07/09/09 10:11:59 kKoswIOK0
ある日の光景
P「雪歩、今台風が接近してるから記者が身動きが取れなくて取材が1時間程度遅れそうだ」
雪歩「えっ、そうなんですか?ちょっと時間空いちゃいましたね。どうします…?」
P「レッスンする時間も無いな…うーん…あ、そうだ、良い物がある。ちょっと待ってて」
雪歩「あっ、はいっ」
給湯室に向かうPの背中を見送り、相変わらず薄暗い外の景色に視線を向ける雪歩。しばらく経って
P「お待たせ雪歩、外は憂鬱な天気だし、お茶にしようか?」
と言いながら、Pは紅茶ポットと小洒落た箱を持って来た。
雪歩「うわぁっ…!大きい箱ですねぇ。ケーキですか?プロデューサー、これどうしたんですか?」
P「ああ、買って来たんだよ(あずささんがね)。色々種類があるけど、どれにする?」
(あずささんには後で正直に話して、埋め合わせをしよう)
雪歩「えっ、いいんですか?こんなに沢山…!え、選べませんよぅ。。」
P「選べないなら全部食べちゃっていいんだよ?」
雪歩「そ、それは無理ですぅ…ではこれにしますね?」
P「ん、じゃあ紅茶をどうぞ。」
周囲は風と雨の音に包まれ、しばらく雪歩と紅茶を飲みながら窓の外を静かに見つめていた…
雪歩「プロデューサー…私、こういう台風の日って怖いですけど、実は良い事もありますし…
そんなに嫌いじゃないんです…」
P「ん?それはどうして?」
雪歩「え…っと、台風が通り過ぎると空気が澄んでますし、幻想的な景色も見れる事があるんです…」
いつの間にか雪歩の横顔を見入っている自分がそこに居る…
雪歩「それに…こうしてプロデューサーとの時間を過ごせましたし…」
不意に雪歩と目が逢った瞬間、雪歩は現実に引き戻され、自分の言った台詞を思い出し、みるみる顔が真っ赤になってゆく
雪歩「こっ、ここれはっ!何でもっ!え、う嘘ですぅ…」
雪歩の告白は偶然聞こえなかった振りをして窓際に移動して空を見上げるP
P「台風も悪くないもんだな、さて!休憩はお終い。これからも頑張ろうな、雪歩」
雪歩「は、はいっ!」
天気は相変わらず悪いが、雪歩の笑顔は太陽のように輝いていた
(パーフェクト・コミュニケーション??)
最初は千早スレに投下しようと書いてたのに気付いたら雪歩のになってたw