【好きになって】萩原雪歩 深度10m【よかった】at GAMECHARA
【好きになって】萩原雪歩 深度10m【よかった】 - 暇つぶし2ch459:名無したんはエロカワイイ
07/09/10 02:35:03 adPP4PHJ0
雪歩のバースデーパーティー

「おはようございますープロデューサー」
「おはよう、雪歩。今日の調子はどうだ?」
「はいー今日は駅の階段1回も休まずに登れましたー」
いつもの朝の挨拶、これは調子がいいときの合言葉みたいなもの。
「調子、いいみたいだな、それで今日の予定なんだが…今日は休みにする」
「…ええっ!?な、なんでですかぁ…?」
今日は調子いいのに、レッスンでもなんでも上手にできそうなのに。
「雪歩、今日誕生日なんだろ?誕生日くらいには仕事のこと忘れてもらったほうがいいと思ったからな」
―え?
誰も覚えていてくれないし、誰もお祝いしてくれないものだと思ってた。
なんで私の誕生日のことをプロデューサーは知っているのだろうか。
すごく嬉しくて涙が出そうになって、でもそれを堪えないといけなくて。
「そ、そんな適当でいいんですかぁ…?」と、紛らわせた。
「俺から言わせてもらえば雪歩は頑張りすぎ、あんまり根を詰めてやるのもよくないし
最近は雪歩調子がいいからな、だから今日はゆっくり休んでほしいと思ったんだ」
「あ…ありがとうございます。それにプロデューサー…わたしの誕生日覚えていたんですね、嬉しいですっ…」
「クリスマスイブと同じ日だからな、忘れないよ。ああそうだ、俺から雪歩にプレゼントがあるんだ」
「…えぇ!そ、そんなことしなくても…」
「もう用意しちゃったから。雪歩が好きそうなものを選んだんだけど…」
小さくて、可愛らしい包装紙で装飾された箱を手渡される、意外と軽かった。
「あ、…あ、ありがとうございます!えっと…ここであけてみてもいいですか?」
「いいよ、そんなに高いものじゃないから…期待しないほうがいいけど」
「そんなこと…あ、あけます。」
リボンを解いて包装紙も綺麗に剥がして、取り出す。中身はお茶の葉だった。嬉しい。
それも有名なブランドのお茶。高いものじゃないなんて嘘っぱち。
私の一番の好みのものを覚えていてくれて、それをプレゼントしてくれる。
プロデューサーの心遣いが嬉しくて、また涙がでそうになってた。

「…プロデューサー、ありがとうございます…私、とっても嬉しいです」
「喜んでくれて俺も嬉しいよ、じゃあ雪歩、今日はこれで解散しようか」
「…プロデューサー…、あの」
「…どうした?」
「お誕生日パーティー…一緒に、いいですか?」
「…ああ、午前中で仕事済ませるつもりだからいいけど…友達とかと集まったほうが楽しいんじゃないか?」
ほんの少し考える。もちろん友達と集まるのでも楽しいパーティーになると思うけど、
プロデューサーとパーティーしたほうが絶対に楽しいと思うから。
「プロデューサーとしたいんです!…だめですか?」
「全然駄目じゃないよ、じゃあどこでやろうか」

「あの…事務所のお部屋なんてどうですか?」
「え?…ああ、今日は空いてる部屋はあるけど…少し味気なくないか?」
私の家だときっと、お父さんがうるさいし。
プロデューサーとの思い出がたくさん残ってる事務所にしてもらったほうがいいと思った、絶対。
「そんなことないです…そこでお願いします。
パーティーの準備してますからぁ…お仕事終わったらきてください!」
「誕生日の準備って普通俺がするもんじゃないのか…?」
「プロデューサーのクリスマスパーティーもするんです、だから私が用意します!」
そういいながら私は料理とかの買出しに外へ出る。
外は雪が舞っていた、クリスマスイブに相応しい白銀の景色。
私の誕生日も彩ってくれていると思う。プロデューサーへのプレゼントは何にしよう。
プロデューサーは何が好きなんだろう?
「私がプレゼントとか……あ、なに考えてるんだろう私…」

パーフェクトコミュニケーション

思いっきり時期的におかしいですが、後悔はしていない。
箱○でAランクドーム成功エンド見てきてその勢いで書きました。
感動泣きしてた自分キモス。雪歩視点なのは雪歩に思い入れしすぎたからです。


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