06/05/20 17:52:56 yaRpBY4Z
竜宮礼奈が7才の時 礼奈の両親は結婚10年目にして「離婚」した
母親の説明は公平ではなく誘導的であったが・・・父親はただ黙っていた。
母親に甘えたい年頃なのだ・・・母と暮らすのが自然なのだろう・・・
母「母さんといっしょに来るわよね?」
レナ「私、お父さんといっしょに暮らす」
父「・・・・・!!」
母「なんですって?礼奈!?もう一度よく考えて!
お母さんのほうが好きでしょう?」
レナ「私はお父さんといっしょにここに残る・・・」
母親は娘の意思の強さに当惑した・・・しかし頭の片隅では納得もしていた・・・
娘は本能的にこの離婚で真にダメージがあるのは父親の方だということを知っており・・・
母は泣いてはいたが都会にいってもきっと過去を忘れ元気にやっていける・・・
だが父は・・・彼のような男は過去を引きずってきっとダメになってしまうだろう
『いっしょにいてやらなければならないのは父のほうなのだ』
それが娘、礼奈の生まれた時からの性格だという事を母は知っていた。