06/12/24 03:04:37 shxK7lXl
ﾛｸｻｽ「ｻﾝﾀｸﾛｰｽって何だ？」
ｱｸｾﾙ「知らないのか？ ･･･てか、記憶自体がないんだっけか。ｻﾝﾀｸﾛｰｽってのはｸﾘｽﾏｽ･ｲﾌﾞの夜に煙突からこっそり入ってきて、
子供達にﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを置いて行く赤い服着たじーさんだ。記憶したか？」
ﾛｸｻｽ「あれ、ﾗｸｼｰﾇは血色の服を着て子供達の寝込みを襲う刺客だって言ってたけどな。」
ｱｸｾﾙ「あの女の言う事を真に受けるな！ そんな血生臭いｲﾍﾞﾝﾄがあるかよ！！」
ﾛｸｻｽ「まあ、それはさておき･･･その慈善事業家のご老人の対象条件は『子供』なのか？」
ｱｸｾﾙ「お前も少しずつ可愛くない言い方するが、その通りだ。ちゃんとﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを贈る子供のﾘｽﾄも作ってるらしいぞ。」
ﾛｸｻｽ「･･･その情報はどこから？」
ｱｸｾﾙ「去年ｾﾞﾑﾅｽがﾊﾛｳｨﾝﾀｳﾝの隣町に住み込みで調べてた。記憶したか？」
ﾛｸｻｽ「暇だったのか、指導者。･･････ﾃﾞﾐｯｸｽも貰えるのか？」
ｱｸｾﾙ「精神年齢だけ子供でもｱｳﾄだ。まあ、うちの組織の中じゃお前ぐらいしか･･･」
ﾛｸｻｽ「･･････そもそも『存在しない者』がﾘｽﾄに載ってるものなのか？」
ｱｸｾﾙ「･･･。（◎д◎）ｱｯ！！！！」
ﾛｸｻｽ「･･･載ってないんだろうな。載ってるわけないよな。うん、そうだと思ったよ。がっかりなんてしてないさ。俺はﾉｰﾊﾞﾃﾞｨだし･･･。」
ｱｸｾﾙ「ご･･･ごめんよﾛｸｻｽ、変な事を言っちまって･･･。」
ﾛｸｻｽ「気にするなよ、話を振ったのは俺だ。それに悲しくなんかないさ･･･俺はﾉｰﾊﾞﾃﾞｨだし･･･。」
ｾﾞﾑﾅｽ「どぅぉぉしたｱｸｾﾙ、急に特注のｺｰﾄが欲しいなどと･･･。」
ｱｸｾﾙ「いいから、赤いｺｰﾄを作ってくれ！ ｻﾝﾀみたいな感じで･･･いや、むしろｻﾝﾀな感じで！ 記憶したか！！？」
ｾﾞﾑﾅｽ「んー･･･私の予備のｺｰﾄなら貸せるが･･･」
ｱｸｾﾙ「あれのどこがｻﾝﾀだよ！？」