07/05/27 23:40:59 +7YOp6ka
ホントに２４時間後（実際所要時間は3時間ほどだが）でＳＳ書いた俺、参上。
長ったらしくて素直にごめんなさい。多分４～５レスかかる。
「･･････････････」
どうにも居心地が悪い。手持ち無沙汰というか。
私の誕生日を皆で祝ってくれるという事でツグミはケーキ作り、
イルイは部屋のデコレーション、セレーナはスレイとエルマと一緒に買い出し。
かくいう私はと言うと･･･何もしていない。
決してサボっているというわけではないんだけど、
ツグミの「主賓は大人しくテレビでも見てなさい」の一言で今に至る。
とはいえ、皆が色々してる中で一人だけ何もしないにも気が引ける。
「イ、イルイ～？私も何か手伝い････」
「アイビスは今日の主賓なんだから、大人しくしてなくちゃダメだよ？」
「ごめんなさい」
こんなことならスレイ達についていくべきだっただろうか。
「ツグミ、ちょっと出かけてもいい？」
「いいけど、あと少ししたら準備が全部完了するわよ？あんまり遅くなっても･･･」
「ちょっと近くを散歩するだけだから。ちゃんと帰ってくるよ」
後悔しても今更なので、外の空気を吸いにいく。
休日だけど随分人が少ない。近場のベンチに座り、ボーっと空を見上げる。
こうやってこうしていられるようになるまで色々あったっけ。
プロジェクトＴＤに加入してアストロノーツになるために頑張って、
大事故起こして自暴自棄になって周りに散々迷惑かけて･･･
それでも私は今こうしてここにいる。
改めて思うと、私がこうやっていられる事は一種の奇跡かもしれない。
もしツグミが支えてくれなかったら、もしイルイに出会わなかったら、
もしスレイいてくれなかったら･････
私はどうなっていたんだろう。ロクでもない事になっていそうだ。
だからこそ私は感謝している。神様なんているのか分からないけど、
もしいるのだとしたらすごく感謝してる。
今こうしてここにいられる事に････