07/01/11 19:19:06 NaN15cMn
アホ｢おぅいジョッシュー！
包帯の予備ってどこだっけー？｣
助手｢包帯？怪我でもしたのか？｣
アホ｢んー、正確にはヴィンデルが。
何でも部屋でスッ転んで動けなくなっちまったんだとさ｣
助手｢…何やってんだ、あの人は…｣
レモン｢あら、ヒトゴトだなんて油断してたら、明日は我が身…よ？｣
助手｢…どういうことです？｣
レモン｢ほら、大掃除の時、所々床のワックスを塗り直したじゃない？｣
助手｢…まさか｣
レモン｢そ。今館内は平均気温が氷点下近くまで下がってるの。｣
アホ｢つまりワックスを塗ったトコはスケートリンク並にツルッツルなんだな、これが｣
助手｢あの…ちなみに何処のワックスが塗り直されてるかってのは把握できてるんですか？｣
レモン｢残念ながら、NON、よ｣
助手｢なっ……｣
看護兵｢レモン様、アクセル隊長！！大変です！！｣
アホ｢ん？どったの血相変えて。
もしかしてヴィンデルもうお星様んなってた？｣
看護兵｢い、いえ…
私を含め数名でヴィンデル様の御部屋に向かったのですが…えぇと、ヴィンデル様の御部屋の前は数十メートルほど上り坂になっておりますよね？｣
アホ｢…あ゜｣
看護兵｢我々も幾度と無く挑戦したのですが、思いの他滑って誰も頂上(=ヴィンデルの部屋)までたどり着けず、怪我人まで出してしまう始末…
このままではヴィンデル様が……！｣
アホ｢あー、分かった、分かったから泣きなさんなって…｣
助手｢…ラキに出歩かないよう言っとくか…｣