06/12/24 13:58:20 JAvlnkBE
フェア「でも、あなたが獣皇をぶっとばしたのには驚いちゃったなあ。ちっちゃくてもやっぱり、竜の子ってことなんだね」
コーラル「うん、ボク・・・ニンゲンの子とは違うから・・・。見た目、だけで違うから・・・」
フェア「コーラル・・・」
コーラル「だから、ボクのこと無理して守るとか思わないで。守る必要、ないから。ボク、自分で戦える。だから・・・」
フェア「それはダメよ」
コーラル「・・・どうして?」
フェア「竜とか、人間とかそういう以前に、あなたは、まだ子供なんだから」
コーラル「!」
771:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 13:58:55 JAvlnkBE
フェア「ミントお姉ちゃんから聞いたんだけどね。あなた、自分から敵の前に出ていこうとしたんだって?」
コーラル「・・・・・・」
フェア「責めてるんじゃないの。でもね・・・その時、あなたが言っていたことが気になったの。迷惑をかけたくない・・・って」
コーラル「・・・っ」
フェア「ねえ、もしかしてわたしたちに引け目を感じてるの? 自分がここにいるせいで、迷惑をかけていると思ってるから、だから、わたしたちと距離を置こうとしているんじゃないの?」
コーラル「違う・・・そんなこと・・・ボクは・・・。・・・っ!!」
フェア「ちょっと待って!? コーラルっ!?」
やっぱり・・・そうだったんだ・・・
772:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 13:59:41 JAvlnkBE
コーラル「・・・・・・」
フェア「コーラルったらまだ寝てなかったの?」
コーラル「・・・・・・」
フェア「ちょっと、ちょっと! 貴方のベッドは上だよ、こっちは・・・! (この子・・・おびえてる・・・)」
コーラル「・・・(ぎゅうっ)」
フェア「そっか・・・今日の敵はいつもと違っていたもんね、こわくなっちゃうのも仕方が・・・」
コーラル「違う・・・」
フェア「え?」
コーラル「こわかったのはアイツらじゃない。本当にこわかったのは、こわかったのは・・・」
フェア「ちょっと、コーラル?」
コーラル「・・・っ!」
今は、なだめて落ち着かせるしかないか・・・
773:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 14:01:39 JAvlnkBE
コーラル「キカイのカラダ・・・見てられなかった。悲しくて・・・つらそうで・・・」
フェア「わたしもだよ・・・。そういう目で見たらいけないってことはわかってるけど、どうしても、つらくて目を背けたくなってばかりで・・・」
コーラル「仕方ない、かと・・・」
フェア「それでも、見られた相手が傷つくことに変わりはないもの」
コーラル「・・・・・・改造、されるのかな。ボクも・・・」
フェア「!?」
コーラル「絶対、言うことなんか聞くつもり、ないから。きっと・・・あんなふうに・・・」
フェア「させないわよ!? そんなことは絶対にわたしがさせない!」
コーラル「信じてる・・・。でも・・・こわいし、つらい。そのために、みんな傷つくの・・・」
フェア「コーラル・・・あなた・・・」
コーラル「・・・(ぎゅっ)」
フェア「心配しなくたっていいんだよ。あなたも、あなたが大切に思う人たちも、まとめて、わたしが守ってあげるから! そうよ!! 絶対に守ってみせる! 絶対に・・・」
コーラル「フェア・・・」
でもね・・・約束してくれるたび不安になるよ・・・
そのせいで、一番大切な人が傷つくの知ってるから・・・
774:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 14:05:06 JAvlnkBE
リューム「……」
フェア「リュームったらまだ寝てなかったの?」
リューム「あ、うん…。あのな…」
フェア「?」
リューム「今日だけ、一緒に寝てもいいか?」
フェア「ど、どうしたの? いったい、どういう風の吹き回し?」
リューム「う、うるせえっ! たまには、そういう気分になるんだよ!」
フェア「はいはい…わかったから、早くベッドに入りなさい」
(画面薄暗くなる)
フェア「きゃっ、ちょっと? しがみついたりしたら苦し…!(この子…おびえてる…)」
リューム「…っ」
フェア「そっか…今日の敵は、いつもと違ってたもんね。こわくなっちゃうのも仕方が…」
リューム「そうじゃねぇよッ!」
フェア「え?」
リューム「こわかったのはアイツらじゃねえ。本当にこわかったのは、こわかったのは…」
フェア「こわいことを無理に思い出したりしちゃダメだよ!」
リューム「けど…っ」
フェア「だいじょうぶ。わたしが、こうして側についてるんだから。だから、目を閉じてゆっくりと体を休めなさい…」
リューム「う、うん…」
守ってあげなくちゃ こんなに不安がってる このコのことを…
775:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 14:06:51 kKFQPikK
ウザイ
776:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 14:36:36 j6C8ket2
これは嫌がらせってやつか?
どうせwikiの転載なんだろうけど
777:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 14:55:24 JAvlnkBE
この日の朝は起きた時から何か違う朝だと感じていた・・・。
まさか、その通りになるだなんて誰が予測できただろうか?
~ 疑問?疑問!!かと ~
「そういえばさ、コーラルって結局どっちなの?」
「はぁ?何が?」
朝一番にリシェルが突拍子のない事を言い放った。
「だーかーらーあの時、コーラルが卵から孵った時にあんた、わからないって言ったじゃない。」
「ん、あぁ、確かに言った。」
「んで、結局のどっちなのかなーってね?」
「ふむ・・・今もわからないんだけど・・・」
「えぇーーっ!?!?!?まだ、わかんないの!?一緒に部屋で寝てるのに!?」
「逐一声が大きいのは勘弁してれ、近所迷惑だ。」
「迷惑する近所もいないのに?」
「ぐっ・・・」
「姉さん、確かに声が大きいよ。」
「何よ、ルシアンはコーラルの性別がどっちか気にならないの!?}
「いや、それは気になるけど・・・」
「なら、黙ってなさい。」
リシェルの一括で黙り込んでしまうルシアン。
「いまさらだな?コーラルの性別が気になるだなんて。」
「あんだはどうなのよ!!」
なぜか怒気が頭までのぼってしまったようで滑らかな発音じゃなくなってきた。
「まぁ、気にならないと言ったらそれは確実に嘘になるな・・・。」
「でしょ?」
「でも、確かめようがなくないか?直接本人に聞くのも失礼な気がするし・・・」
「じゃあ――
1、御使いの誰かに聞く
2、コーラルを監視してどちらのトイレに入るのか確認する。」
778:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 15:00:21 JAvlnkBE
>>776
URLリンク(negy.client.jp)
779:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 15:05:46 JAvlnkBE
URLリンク(samonai.s4.x-beat.com)
780:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 15:15:41 JAvlnkBE
URLリンク(samonai.s4.x-beat.com)
781:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 15:59:09 stgfbAc3
3、自分で確認する
782:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 17:31:28 /tK+vpON
>>779>780
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
783:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 17:34:20 xkFywI9Y
おや?コーラルのようすが・・・
784:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 18:05:29 U85xmpCa
785:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 19:12:47 3s8Gejvx
おめでとう
今、オレのところでコーラルは至竜に変化した。
786:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 19:58:13 JAvlnkBE
サモンナイトの萌え画像スレPart20
スレリンク(ascii2d板)
787:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 20:02:37 GDTCIpRC
>>777
3 一緒にトイレに入る
4 悟空よろしくパンパンする
788:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 21:12:16 JAvlnkBE
>777
~ 疑問?疑問!!かと その2 ~
その夜、ライの部屋にて一同が集まる。
「・・・で結局どうしたの?」
「姉さん、もういいじゃんそんなこと。人のことなんだし。」
「何よ、ルシアンだって妙~に露出をきらう服ばっか着てるじゃん。
あ~もしかして。」
「違うって、てか姉さん知っててそういう事いうし・・・」
「・・・確認したんだ今日・・・思い切って」
ライはそっとうつむいて静かに話し始めた。
「結局、あれからさ何も考えられなくなって直接聞いたんだ。」
「えぇーーっ!?!?!?いきなり聞いたの!?普通する!?」
「逐一声が大きいのは勘弁してれ、近所迷惑だ!しかも夜だぞ。」
「朝も言ったけど迷惑する近所もいないのに?」
「ぶすっ・・・」
「姉さん、声が大きいって。」
「何よ、ルシアンはコーラル性別どっちか気にならないの!?}
「いや、それは気になるけどべつに知ったところで・・・」
「なら、黙ってなさい。」
リシェルの一括で黙り込んでしまうルシアン。
「で、!?何て言ったの!?」
「あぁ、コーラルさぁ男だっけ女だっけ?って」
「・・・・・・。何それ!?」
「それじゃ・・・失礼だよ。怒ったんじゃない?」
「いや、ちゃんと答えてくれたぞ。」
「で!?結局どっちなの!?男の子!?女の子!?」
「姉さん、声が大きいって・・・」
「じゃあ言うぞ、コーラルはな、Эйёだけど・・・って答えたぞ。」
「ふーんそうなんだ。なーんだつまんないの。」
リシェルは文句を言いながら部屋を出て行く。それをなだめるようにルシアンも部屋を出る。
「姉さん・・・ひどい。」
「てか、ふつう分かるじゃん。聞かなくても。」
ライはいつかのように、布団に入り込まれた時の事を思い出した。
「あの感触は、やっぱりそうか――
1、コーラルは想像した通り♂であった
2、コーラルは想像した通り♀であった
3、想像した通りふたなりであった
4、竜だからそんなものはないよ
789:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 22:12:18 xkFywI9Y
なるほど、♀だったのか。
790:名無したんはエロカワイイ
06/12/24 22:24:35 FBUMQ2GQ
>>789
ライが??