【雪歩】萩原雪歩 深度11m【大勝利】at GAMECHARA
【雪歩】萩原雪歩 深度11m【大勝利】 - 暇つぶし2ch674:>668 良いネタだな。ちょっと借りるぞ
07/09/30 09:21:30 WsaT2H1q0
今週に入って、珍しくノンビリムードが漂う765プロ
先週立て続けになっていた『嵐の様な秋の収録』が終わって忙しさも一息着いた事、ポツポツとオフな娘達も目立ち始めたからだ
当然、ここ打ち合わせ室からもノンビリな雰囲気の声が聞える

「わぁ…、ず…いぶ……んしょ…、こ、凝ってます…んー…ねぇ」
小さな手で、Pの肩を一生懸命揉んだりトントンと叩いたりする雪歩
「お…? おお…け、結構効くな」
「それにしても、大分肩張ってますよぉ…」
「あー、そっか。 俺もここんトコ全然オフ取れて無かったからなぁ…今度、オフ取れる日探してみるか…」
空欄が一つも無いページが暫く続く手帳をパラパラと捲り返し、思案を始めかける

「はい、肩たたき終わりましたぁ。 じゃあ、つ、次は…コ、コ、これですぅ…」
ほんのりと頬を赤くしモジモジしながら、手に持っていた『耳掻き』を雪歩が見せた
「…へ?」
その台詞と耳掻きの意味が理解出来ずに、間抜けな返事をPが返す
「だ、だって…て、定番なんですよぉ?」
どうやら彼女にとっては、肩たたきと耳掃除は切っても切れない定番の様らしい
Pが、雪歩と耳掻きを交互に指差す。それを見て、嬉しそうに頷く雪歩

「ちょ、ちょっと待て。 さ、流石に事務所でそこまでは(ry」
「ダメ…なんですかぁ…? クスン…」
物凄く残念そうな表情と共に、薄っすらと雪歩の目尻に涙が滲んだ
「うわっ! こ、こら、なな、泣くなって!」
「ダメ…ですかぁ…?」
上目遣いに雪歩が再び問いかける。その顔は、問いかけると言うより最早ねだる様な表情に近い
「うっ…」

Pの本陣が陥落するまで、あと2秒も必要無かった


「はい。今度はこっちの耳ですぅ」
ニコニコとした表情の雪歩と、嬉しそうな声。その顔は、何時もは見られないとても魅力的な表情をしていた
( 何か、やけに嬉しそうだな…? まぁ、いいか…泣き顔よりはこっちの方が )
大人しく向きを変え、雪歩の太腿に再び頭を預ける
( あー、でも気持ち良いな…何と無く眠くなって来るよ。 おまけに雪歩の膝枕柔かくて… )
耳掃除の気持ち良さと雪歩の膝枕の柔かさに、思わずウトウトとした眠気にさそわれる

「でもさ、何で耳掃除が…肩たたきと定番なんだ?」
「え…? だ、だって…お父さんが、お母さんに肩たたきの後、よく耳掃除して貰ってたから…。」
「ふーん…そっか。お父さんと…お母さん…夫婦仲睦まじいんだ…」
「その時のお父さん…何時もの厳しそうな感じが無くて、とっても穏やかそうな感じなんです
 それに、お母さんもとても穏やかな笑顔で…。だから、私も…私も、あ、あんな、か、感じに…。
 …………あれ…? ぷ、プロデューサー…?」
何時の間にか、スースーと寝息を立ててPが眠っていた
普段からのあの激務だ。心が休まると、身体も自然休んでしまう物なのかも知れない

優しそうな笑顔が雪歩の顔に浮かんだ。母親が見せた『あの表情』と同じ笑顔が
「フフ…。だから、私も何時か……何時か、プロデューサーと…」

雪歩の顔が、Pの頬にユックリと重なっていく…


小鳥が、2人に気付かれない様にソッと扉を閉めた
去り際に、傍に掛けてあったホワイトボードに目立つ様にサラサラとペンを走らせると、クスリと小さく微笑みそれを扉に掛けて行く
そのボードには、こう書かれていた

『 使用中 13:00~終日   【 注意!!】 重要打合わせに付き、関係者以外立入禁止!!』


グッド・コミニュケーション(?)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch