【好きになって】萩原雪歩 深度10m【よかった】at GAMECHARA
【好きになって】萩原雪歩 深度10m【よかった】 - 暇つぶし2ch291:名無したんはエロカワイイ
07/09/07 19:39:35 2nMDW+hr0
①+②

トントンと、まな板と包丁がリズミカルな音を立てている
目覚めると同時に、味噌汁の良い香りが辺りに広がっていた
「…んぁ…?」
昨晩、何があったか一瞬思い出せない
が、台所に立つ雪歩の後ろ姿を見て、すぐさま情景が蘇る

「…あ、そっか…昨日は雪歩と…」
「あ、おはようございます。プロデューサー
 き、昨日は…そ、その…」
赤くなって、モジモジしながらPに向かって話す
「ん? あ、ああ…
 あんなに酷い嵐の夜なら、一人じゃ心細いだろ? 気にしなくて良いよ」
「は、はい。すみませんでしたぁ…
 そ、それじゃ朝ごはんもうチョッと掛かるので、待ってて下さいね」
「うん。じゃあ、眠気覚ましにコーヒーでも飲んで待ってるよ」
又、トントンとまな板が音を立て始める

「へぇ…料理姿が、随分サマになってるな…
 きっと雪歩なら良いお嫁さんになるだろうなぁ…あ、何か婿になる男が羨ましいぞw」
独り言を零しながら、苦笑いするP

「き、きゃぁあぁぁああああああ!!!」
突然、Pの思案を打ち破る雪歩の悲鳴と、食器や金物が奏でるやかましい音
「ど、どうした!?」
見ると、おひつや味噌汁のナベが盛大に床にひっくり返っていた
「う…うう…、つ…躓いた拍子に…折角プロデューサーに食べて貰おうと思った
 朝ごはんが…う…う…ふ、ふぇ…ふぇーん…」
「あ、こ、こらこら! そんな事で、泣かない泣かない
 なら、もう時間も微妙だし、一緒にパンで朝食すまそう?な?」
「ふぇ…で、でも…でもぉ…、ふぇーん…」
大きな瞳から、涙をポロポロと零して泣きじゃくる雪歩

「はぁ…しょうがないな…
 じゃあ、雪歩が一緒に食べてくれるおまじないしちゃおう」
「え?」
雪歩の頬に、一瞬柔かい感触
「え? あ、う…?」
「な?効くだろ?このおまじない
 女の子には、とっても効果テキメンなんだ」
はにかみながら、照れくさそうに話すP
「はう、はうぅぅうう…」
何時の間にか、真っ赤になって狼狽する雪歩
( きゃー! ま、又、ぷ、プロデューサーにキスされちゃったですぅ! )

「お、おい雪歩…?」
( も、もうコレは、か、神様が愛の手を私に差し伸べてくれてるんですぅ! )
何処となく、あっちにイってる様な雪歩を必死に呼び戻そうとするP

「雪歩!雪歩ってば!」


その後、2人で遅刻しそうになった事は…押して知るべしである


グッド・コミュニケーション(?)


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