりを繰り返す事からこの名がついた
120:ゲーム好き名無しさん
06/12/13 02:13:59 IhDNQzii
天河[テンカ]
ロナウド達の世界には無く、飛来した流星に含まれる星鉄と呼ばれる特殊な鉱石を100%使って作り出されたという名刀。
星読の愛刀である。
121:ゲーム好き名無しさん
06/12/13 22:45:05 MN0KaHAV
ショート・カミングス ♂ 22歳
王国一の戦士である母と、やはり王国一である魔道士の父との間に生まれた子
戦士の血を引いているため魔法が使えず、魔道士の血を引いているため力が弱い
「俺には何ができるだろう…何のために生まれて、何をして生きるのか…答えられないなんてそんなのは嫌だ」
122:本編・その他の人々
06/12/14 01:47:23 GPEqUvJr
エミリア・ルース「ゼラニウムさん、流石でしたね。」
オイフェ・サバン「ほっほっほっ、そうでございますな。
昔の知人に無理矢理エントリーさせられたと言っておりましたが…とてもそのようには見えませんでしたな。」
Aブロック観客席、気品漂う娘とどうみても執事な男が選手の一人、ゼラニウムについて話している。
エミリア「ふふふ…私なんかのために護衛をしてくれているんですもの…たまには楽しんでいただきたいです。
すみません…じいも私なんかが…」
オイフェ「そこまでです。
ほっほっほっ、相変わらずお優しいですな…ところで姫さま、こちらのエントリー表を御覧ください。」
エミリア「ロナウド…さま?」
差し出されたそれを見て、彼女は目を丸くする。
オイフェ「左様にございます。姫さまの許婚、バンボーさまと共に旅に出られたという…話を聞きに参りましょうか。」
エミリア「ええ…ぜひ…」
どうやらこの姫君、2人の従者を伴いバンボーを追っているらしい。
123:猫魔王
06/12/14 15:45:00 j9IkXWIZ
窓一つ無い暗い廊下、それに面する一つの静かな部屋で時計と鉛筆を走らせる音だけが響く。
中ではショートカットに赤い髪の色をした少女が、机に向かって一人何かを一心不乱に書き綴っていた。
「……はぁ…」
鉛筆を投げるように転がして少女は一つ溜め息をつく。
溜め息をつくノートの内容はというと、時間・空間操作に関する内容が独学風に書かれていた。
「うわ、涙出て…」
少女の瞳の端には涙が溜り、少女が気付いた時拍子に頬へと零れ落ちる。
足早に落ちる涙を人差し指で掬い、親指と擦り合わせて涙を消し、少女は頭を上げる。
「がんばろう、元の世界に帰ってフレイ達と逢うんだから。こんなとこ、フレイ達に見られたら危ないし」
かつて共に居た仲間を思い出して少女は苦笑する。
今こそ笑顔を見せる彼女だったが、昔の彼女は笑うことが出来なかった。
彼女が笑うことが出来るようになったのは曲がりなりにも、猫との出会いが関係した。猫という非常識な力の存在が彼女を護る様についたことにより、彼女は初めて心の安定を手に入れた。
「…ふぁ…」
そしてその後の猫との生活を経て、彼女の不慣れな日常への不安が取り除かれ、火の巫女との戦いにより彼女自身が、自分の存在を認めることが出来るようになった。
しかし、心の根の方ではまだ不安が残っていた。
今のこの状況は彼女の内に眠っていた恐怖心を呼び覚まし、背筋を少しづつ凍らせていく。
「…ふぁ…」
少しづつ呼吸は不規則になり、酸素が足りなくなった脳は彼女に何度も欠伸をするように促す。
「眠い…かも…」
それに気付かない彼女は眠気が無いにも関わらず、両腕を机の上で組み頭をそこに乗せて寝る態勢を取る。
その態勢を数分続けていればいつしか本当に眠くなり、彼女は夢の中へと落ちていった。
* * *
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
苦しく荒い、しかしどこか規則正しい呼吸が断続的に続く。意識は無く、ただ生存本能だけが働き彼女に呼吸させる。
だがそんな無理な呼吸を続けていれば喉は渇き、口の中はどんどんと水分を欲するようになる。
「この光景、もう何回見たことか…」
隣の机にあった水入れが浮き、ひとりでに彼女の口に移動する。そして少しづつ零れる様に水が落ち、彼女の口を潤していく。
「……ツライものだな。例え助かると知っていても、その先を知っていると…」それを見守る様に座っていた黒猫は立ち上がり、部屋の出口へと向かう。
彼女に黒猫が背を向けると同時に水入れも元の場所に戻り、部屋は元の状態に戻る。
「用は済んだ、後は巻き込んでしまったアミーニーを連れて帰るだけだ」
そしてロディが目覚めたのは、その少し後だった。
部屋の前に立ち、猫は解錠の呪文を唱える。程なくして扉の鍵はカチャリと小さな音を立てて外れ、ドアノブがひとりでに下がる。
それを確認すると猫は体を扉に押し付け、僅かに開いた隙間から身を捩り部屋の中へと入っていく。
「?」
案の定、そこには髪は短くなったもののいつもと変わらぬ雰囲気でアミーニーが机の上で伏せていた。
「寝ているのか、…まぁそれのほうが都合がいい」
机の上に飛び乗り猫はアミーニーの寝顔を観察する。そして眠りが深いことを確認すると、呪文を延々と詠唱していく。
「ぅ…」
「……起きたか」
アミーニーが呻く様に声を吐き出し薄く目を開ける。その様を見た猫は、何かに気付いたのか口の端を釣り上げた。
「お目覚めか?、アミーニー…いや、シオン」
124:ゲーム好き名無しさん
06/12/14 15:46:34 j9IkXWIZ
書き忘れた、今の一つで終わり。
125:ゲーム好き名無しさん
06/12/14 22:35:10 BkmtLj1T
GJ
シオリ・タニグチ ♀ 14歳
コージ・ムラカミが片思いしている女子
「苦手なタイプ?うーん…わたしいつもバレバレのカツラを被ってて、カツラを外すと髪の毛が一本も無い正真正銘つるっつるのハゲ頭な人ってあんまり好きじゃないの」
エーゴ・カワイ ♀ 27歳
コージ・ムラカミが通う中学校の英語教師
「ムラカミくぅ~ん。後ろのジッパー上げてくれなぁ~い?」
シャカイカ・イシダ ♂ 88歳
コージ・ムラカミが通う中学校の社会科教師
定年はとっくに過ぎているはずなのになぜか退職していない
「ん~あ~コージ・ムラカミ君、チミの名前はなんじゃったかの?」
126:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 00:48:50 h0lS+Jr3
ムラカミ微妙なところで使われたからシリーズ出しても使われないんじゃない?
127:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 09:55:12 NWXGcznw
まぁそれっぽいキャラを考えるスレだし、いいんじゃね?
ヤツカ ♀ 25、6歳に見える。
上半身は美しい女性だが、下半身はおぞましい蜘蛛の姿をした妖怪。
姉御肌でクール(のつもり)だが、美少年に弱い。
年齢のことを言われるとヒスを起こす。
「やだ、美少年…!」
「キィー!まだケツの青い小娘の分際で!!」
128:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 13:15:54 hK1ZLhVJ
フラト・ハルブランシュ ♀
元は有能な魔神だったが、色々あって剣に封印された。
フォースのお陰で、剣の姿のままでも自由に動くコトが出来る。
しかし動くコトぐらいしか出来ないフォース量だったりするので人のフォースを吸い取らなければ強力なフォース術は使えない。
男言葉で喋り、性格は直情型でさびしがり、自分の体を探している
「一週間振りか?ソナタに会えなくて、さびしかったぞ……」
129:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 15:58:54 HKJrEIkY
パルティバルティ
下着の姿をしたモンスター
相手に取り付くと中々離れない
「温もりを君に」
130:ゲーム好き名無しさん
06/12/15 22:35:19 Fnz4H0C0
オジゾさん ♂ 38歳
モンク僧
硬気孔で自分の体を硬質化させられる
軟気孔で他人を怪我や病気を治す事ができる。ただし、自分の体力を消耗する
いずれも厳しい修業によってなせる技である
「これが、気の極みです」
131:ゲーム好き名無しさん
06/12/16 13:10:05 TZVO1Hq1
ムークー
全身を赤い体毛におおわれた雪男モンスター。その怪力による抱擁は大木すらへし折る。
132:131
06/12/16 16:03:25 TZVO1Hq1
「ホー」
133:ゲーム好き名無しさん
06/12/16 23:57:08 /OODg6n6
ドーワ・グリム ♀ 75歳
子供達を集めて残酷な物語を話して聞かせ、怖がらせる事を生き甲斐にしている陰湿な老女
「白雪姫とシンデレラどっちの話が聞きたいかえ?」
「白雪姫がいいかい、じゃあ青ひげの話をしてあげようねえ!ヒィッヒッヒッヒ!!」
134:ゲーム好き名無しさん
06/12/17 01:43:35 IWF8dl6A
ハルヒット ♂ 見た目15ぐらい
フォビア、エスメラルダと同じ研究所出身
体を鉄にする力があり、軽いフォースならつかうコトができる。
それスレ屈指の常識人
「出る前にトドメを刺す。」
135:ゲーム好き名無しさん
06/12/17 02:00:03 KD5SPJIj
ガッチャ
黄緑色の大トカゲモンスター。運動神経がいい。
「たべちゃうぞ」
136:ゲーム好き名無しさん
06/12/17 23:45:16 HinNUrNk
エイミア・グリム ♀ 享年19歳
ドーワ・グリムの孫。マリュース王国王女エミリアの侍女だった女
気の弱いエミリアを脅して入れ代わりを画策したが、生まれつきの気品の違いはごまかせずあっさりばれてしまい、自ら考案した「釘を大量に打ち付けた樽の中に入れて転がされる」という処刑方法で死を迎えた
「使用人の分際で王族を騙るような不届き者には厳しい罰を与えなければなりませんね」
137:ゲーム好き名無しさん
06/12/18 00:20:06 Nc8oD5Rv
イズガル山
頂上にフラト・ハルブランシュが住んでいる山。わりと急な坂道と、ほどよい高さの為、中級者の冒険者に人気の修業場でもある。
しかし、登山道の反対側は切り立った崖になっている。
頂上の洞穴にはフォースが無尽蔵に出る岩があり、フラトはそこで充電をしている。
138:ゲーム好き名無しさん
06/12/18 01:40:29 gEpzBTCj
期待age
139:ゲーム好き名無しさん
06/12/18 21:41:21 IaI0OA+3
私立ヒーロー学園
数々のヒーローを育成し、世に送ってきた名門校
ロナウドの先祖もここに通っていたとか
校歌が熱い事でも有名
ヒーロー学園校歌「ごめんなさい、僕はどうていです」
作詞、作曲者不明
おっさ~ん、喫茶店に連れてってくれや~
喉が~渇いてるん~です~ジュースが飲みたい~
僕は~僕は~どうていですか~?
フン~フン~フン~
ごめんなさ~い、ごめんなさい!
140:ゲーム好き名無しさん
06/12/18 22:44:37 yJjHwHE0
ドーパ・ミン ♀ 外見年齢10歳
妖精。陽気。ボクっ娘
ノルア・ドレナリン ♀ 外見年齢10歳
妖精。怒りっぽい。オレ女
アドレ・ナリン ♀ 外見年齢10歳
妖精。臆病。常に敬語
セロト・ニン ♀ 外見年齢10歳
妖精。クール
ギャバ ♀ 外見年齢10歳
妖精。癒し系
141:ゲーム好き名無しさん
06/12/19 08:46:38 kLUNZGdC
妖刀 御叉眩[ミサクラ]
古の狂気の天才刀匠御叉眩によって生み出された古刀。世界に数振りしか残っていない。
金持ちの蔵の奥に封印されてたり神社に奉納されてたりする。
これを手にした者は極端にエロくなってしまい、さらに喋り方がおかしくなるという恐ろしい効果がある。
御叉眩 南榾[ミサクラ ナンコツ] ♂ 享年32
若くして死んだ古の天才刀匠。人格に物凄く問題のある人物だったらしい。
「らめぇ~!」
142:ゲーム好き名無しさん
06/12/19 18:15:46 /V0KVW/B
個人的に元ネタありのやつは好きじゃないんだがそれはさておき。
143:ゲーム好き名無しさん
06/12/19 23:06:31 MpFwYCdo
セバスチャン ♂ 72歳
リッチマン家の執事。人の発言に対してうなずくだけの存在
「はいはいそうですねェ○○様」
メアリー ♀ 17歳
リッチマン家のメイド。天然
「旦那様、旦那様、起きてくださぁい。睡眠薬を飲む時間ですぅ」
144:ゲーム好き名無しさん
06/12/20 02:41:00 r2LB+S1O
フィック・ショーンズ ♂
アラ・スージーの親戚。テンプレ付近で現われるとか。
「注意!このスレの物語はフィクションです。現実のいかなるものとも一切関係ありません。」
145:ゲーム好き名無しさん
06/12/20 23:09:04 CiEmCiJp
メタン・フェタミン ♀ 外見年齢10歳
妖精のふりをして人を騙す子悪魔。普段はお嬢様言葉だが、興奮すると方言が出る
あだ名はヒロポン
146:ゲーム好き名無しさん
06/12/21 02:08:24 s5NJ/0Zv
最近職人みないな
キョーチ・クトー ♀ 20代
コレ・クトーの一人娘。花を愛する純粋な心の持ち主で、花屋で働いている。おさげ頭。
「そんな…どうして…」
147:ゲーム好き名無しさん
06/12/21 12:30:49 s5NJ/0Zv
>>143のIDがMP
148:ゲーム好き名無しさん
06/12/21 23:35:38 f1xZOmzD
ブリキ兵
エスシェンセ公国軍に広く普及しているロボット兵士
一昔前に流行したブリキ製のおもちゃのロボットにデザインが似ている事からこの名で呼ばれている。正式名称はAH-216
エスシェンセが開発したロボットの中では単純な構造だが、その分耐久力が高い、整備に手間がかからない、トラブルが少ない、コストが低いため大量生産が可能であるといった利点がある
戦闘能力や思考能力は訓練された人間の兵士に比べれば劣るものの、痛みや恐怖を一切感じない命令に忠実な彼らは、エスシェンセ軍の主力となっている
「ヤットコヤットコクリダシタ~」
149:ゲーム好き名無しさん
06/12/22 02:01:18 mIUuCcZN
オイリィ・アヴラル ♂
物凄い脂汗のピザ。その全身から分泌される脂は刃物の切れ味を殺し、その体脂肪は衝撃を吸収してしまう。臭い。
「ぐぶぶぶぶ!おでざまの躯にばいかなる剣術も拳法も通用じない!」
150:ゲーム好き名無しさん
06/12/22 18:37:06 YyOfw9uT
竹千代 20歳? ♀
もののけを蹴散らしたりいろいろしながら旅をする女性。
札を投げつけ敵の動きを封じたり、結界を張ったりと、
なかなかの神通力を持っている。
熊を素手で殴り倒した武勇伝があるが、本人は必死で否定している。
めったにしゃべらず、しゃべっても声が小さいので気付かれなかったりする。
「この数は防ぎきれない…」
竹彦 25歳? ♂
竹千代の兄。竹千代を守ることに一生懸命な弓使い。
声の小さい竹千代のために通訳をしたり、(動物の通訳も可能)
竹千代が仕留め損なったもののけの止めを刺したりする。
厳格そうな人だが、通訳に若干脚色を加えたりとお茶目なところもある。
あだ名は「もみあげ」
「ええい面倒だ、皆殺しにしちゃる!…だ、そうだ。」
151:ゲーム好き名無しさん
06/12/22 23:15:12 8iqwfCof
セルタイン・レリアブル ♂ 27歳
闘技大会の前回準優勝者
ショートソードと盾を使った地味だが隙の無い防御重視の戦法を得意とする。彼の堅い守りを打ち崩すのは至難である
優勝経験こそ無いものの、毎回二位三位に確実につける実力者だが、人気はあまり無い
相手がやばそうな場合や負傷が酷い場合はためらうことなく棄権する
「世の中安全確実が一番だよ」
152:ゲーム好き名無しさん
06/12/23 19:36:26 XyFNz1zJ
オージャ・ルマール ♂ 34歳
エヌエチケキョイク帝国の砲兵部隊長
一人称が「麿」で語尾に「おじゃる」とつける雅なお方
「ホホホホホ、この雅な大筒の威力を味わうがよい」
153:小ネタ
06/12/24 21:18:11 ThM0UVWO
涼「今日はクリスマスイブですよご主人さま!」
ロナウド「ワケ分かんねぇ!今日は今日だ!」
闇巫女「まっかなおっはっなっの~♪」
アース「オイ…どうして私がこのような格好をせねばならんのだ…」
剣華「よくお似合いだ、トナカイどの。」
パティ「じゃああたしはサンタさんやるね!」
タブン「露出度高いですね…」
スー「タブンのえっち…」
タブン「あがっ!?」
ルーカス「そういえばバンボーはけっこう遅くまで信じてたよな。お前んちの煙突細くね?とか言ってたし。」
バンボー「くそっ…そーゆー記憶こそ薬で消しとけってんだよ…」
イース「久々にケーキを焼いた…」
一同「え゙?」
ルーカス「ヒソヒソ(オイオイ大丈夫か?)」
バンボー「ヒソヒソ(知るかよ、剣魔が料理なんて聞いたことねーぜ?なあロナウド。)」
ロナウド「ヒソヒソ(ワケ分かんねぇ…)」
イース「もういい…貴様等にはやらん…クズハ…バス…私たちだけで食べよう…」
バス「なー!」
クズハ「イースさん…美味しいのに…」
イース「お前もそうだっただろう…」
クズハ「えへへ…」
アース「私もいただこうか!」
ヤミ「ケーキケーキ!」
イース「貴様等だけには…絶っつ対にやらんっ!!」
154:ゲーム好き名無しさん
06/12/24 21:20:57 HJHID/iK
デイジー・ティミッド ♀ 24歳
軍医。医学的知識はかなりのものだが、気が小さく、血を見ると卒倒してしまう
「ひえ~!!血が!血が!う~ん…」
155:ゲーム好き名無しさん
06/12/25 01:02:30 uwjzgbac
サン・タクロース
赤と白の服と三角の帽子を身にまとい
大きな袋を背負い
トナカイを従え
小太りで白い髭をたくわえた老人のような姿をしているという噂の伝説のモンスター。
いい子には年に1度だけ、その袋からプレゼントを差し出すというが、その姿を確認したものは殆ど居ない。
「MERYYYYYYYYYYY!!!!!」
156:155
06/12/25 01:05:53 uwjzgbac
セリフのRいっこ増やしといて…
157:ゲーム好き名無しさん
06/12/25 22:59:57 NO8qvlPO
ロングート・ルオッチナ ♂ 55歳
料理王(クッキング)の称号を持つ伝説のシェフ
フランソ料理、イカリア料理、ライトガーデン料理、そしてラーゼカンティ料理の長所を併せ持つ究極の料理を作ろうと研究を重ねている
「料理人は素材の従僕であって主人ではない」
「料理に到達点はない。究極の料理などというものは存在しない。それでも我々はそれを目指していかなくてはならない」
158:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 13:00:22 hjjWMbhv
ギャクテン町
女性が男性の格好をし、男性が女性の格好をするのがしきたりの町。
この町のしきたりを守らないと友好的ではないと判断され、
町に入れてもらえなかったり、酷いときは石打の刑を受けるハメになる。
セルゲイ・カマノフ ♂ 62歳
ギャクテン町の町長。ピッツァファット。
きっつい化粧にスイートロリータ姿で、見ているこっちが辛くなる姿をしている。
しゃべり方がすごく変。些細なことで怒る。
「ンマッ!失礼しちゃうザマス!あーたブレイよっ!ブ・レ・イ!わかる!?」
159:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 13:53:07 33sScZld
……神は死んだのか
160:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 16:19:37 iJdJT+c0
ガブリング・ボルドネス ♂ 25歳
セルタインの堅実な生き方が気に食わないらしく、一方的にライバル視している
バトルアックスで嵐のように打ち込みを仕掛け、相手に何もさせずに一気に勝負を決めるという戦法を得意とする
大会成績ではセルタインに遅れをとっているが、人気でははるかに勝っている
「一度きりの人生…デカい賭けに出なけりゃ意味無いぜ!」
161:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 16:27:39 dQS8Oaa7
>>153
GJなのだ( ・ω・)
162:ゲーム好き名無しさん
06/12/26 17:09:51 NvFXthmw
ラーラ・バラッド ♀
争いやもめごと、さらに戦争を歌の力を通して無くそうと活動している少女。
「争いの無い世~界~♪
…私の歌を聞いて~!!」
163:ゲーム好き名無しさん
06/12/27 13:27:57 7Y7TUpof
リカ・ヨシオカ ♂ 38歳
コージ・ムラカミが通う中学校の理科教師
「ヒヒヒヒヒ…ムラカミ君、ぼくが調合した新型毛生え薬の実験台になってもらうよ」
タイイク・ハラダ ♂ 30歳
コージ・ムラカミが通う中学校の体育教師
「ムラカミ!マツオ!タニグチ!夕日に向かってレッツゴーだ!!」
コクゴ・テライ ♂ 41歳
コージ・ムラカミが通う中学校の国語教師
「いない者手上げろ」
「ムラカミ、トイレか?じゃあ急いでトイレに行っトイレ」
「クルマが来ないなぁ、しかたない、クルマで待とう」
「上履きが飛んできた。うわー!バキッ!!」
「今日よう、強要しちゃった」
164:ゲーム好き名無しさん
06/12/27 14:17:36 bsfWmWs5
国語いなかったっけ?俺の気のせい?
グリター・ロア ♂
ラーラの追っかけで親衛隊隊長・ファンクラブ1号。特技はヲタ芸。
地味に結構強いかもしれない…
「左舷声援薄いぞ!何やってんの!」
キモータ・ピザップ ♂
同じくラーラの追っかけで特技はヲタ芸。ファンクラブ28号。キモいしウザい。
「L・O・V・E・ら・あ・ら!ひゅー!」
165:ゲーム好き名無しさん
06/12/27 16:06:38 CojxxL/C
巴(ともえ) ♀ 16、7ほど。
いかにもトロそうな垂れ目の少女。正体は狸。
半端じゃない臆病さで、驚かされたり、
大きな物音を聞いたりすると気絶する。
ひとり言が多いので、悪巧みをしても即ばれる。
「うむむ、我ながら自分の頭のよさにうっとりしちゃう!…です」
「お星様がキーラキラ~…ですぅ…がくっ」
一龍斎八橋(いちりゅうさいやつはし) ♂ 90歳
箸に人生を捧げて80年。すごい箸技を持つすごいじーちゃん。
箸で飛んでくる弾丸をキャッチする、箸で真剣白刃取りなど
とんでもないことが出来る。だが攻撃技は無い。
「わしの箸で止められんものなど無いっ!! と、思うョ」
166:ゲーム好き名無しさん
06/12/27 23:30:55 5fnFKzKa
ageだけじゃ難なんでキャラ投下
ガルラム ♂ 25
フリーデン出身で、腕も立つが、かなりぶっ飛んでいる殺人鬼。その危険思想と実力から、指名手配されている。
趣味は自爆で、余裕で勝てる相手にも自爆でとどめをさす。しかし本人は死ぬドコロか無傷のことが多い
「ハーハーハー!愛してるぜぇ!だから一緒に死のうぜ!なっ?」
167:ゲーム好き名無しさん
06/12/28 00:12:56 XSi84jbf
マカロフ・ザコスタ ♂
雑魚。
「う…うわあああああ!」
168:ゲーム好き名無しさん
06/12/28 00:34:39 90CJ/rQJ
アニー・ロザリンド ♀ 15歳
リッチマン財閥私設軍で最年少の女性警備隊員
おとなしく物静かな娘だが、いざというときには驚くほど気丈な一面も見せる
古流武術の使い手で、当て身よりも投げ技や関節技を得意とする
キーラにひそかに思いを寄せている
「こういうの着てれば少しは大人っぽく見えるかも…」
169:猫魔王
06/12/28 15:05:11 BNo4hoX3
炎帝龍、神獣ヴォルケーンと共に居た人間。あれは、紛れもなくアミーニーだった。
だがその時に見たアミーニーを取り囲む雰囲気は、懐かしい者のそれに変わっていた。
「お目覚めか?」
あの時は『能力の副作用』で抑えていた猫の方が出てしまって、確かめることも叶わなかったが、いい機会だ。
「アミーニー…いや、シオン」
「ぅ……うぅっ……」
頭を抱えてシオンは起き上がる。机についた手が体を支えて少しづつ面を上げていく。
「…猫…?」
「目の色が……青いな、魂の影響か」
シオンはまるで不思議なものを見るような目で私を見つめる。当然か、この姿では。
「猫……あの時の、しかもその声、どこかで」
「ん……わからないか」
「……思い出せない…、どこかで聞いたことがあるはずなのに」
目が霞むのかシオンは目蓋を擦りながら私を注視する。
「そうだな……」
その間に私は、シオンのことを確かめるために記憶を探り、シオンとの印象的な出来事を捜し出す。
「モノスを殺した――と言えば解るか…」
そしてピンと思いついたことを口から出した途端、シオンの両腕が私の首に回っていた。
「――お前…!!! なぜここにっ、あの時封印したはずだ!!」
「くはは!! いい表情だ。その鬼気迫る顔、モノスにも見せてやりたいっ!」
「うるさいッ!! 消えろ!!」
「そのわりに指が止まっているぞ? 生半可な力では私の結界を突破することは不可能と解っているだろう」
「黙れッ!!」
間違いない。確実にシオン本人がアミーニーに乗り移っている。
「おー恐い恐い、別の身体になってもその雰囲気だけは変わらない――か?」 その一言でシオンの顔が一気に凍り付く。目は驚いたように見開かれ、次第に瞳が右へ左へと泳ぎだす。
「今、何て言った…?」
首に回された手が緩みはじめる。
「……わかってないのか?」
「な、な…にがだ?」
「本当は気付いているのだろう。あの時、その身体であれほど暴れたのだから」
本当に解っていないのなら、そんな反応するはずがない。シオンは自覚している。
「う、うるさいっ!」
「哀れ」
「ッこれは私の身体だ!」
「…お前の髪は銀掛かった蒼だったはずだか…」
今のコイツは元のアミーニーの身体を媒体にしてるだけだ。だから当然、髪の色も赤い。
シオンは自分の髪の毛を手に取り、とり憑かれた様に見つめる。
「その赤い髪を見て、何か言うことは…?」
魂が抜けたようにシオンは肩を落とす。ずいぶん情緒不安定になったものだ、昔は冷静な奴だったのだが。
「…鏡」
「窓を代わりに使えばいい」
170:猫魔王
06/12/28 15:06:24 BNo4hoX3
シオンは窓の外に写る風景と重なった自身の顔を見ながら、形を確かめる様に手を顔に這わせていく。
「…その娘の名前はアミーニー、物静かで口数の少ないお前とは正反対な娘だ」
「そうか…――」
そのシオンの声は、先と比べてやけ落ち着いた風に聞こえた。
「私は…死んだのか。役目も果たせず、死んだんだな…」
「勝手に自己完結するな、まだお前が死んだという確しょ…」
「…いや、全部思い出した」
「…ん?」
「だから解る。自分は死んだ」
今、こうして表向き平然と会話を続けていても、違和感が無くなることはない。
「そうか、で――」
シオンがアミーニーを、巫女が後継者をまがい物の人に造られた者に選ぶとは思えない。
「お前はこれからどうするんだ? その体を使い続けるつもりか、…まぁそれは私がさせないがな」
「………返すさ」
「あっさりだな」
「…いますぐお前を殺してやりたいが、この身体では無理だ。 しかも悪魔でこの身体は娘の身体、私が使う権利などない」
「腐っても巫女か」
シオンは最後にムッと眉を寄せた後、に頬を掻く。
「お前も自分の世界をズカズカと踏み荒らされたくないだろ。
帰るなら速くしろ、そのほうが都合がいいんだろ。この娘がいつ目覚めるかわからないぞ」
「ああ、言われなくても…」
足元から魔法陣が広げ、溜めていた呪文を一気に解放する。この“リプレイがされ続ける世界”から抜け出す呪文を。
「油断するなよ? いつ私がこの娘と入れ代わって寝首を掻くかわからないんだから」
「出来るものならやってみろ」
視界が光に包まれる、これでここに来ることはもう無いだろう。欲しい力は手に入れた、後は何匹か…。
――…意識が…遠退く、目覚める頃には“本当の世界”に居るはず。
…いや、その時が来るのは少し遅いかも知れない。
でもいいさ、その間夢を見れる、幸せな、夢を。
171:猫魔王
06/12/28 15:12:46 BNo4hoX3
*
「っ…やった…? 姉さん!!」
スサノオは喜びを隠さず満面の笑みで空を飛ぶアマテラスを見上げる。
「ソレ、スサノオの悪い癖よ。 相手は仮にも魔王様、この位で死ぬわけ無いじゃない」
「ぅ……」
「それと、仕事中は姉さんって呼んじゃダメって言ってるじゃない」
一方、アマテラスはスサノオとは正反対に、砂塵が舞う天雷の爆心地を険しい表情で睨む。
「あ…、すいませんアマテラスさん」
「謝るのは後でいいわ。サンガ、魔王様が見えたら先制をお願い、強力なのをブチかまして」
アマテラスの指示でサンガは戦闘 態勢を取る、両の手を合わせて雷をその間に凝縮していく。
「スサノオ、気を付けて動いて、死んだら許さないんだから」
「わかった」
砂塵が大気に紛れる様に消え始める。
「それと…」
チラリ、とアマテラスは遥か遠方の地平線に視線を移す。
それを見計らったかのように、砂埃を纏いながら砂塵から腕が飛び出す。
「――…まずはお前からだ」
天を掴むように伸びた腕は、指を曲げて銃の形を作り出した瞬間。
「!、―――っ天を創造し、地を照らせッ!!」
「姉さんッ!?」
一瞬にして一筋の閃光が奔り、アマテラスが咄嗟に張った結界を貫通し羽を焼き尽くす。
「くぅ…!」
片翼を失いアマテラスは急速に地面へと落下し始める。
「クソッ…!! 間に合え!」
飛び付くようにアマテラスの下に跳び、スサノオは寸のところでアマテラスをキャッチする。
「スサノオ…」
「姉さん、下がるぞ」
「――逃がすかッ!!」
アマテラスを抱き後ろに下がるスサノオを鬼気迫る勢いで魔王は追撃する。
「――ぅ…!!」
「…いい子だ、そのままそこで立っていろ!」
「あ、こらスサノオ!! なにトラウマってるのよ、速く動い……――って無理っぽいね、…サンガ足止めお願い!!」
アマテラスの指示を受け、サンガは一つにしていた雷を二つに分けて魔王に飛び掛かる。
172:猫魔王
06/12/28 15:18:52 BNo4hoX3
「ちっ、邪魔だ!」
「雷神掌…!!」
魔王はフォースを足に込め、サンガの雷神掌と打ち合う。
だが業として練り上げていない魔王の蹴りは、雷神掌に打ち負け雷の衝撃で弾き跳ばされる。
「かはッ……!」
激しく地面に叩きつけられ魔王は跪く。そしてさらに追撃をとサンガは片手に余った雷神掌を構える。
「雷神掌…!!」
「強い……、……こんな所で、能力をバラしたくなかった、が…」
地面が砕ける勢いでサンガは地を蹴り、魔王に襲い掛かる。
『禁書、八番…!!』
「…!」
サンガの腕が舞う。数回跳ねて地面に落ちた後、それは光の粒になり消える。
『三番!』
魔王がサンガの腹に手を当て呪文を唱えた瞬間、サンガは極大の光に飲み込まれ僅かな欠けらを残して消滅する。
「――はぁ…はぁ…」
「ナニ…あれ…? あんな強力な魔法、一言で唱えれる、はずない…」
肩で息をする魔王を見つめ、アマテラスは驚愕した。
「姉さ―――…っ!?」
「スサノオ?!」
なにか言葉を発しようとした瞬間、突如としてスサノオが後ろへ吹き飛ぶ。
「次はお前だ…」
「ッ…、サンガ!!」
アマテラスが叫ぶと同時に、無数の光の粒が現われ消えたはずのサンガを構築する。
「なるほど、ガーディアンフォースか…一部の才能を持った者にしか扱えないと言う…」
「…魔王様もそんな力を持ってるじゃないんですか…?」
「……知りたいか? ……冥度の土産に教えてやる…」
「魔王様もガーディアンフォースを…?」
「いや、違う。だがお前と同じで、私にも一つ、他人には真似出来ない特殊な能力があるんだよ」
そう言って、魔王は差し出すように手を前に伸ばす。
「普段は体の中に隠して使うんだが、特別に見せてやる」
魔王はグッと手に力を加え、早口のような常人では聞き取れない言葉を呟く。
間もなくして魔王の腕はカクカクと震え始め、手の平から肘の間接にかけて線が走る。
そして魔王の呟やいていた言葉が終わると同時に、腕を裂くようにして一冊の分厚い本が飛び出る。
「!」
鮮やかな銀の装飾が彫られた本、その本の中心に書かれた文字を見て、アマテラスは目を見開いた。
「禁断聖書、私は略して禁書と呼んでいる。名前ぐらいは聞いたことがあるんじゃないか?」
「……三番目と七番目の神、四人の大天使、十六人の上級悪魔を封じたと言われる初代にして最強の魔王が所持していた魔法書。……とっくの昔に無くなっていた、いえ、存在していたかとすら疑わしい代物……」
「おぉ良く知っているな、……まぁ、魔界の教科書にすら載ってるから…当たり前といえば当たり前か」
バッと本を開き、魔王はページを一枚一枚と捲っていく。
「それが……、魔王様の能力ってやつですか…?」
「いや違うな、これは悪魔で所持品だ、能力は別にある」
指を顎に当てて魔王は何かいい例えが無いかと思考を巡らす。
173:猫魔王
06/12/28 15:24:33 BNo4hoX3
「……そうだな、八魔神に似た能力の奴が居たな、たしか灰壁魔神だったか…」
「イザナギ…?」
「アイツの属性はもともと闇なのだが、『壁』という第二の特殊な物質を使役するフォースを持っている。
それと同じで、私も『本』という第二のフォースがある。といっても『本の再生』と『本限定の永久保存』ぐらいの全然使えない能力だがな。さっき言ってた他人には真似出来ない特殊な能力とはこれのことだ」
バンっと本を閉じて魔王はアマテラスと視線を合わせる。
「魔法書は、詠唱の省略して使える代わりに一回使うとその読んだページが焼き消えて使えなくなる。という効果が在るわけだが。
そしてその効果は私の禁断聖書も例外ではない。……この意味、解るかアマテラス?」
長々と話す魔王に欠伸で返事をしたアマテラスは、一気に顔を青ざめさる。
「…まさか…」
「私が見つけた時の禁書はすでにほとんどのページが無くなり、使い物にならなくなっていた。だが…」
再度、魔王は腕を構え照準をアマテラスに合わせる。
「っ! 護って、サンガッ!!!」
『禁書 三番』
魔王の指が一瞬輝いたと同時に、先と同じ閃光が守りに入ったサンガに直撃する。
「なっ…!!」
全力でフォースを前に張り、魔王の一撃を防いだはずのサンガの体が四散する。
「とまぁこんな感じで、私の能力で禁書は力を最大限に、何度でも使えるわけだ」
「…ぅ…あははは……、サイキョーですね魔王様。さすが魔王…」
フォースを送り、サンガを再生してアマテラスは力無く笑う。
「おとなしくしていれば楽に死ねる」
「……おあいにくさま。私は少し、往生際が悪いんです」
魔王の能力を前にしたアマテラスの覚悟に呼応するように 、周りに複数のサンガが出現する。
174:猫魔王
06/12/28 15:29:23 BNo4hoX3
魔王に首を捕まれて、アマテラスは宙に浮く。両の翼はもがれ、身長の足らない体は四肢をだらけさせていた。
「やっぱり…負けちゃった…」
「無謀だな、嫌いではないが」
「あはは、じゃあソレに免じて、一個だけお願い聞いてください」
「…内容次第」
アマテラスは口の端から血を垂らし、わずかに微笑む。
「スサノオには、トドメ、刺さないでください」
「………どうせすぐ死ぬ」
「じゃあ…オッケーてことで……」
生きるのを諦め、アマテラスは瞳を閉じる。
「…雷神掌…」
サンガの鏝をはめた魔王の腕がアマテラスの腹を撫でた後、アマテラスの背後で血が、薔薇の花弁が舞うように散った。
「さて…」
アマテラスのポケットから薬を抜き出し、死体を投げ捨てる。
ドサッ、と何度か跳ねた後、アマテラスの死体はスサノオに寄り添った。
「…ロディが待っている…」
禁書を身体に封じ魔王がその場を去ろうとした途端、突然後ろから呻くような声が魔王の耳に届く。
「……ま…て…!」
「…見逃してやる、せいぜい私の能力を口外しないことだ」
「…返せ、姉さんを…返せ…」
「横に居るだろう」
魔王は背中越しに喋り、一欠片もスサノオには関心を向けずに歩きだす。
「その気持ちを忘れずに生きろ、そうすれば……」
「…返せッ――!!」
「無駄…」
スサノオの殺気を察知し、魔王は振り向き腕を構えた瞬間、魔王の腕が吹き飛ぶ。
「――だ!?」
「返せ、返せ…返せ…返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せッ!!!!」
「なっ!!」
――速い!?
そう思った時には魔王の体中に無数の切れ込みが入り、次々と花が咲くかの如く血が吹き出る。
「ちッ!! 『禁書、七番』」
魔王は残った腕を振り払い真空の刄を放った刹那、今まで魔王の攻撃に反応さえ出来なかったはずのスサノオはわかっていたかのように跳び上がり攻撃を躱した後、魔王の背中を一閃する。
「ガッ!?」
魔王の背中からさらに血が吹き出る。
「■してやる!!■してやる!!■してやる!!」
「怒りのパワーアップという奴か…?」
「■■■■■■■■■■■■■■■■!!!」
声にならない声でスサノオは絶叫する。剣の柄を砕けんばかりに握り締め魔王の腹を刺し貫く。
175:ゲーム好き名無しさん
06/12/28 15:36:12 XSi84jbf
GJ!
変換ミスが…残念…
176:猫魔王
06/12/29 01:48:52 qt0AoR8Q
「…ちょ…っと、ヤバいか…?」
「■■■■■■■■■■■■■■■■!!」
「ちッ、突撃バカが………!!」
薄暗く、巨大な円形に広がる一つの部屋。
天井にはその部屋の特徴と思われる巨大な水晶が半分埋まるように天井に設置されている。
そしてそこには人影、水晶を見上げる長細いのと小さいの、それにその二つの中間ほどの大きさの影。
「うっっわ~~~!! もうバケモノ同士の戦いですねぇ~……」
「ですねぇ。よくやりますよスサノオ君、もし帰ってきたらパーティでもしてあげましょうか」
「…アマテラス死んじまったかぁ」
水晶に映し出される魔王とスサノオを見上げ三人の影は一人を除き、二者二様の楽しそうな声を上げる。
「まぁ死ぬとは解ってたけどさぁ、なんかこう…ツラいな…」
「死と生は表裏一体ですよ~。……そりゃあ、イザナミもアマテラスさんが死んじゃったのは悲しいですけどぉ、でも生まれ変わったらまた会えますよ~」
「イザナミ……お前の性格じゃそのセリフ似合わねぇよ…、どっちかと言うとイザナギとかの方が…」
「はい?」
「なななな!? だからなぁイザナギィ! オレの近くに寄るなつってるだろ! オレが小さく見えるだろうが!!」
「もう十分ちっちゃいですよ、ツクヨミくん」
「なんだとォ、このノッポが!!」
「あ、開き直った」
腕を振り回すツクヨミの頭を押さえてイザナギは微笑む、がイザナギの目の下のクマで怪しく見える。
隣ではお菓子を食べながら水晶を見上げるイザナミの姿。さっきの言葉台無しである。
「スサノオ~がんばるねぇ、お陰で魔王様が外した魔法で周りがグッチャグチャ~……」
「あ、何食ってんだお前! オレにも寄越せ!」
「やだよ! ツクヨミにあげたら全部食べちゃうもん」
「うっせぇ黙れ!!」
「きゃ~!! こっち来ちゃダメー!」
「どっちも肉体年齢は全然大人なんですけど、精神のほうがちょっと……ねぇ、特にツクヨミ君」
溜め息を吐きながらもイザナギは二人の様子を見てニコリと微笑む。もちろんクマのせいで怪しく見える。
177:猫魔王
06/12/29 01:50:19 qt0AoR8Q
「あ! そろそろ『戦え! ヒーロー学園戦隊!!』の時間だぞイザナミ!」
「あ、ホントだぁ! 速く部屋に戻ってテレビ点けなきゃ!」
時計を見て慌てて部屋の出口に走るイザナミ。しかしその先にはイザナミの進路を阻むかのようにツクヨミが構えていた。
「ツ、ツクヨミ…?」
「ふっふっふー……この部屋を出ていきたくば、その手に持っている菓子をオレに寄越すんだな」
「ぅ、ぇぇぇ~?」
「さぁ速くしろ、テレビを見ながら菓子を食うなんてそんな夢のような行為、このオレがゆるさん!」
「…ううぅ~! ツクヨミの意地悪!」
「なんとでも言えッ!」
「……子供ですねぇ…『戦え! ヒーロー学園戦隊!!』は毎週シラヌイさんが予約してるの知ってるはずなんですけど、イザナミさん…」
笑顔は崩さず、イザナギはただただその様子を傍観する。もう二人はアマテラスの死も、スサノオの憤怒もあまり気にしないようである。
「…スサノオくん、頑張りますねぇ……あ、ついに魔法当たった」
そこでイザナギは細くしていた目を開け、何かを思い出したのか踵を返して部屋の出口へ向かう。
「お? イザナギ、どこいくんだ」
「…ちょっと、私も『戦え! ヒーロー学園戦隊!!』が見たくなりました」
「イザナギず~る~いィ~!」
「ははは、イザナミさん。頑張ってくださいね」
「んむぅ~!!」
部屋の出口を通った後、イザナギはヒョコリと頭だけを出し、ツクヨミに声を掛ける。
「…あんまり、イザナミを困らせないほうがいいですよ~」
「わぁかってるって、オレだって加減ぐらい………」
部屋の温度が上がる。
ツクヨミの言葉は、温度がドンドンと上がるにつれトーンを落としていき、最後にはボソボソ声になる。
通常の汗に足して冷や汗が滝のようにツクヨミの額を流れていく。ツクヨミはイザナギの方からイザナミの方へと遠慮がちに頭を震わせながら向けていく。
「私は知りません」
パタン
「あ、イザナギィ! オレを見捨て………ひッ!!」
イザナギ離脱、ついでとばかりに部屋の扉を閉めて鍵を掛けていく。
『ギャーーーー!!!!』
「安らかに…」
部屋に向かってイザナギは一度黙礼した後、またニコニコとした顔に戻り移動し始めた。例に漏れずクマのせいで怪しく見える。
178:猫魔王
06/12/29 01:53:34 qt0AoR8Q
カツーン コツーン
鏡のように磨き上げられた真っ白な廊下。
幅広いも、必要以上に高い天井も、その全てが純白の大理石で造られている。歩けばその全てに足音が跳ね返り幻想的な反響を延々と繰り返す。
「たしか今オロチさんは……」
十字路に差し掛かった所でイザナギは歩を休め少し考えた素振りを見せると、すぐに廊下を直進していく。
「おっと、タバコタバコ…」
再度歩を止めてイザナギは胸の内ポケットからタバコを取り出す。さっきまで二人が居たのを気にしていたせいか、気付いたときにはイザナギの腕はガタガタと震え始めていた。
「………ふぅ…」
一本目は一気に根元まで吸い、すぐさま二本目をくわえる。
「タバコは止めといたいいですよ、イザナギ」
「……おっと、これはこれは…」
歩いていれば足音が鳴る、という先入観があったせいかイザナギは多少驚いた後、ゆっくりと後ろを振り返る。
「七三で眼鏡で、おまけにヒールで歩いているにも関わらず足音が一切鳴らないシラヌイさんではありませんか」
「……やけに説明的な言い方ありがとうございます」
「あとフォースも目立たない上に影が薄い」
「そ、それは余計です!!」
乱れてしまった髪を整え眼鏡を正したシラヌイは、フレームレスの眼鏡越しにイザナギに鋭い視線を送る。
「アマテラスとスサノオが見当たらないのですが、イザナギ、何か知りませんか?」
「さぁ、…ピクニックにでも出掛けたのではありませんか」
「…そうですか、それと」
「はい?」
「…裏でコソコソやってるようですが、あまり目立ちすぎると私も動くことになりますよ」
「なんのことやら」
シラヌイの問答にイザナギはタバコの煙のようにユラユラと曖昧な返事を繰り返す。もちろん、怪しい笑顔で。
「……信用出来ない笑顔ですね」
「よく言われます」
「まぁいいです。…そろそろ次の任務ですから、ヤマタノオロチさんのとこに行ってください」
「偶然ですね、今から行くとこです」
イザナギの受け答えが気に入らないのか、シラヌイは伏し目がちにイザナギを睨む。
「では私は行きます。イザナギも速めに行ってください」
不機嫌そうにシラヌイは廊下を曲がり、姿を消していく。その消えていった先は、イザナギの場所からでも分かるほど温度が下がっていた。
「シラヌイさんもイザナミ同様、怒らせると怖い怖い…」
百九十八本のタバコにとりかかり、イザナギはまた果てしなく見える廊下を歩き始めた。
179:猫魔王
06/12/29 02:05:16 qt0AoR8Q
イザナギの目の前には絶壁の如き大理石の壁に、周りと比べるとやけに小さく見える扉がポツリと設置されていた。
「入りますよ」
ドンドンとノックを二回繰り返し、イザナギは扉を押す。
「イザナギ、か…」
「はい」
イザナギの視界には、椅子を後ろ向けイザナギに背を見せる形で座る大柄な男が一人。
「ちょっと待っててくれ。今、良い言葉が思い浮かびそうなんだ」
「はぁ」
しばらくの間沈黙が続いた後、オロチの頭の上で電球が光る。
バッと椅子を回してすぐさま机からメモ帳を取出し、思い浮かんだと思われる言葉を熱心に書き連ねる。
「…お? どおしたイザナギ、座らんのか」
「いえ結構です。すぐ終わりますんで…」
「そうか。ところで、アマテラスをしらないか? 朝から見かけないんだが」
「アマテラスですか? アマテラスなら……」
イザナギは、返事を待つオロチ 向かってニッコリと微笑み
「死にました♪」
仲間が死んだことなどお構いなしに明るい口調でイザナギは言う。
「…は?」
オロチは口を半開きにして思考をめぐらす。
「あ、いや訂正です…」
「?」
「自分が殺しました♪」
「………」
「オロチさんの名前を偽って、アマテラスに偽の、魔王の暗殺の指令を送ったんですよ。まぁ結果は今言った通りなんですけどね♪」
オロチの口がカチンと歯を鳴らして閉まる。
「その話、本当か…?」
シラヌイのとは別の意味で空気が冷たくなっていく。視線を下ろし、押し潰しそうなほどの威圧感をイザナギに向けて放つ。
「はい♪ なんなら証拠見ますか?」
「………」
180:猫魔王
06/12/29 02:07:15 qt0AoR8Q
いつ飛んだかも分からない机がイザナギに襲い掛かる。
「…壁(へき)」
イザナギの言葉と共に半透明の壁が出現する。それに阻まれ机は自らの衝撃で脆くも砕け散る。
「くっ…!!」
机が砕け散った後に出てきた拳は壁を破壊し、イザナギの構えた腕にヒットする。
同時に、その威力で後ろに飛ばされたイザナギはそのまま扉を突き破り無理矢理廊下へと追い出される。
「…死んでもらおう」
ゆらりと部屋から出てきたオロチはイザナギへと飛び掛かる。
「鉄壁」
二千八百九本目のタバコを吸い、へこんだ壁を見つめる。
「…自分もそろそろ上の地位につきたくてね、そのためには貴方が邪魔なんですよ」
「問答無用…!!」
「言っとくけど、貴方が怠けてる間に自分も結構頑張りましてね。並の技じゃ倒せないですよ」
その言葉に、オロチはぴくりと反応する。
「一撃で塵にしてやる…」
「できるものなら♪」
「覚悟しろ…」
オロチは構える。眼は紅く光り、両の腕には極大のフォースがため込まれる。
「覚悟しろッ! コイツを食らう覚悟をなァ!!!」
地面が砕けると同時にオロチは暴風の如く、イザナギ目がけて飛ぶ。
「待ってました♪」
「…何ッ?」
「鋭壁」
次の瞬間、ヤマタノオロチの体は真っ二つに切れ、自分でさえどうなったかわからないうちに息絶えた。
「…自分はただ、剣のように鋭い壁を縦に張っただけ、あとは貴方が勝手に飛び込んで勝手に真っ二つになっただけ」
半分になったヤマタノオロチの頭を踏み、イザナギはニッコリと微笑む。
「怒りというのは恐ろしいですねぇ…♪」
「あれ、なにかなこのこうばしい匂いは…」
「………」
「おいしそ~」
「…オレだよ、その匂いの正体」
「あ、あらら、ツクヨミなんでこんなクロコゲ?」
「てめぇのせいだよ!」
「やだっ! 私ったらまたやっちゃった!」
「………」
「………」
「…いうことは、それだけか…?」
「うん」
「謝れよッ!!」
181:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 14:17:33 wHyEbt4m
うはっ超GJ!!
マカル ♂ 19歳ほどに見える
身の上話をしたり、自分が見てきた戦の話を語るのが好きな
隻眼の狐。普段は若い男の姿をしている。
昔、やぐらに登って戦見物をしていたところを狙撃され、
左目を潰したらしい。
「わっしは戦という戦、勝負と言う勝負を見てきやした。
語れん物はねぇというほどに」
「今は昔の物語でございまする」
182:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 17:02:54 zcY5UNk3
小田桐「800Gだ。占いはしなくていい。その宿はドコにあるんだ?」
硬貨を机に乗せた手をそのまま付け、小田桐は言い放つ。
アメリア「あら?私は情報屋じゃなくて占い師ですよ。占いはさせてもらいます。
それが嫌なら、お金は返します。そのかわり……」
ケンジ「わかったであります!自分を占うであります!」
フッと笑い、受け流すアメリアをケンジが静止させる。
小田桐と睨めっこをしていたアメリアだったが、横からニョロッと登場したガスマスク男ケンジに視線を変える。
目を細めて、ジトッと舐めるように見回すアメリア。
ケンジ(きっと占いがはじまったんであります……)
緊張からか、額に汗を浮かべるケンジ。一同も二人を交互に見るように、その結果を待っている。
アメリアは手を伸ばし、そんなケンジを軽く払うと、黙り込んでいた口を開く。
アメリア「ごめん。アナタは占う気しないわ。
後ろの、お嬢さん方の誰かにして」
アメリアの会心の一撃
ケンジ「ヒドイであります。」
ケンジはその場にうずくまり、石畳の、よく整備された地面に絵を描くように軽く指を這わし始める。
顔も俯き、哀愁を漂わせまくりである。
ルーシオ「ケンジ、人の邪魔になるから座り込むのはやめてください。」
ルーシオの追い打ち
ケンジ「…………」
グッタリと立ち上がったケンジ。顔を一瞬だけ見せるが、直ぐ様、机に顔を沈める。
一同、アメリアの間でケンジは、啜り泣き、頭を僅かに震わせている。
ドナ(コレはコレで邪魔だなぁ)
流れに乗って注意しようと思ったがドナは渋々オフラートに包み込む。
理由は当然『ケンジが可哀相だから』では無い。ドナは無償で人を助けるほど、できた人間ではないのだ。
では理由はなにか?『バンボーがいるので』である。
しかし、口をパクパクと、今にも喋り出しそうに動かしている。
言いたい。言いたくて堪らないッ!言ってしまいたいッッ!
彼女の脳は今、葛藤中なのである。『脳みそが、二つに分かれ戦争』をしているのだ。『天使』と『悪魔』が言い争っているのだ。
183:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 17:03:41 Za11GHIj
これは…GJってやつだな…
ブロント・ゴルディーン ♂
黄金の鉄装備の一級ナイト。しゃべり方が独特。
「何話しかけてきてるわけ?」
「お前ハイスラでボコるわ…」
「俺は**を使い手なんだが」
184:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 17:04:15 zcY5UNk3
天使「そんなッ!そんな、無慈悲なコト言ってしまわれるとバンボー様に嫌われますわ!」
悪魔「好感度なんかぁ、何時でもぉ、上げられるわよぉ!
でもぉ、このツッコミはぁ、今しかぁ、できないわよぉ!早く言ようよぉ!ねっ!」
コンナカンジヨンッ♪
そんなウズウズと言いたくて、言いたくて、堪らない様子のドナを、八割の期待、二割の怒りで見つめるルーシオ。
そして純粋に応援するロゼッタ。
ルーシオ(がんばって!がんばってください!アナタは芸人の卵なんでしょう!
ナニを迷ってるんですか!)
ロゼッタ(ガスマスクに気を遣う必要はないだろう。このツッコミは、お前に残してやってるんだ!言えッ!)
声無き声を一心不乱に叫ぶルーシオ&ロゼッタ。この二人の心は今、この瞬間、完璧につながった。
皆、思考はフル活用しているが、一同は、静かに口を閉じている。
しかし沈黙は破られる。止まない雨はないのである。
バンボー「それも邪魔だ。ケンジ!」
聞こえているものの、ケンジは、もはや顔をあげるコトも動くコトもできない。現状維持である。
途端にルーシオ、ドナ、ロゼッタの三人は緊張の糸が切れ、ヘナヘナと脱力する。
アメリア「で、ソコの三人!誰にするの?」
そんなケンジを『五月の風の爽やかさ』の如く無視して、ヘナヘナ三人組の方を向くアメリア。
小田桐「誰でもいいからさっさとやってもらえ。」
ルーシオ「じゃあ立候補いいですか?占いのッ!倒置法!!」
ヘナヘナ状態から突如シャキーンと固まると、威勢よく手を前に出し、名乗りを上げるルーシオ。
アメリア「わかったわ。じゃあコッチもって。ルーシオちゃん……」
アメリアは小枝のような、茶色く真っすぐな棒を差し出す。
ルーシオは言われた通りに、その棒をもつ。ケンジ越しに、互いに棒の端っこをもつ二人は、珍妙で滑稽で、どこかミステリアスだ。
しかもコノ棒、アメリアが摘んでいる部分以外は茶色いチョコレートでコォティングされている。まっ要するにポッキーだ。
そして前述したように、辺り、いや街全体は祭りの熱気に包まれている。
ルーシオが摘んでいるチョコは少しづつ、溶け始め、ルーシオに不快な感触を与えている
185:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 17:05:31 zcY5UNk3
ルーシオ「これが占いですか?」
しばらく我慢していたルーシオだが、アメリアが何も指示を出さないので聞いてみる。
アメリア「はいッ!ポッキー占い始めま~す!」
パキッ!
コーティングされているチョコを机に撒き散らすほど、勢いよく手首をスナップしポッキーを折るアメリア。
そしてアメリアはルーシオがもっているソレの片割れをぶんどると、ギヌロッ!と目を細めポッキーの断面と睨めっこを始めた。
その様子を見たロゼッタは依然机に伏せているケンジの頭に手をつき、ルーシオとアメリアの間に、身を乗り出し喋り始めた。
ロゼッタ「本当にコレが占いか?」
まあ当然の疑問である。がアメリアは否定代わりに結果を話しだした。
アメリア「ルーシオちゃんの、運気は……86段階中4番目に悪いわね。ほらココ見て!ココのチョコの亀裂は……」
ポッキーの断面を差出し、熱心に説明しだすアメリア。
なぜポッキー?なぜ86段階?チョコの亀裂なんて見えねーよ
言いたいコトは一杯ある一同
しかし、その占いにまったく興味のないので適当に相づちをうつ。
アメリア「……まあという訳で貴女は、ついてないんだけど聞きたい?トラブルシューティング。」
選択肢などない。一同の『ポッキー占い?んなの知るか、ボケ!のオーラ』に気付いたアメリアは自己保身のために、敢えて皆に聞いてみる。
アメリアは形だけでも質問を受けたかったのだ。当然、情報提供という盾があるので彼女の勝ちは目に見えているが
ルーシオ「はぁ……頼みます……」
はっきり言ってどうでも良いルーシオだったが、機嫌は取っといたほうがいいかなぁと珍しく空気に従い軽くため息混じりに呟く。
いいや、従わされたのだ。後ろにいる、無言で手を組んで苛々と待っている小田桐に……
聞かなければこの占い師、さらに付け上がり『占わせろ』と言うだろう。
小田桐さんは意外と短気だ。癇癪を起こすかもしれない。
ここは要求を飲まなければ……
そんなコトを瞬時に考えた僕ルーシオ。読者の皆さん誉めてくださいね
アメリア「そうね……まずペットを飼いなさい!今ナウなヤングに人気のあるペットって言えば……エリマキトカゲとかかな?」
ルーシオ「エリマキトカゲはちょっと古いですよ」
アメリア「じゃあスピッツ犬がいいの?それともウーパールーパー?アライグマ?アホロートル?」
186:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 17:16:45 zcY5UNk3
ルーシオ「……貴女何歳なんですか?」
ロゼッタ「というかウーパールーパーとアホロートルは同一だぞ……」
発言の内容はともかく、二人は控えめにボソリと呟く。
いいや、ただ控えてるだけではない。一同の心のなかは『今日は暖かいからなぁ』とか
『触らぬ神に祟りなし、って良い言葉だなぁ…900年後ぐらいにも伝わっててほしいなぁ』などの思考がシンクロしていたからだ
アメリア「……28…よ……」
さっきマデの話し易い波動は消え、とたんにジトンジメルンという擬音の似合うほど暗く、湿っぽくなるアメリア
ルーシオ「すいません。女の人に年齢なんか聞いちゃって……」
なんか気まずくなったルーシオは、機転を効かせる。学はないが頭の回転は早いのだ。
アメリア「もういいわ…さっきのペットは間違えよ。」
『なーんだ間違いか!』で納得できるレベルを何桁も上回る状況だが、なんとか納得する一同。
アメリア「だって貴女、もうペット……いいえ、ペットみたいなの、もう居るでしょ?最近会ってないみたいだけど……
あれ!でも、ソレに取っては貴女のほうがペット?」
ニヤリと『すべて見透かした』と言いたげなスカした目で、笑いかけるアメリア。
バンボー「そうなのか?」
ルーシオの方を向き、真意を確かめるバンボー。当然、ポッキー占いは外れてほしいと言う願望のあらわれである。
ルーシオ「……ええ、ちょっとは……」
フッと意味深に笑うと顔を逸らすルーシオ。その真相は伏せたいのか、
それともポッキー占いで当てられてしまった自分の腑甲斐なさ、情けなさからか……そこはかとなく暗い印象だ。
ロゼッタ「すごいなっ!何でそんなコト分かったんだ?」
ケンジに置いた手は、そのまま、辺りに敗けないぐらいの大きな歓声。
口調はともかく、何時もの冷たいトーンではなく、年相応の明るいトーンだ。
アメリア「占いよ。詳しくは言えないけど……興味もった?」
誰にでも分かるストレートな勧誘。アメリアはさらに『次はお前だ』と視線でロゼッタに訴えかける。
この子は完璧に食らい付いた。稼ぎ時だぁ!byアメリア
187:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 17:17:49 zcY5UNk3
ロゼッタ「いや、ごめんこうむる。」
ビシッと、ケンジを抑えてた手を前に出すロゼッタ。声もいつもの冷ややかなものだ。
おのら!からかったな!byアメリア
アメリア「貴女も占わさせてもらうわ。情報はそのあとで……」
小田桐「いい加減にしろ!」
そこまで黙って聞いていた小田桐だったが、組んでいた腕をとき、コートのボタンに手を掛ける。
その瞬間!
奇声と共にバンボー、ルーシオ、そして少し遅れてケンジは焦った様子で小田桐を捕捉し囲む。
ドナとロゼッタも同じく焦った様子でアメリアの壁となり視界をさえぎる。役割分担は完璧だ。
小田桐「離せ!このアマに無理矢理吐かせてやる。」
ルーシオ「拷問は良いんですけど裸になるのはダメです。」
バンボー「いや、どっちもダメだろ。」
ケンジ「小田桐さんが怒ったであります!撤退したほうがいいであります!」
アメリア「フフッ……そうね。」
少しも動じた素振りを見せずに、自らの帰り支度をする。
ロゼッタ「その前に吐け!」
小田桐の言葉遣いが移ったのか、ロゼッタは要求をする。
アメリア「西門から出た、近くの森の中にスウハヴァイラって言う遺蹟があるの……
ソコの住人は寂しがり屋で…まあ色々あって…
彼女が泊めてくれると思うわ!」
テキパキと荷物を、机にしていた木箱に纏めると、そそくさと町の奥へ、歩いていった。
そして……
アメリア「近いうちにまた会うかもね!」
しばらく行くとクルリと振り返り、元気一杯に手を振り最悪の捨て台詞を残して消えていった。
ドナ「とりあえず、行く?」
適当に見送っていたドナだが、姿が見えなくなると一同に質問。
先の捨て台詞のせいで、さらに暴れる小田桐を抑えながら
バンボー「そうだな。小田桐!おちつけ!」
程なくして、静まったが『また会うとき』が(あればだが)心配だ。
新しい街アプリコットン。到着して三十分も立ってはいないのにバンボーの心には暗雲がたちこめた
188:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 17:36:16 Za11GHIj
GJ!
あとルーシオこっちみんな
189:ゲーム好き名無しさん
06/12/29 17:55:01 wHyEbt4m
GJ!くそわろうたw小田桐wwwww
ついでにケンジもらってくわ
190:ゲーム好き名無しさん
06/12/30 02:51:46 +TOaeUyN
クルツ・ツィーギィ ♂
フラトと同じように魂だけ槍に閉じ込められてしまった魔神。
定住せずフラフラと各地を放浪しているため中々見つからない。
フラトと同じく動く程度しかフォースを蓄められず、術者の力を吸い取るコトで真価をだす。
いい加減で大雑把な性格でフラトとは馬が合わないが、魔神時代は悪友だった。
女好きで槍の姿のままでもナンパするほどだ。
「フラトも黙ってれば可愛いのにな……」
「俺は男には使われない……俺に触れられるのは美女だけだ。」
191:ゲーム好き名無しさん
06/12/30 14:52:06 b22pdHGa
職人超GJ!!!
タオルマン
腰と頭にタオルを巻いた姿をしているヒーロー
彼愛用の宝具である殺人濡れタオル「エッケルザクス」は当たるとかなり痛いだけでなく、伸びたり自在に動いて絡みついたりし、寝ている人の顔の上にのせれば呼吸を止めれる優れ物
ヒーロー学園第14508号卒業生でもある
「温泉でなら常勝不敗!!!」
192:闇の巫女と不死騎士と女侍と犬魔王と
06/12/30 17:00:21 2be23LSQ
剣華「アースどの、巫女どの…また随分と可愛らしい姿に…これは…」
剣華が驚くのも無理はない。昨日出会った時点では共に成人だった筈の二人が今朝は少年と少女なのだから。
アース「ああ、これはとある男のフォースにやられてな…朝から昼までの闇の弱まる間はこのザマだ。」
剣華「アースどのをかような姿にしてしまうとは…相当の使い手…」
ヤミ「すこしゆだんしすぎましたねー、でもあのひとに次はないです。」
アース「ほう…?」
ヤミ「ふふふ…精霊の杖さえあればフォースでわたしに対抗できるひとなんていません。
それに…剣術の達人もふえましたし。あのひとをまつのは確実な死…ただそれだけ…ウフフフフ…」
アース「ククク…そうだな…」
剣華「してその杖はいずこに?」
犬「くぅ~ん…」
ヤミ「これからとりにいくんです。言ってませんでした?」
剣華「初耳だ…」
193:ゲーム好き名無しさん
06/12/30 22:41:33 /DUEMANk
皆さんGJです
ライナス・カシュナー ♂ 35歳
リッチマン財閥私設軍の警備隊副隊長
戦闘能力は今一つだが事務能力は高い知性派
自分の方が幹部として優秀なのにチーターの下で使われている事に不満を持っている
「これからは一警備兵といえども頭を使わなきゃいけない時代だよ」
194:ゲーム好き名無しさん
06/12/31 14:39:00 glLc1Rx+
ラガルト・コッセル ♂
ブロントの従者。ブロントと似たような喋り方。
「きた!メイン盾きた!これで勝つる!」
「まただよ(笑)」
195:ゲーム好き名無しさん
06/12/31 15:29:13 jESKaZR9
うほっGJ!
マカロン・ブラウンシュガー ♀ 少女
城をのっとりお菓子の城にし、城にいた人々を全員お菓子に変え、
やってくる旅人を次々とお菓子に変える恐怖の魔女。
「~にゃ」という通称「猫言葉」でしゃべるが猫ではない。
お菓子の杖「ろりぽっぷ」を使う。
「おみゃーもお菓子にしてやるにゃー」
「にゃーお!ミーのろりぽっぷ光線をよけるにゃんて!」
「にゃはははは人がお菓子のようにゃ~」
196:小ネタ ~それぞれの大晦日 そして元日へ~
06/12/31 18:33:15 glLc1Rx+
ガルザス「行くぜ…準備はいいな?」
イース「フッ…いつでもどうぞ…」
二人の剣客の間に漂うただならぬ空気…共に頭には鉢巻きが巻かれ、袖はたすきで止められている。
ガルザス「うおおおおおお!」
イース「せぇりゃああああああ!」
ドガガガガガガ!!
一回一回に一撃必殺の威力が込められた連撃…
ガルザスの高速の杵に合わせ、イースも高速で餅を返す。
ガルザス「おおおおおお!」
イース「ああああああ!」
回を重ねるごとに動きは研ぎ澄まされ、速さは増してゆく。二人の息がぴったりだからこそ成し得る神業である。
ロナウド「ワケ分かんねえ!」
涼「ブレイディアの恒例行事だそうです。」
パティ「でえい!」
ぐしゃ!
タブン「………」
パティ「あ、ゴメンね。」
タブン「ぎぃやあああああ!!!」
197:ゲーム好き名無しさん
06/12/31 20:05:15 yC5JiJrO
GJ!
今年最後のキャラ投下
アーネスト・T・P・プロファイラー ♂ 21歳
意味がわからない事を喋って周りの人間が混乱している様子を観察するのが趣味の男
何か害があるわけではないが、かなりうっとおしい
文句を言ってもさらにわけのわからない返答をしてくるので始末におえない
「俺が誰かって?ふふん…何かを背負っていない芸術家などいないさ」
「ふふん…何をしているのかって?お年寄りが…おっとこいつはまずいか…」
「今、邪魔だから出ていけといったのか?邪魔だから出ていけということはつまり…邪魔だから出ていけ、言い換えれば邪魔だから出ていけというんだな?
ふふん…だが最後の難関がスープを台無しにするって言うだろぉ?だから邪魔だから出ていけといわれても出ていくわけにはいかないよ。たとえ邪魔だから出ていけといわれてもね」
「右を見てみろ、手を伸ばせば心の中のエヌエチケキョイク帝国に届くはずさ、さあ手にとって食べてみろ」
「そうであるとも、そうでないとも、どちらともいえるとも、そうであるとも、そうでないとも、どちらともいえないとも、どちらともいえるとも
そうであるとも、そうでないとも、どちらともいえるとも、そうであるとも、そうでないとも、どちらともいえないとも、どちらともいえないとも、どちらともいえるとも
そうであるとも、そうでないとも、どちらともいえるとも、そうであるとも、そうでないとも、どちらともいえないとも、どちらともいえるとも
そうであるとも、そうでないとも、どちらともいえるとも、そうであるとも、そうでないとも、どちらともいえないとも、どちらともいえないとも、どちらともいえないとも、どちらともいえるとも
そうであるとも、そうでないとも……」(延々と続く)
「俺が言ってるのはそのまんまの意味だよ。だからあまり自分の能力を制限するな」
「ふふん…ふふん…ふふん…」
「絶対音感で思い出した。お前さっきからわざと意味がわからない事を喋って俺が混乱しているのを見て楽しんでやがるな!
なにが、ふふん…ふふん…だこのバカ!!一生、そうであるとも、そうでないとも……って繰り返してろこの超出者!!!つまり何かを背負っていない芸術家などいないさ」
198:1/3
06/12/31 23:06:21 rHjtuvVl
「ああもう、なにやってるんですか!」
涼は怒っていた。当然だ、つい先程激を飛ばしたばかりなのに、早くも当人は逃げてしまったのだから。
「はぁ……ちょっと探しにいった方がいいのかなぁ」
「それは得策ではないと思うわ。もう少し後には貴方の連れの出番がある。試合時間を考えるとこの場に残っていた方がいい」
「まあ確かにそうですけ……」
「やっほー。結構前から近くに立っていたんだけど、意外に反応遅かったわね」
いつの間に居たのか、涼の隣には風の巫女を襲っていた内の一人が立っていた。
「あ、あの時の!!」
「悪いけれど、戦闘能力のなさそうな貴女がこの混雑した中で逃げ切るのは無理ね。助けを呼ぼうにも周りの音が大きすぎて誰にも届かない」
「それでも!目立つことをすると、流石に警備の人が気付くはずです!」
「ただの口論程度、しかもすぐに収まる。こんな場所で単独行動している自分が悪い、それだけよね」
(……これは、絶体絶命ってやつかも?)
涼は今更ながら、自分の軽率さを後悔した。目先のことにとらわれて結果的に自分が足手まといになってしまった。
思えばそもそも、優勝者は一人なのだから全員が参加する必要も……
(まさか、スーさんも……!?)
そう、全員が単独で動いている今、彼女がどうなっているのかさえ解らないのだ。
「―なんて、冗談よ。別に貴女に怨みは無いし、今は仕事中じゃないし」
「……はぁ」
「クローディアさん、落ち込んでたから。私も怪我してるし、貴女達を襲うような状況じゃないもの。そもそも目的と違うし」
<それでは改めまして、Bブロック第二試合を始めます!>
「ほら、次の試合が始まったわ。お友達のためにもちゃんと情報収集しておきなさい」
「あ、はい。そうですよね」
<なんとなく田舎臭い斧マニア、アクサス・ガラント選手!対するはこれまた斧使い、素性不明の男、バルディス・ルーシェル!>
「斧に関することなら全て極めただ!後は世界中の斧を自分の物にするだけだあよ!」
「……」
「斧でおらに勝てる奴なんざ、この世にゃいねえ!神様にいつもお祈りしてるからな、強くなれるようにってな!」
「ほう……」
<紹介が遅れましたが、解説にはスポーツ実況でお馴染みのウチンク・シッターカさんをお迎えしております>
<ハイ、えー私の予想ではあの斧は霊鉄でできていますね。ハイ、えー霊鉄といいますのは…>
<それでは、試合開始!>
199:2/3
06/12/31 23:07:13 rHjtuvVl
「ウオオォォォ!!」
<おおっと、最初に動いたのはアクサス選手。しかし一方のバルディス選手は微動だにしない!>
アクサスが走りながら斧を振りかぶる。そして、
「吹っ飛べ!」
その体勢のまま、当身を食らわせる。アクサスの巨体の突進の直撃で、バルディスの体は3メートル近く吹き飛ばされる!
<ふっっっっっ飛んだぁ!これは凄い!アクサス選手の力強さに耐え切れない、怒涛の幕開けだぁ!>
バルディスがゆっくりと立ち上がる。が、既にアクサスが第二激を放っている。
「このモヤシがぁ!」
アクサスの蹴りが直撃する。もはや結果を見るまでもない、それほどに一方的な試合展開。
<これは一方的な展開ですねえ。シッターカさんはどう思いますか?>
<ハイ、えーそうですね。ハイ、えー実につまらない試合だと思います。ハイ>
「腕一本で勘弁してやらぁ。ウチに帰ってママのミルクでも飲んでな!」
そして、アクサスがその斧を振り下ろした。
「へぇ、貴女達って……結構世の中ナメてるのね」
「す、すみません!」
試合に興味を無くしたのか、フローシアが涼に事のいきさつを聞いてきた。で、これだ。
「まあ仕方ないけれどね。ただ、いくつか知っておいた方がいいこともあるわ」
「え?どういうことですか?」
「一つ、最初にくじを引いていたと思うけど、あんなものは子供だましよ」
言っている意味が解らない。子供だましもなにも、ただのグループ分けのためのものではないか。
そう、”偶然”皆がBブロックに固まって、”偶然”イースはチャンプのいるAブロックにいっただけの話だ。
200:3/3
06/12/31 23:08:18 rHjtuvVl
「でも、たかがくじ引きですから子供だましもなにも」
「あれは元々相手の力量を見て決められているの。中に入っているのは真っ白な紙で、取り出す瞬間に文字が書き込まれるのよ」
「へぇ~……って、ええ!?」
「素人とプロの戦いなんて、最初から結果が見えて面白くないでしょ?主催者側が見世物として面白いように手を加えているのよ」
「そんなの……それって!」
「当たり前のことじゃない?所詮見世物である以上、観客を喜ばせなくてはならない。大体の場合は筋書き通りに進められるものなのよ」
涼が押し黙る。そもそも反論のしようがないではないか。賞金を目当てに働き、報奨を得る。世の中において至極当たり前のシステムだ。
つまり、主催者側としてはその金額分は貢献してもらわないといけない。それだけのことだ。
「そして、もう一つ」
ふと、視線をステージに向ける。その瞬間!
ガ キ イ ィ ィ ン !
「「「うおおおぉぉぉぉぉぉおおぉぉぉぉおぉ!!」」」
客席からは一際大きな歓声。そして視線の先には、少女が見るにはあまりに凄惨な光景。
「!」
「参加者の中には、主催者に雇われた『ジョーカー』がいるのよ。一種の虐殺ショーね」
「そんな……戦闘続行不可になったら終了だって!」
「そうね。あの斧で叩き割られる直前までは戦闘続行可能で、今は不能。まったくルール通りの状況だわ」
「……」
「貴女はタオルでも用意しておきなさい。喉を潰されたら、自力でギブアップ出来なくなるんだから」
<なんということでしょう!斧が振り下ろされたと思った瞬間!やられていたのはアクサス選手だった!>
「な……あ……!」
「遅すぎるな。力も弱い。先程の体当たりで骨の数本はやれないようじゃたかが知れてる」
その場にあったのは、何事もなかったかのように立ち尽くすバルディスと、胸の辺りから二つに分かれたアクサスの姿。
<どういうことでしょうか、解説のシッターカさん!?>
<ハイ、アレですねアレ。斧を振り下ろす瞬間に避けて背後に回ったんじゃあないでしょうか、ハイ>
<え、あの一瞬でですか!?何がおきたのか、全然見えませんでしたよ!?>
<ハイ…えー…あれは…まあ細かい事はいいじゃないっスか!>
「た、助け……まだ、死にたく……」
「てめえの好きな神にでも祈りな。それで助かるんならな!」
<ここで担架が到着、しかしアクサス選手、コレはもう……>
涼は、何も言えなかった。