06/12/22 20:53:45 AD2MLSRI0
香澄「やいっ!リョウサカザキ。今日という今日は父様の居場所をしゃべってもらうぞ!」
亮「やれやれ…。知らないと何度も言ってるだろ?」
香澄「問答無用!たぁー!!」
亮「うおっと。仕方ないな。」
亮「よーし、一本…だな。」
香澄「くぅぅ。また負けた…」
亮「そんなに落ち込むな。お前もずいぶん強くなって、って!泣いてるのか!?」
香澄「…」(ぽろぽろ)
亮「だ、大丈夫か?!(やりすぎたか?)」
香澄「っく、なんで、なんでこんなに意地悪するんだ?
なんで父様の居場所を教えてくれないんだ!」
亮「本当に知らないんだ。信じてくれ。」
香澄「嘘だ!嘘だぁ!!」(ぽろぽろぽろ)
亮「…俺も昔、親父が失踪していた。」
香澄「えっ」
亮「俺が子供だったときおふくろが死んで、それから間もなくだった…。
俺と妹だけの暮らしでな、あのときの寂しさは今でも忘れられない。
お前の寂しさも少しは理解しているつもりだ。だから信じてほしい。」
香澄「 ・・・信じる。あと、嘘つき呼ばわりしたことをどうか許してほしい。」
亮「おいおいらしくないぜ。普段の生意気なお前はどこに行ったんだ?」
香澄「なっ、なんだと!」
亮「ははっ。さてと、体も冷えてきたしもう一本やるか?」
香澄「かかってこい!」