06/12/11 22:09:17 0lHJYH+R
ワカメ「すまない、ジョシュア。少し相談があるのだが」
助手「いま料理で急がしいんですが、アクセルやレモンたちじゃダメなんですか? 他にも壁に向かって話すとか」
ワカメ「さすがに当人たちに面と向かっては相談できん」
助手「アクセルやレモンのことですか」
ワカメ「うむ。レモンはW17をアクセルにけしかけてなんとも思っていないのか、と」
ラキ「どうして不思議なのだ? 私はジョッシュを好きな人が増えると嬉しい。レモンは違うのか?」
ワカメ「そうではない。そう、例えばジョシュアが他の女を好きになったことでおまえのことを好きではなくなったら……」
ラキ「ジュッシュは私のことが好きだ。私たちの精神は繋がってしまっているのだから、ジョッシュに尋ねるまでもなくそれはわかる」
助手「………………」
ワカメ「違う。仮定の話をしているんだ。そうなりはしないか、と考えないか」
助手「いや、案外それで正解かもしれませんよ」
ワカメ「なに? どういうことだ」
助手「何か特別な装置がなくても、アクセルの気持ちをわかっているってことですよ」
ワカメ「なるほど。……しかし、それでは当て馬にされたW17が人形ながら哀れであるな」
助手「それもきっと、Wシリーズの生みの親として、子供たちをアクセルに愛して欲しいんじゃないですか? 手段と行動があれですが」
ワカメ「……むずかしい女だ」
助手「ただの当て推量ですよ。本心は彼女のみが知る」
ラキ「話はよくはわからないが、人の心とは人にとっても理解しづらいのだな。ならば私はジョッシュの心を知れてとても幸福ということか」