07/02/12 23:52:17 AesxNs5R
TIPS テントにて
ピピピ…!無線が音をたてる。
『スネーク、手酷くやられたようだな?』
テントの前に座り込み俺は傷の手当てをしている。
『ああ…。大佐、彼女のトラップワークはグリンベレーの教官以上だぞ?』
焚き火がパチンと音をたてる。
『そうだろう、そうだろう。ところでスネーク。今回のミッションは僅かだが、異国の地にスニーキングする君の為にビールを用意した。心尽くしだ。』
『ビ、なんだって?』
『ビールだスネーク。では、幸運を。』
『!』
荷物を紐解くと段ボールに紛れて、中国の古典だろうか?
麒麟の絵が書いてあるビール瓶が数本。
焚き火であぶられて芳ばしい匂いを放つ豚肉、冷えた麦酒。
スニーキングミッションにしては上等過ぎる食卓だ。
そのとき、
『みー』
『一人で飲むにはもったいない良い夜なのです☆』
『ザ・メディウムか。』
671:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/13 00:13:40 bMYj3nZ9
意外な来訪者。
気配すら感じさせずにあらわれた、少女。
『驚いて、いるのですね?』
確かに、俺は気配すら感じなかった。包帯を巻きながら無愛想に返す。
『まぁな。』
『みー♪僕も麦泡茶いただきなのです☆』
見た目は十歳程度の少女だが、実際は百を越えているらしい、彼女。
手元のビールの蓋を開けて差し出してやる。
『みー♪良く冷えていて美味しいのです☆』
実に旨そうに紙コップを開ける。
傷の手当もそこそこに、俺は一番気になっていたことを切り出した。
『あいつはどうなった?』
『お注射も効いて今は寝ていますのです。グーグーなのですよ☆』
『そいつは良かった。』
安堵の溜め息をはきだし、頃合いになった肉の串に手をかける。
少女の雰囲気が変わった。
『スネーク。これから貴方に訪れるのは更なる困難。悲劇か、喜劇か。それを決めるのは貴方と、生徒たち。』
『大丈夫だ。俺が教師である限り、圭一達に悲劇は起きない!』
俺が守る。守ってみせる。
『頼みますよ。』
少女の、梨花の声が響いたかと思うと姿は消えていた。
『やれやれ。』
俺は煙草に火をつけた。
夜は更けていく。
672:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/13 08:19:53 dOStqJyn
>>671
GJ!! キ〇ンビールw
673:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/13 10:22:02 bMYj3nZ9
酔った勢いで携帯から書いてみました。
全然校正してないから、脈絡が無い!
スレ汚し申し訳ありませんでした。
674:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/14 21:15:05 2oyC0FRx
GJ
675:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 03:05:39 Od3sSJK1
TIPS:酔い醒まし編
目の前に圭一が立っていた。涙を溜めた目で俺をじっと見つめている。
「…圭一…? どうしたんだ…?」
「俺は…、俺は…、何て事をしてしまったんだよ… 何て事を…うぁあぁあぁぁぁ…」
圭一は俺にすがりついて声を上げて泣きだした。
「ど、どうしたんだ、圭一…? おい、いったい…?」
脇から梨花が進み出てきて圭一に話し掛けた。
「…圭一は、…覚えているのですか? スネークを殺した事を…」
なにッ?
「そうだ!! 俺が…殺したんだ!! この手で… 悟史のバットで力一杯…
血がいっぱい出て… そして… そして…」
なんの話だ、これは? おい…?
圭一の背後から、同じように目に涙を溜めた魅音とレナが現れた。
「思いだしたよ、おじさんも… ああ… どうして、どうして今まで忘れてたんだろう…?」
「レナも思い出したんだよ…! スネーク先生はね、レナに何度も何度もナタで打たれて、
腕が折れて額も割れているのに… 両手を突き出して、こう言ったんだよ…
『俺を、信じろ…』って… なのに、なのにレナは…!」
おい…! この俺がそう簡単に誰かに殺されるなんて…
気がつくと詩音と沙都子まで俺の手にしがみついて泣いていた。
「お姉、私も思いだしました… 私、なんてことを…!
私は… スネークさんを地下室でひどい拷問にかけて…
生爪を剥いで、五寸釘を打ち込んで… それに井戸の底に力一杯…!」
「わたくしは先生を、裏山のトラップゾーンに追い込んで… そして瀕死の重症を負った先生を…
吊り橋に追い込んで、そこから突き落としましたの…」
ちょっと待て! 俺はいくつの世界で誰に何回、誰に殺されたというんだ?
676:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 03:07:43 Od3sSJK1
「気付いた。こんなにも今頃になって、俺は気付いたよ。思い出したんだ!!」
「そうだよ! ここじゃない別のよく似た世界で! おじさんはなぜかスネーク先生に疑心暗鬼を持って…
殺してしまったんだよ…!!」
「スネーク先生はわたくしたちに救いの言葉をかけていたはずでしてよ!
なのに、どうしてわたくしはそれに耳を傾けられませんでしたの? うわあああああ~~ん!!」
彼らの目からこぼれるのは、取り返しのつかない悲しい事をした悔悟の涙だ。
「すまなかった、本当にすまなかった… わかんなくてもいい… わかんなくてもいいから…
聞いてくれ… カロリーメイト… うまかったぜ… 本当にうまかった…」
「レナはね… 先生のこと、二度と疑わない…!! 二度とだよ! 絶対にだよ!!
だからスネーク先生、あの日のレナを許してほしいかな? かな?」
「先生が命を賭けてくれた事を私は知ってる… だから、いつか先生に何かの不幸が訪れたら、
おじさんが絶対に命を賭けて助けるよ! 絶対! 約束するよ!」 (;3;)ノシ
落ち着いているのは梨花だけだった。
だが彼女の唇から出る言葉は誰のものよりも俺の理解を越えていた。
「…圭一を、許しましょう。レナを。魅音を。詩音を。沙都子を許しましょう。
みんなは、自分で自分の罪に気付きましたのです。
それはとても偉くて、普通ではあり得ないことなのです」
梨花! 何を言ってるんだ? 俺はちっとも分からないっ!!
677:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 03:08:14 Od3sSJK1
「スネークはみんなの偉さが分からなくて、それを許してあげることはできませんのです。
でも、ボクにはそれを許す事ができます。ボクには、みんなのすごさがわかるのです。
私はこれが奇跡であることがわかる。だってこれはありえない事なのだもの。
きっとこの地上に具現するどんな奇跡すらもかすむほどのもので、信じられないくらいに尊いもの。
私はもう一度あなたたちと共に戦おう。何度でも戦おう。
奇跡が起こせる事を信じて… この先の未来に至れるまで、何度でも…」
いったい何が起きているんだ!!!
向こうから警視庁公安部の赤坂と興宮署の大石が、知恵先生とカメラマンの富竹を伴って
こっちに走ってくるのが見えた…
知恵先生を除けば面識がなく、名前も顔も知らない奴ばかりだが、俺はなぜか彼らが何者なのか分かった。
全員、目に悔悟の涙を溜めて、俺にすがりついて許しを請うつもりなのが瞬時に分かって、
俺は慌ててその場から逃げ出した。
力一杯悲鳴を上げながら…
「うわああああああ~~~~ッ!!!」
誰か… 真相を教えてくれ…
それだけが… 俺の望みだ…
目を覚ました俺は全身びっしょり汗まみれだった。
どんな夢を見たのか、どうしても思い出せない。とにかくひどい悪夢だった…
テントの隅に転がる、麒麟の描かれた数本のビール瓶に気がつく。
テントの外に出て、タバコに火を付け、紫煙を深々と吸い込みながら、
馴れないものは呑むもんじゃないな、としみじみ考えた。
間もなく夜明けだ… 今日も教師の激務が始まる。
678:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 03:10:05 kOCij16g
>>675-677
やったなスネーク
679:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 07:12:36 4M6WT8+O
これはいいTIPS!
GJでした!
680:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 12:56:39 IdTpAEK5
GJ
681:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 17:46:45 tfVCPcnZ
GJ過ぎるな
682:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 22:25:31 qqCJIEEx
レナが「気づかない」で殴り殺しちゃったカケラがある、ってのは
ちょっと引っかかるけど・・・
あと、言いたか無いけど罪滅しからパクりすぎじゃないか?
まぁGJ
683:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/15 23:19:33 UVR3EdPh
いや、カケラがどうとかって言うかネタだろ?
684:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/17 14:41:58 17DfNYlR
スネークの狼狽ぶりにワロタW
685:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/17 18:26:17 /hxcgG26
明日、みんなでリアル雛見沢行こうぜ!!!!!!
686:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/17 20:05:22 jt0vBfI3
>>685
何処にあるんだ?
687:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/17 20:50:35 +hJQevV9
モデルとしては岐阜県白川郷。
ちなみに岐阜には白川村と白川町があるけど合掌造りがあるのは白川村な
688:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/17 23:50:32 jt0vBfI3
>>687
ありがと
行ってみたいが遠い遠すぎる
689:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 10:19:15 RPZ/Cz0e
雷電「スネーク!!騙したなぁ!誰もいないじゃないかっ!」
雷電の叫びは中東の砂漠に消えた。
雷電「スネ―――ク」
690:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 13:24:15 H9wkIqoI
ちょwwwwwww雷電どこいってんだwwwwwwwwww
雷電カワイソス・・・
691:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 14:17:14 RPZ/Cz0e
「こちらスネーク、大佐、雷電が次の舞台はどこだとうるさかったから
中東て言ったんだが・・・何かまずい事になったか?」
「いや、別にどうでもいいだろう。任務を続けてくれ」
「了解」
雷電「スネ―・・・ク」
692:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 14:47:22 8oydCi4A
>>685
俺は会社の社員旅行で行った
693:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 16:47:37 qKAzs0lV
二年前の雛見沢村……俺達は新型バイブが極秘裏に開発されているという情報をつかんだ
今思えば掘られるべきだった……
694:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 19:25:44 RPZ/Cz0e
「こちら雷電だ雛見沢村に潜入した。って…誰も居ないじゃないかぁ!」
雷電は廃墟と化した村を歩いてると1枚の紙切れが目に入った。
それには『雷電。お前がメインキャラクターになるには100早い!
出直して来い!』
と、書いてあった。そしてその瞬間C4のスイッチが入り村は消滅した。
「スネ―――――――ク・・・」
雷電の叫びは消滅した村に消えた。
695:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 21:53:38 OOmF1rn9
好みかもわからんが雷電はでないほうが雰囲気的にいいかもね
696:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 21:54:42 RPZ/Cz0e
すまない
697:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/18 22:02:01 ZRvvSU9v
>>696
でも雷電のやつは笑いを誘われた
698:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/19 02:47:41 0E8pgrgy
長文は激しくGJだわ!出来れば沙都子編だけでなく他のバージョンのも見てみたい
699:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/19 02:49:10 0E8pgrgy
そしてアニメ化してほすぃ
700:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/19 03:45:22 LwS3HEBQ
>>699
激しく同意
701:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/19 18:26:24 4svjkoYv
同意×1000000000000000000000000000000
702:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/19 18:37:51 wYBj8dVM
スネークが萌え絵になったりするのか!?Σ( ゚Д゚ )
703:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/19 19:07:41 4svjkoYv
いや…それはその……
704:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/19 19:44:36 LwS3HEBQ
>>703
面白ければおk
705:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/20 08:38:28 LeS8vcuE
こちらスネーク・・・かな?・・・かな?
706:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/20 22:29:25 oQxfXOzq
もうGJ作品は誰か書いてくれないのか?
GJ作キボンヌ(′・ω・`)
707:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/20 23:04:50 qMY/QnfG
むしゃくしゃしてやった。今は反省している。
URLリンク(www6.axfc.net)
今までのをアバウトに纏めたオリスクです。祭囃子編がないとプレイできません。
パスはsunehina
708:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 01:00:27 pPBjBnQ1
>>707
GJ!
…なんだけど、スネークが雛見沢に降り立ったときのwaveが再生されないよ
709:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 01:05:54 TXDKaqcP
皆殺し編までしか持ってない俺はどうすればいいですか
710:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 04:23:10 PEajuL59
>>707
文章書いてる一人です。
むちゃくちゃ感動! 導入部の演出もいかにもMGS風でかっこいい!
ありがとうありがとう!
こうやってゲーム画面上で自分の書いたところを読んでみると、前の人の
伏線を継いだつもりが矛盾してるわ、日本語としておかしくなってるわ…
反省する事しきりです。
711:708
07/02/21 05:30:08 pPBjBnQ1
URLリンク(kasamatusan.sakura.ne.jp)
なんかこんなことになるんだが俺だけ?
祭囃子編ってつまりhigurasi8のarkだよな
712:708
07/02/21 05:38:42 pPBjBnQ1
すまん、事故解決した
アホだな俺は…('A`)
713:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 08:17:07 3g6M4m7S
GJ
Readみー☆だ大佐 ←のファイル名見て思い切り吹いたwwww
714:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 08:23:47 xGP4UjY4
>>707
神編集ktkr!すげえ面白かった!マジでお疲れ様です
715:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 10:33:17 D7wwW0vI
反響もらえてうれしいですw
普通のゲームとは立ち上げ方がちょっと違うので、その辺はREADMEを読んでください。
>>710
いつもこのスレの職人さんたちには楽しませてもらってます。
多少前後とかみ合わないところは、梨花ちゃんが「ここは矛盾したものを見る世界」といっているので大丈夫なのですよ。
あまり厳密にしすぎても後の人が書きにくくなるので、ネタスレらしく思うままに書いてどんどん投下してくれるとうれしいですw
>>709
べっ別にあんたのために用意したんじゃないからね!!
でも祭囃子編のネタバレがあるから気をつけてよねっ!!
URLリンク(www.rupan.net)
パス:higurashi
716:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 10:56:14 D7wwW0vI
あ、>>715のは皆殺し編用です。
READMEの文章の「祭囃子編」となっているところは「皆殺し編」と脳内保管してください。カキカエルノワスレテタorz
717:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 10:58:38 MlIkJSmX
すまん。まず最初のところで音楽が読み込めなくてとまってしまうんだがどうすればいい?
718:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 11:05:34 xGP4UjY4
>>717
りーどみーに書いてあるとおりにtuikawavフォルダをwavフォルダに入れるんだ。wavは隠しフォルダだから気をつけるんだぜ。
以下続編投下、6/16(木)デザートフェスタに繋げる予定だぜ。
朝、職員室にはもう知恵先生と海江田校長が来ていた。
「おはようスネーク君、昨日はお手柄だったそうであるな。」
「おはようございます、スネーク先生。昨日は大変でしたね。」
「おはよう、校長、知恵先生。あの後の話し合いはどうなった?」
裏山から沙都子を連れ戻した後、北条家の今後の処遇についての会合が開かれた。
その時、俺は沙都子との勝負で傷だらけだったので、事情を説明した後に治療に使う小物を貰って帰ってしまった。
「ああ、村の総意で北条君はそのまま古手君と同居、北条兄妹の親権を北条君の叔父から買い取る事になった。」
「そこまで話が進んだのか?」
「前原君達の名演説がありましてね、沙都子さんがあんなになったのに一緒に住まわせる気かーって。
前原君、青年会に働きかけるようにお魎さんにも掛け合ったそうですね。」
「うむ、前原君の働きがあってこそであったな。親権は形式上園崎君の母上が引き継ぐ事になっておって、早速今日から北条の叔父と話し合うそうだ。」
「えらい大事になったな。……沙都子にも母親が出来るって事になるのか。」
「ええ、園崎家のお魎おばあさんが前原君に首根っこを掴まれて柱に頭を叩き付けられながらケジメをつけろって脅されて、しぶしぶ従ったそうですよ。」
「圭一がそんな事までやったのか。流石と言うかなんというか……。」
「圭一君に問い詰めたらそんな事はしていないって言うんですけどね。」
知恵先生が笑いながら会合の様子を話す。教師として、教え子の取った行動がとても誇らしいといった感じだった。
そして、校長がそろそろ頃合か、といった具合に話を締める
「さて、そろそろ生徒達が来る時間ですぞ。何時もどおりに頑張ろうではないか。」
「スネーク先生も行きましょうか。」
「ああ。……ところで知恵先生、今日の放課後は開いてるか?例の件で話がをしたい。」
「昨日は忙しくてお話出来ませんでしたからね。でも今日はダメです、前原君たちが先生に恩返しをしたいそうですよ。」
「そうか……でも、いいのか?」
「ええ、生徒の申し出は断れませんからね。昼休みにでもその話が出るんじゃないですか?」
「なら、また後だな。悪いが放課後は前原君達の世話になってくる。」
「ええ、それじゃあ授業に行きましょうか。」
719:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 11:21:58 pPBjBnQ1
>>718
首根っこ押さえつけられた頭ガンガンされて従った…と話がなっちゃ、
鬼婆の体面を守る方便にならないんじゃないか?
ここは原作どおり、チャンバラで決着つかずもその度胸に感服…
みたいなブックでいいと思う
横からスマソ
720:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 12:14:27 xGP4UjY4
>>719
うわ、確かにチャンバラの話入れるの忘れてた
すみませんが脳内補完よろしくっすorz
721:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/21 22:56:02 yc05H9pz
いいセンス
このスレだけでも結構な分量になるんだな
722:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/22 07:15:58 C0eE3tll
>>718
乙ー。
デザフェを持ってくるとはやるな。
723:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/22 18:21:17 s91EHATP
先生としての生活初日からハードな内容だったが今日の時間割には体育は入っていない様だ。
だからずっと座学が続いていた。
「スネーク、ここはどうやって解くんですか?」
「ああ、これはだな……」
知恵先生が年長組に方程式の解き方を教えている合間に知恵先生の手の回らない子達の勉強を見ていた。
俺自身銃器の扱いやサバイバルの知識はあっても年長組に教えられる程の勉強はしていないから仕方の無い事ではある。
知恵先生はいつもこんな授業をしていたのだろうか。知恵先生は基礎だけをきっちり教えて応用は自分で解かせているようだ。
学年も学力もバラバラだから一人に使える時間が限られる。だから仕方の無い教え方なのかもしれない。
校長は授業には出ないものの校舎の運営などをしているらしい。授業が始まる前に、鞄に大量の書類を詰めていた。
「先生、ちょっといいですか?」
「富田君か、どうした?」
「いえ、ここではちょっと……」
「ふむ……。知恵先生、富田君を保健室に連れて行くが構わんか。」
「どうかしましたか?」
「気分が悪いそうだ、とりあえずベッドに寝かせて一時間様子見だ。」
「なら仕方ないですね。富田君、安静にしててくださいよ?」
「すみません、先生。」
「で、話ってのは何だ?」
「話すかどうか迷ったんですけど……岡村君の事です。」
「授業を抜け出してでも話しておきたい事か。わかった、誰にも話さん。」
「はい、特に知恵先生には。実は……昨日の体育の時間に岡村君が青い顔をして震えているのを見つけたんです。」
「昨日の体育?俺が倉庫に隠れていた時か。確かに圭一が叫んでいたりで少し騒がしかったが……。」
「はい、なんでも知恵先生に酷く怒られたとか……でも、それにしては様子があまりにもおかしかったと思います。」
「腰が抜けて怖がるほど怒られた、って事か……いや、例の悪口でも言わないとそこまで怒らないだろうな。」
初対面の時の知恵先生の豹変ぶりを考えれば腰が抜けるほど怒られる事もあるかもしれない。
だが、体育の時間に何の脈絡も無く、知恵先生の目の前でカレーの悪口など言うものだろうか……。
いや、知恵先生には「教会の人間」というまだ見ぬ未知の顔を持っている、もしかしたらという事もある。
それに、雛見沢症候群……沙都子の例もある、用心に越した事は無いだろう。
「スネーク先生なら知恵先生と一緒に居る時間が長いだろうから、一応原因がわかるかもしれないと思って、それで……。」
「わかった、それとなく探りを入れてみる、後で岡村君にも話を聞いてみるさ。」
「わざわざすみません。僕、岡村君が心配で……。」
「ああ、わかった。俺は授業に戻るが、次の授業が始まるまでは大人しくしててくれ。仮病とはいえすぐに戻るのも何だろうからな。」
「はい、よろしくお願いします、スネーク先生。」
「そう呼ばれるのも悪くは無いがな、スネークでいい。後は任せて貰おう。」
724:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/22 19:51:59 0mup6k+Y
にーにーの日に投下とは……………いいセンスだ
725:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/22 21:01:50 8pcSJpCE
wktk
726:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/22 21:04:48 +17UCZ6z
GJ!!!!!!
727:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/22 21:56:01 Wu9kxG0b
ちょっと待て、スネークは6ヶ国語に精通している上IQ180の天才脳だぞ
いくらなんでも年長組の勉強を見れないってことはあるまい
728:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/23 00:06:40 Se6H8Ck5
>>727
脳内補完するんだ!
729:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/23 02:25:28 S6nUjq3g
スネーク「大佐、勉強を教えてくれ!」
730:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/23 04:57:21 41Ou4a2o
正規の教員ではないから、年長者に相応の教科を教えるのは下手という事にしてはどうか
731:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/23 09:19:27 /RZXNms4
知恵先生が年長組に方程式の解き方を教えている合間に知恵先生の手の回らない子達の勉強を見ていた。
俺自身銃器の扱いやサバイバルの知識はあっても年長組に教えられる程の勉強はしていないから仕方の無い事ではある。
知恵先生はいつもこんな授業をしていたのだろうか。知恵先生は基礎だけをきっちり教えて応用は自分で解かせているようだ。
学年も学力もバラバラだから一人に使える時間が限られる。だから仕方の無い教え方なのかもしれない。
↓
知恵先生が年長組に方程式の解き方を教えている合間に手の回らない年少組の子達の勉強を見ていた。
多分、俺でも年長組レベルの授業は出来るだろうとは思うが。いつもは小さい子にかまけて年長組までは手が回らなかったから
スネーク先生が居てくれればその分、年長組にも授業が出来る。今まで教えられなかった分は私が教えたい。
そ彼女が授業の合間に言っていた。それに知恵先生は本職、教え子とずっと向き合ってきたというプライドもある、当然の反応だろう。
今までも知恵先生はこんな授業をしていたのだろうか。知恵先生は基礎だけをきっちり教えて応用は自分で解かせていたらしい。
生徒に教科書の問題を出すだけで、各々が自力で解き始める、どこかで躓いた子が出れば俺より先に周りの子が率先して教え出す。
学年も学力もバラバラだから一人に使える時間が限られる。そんな環境ならではの教え方なのかもしれない。
俺は本当に様子を見ているだけで、することが何もない。
に差し替えして脳内補完頼む。インフルエンザ発症中に推敲もなしに投下するもんじゃないな。
732:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/23 09:50:28 n2Kfbl3l
>>720
そこはもうね、村中にいろんなバリエーションの噂が流れてる、でいいんじゃない?
じゃあおいらが補完編TIPSを投下。
TIPS:そして伝説へ…
「おはよう、圭一くん! 学校いこ! はぅ~! 今日もいい天気だよ~!」
いつも通りにレナと合流して通学路を歩きだした圭一は、たちどころに異変に気付いた。
どうもおかしい…
毎朝通るこの道ですれ違ったり顔を合わせたりする村の人たちが圭一に向ける目つきや
表情が不思議な変化を起こしていた。
誰も彼もが、感心したような、恐れるような、そんな目つきで圭一をしげしげと見つめるのだ。
「おはようさん! 前原屋敷の坊主!」
「あ、おはようございます…」
「やるもんだなあ…! もう村中の噂になってるぞ! いやあ、本当にやるもんだ!
あの園崎天皇、お魎さん相手になあ…!」
「いや… その、俺は別に大したことは…」
「はぅ~ 圭一くん、照れてるよ~ かぁいい~」
「すごいチャンバラだったそうだなあ! お魎さんのナギナタ相手に、
床の間のポン刀引っ掴んで切り結んだんだってなあ!」
「ええっ!?」
圭一は目を剥いて絶句し、慌てて反論した。
「じょ、冗談じゃないですよ! 俺、そんな事してませんよ!」
「いやいや、照れるな、坊主! 大したもんだよ! そのうちゆっくり武勇伝聞かせてくれよな!
じゃあな!」
「こ、こりゃ、いったいどうなってんだ?」
「すごいすごい! 圭一くん! あの魅ぃちゃんのおばあさまとチャンバラで勝負したんだぁ!
レナも見たかったなぁ! はぅ~!」
「レナ! お前、すぐ後ろにいたじゃねーか! そんな事、俺はしてねえッ!」
「はぅ… そういえばそうだったね… じゃあ、これって…」
気がついたら魅音と合流する地点に来ていた。
「おはようさん、圭ちゃんにレナ! まあ、そういうわけなんだよ!」
733:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/23 09:52:11 n2Kfbl3l
「あのなー、魅音! これっていったいどういう事だよ!」
「なにね、園崎家にもそれなりの体面ってものがあってね… そんな簡単にこれまでの方針を
変えたなんて世間に思われたくないって事なんだよね」
「つまり… 今回の沙都子に関する園崎家の手打ちには、それなりのカバーストーリーが必要
だって事か…」
「まあ、そういうわけなんだよね。悪いけど、ちょっとばかり噂話に付き合ってやってよ、圭ちゃん!」
「さては魅音…! 噂の出所はお前だな~!」
「さてさて~、何の事でございますやら、おじさん、わかんないね~」
「よう、前原くん! すごいじゃないか! お魎さんが集めた園崎組の猛者百人相手に、
ドス一本で立ち向かったんだってな!」
「聞いたぞ、前原くん。園崎家に機関銃抱えて突っ込んだんだって?
例のショットガンの辰を蜂の巣にしたとあっちゃあ、お魎さんだって、なあ…」
「あら、おはよう、前原さんちの… おばさん聞いたわよ? すごいわねえ!
お魎さんとバズーカの撃ち合いしたんですってねえ…!」
「ひ、ひぃ~~っ!!」
圭一を見るなり、何も言わずに悲鳴を上げて走り去って行く人までいた。
「おい、魅音… どういう事だよ…?」
「いやー、ははは… こりゃあおじさんも参った… まあよくある話だよ…
流した話にいろいろ尾ひれがついてってのはさー」
「尾ひれどころの話じゃないだろ!? 角が生えてウロコが生えて巨大化したあげく
火まで吐いてるじゃねえか!」
「ま、まあ… だ、大丈夫だよ… ほら、人の噂も七十五日っていうじゃない?」
「はぅ~、七十五日まであと七十四日だよ! がんばろうね、圭一くん!」
734:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/23 10:17:08 /RZXNms4
>>732
GJ!確かに本編でも噂に尾ひれが付いたんだよな。
ナイスフォローだぜ!
735:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/23 12:08:12 UFupisoU
GJ
736:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 15:42:00 N/ukujTM
ナイス
737:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 15:42:57 QUbe6jOd
よい
738:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 17:41:09 nXNSZFGz
伏線を張ってみるテスト。
TIPS デートのお誘い
「……それでは、今日はこの辺で。」
所長の言葉で、会議室に集められた職員たちがぱらぱらと席を立つ。
その顔はどれも陰りを見せている。……無理もない。
東京の人事交代に伴い、小泉派は新理事会から追い落とされてしまった。このプロジェクトも、小泉
のおじいちゃんがバックアップしていたという理由であと2年の内に終えなければならない。
今や本庁からの定期監査は、できるだけ研究費を削減させないためのものでしかなくなっている。職
員たちのモチベーションが上がらないのも当然だ。
だが、私は違っていた。
「鷹野さん。……はい。」
やがて、職員が全員部屋から退出したとき、力強い腕が突然目の前に差し出された。
「お疲れさま。……ミルクはなしでよかったかい?」
そう言って、ジロウさんは紅茶のカップを机に置いた。
「ありがとう。……これは経費でいいのかしら?」
「あ、あはは……もうその話はやめてよ。これは僕のおごり。」
軽く意地悪を言って、琥珀色の液体に口をつける。……暖かい。
「でも、今はコーヒーが良かったかしら。紅茶も悪くないんだけれどね。」
「それのことなんだけど……最近根を詰めすぎてやしないか心配でね。たまにはちゃんと寝ないと駄
目だよ。」
「あら、体の心配をしてくれてるの。ありがとう、くすくす。」
「真面目に言ってるんだけどなあ……」
紅茶にはコーヒーとは違って鎮静作用がある。……ジロウさんは大概朴念仁の部類だけど、たまにこ
んなふうに細やかな気配りを見せることがある。……研究の中止が決まってからは特にそうだ。彼は
彼なりに気を遣っているのが分かって、でもバレバレなのが可笑しくて……少し心が痛む。
なぜなら、私が今しているのは悪魔の研究。人が手を触れてはいけない領域。
……先日、あの野村という女性が持ちかけてきたものだ。期日中に成果を出すことができれば、見返
りに大幅な予算がもらえる。おじいちゃんの研究が続けられるのだ。
あの日、奴らがおじいちゃんの論文を踏みにじった日から決心した。絶対におじいちゃんの業績を世
間に知らしめてやる。これはそのために必要なステップだ。誰にも邪魔はさせない。もし邪魔をする
者が現れれば……
739:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 17:42:25 nXNSZFGz
「……鷹野さん、鷹野さん?」
はっとする。……いつの間にか自分の世界に没入していたらしい。
「ああ、ごめんなさい、ジロウさん。何の話だったかしら?」
心配げに覗き込む顔。何か言いたそうに口を開いたが、言葉を続けることはしなかった。変わりに、
こんなことを言い出した。
「……鷹野さん、甘いものって好きだったかい?」
「え?」
一瞬無心に帰って聞き返す。そりゃ嫌いじゃないけれど、特別好きというわけでもない。
「実は、その……こんなものがあってね。」
そう言ってジロウさんがおずおずと差し出したのは、ええと、『エンジェルモート恒例デザートフェ
スタのご招待券』……? 意外だ、ジロウさんこんなものが好きだったのかしら。
「いや、その、たまには息抜きにデートでもどうかなあと思って……あはは……。もちろん気が乗ら
ないならいいけど。」
そこは多少強引にでも押すところでしょう。いつまでたってもこの人はデートのお誘いには慣れない
らしい。
私はちょっとだけそんな彼が可笑しくて、笑みをこぼす。
「ええ、甘いものは大好きよ。誘ってくれてうれしいわ。」
「ほ、本当かい!? いやあ、恥を忍んで頼んだ甲斐があったよ……!」
私はそこでデザートバイキングに縮こまりながら応募するジロウさんの姿を思い浮かべて、とうとう
笑いを抑えることができなくなってしまった。
「くすくすくす……! 私のためにわざわざ用意してくれたの? ありがとう。」
「いや、あ、あはははは……。」
夜も更けた広い会議室の中、二人して笑い合う。再び口をつけた紅茶は冷めてしまっていたけど、ど
うでも良くなっていた。
やがて笑いも収まった後、診療所に鍵をかけてジロウさんとともに外に出る。
……本当は残ってあの研究を続けたいところなんだけど、ジロウさんは許してくれそうになかったの
で。明日は朝一で来ないとね。……時間は少しでも惜しい。
「ねえ、ジロウさん」
「ん?」
6月の夜気は大分生ぬるくて、……私はふと尋ねてみたくなった。
「ジロウさんは、何があっても、私の味方でいてくれる……?」
「え……?」
彼は突然何を言い出すのかと目を白黒させて、……安心させるように声をいっそう和らげる。
「もちろんだよ。たとえ周りの人や本庁がみんな敵に回っても、……僕は君の味方だ。」
「……ありがとう、ジロウさん。」
740:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 18:34:03 aqGRTr7o
おお、これは…トミーvsスネークフラグか?
まあいいや、GJ!
741:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 19:13:19 gKS9TPro
メタルギアは出てくるのかな?出てくるのならそろそろ匂わせて欲しい・・・
742:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 19:26:15 aqGRTr7o
さしずめヤシロギアか
743:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 19:38:36 Ev5OaAhH
>>742
だがあえてそれではない方が面白そうだ
744:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 19:48:54 VGEeneEY
メタルギアHA-ν
745:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 22:07:44 7bWolJE0
今誰か続き書いてる人いる?
wktkしすぎてはちきれそうなんだぜ
746:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 23:12:34 gKS9TPro
>>745
何なら一から話を書いてもいいんだぜ?
747:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/24 23:44:57 LiO6cRBR
みみみみと富竹、スネーク初顔合わせでwktkが止まらないんだぜ!
今日中に導入部分だけでも書き終わっときたい
748:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/25 00:05:39 8LgHuRJz
沙都子編、実は終わってないんで、続き書いてます。
>>664と>>670の間に入るお話。
>>718さんの流れをみると、北条鉄平との決着は前日で済ませておいたほうが
すっきりいきそうだと思ったんで。
749:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/25 00:06:36 7bWolJE0
楽しみにしてるんだぜ!
書いてる人たちは本当に乙なんだぜ
750:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/25 01:14:53 Jm+uKnjp
wktkなんだぜ
751:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/25 18:37:05 YH92EncP
このスレ見て久々にMGS起動したぜ
752:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 00:43:10 VufqcDJZ
PS2版をやりながらwktkなんだぜ
753:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 10:49:29 3aUJV+do
ついさっき起きたんだがスネークがレナの隠れ家で体育座りして敵兵をやりすごしてる夢を見た
754:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 12:59:02 WFIAxzgz
>>753
つ体操服
755:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 17:53:06 lJMRj+LO
ブルマ姿が浮かんだ
756:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 20:04:39 paa7L0tk
それ、症候群とは別の病気だよな
757:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 20:09:31 EF2s3Rvz
「性癖をもてあます」
758:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 20:46:40 trjPLeEy
俺の性癖は百八式まであるぞ
759:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 15:11:11 9neqLLBJ
なんか、葛西さんがスネークと並んでて、
いつもの黒服に箱型マガジンのトミーガンじゃなくて、
迷彩服でベルト給弾のM60ぶっ放してる夢見た…。
760:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 15:16:16 gQ8lmCBI
>>759
スネーク「やるな、あんた」
葛西さん「そっちこそ」
761:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 16:45:21 kpgxl7UU
葛西はそんなフランクには言わないような気がするぞ。
いいとこ「伊達に修羅場くぐっていませんから」だろうな
762:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 17:50:33 IRMpBce+
んなことどうでもいいよ
763:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 20:32:34 gQ8lmCBI
スネーク「いいセンスだ」
葛西さん「そちらこそ」
764:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 07:54:40 NO12aE7C
どうでもいいって言われると、創作意欲を無くすな…
765:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 12:22:35 Zu8yJMhO
葛西さんだけは何故かさん付けするんだよな
766:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 17:52:56 DcmP57tF
葛西さん「さんをつけろよカツラ野郎!!」
767:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 17:53:48 pW5tzlW8
渋いからな
768:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 12:53:58 Bc2XH87B
カツラ野郎って雷電かwww
769:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 21:16:05 HwRbOUL9
糞スレかと思ったら良スレだなw
770:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/02 16:48:19 khGYaweb
wktk
771:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/02 20:49:03 rBmSsDO/
>>766
それなんてAKIRA
772:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 00:43:32 uzsr7jMi
ところで最初の「俺の友人はどこだ?」ていったい誰が言ったんだ?
もし雷電だったら雷電の方も書けそうな気がするんだが。
773:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 03:01:46 Ke/mC3pi
強化骨格とかいってるし、サイボーグ忍者ってやつじゃないかな?
俺MGS3しかやってないんでよくわからないが。
774:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 07:08:53 DFEufYe+
グレイフォックス
775:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 07:36:29 SrOSuRKZ
叔父に虐待された身体を強化骨格で補い、大人以上の作業を出来るようになったサイボーグメイド
これなら自分より大きい男を橋のワイヤー越えて突き落とすことも可能
776:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 09:23:07 tm/FveYx
いろんな人が書いてるから話しがちぐはぐなんだよ。序盤は特に
777:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 11:14:48 Ke/mC3pi
むしろカオスを楽しめ
778:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 11:55:05 nYtpfRU6
ちぐはぐなのはそれぞれのカケラとして見ればおk
779:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 12:13:42 037ZOD/h
>>776
だが、そこがいい
780:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/03 15:29:42 1UPLvZ7R
ていうか最初のほうが面白い
781:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/04 14:20:24 0Ic34f/l
サンクス(^_^)v
782:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/04 17:47:05 Dcq2vUSt
スネーク...
783:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/04 19:57:00 fBQeZGVu
くけけけけけけ
784:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/04 23:39:40 W8zGjYI1
こちらスネークわらった、感動した。
785:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/04 23:49:03 W8zGjYI1
せっかくだからオタコンVS東京の情報合戦もやってほしいな
786:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/05 19:24:31 gOqNpKVq
オリスクの出来メチャクチャいい(原作再現率も)けどこれはどうやって作ったんだ?
まねしてNスクリプターやったけどそこまで原作再現できないんだが
787:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/05 23:36:20 UhJuD6n4
>>786
ひぐらし本編のnscript.datを専用のツールを使ってtxtに変換し、それを元に本文の差し替え&細部の変更をしてます。
ようするに八咫桜さんのスクリプトのほぼパクリ(ゲフンゲフン)
788:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/06 12:07:04 NqjiVfHV
こちらスネーク
おじさんの空気の読めなさに感動した
789:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/06 13:02:48 5SoAZDYr
永久就職wwwwwwwwwwwwww
790:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/06 22:41:51 hcNKR+ml
>>787
どうも。
791:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/09 08:18:17 C5mDB4Ho
『スネーク、気をつけろ!! そのおはぎには裁縫針がセットされている。金属探知機を使え!』
792:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/09 22:46:40 224aXdpy
なんでも実況Vでメタルギアの実況みてると嘘だ!って書き込みそうになる
793:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/09 23:42:38 ZJnwuOCp
メタルギアは友達がやってるのを見たりwikiで情報集めたりしかしてないが、ここ見てるとゲームやりたくなってくる。
つってもあの手のゲームは大の苦手だからクリアできんだろうけどな。
バイオとかも謎解きが面倒くさいわ残弾気にしてろくに発砲できんわでダメダメだった。
メタルギアソリッドは友達のデータ借りて無限バンダナとステルス迷彩装備したけどなwww
794:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/10 07:14:54 rUb6FxC4
>>793
メタルギアは敵から弾奪えるし、そんなに残弾気にする必要ないと思う
無線しまくれば、攻略方法もだいたい分かるし
まぁ低難易度での話だけど・・・
高難易度は知らない
795:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/10 10:50:33 fJSo4hnG
低難度と高難度では敵の視界に差がありすぎ
796:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/10 12:36:03 DRoJlPGA
メタルギアはリアルながらもゲーム性を重視してるから気楽に楽しめ
今祭やってるがスネーク出ないよこれ?
797:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/10 12:44:26 R8T7WsZi
つ 隠しコマンド
L5ボタンを押しながらスタートだ
798:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/10 15:19:39 +Ht/f++U
スネークが出てくるのは、箱被り編じゃなかったかな
799:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/10 15:28:54 oQsFDAfq
レナがダンボール箱をお持ち帰りするルートに入らないとフラグ立たないんじゃなかったっけ?
800:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/10 17:11:13 1MNgWVXJ
GJ作キボンヌ
801:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/11 02:02:12 zFx+Kh2Q
>>798
箱被り編wwwwwwwwwwwwww
802:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/11 10:25:08 QXbOhbsR
綿流しで賞品が入ってたダンボールを一等の賞品にしてしまうスネーク
803:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/11 18:27:30 GVNpqL2s
URLリンク(kanon02.kir.jp)
メタルギアよりのデザインですまない。
えぬすくの人とか有効活用してくださいましー。
804:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/11 21:36:06 denO//Eq
>>803
すげえ・・・! マジかっこええ・・・!
乙です、ありがたく使わせていただきます!
やべぇ、オラわくわくしてきたぞ
805:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 12:20:46 ReeUZJtf
昼休みの鐘が鳴る。
知恵先生が授業の終わりを告げ、教室は昼食を準備する音や生徒たちのお喋りでにわかに活気づき始めた。
「スネーク先生、どこ行くのかな?」
廊下に出ようとする俺をレナが呼び止めた。
「ちょっと野暮用だが……俺に何か?」
見れば、レナの肩越しに教室の一角に机を寄せて陣取ったブカツメンバーたちが俺に手招きをしているのがわかる。
「スネークー! 飯食おうぜー!」
「今日は奮発してお重なんです。先生はたくさん食べそうだと思って、大目に作ってきちゃいましたよー。」
「詩音さん、なんだかそのお弁当嫌な予感がするのですけど……」
「みー☆ いっぱい食べてすくすくなのです☆」
「ななな、なんで頭を撫でるんでございますのー!?」
顔を真っ赤にして叫ぶ沙都子の姿は、もう何も問題ないように見える。雛見沢症候群のこともあるしまだ楽観はできないが……いや、と俺は口元を緩める。
沙都子にはこの仲間たちがいるのだ。きっと大丈夫だろう。
「それより沙都子、私のことはねーねーと呼んでくださいって言った筈ですよー。今や沙都子は名実ともに私の妹なんですからね!」
「実の妹にまでなった覚えはございませんわー! かってに改ざんなさらないでくださいませ!」
「あっはっは! じゃあ私も新しい妹分に何かしてあげなきゃいけないかねえ!」
「……みー、魅ぃが悪巧みの目をしてるのです。」
「だから撫でるのをおやめなさいませー! 髪の毛がなくなってしまいますわよー!」
「スネーク、ここに座れよ! 俺たち、昨日の礼にいいもの用意してるんだ!」
圭一が満面の笑みとともに、一つの空いた席を指す。……俺も一緒に食べよう、ということだろう。
有難いが、今は少し用がある。
「……有難う。でもちょっと悪いが先に食べててくれ。」
「はぅ、それでいいのかな、かな?」
「ああ。5分くらいで戻ってくる。」
そう言って俺は教室を後にした。
806:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 12:24:14 ReeUZJtf
そのまま少し古くなった木の廊下を進み、突き当たりのドアをノックする。
営林署の事務所を利用しているというその部屋には、「保健室」とかかれたプレートが掲げられている。
俺は返事を聞くとドアを引いて中に入った。
「調子はどうだ、岡村君」
「今はなんともないですけど……どうしたんですか? 呼び出すなんて。」
富田君の話を聞かされた後、俺はまず本人に話を聞いてみようと思い、授業中にこっそりメモを渡しておいた。
無闇に騒がれたらどうしようかとは思ったが、岡村君はきちんと意図を理解して昼休みになると同時に回りに怪しまれないようここにきてくれたようだ。
「ああ。……富田君が心配していたぞ、昨日から調子が悪そうだってな。」
「あー、大樹はそういうの気にしそうっすね。でもほんとなんでもないんですよ。」
「そうかな? 俺にはまだ顔色が悪く見えるが。……悩み事か何かあるんじゃないか?」
岡村君は一瞬固まって、曖昧に言葉を濁した。俺はそれが肯定のサインであることを見逃さない。
「それは、……昨日の体育の時間に起こったことじゃないか? もしかして、知恵先生がらみとか」
「あ、……あはは、ちょっとへましちゃって……。うっかりカレーの悪口を……」
「なあ岡村君、本当のことを教えてほしいんだ。知恵先生の前でカレーの悪口を言うことが以下に恐ろしいことか、君なら知っているはずだ。
あれは恐ろしい。正直死ぬかと思った。あれをまた喰らうくらいなら丸腰で兵士の群れに飛び込んだほうがまだましだ。」
「先生……ぶっちゃけ同感です……」
保健室の真ん中で頭を抱える男と少年。何故か深いところで通じ合ってしまった……。
やがて、岡村君がゴクリと唾を飲み込み、……ためらいがちに打ち明けはじめる。
「先生。これ、言っちゃっていいのかどうかわかんないですけど……スネーク先生だから、言います。」
彼がぽつりぽつりと語ったのは、昨日の体育の時間に隠れている俺を探しに、職員室に行ったこと。中に入ろうとして、何か神妙そうな一人の人間の声が聞こえたこと。
俺がいるのかと思いこっそりと覗いたところ、……知恵先生が、今まで見たことも無いような真剣な表情と口調で電話をしていたのを見たこと……。
『……はい。今のところは問題ないと。ええ。しばらくは泳がせておいたほうがいいでしょう。蛇は監視下に。その時がくれば、囲いに追って殺します』
え……?
「こ……ろ……?」
ころすって、漫画の悪役がよく言うような、あの、殺す?
でも、知恵先生が電話してて、それを相手に言って……いやいや、ころすなんて直接相手に言ったりはしない。
そりゃ脅しで言ったりはするかもしれないけど、あの知恵先生がそんなことするわけがないから、つまりころすのは相手じゃなくて他の誰かということで、………………あれ?
『五年目の祟りは、必ず―』
目が、合った。
それは、教室で朝の会を始めるときの優しい目でも、悪戯をした北条を叱るときの怒った目でもなくて、……感情のひとかけらもない、無色の―。
「それから、授業中に職員室に入ったことをちょっと怒られて、それからもういいから行きなさいって言われて…………怖くて何も聞けませんでした。口止めはされませんでしたけど、きっと言わないほうがいいって感じました。」
807:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 12:25:49 ReeUZJtf
それで話は終わった。
岡村君はぎゅっと唇を固く結び、どこか……覚悟を決めたような面持ちで白いシーツを見つめていた。
俺はというと、急いで今の話に思考をめぐらせていた。
―蛇を監視下に。今は泳がせておく。その時がきたら、蛇を囲いに追い込んで……殺す。
これだけのキーワードでは分からないことが多すぎるが、とにかく確実に分かるのは、知恵先生……いや、『弓』の属する組織は現在『蛇』を監視している状況であり、時が来れば……それが一定の期日なのか、作戦の一段階なのかまではわからないが、殺害するということだ。
つまり『蛇』とは少なくとも『教会』の勢力ではない。そして『蛇』の動きがこの先の教会の展開に大きく関わっているか、単に情報源の一つであるか。……現段階では分からないことが多すぎる。
一方で、ある単純な推測があった。
―『蛇』とは、そのままソリッド・スネークのことを指すのではないか?
緊張で手に汗がにじむ。俺は、すでに敵の腹中にいるということか・・・?
「……それならそれでいい。潜入(スニーキング)は慣れっこだ」
俺は面をあげると、深く沈んだ表情を浮かべている岡村君に声をかけた。
「ありがとう。よく話してくれた。知恵先生がどういうつもりでそんなことを口にしたのか……心当たりは無いでもない。安心しろ、知恵先生はお前たちに危害を加えたりしない。」
正直、気休めの言葉など慣れないが……俺を信頼して打ち明けてくれた岡村君を安心させてやりたかった。
「いえ……先生は、北条を助けてくれましたから」
「ん。聞いたのか」
「はい。……北条が村で悪く言われてたのは何となく知ってたけど、僕たちには何もできなかった。けど、スネーク先生が来て、たった一日でそんな空気は吹き飛んじゃったって、みんな言ってました。
特に大樹なんかはたから見て分かるくらい喜びようで……なかなか北条本人には言えないみたいですけどね」
「俺は……先生だからな。岡村君が困ったときも、きっと駆けつけてやる。」
「はい。ありがとうございます。――竜宮さん?」
ハッと振り返った。
保健室の扉が僅かに開いていて、その隙間からレナの姿が見える―!!
「な、……何か用か? レナ。」
レナはおずおずと部屋の中に足を踏み入れる。……迂闊だった。話に熱中していてドアの開く音にすら気づかないとは……!
「はぅ、先生遅いから呼びにきたんだけど、岡村君とお話の途中だったのかな? まだかかりそうかな?」
「いや、もう済んだ。待たせて悪かったな。」
平静を装って立ち上がる。「何か聞いたか?」などと聞けばかえって何か勘ぐられてしまうかもしれない。
―レナ。もはやブカツメンバーは信頼できると判断しているが、エンジェルモートので見せたあの眼差しに射抜かれると、何もかも見通されるような気がしてしまう。悔しいが、このか弱い少女に少しだけ恐怖を抱いているのもまた、事実だった。
レナは岡村君をいたわりの言葉をかけ、二、三言交わすと俺の手を引っつかんだ。
「お、おい……。」
「はぅ~! じゃあ先生、早く戻ろー! みんなお腹ペコペコで待ってるよー!!」
「え? 先に食っててくれればいいって言ったぞ。」
「そうなの? みんな聞いてなかったみたいだね、だね!」
苦笑する。律儀にみんな俺が戻ってから食べるつもりだったらしい。悪いことをしたと思う反面、じんわりと嬉しい感覚がする。
「岡村君ももう体調は大丈夫だろう。ついでに俺たちと教室に戻ろう。」
「あ、はい。」
「スネーク先生には素敵なプレゼント用意してるんだよー!」
「おいおい、あの豪勢な重箱だけじゃないのか」
「うん、でもそれは放課後のお楽しみなんだよ、だよ!」
808:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 13:46:49 B+kH2BM+
GJ
809:s
07/03/12 15:26:00 5ZajinX+
GJ
サンクス
810:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 16:35:04 2gZlk+h3
wktk
811:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 19:04:56 Xz0skmQy
>>803
すいません、ロゴなんですがアイキャッチ用に320×120くらいのサイズのものって、できますか?
自分でちょっといじってみましたがさっぱりで……。
812:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 20:29:56 LRE/E87g
比べられるモンじゃないんだけどさ・・
澪尽くしとこのオリスクどっちが、「純粋に楽しめる」っかっつうと
間違いなく後者
813:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 20:50:38 pP146qxP
もうゲームで通用しそうだなw
そして、GJ!!
814:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 22:36:25 zqKEw4JC
マジ面白いんですけどw
できれば結末まで続いて欲しいです
815:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 22:57:48 kyNNXfM2
>>812
土俵が違うからなんとも言えないけど、
同意せざるを得ないw
816:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/12 23:02:45 MVyr3jBM
>>811
俺は803じゃないんだけども、こんな感じので使えそうかい?
URLリンク(vegetarianism.o0o0.jp)
パスはsnehina
817:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/13 00:09:30 LArTj4nM
>>811
URLリンク(kanon02.kir.jp)
詳しくは中のtxtを読んでくださいましー。
818:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/13 00:14:34 U2ZmQrmw
うpしようと思ってたら先越されたw
とりあえずこんなん作ってみた
URLリンク(www.uploda.org)
pass: hina
819:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/13 06:23:17 23DYjhzm
>>816-818
ありがたい・・・!
ちょっと感動している俺ガイル。
みんなサービス良すぎだぜwマジ助かります。神棚にシュークリーム供えときます。
820:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/13 19:59:59 QyUbsyOY
面白い、面白いよ!
でも…老婆心でしょうが、型付は程々にした方が良いかと。
(この程度なら全然OKだとは思う)
821:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 00:31:55 Ce5gQKdc
>>818
クオリティたけぇなぁ
素材っていうよりむしろ作品のレベルだ
822:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 00:47:41 xXJIlksE
沙都子編のその後はないのかな?
微妙に楽しみにしてるんだが
823:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 01:14:38 AFsqNzjX
TIPS 心の漣
『五年目の祟りは、必ず―』
ガチャッ… 電話を切った。
「岡村君、授業中に職員室に入ってきちゃ駄目じゃないですか。」
「は、はい…ごめんなさい…」
「もういいです。体育の授業中なんですから、サボっちゃだめですよ?さ、授業に戻って。」
「…わかりました。」
タタタタッ…
足音は次第に小さくなり聞こえなくなった。
電話を聞かれてしまったが然したる問題はない。私の目的も、真意も漏れているわけではないのだ。
…霊脈を利用した小型弾道ミサイルが、かの「メタルギア」に、しかもこのような高度な技術が教会でも魔術協会でもない、
全く未知の組織によって研究、開発されているということには私も驚きを隠せない。
正直、俄には信じがたいが、埋葬機関が私に命令を出すくらいなのだからそれ程の信頼できる情報なのだろう。
雛見沢は中々の霊地だ。霊脈を用いた研究をするための研究所を建てたのにも納得がいく。
フィランソロピーの情報網の敏感さは耳にしたことがあったが、
まさか神秘の領域に関する情報まで嗅ぎ付けるとは思わなかった。
埋葬機関第七位の代行者として、魔術協会は勿論、他の組織にも情報が漏れないように処理しなくてはいけない。
その為に、メタルギアに詳しい、蛇を利用し、速やかに技術を盗み、データを抹消し、蛇を抹殺しなくては。
「――ッ」
こんなことには馴れっこだ。表情一つ変えずに任務を実行してみせるだろう。
蛇は経験や、信念だけでは持ち得ない、何かがあった。しかし、そんなことは私の任務には関係ない。
速やかに、任務を実行し、結果を埋葬機関に報告する。教会の為に神秘を隠匿する。
それだけが私のするべき事だ。私のするべき事だ。私のするべき事だ…。
824:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 01:24:19 xXJIlksE
GJ
825:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 03:21:36 Hpi8hZml
wktkアゲ
826:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 08:49:56 1ZjzODZ/
職人様方GJ!!
いまさらだがこの二作品の組み合わせって過去のメタルギアシリーズに匹敵するほどスケールでかいな。
827:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 12:47:10 xXJIlksE
うーむ、これまでの流れを整理しているうちに妄想プロットができあがってしまった・・・
828:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 16:03:14 lpVUS4J7
型月ネタの扱いに悩んでるんだけど聞いていいかな?
とりあえず知恵先生=某代行はもう確定してるんだけどこれ以上は説明抜きだと某月ネタはまずいと思うんだ。
そこで知恵先生の立場を明確にしておきたいんだけど下記の2点ちょっと意見聞かせてくだされ。
今後、展開次第で知恵先生が…
・スネークと共闘 ・スネークと敵対
型月ネタ?これくらいなら許せるかも
・某代行化(デフォルト) ・型月設定全開(知恵先生が大暴れ)
・先生以外のキャラ出演(むしろ知恵先生が主人公)
とりあえず次スレも近いのでまとめを作ってみた。足りないものがあったら編集するからいってくれればおk
URLリンク(www29.atwiki.jp)
829:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 16:32:17 xXJIlksE
>>828
乙すぎるだろ・・・常識的に考えて・・・
なんかめっさ本格的になってきたw
>知恵先生
その辺は個人的にはどっちでも面白そうだし書く人の好きでいいと思われ。
言ってしまえば最初は敵対→知恵の心情に変化が現れて共闘するようになる、とかもありだし。
>型月ネタ
基本的にひデブレベルならありでいいと思う。第七聖典・黒鍵・火葬式典もちゃんと説明入れるならアリかな?
先生以外のキャラ出演はだめだと思う。月姫自体入手難だから書ける人も読んで楽しめる人も限られてくるからね。
教会や埋葬機関についての説明はTIPSあたりで入れてもいいかも。
まああれだ、スネークを食わなければおkw
830:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 16:39:35 lpVUS4J7
>>829
サンクス、その路線でいってみるわ、がんばって完結させるぜ。
831:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 16:43:22 xXJIlksE
がんばれー。俺も隙あらば書いてみるかな・・・
832:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 17:03:49 QDjRhsKO
>>828
乙です。
833:s
07/03/14 19:28:09 l4wZ8dpq
GJ!!!!!!
続編希望!
834:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/14 23:58:25 Ce5gQKdc
ひデブの先生は、意味不明な事並べ立てて煙に巻くか、
「自分からはちょっとだけ言うけどこれ以上つっこむな」という感じだから
知らない人には言葉だけ、知ってる人には言葉以上の裏がある、どちらにせよ計り知れない人、
っていう感じだからなぁ、裏があろうとなかろうと大丈夫だったんだけど、
ぶっちゃけ型月知らない俺には、あまり掘り下げられると「なにこれ?」になってしまいそうだ・・・
835:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/15 00:09:39 L0uBHjkA
教会・協会だののバックは説明せんでもなぞの組織程度でもいいと思うけどね。
そこら辺は職人さんの判断にお任せでいいんでは。
836:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/15 00:12:32 PY78nzF1
そもそも先生=代行者という設定自体「こちら代行者 雛見沢村に潜入した」だしね
二人被るのはイクナイ
あくまで一読者の意見なので恐縮なのですが
837:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/15 00:14:56 3iLhoA4i
まあ職人さんのやりたいようにやってくれれば満足だぜ
838:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/15 12:52:05 xi5OGUxD
第七聖典とか言われてもネタわかんない人には聖書でぶん殴ってるのかなぐらいしか思いつかないんだぜ
839:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/15 18:32:59 YYtfCaeR
ネタが分からない俺には、黒鍵とか言われても、本当に黒い鍵を投げてる光景しか思い浮かばない。
けどまぁ、面白さには直接関係無いから別に構わないんだぜ。
840:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/15 20:08:10 tJ6ZMsyt
かなり良スレになってきたな
age
841:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/15 21:25:38 8ncZOiMm
一応主人公はスネークだし月姫はあんまり....
ただ、MGSの特徴はその綿密なプロットにあるからなんともいえん
842:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/15 22:09:31 T4nlufLc
元々近い題材を扱ってるせいか溶け込みやすいからこんなに良スレになったんだなぁ
きっとサイレンとひぐらしでも良スレが出来上がるんだろうなぁ
843:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 01:37:24 QgBWKggQ
カレー先生にとどめされかけスネーク先生のピンチに→
生徒達がスネーク先生庇うandカレー説得てな展開を希望してみる
型月の設定は職人さんのさじ加減にお任せしま
正直今やってる祭より楽しく読まさせていただいとります
844:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:34:19 bfwkcQZ7
「「いらっしゃいませ! デザートフェスタへようこそ!」」
入店一番、ウエイトレスたちが頭を下げて出迎える。
「あ、来た来た! 遅いよスネークー!」
「こっちこっちー!」
窓際のボックス席からブカツメンバーが揃って手を振ってくる。
お下げの店員に促されて彼らの席まで行った。
「失礼するぞ。……今日はなんだか店の雰囲気が違うな?」
放課後の用事というのは、エンジェルモートで奢ってくれることだったらしい。
昨日のお礼と沙都子の養子縁組のお祝いを兼ねて、盛大に飲んで食いまくろうということだ。
「そりゃー季節に一度のデザートフェスタだからね! スネーク、周りを見てみなよ。」
「ん?」
他の客をよく観察すると……なんだろう、オタコンと同じ匂いがする。
単にデザートを食いに来てるにしては、眼に宿した光が相当ヤバめだった。
「ここの制服目当てで、マニアのお客さんが集まってるんです。」
横からトン、と水を置いてくれたのは……魅音の双子の妹の詩音だった。
一昨日と同様に、少々過激なコスチュームに身を包んでいる。
「昨日のこと……改めてありがとうございます。今日は遠慮なく注文して行って下さいね。」
そう言って他の席へオーダーを取りに行った。
……正直、沙都子を説得した後から何かと礼を言われ、そのたびにこそばゆい感覚を覚える。
ずっと日の当たらない仕事ばかりやってきたせいか、おおっぴらに感謝されるのには慣れていないのだ。
「さあて! 私たちも頼みますわよ~! 皆さん何になさいます?」
「……ボクは激辛ビビンバが食べたいのです。」
「り、梨花ちゃんここファミレスさんだよう……」
「ありますよ。」
「「「あんのかよ!!」」」
恐るべしエンジェルモート。なにかあぅあぅ聞こえるような気がするが空耳だろう。
845:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:34:57 bfwkcQZ7
ひとしきり食って一段落すると、緩やかな空気が流れる。人間腹がいっぱいになると弛緩するものだ。
「ねえ、スネークは普段何して過ごしてるの?」
魅音がなにげなく尋ねる。
「ん。……筋力トレーニングが中心だな。アラスカでは釣りもよくやっていた。」
「へぇ~、とことんストイックだねぇ!」
「一番の大物は2Mのキングサーモンだな。あれはなかなか食いでがあった。」
「2Mって、すげえな! そんだけありゃ三日は生きていけそうだ!」
「サバイバル生活を地で行ってますのね……。なんなら今度雛見沢の森を案内して差し上げましょうか? 野生の狸なんかが獲れるかもしれないですわよ!」
「狸さんかぁ、見つけたらレナにも教えて欲しいかな、かな!」
……。
すでにキャンプまで張ってサバイバルしていることは言わないでおこう……。
「沙都子たちはどうなんだ?普段の『ブカツ』とかは何をしてるんだ?」
それとなく探りを入れてみる。
「そういえばブカツのことは言ってませんでしたわね。」
「はいはい、そこはこの部長の出番だねー! 説明しよう! 我が部は、この生き馬の目を抜くような世情において、」
「簡単に言いますと、ゲームや勝負事をして暇を潰す集まりです。」
魅音の振り上げた拳が空を切ってへなへなと失速する。
「し、しし、しおーん!! あんたもうちょっと場の雰囲気ってものをー!!」
「お姉ぇのことに限っては空気を読まないほうがいいと思ってますから。」
……なんとなくこの姉妹の力関係がわかってきたような気がする。
それにしても、ゲームだと? やはり、薄々と感じてはいたが…………この子達は……。
「……僕たちはとってもお気楽な集まりなのです。」
ふと、……俺にだけ聞こえるような声の量で、囁かれる。
「ザ・メディウム……いや、梨花。」
「ええ、梨花なのです。」
さっきから口数が減っていた少女が、ぽつりと呟いた。
その目は俺を真っ直ぐに見据えている。
846:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:37:13 bfwkcQZ7
「僕たちは、ただゲームをして遊んでるだけなのです。
魅ぃが号令をかけて、沙都子が相手を罠にかけて、レナが隙を突いて流れを持っていき、圭一が最後の最後から大逆転にかけるのです。そうやって、毎日を楽しくするために精一杯勝負しているのです。それを、わかってくれますか?」
この子は何か大切なことを伝えようとしている……。
ブカツメンバーは盛り上がっていて俺たちの様子に気がついていない。
俺もまた、目をそらさずに受けとめる。
「スネーク。私は今、ある賭けをしようとしている。この無間地獄を抜け出す可能性。
それはこの世界にとっては些細なことかもしれないけど、今までの運命ではありえなかった。あなたが……沙都子を救ってくれるなんて、初めてのこと。これまでの世界では絶対にありえなかったこと。だから、私は訊きたい。」
熱の篭もった問いかけに、目で頷く。
いつの間にか机の下で、梨花の伸ばした手が俺の手を取っていた。
「スネーク……私たちが、『ブカツ』が、あなたの敵ではない…………いいえ、あなたの味方にだってなるかもしれないといったら、信じてくれますか?」
単純な問い。信じるか、否か。
これまでの情報から当たり障りのない回答をはじき出そうとして、……やめた。
「信じる。」
そういった瞬間、梨花の目元が安堵に綻んだ。それをみて、俺の出した答えは間違ってなかったことを知る。
……そうだ。これまでの世界がどうであろうと知ったことじゃない。今この俺が彼らを信じているということは、曲げようのない事実だ。
俺は再び力強く頷いた。それを見て、梨花は意を決したように俺の手を一回握って離した。
「……みんな。部活をしませんか?」
突然話の腰を折られ、部活メンバーたちが一斉に梨花に視線を集める。みな怪訝な表情だ。
「部活って……今ここで?」
「んー、一応他のお客さんもいるからねえ……。梨花ちゃん何かやりたいことあるの?」
「それは……。」
一瞬口ごもる。
「……スネークも、部活の仲間に入れたいと思うのです。駄目ですか……?」
「へ?」
素っ頓狂な声を上げたのは、名指しされた俺だった。何を突然、っていうか話の筋がぜんぜん見えないぞ。
俺は、彼女の真意が推し量れないでいた。さっきの話を聞いてなかったほかのものは尚更そうだろう。
……しかし、そうではなかった。
「いいじゃねえか。」
その声は、水を打ったように静まったボックス席に一際朗々と響き渡った。少なくとも俺にはそう聞こえた……。
「圭一……」
「ほら部長、梨花ちゃんより新入部員の推薦だぞ!なにぼけっとしてんだよ。
他の客の事なんて、俺たちにゃ今更だろうが!」
呵呵と笑って魅音の背中を叩く。それで妙な雰囲気はぱぁっと吹き飛んでしまった。
「……! そうだね、おじさんとしたことが不覚だったよ! 私たちは部活メンバー、どこでだって真剣勝負だもんね!」
「スネーク先生なら資格は十分かな、かな! 沙都子ちゃんもそうだよね?」
「勿論でございますわー! 梨花ちゃんの入部推薦とあっては、認めないわけにはいきませんわね!」
え? え?
俺は正直話の流れについていけてなかった。梨花がいきなり俺を部活に推薦した意味もわからなければ、
それがすんなり受け入れられてすっかり入部する運びになっている理由もさっぱりだ。というか俺の意思は?
「あ~あ……。スネーク先生、雛見沢に来ていきなり大変ですねぇ~。
早速お姉ぇたちに振り回されることになっちゃうなんて。」
「いや、明らかに笑ってるだろ……。というか、ゲームなんて俺はできないぞ?」
「あ~大丈夫大丈夫! その辺は実戦でゆっくり慣れていけばいいよ!」
「……みー、それまでにスネークの貞操がピンチなのです。」
「どぁっはっは! スネーク、覚悟しろよ~!」
しかし、……心底『それはいいなぁ』と笑いあうメンバーたちと、
緊張が解けた後なのか眩しそうに目を細める梨花の姿を見ていると、これはこれでいいかという気分になってくる。
847:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:38:11 bfwkcQZ7
「じゃあ入部試験がいるねえ! ひっひっひ、何をして遊ぼうかな~!」
「やっぱりせっかくこの店でやるのですから、それにちなんだものがいいですわねえ! ……そうですわねえ、大食い勝負なんかどうですこと!?」
「それはこの前亀田君たちとやったからなあ! うむむ、もう少しひねりが欲しいとこだぜ……!」
「じゃあこういうのはどうです? 実はですね、今日ちょうど発注ミスが大量にあって……」
だんだんと部活メンバーの顔つきが悪巧みのものに変わっていく。……うん、何だっけ? オタコンが言ってたな、こういうのは『ジャパニーズ・アクダイカン』と言うのだと。
やがて、勝負方法が決まったらしい。詩音が厨房の奥に引っ込み、なにやら土木工事のような音を出している。……大佐、正直今すぐ逃げ出したいんだがいいか?
「は~い、傾注傾注~! それでは、これよりソリッド・スネークの我が部への入部試験を始める!」
「はい! 魅ぃちゃん、勝負方法は何かな?かな?」
「勝負方法はずばり……ジャンボケーキの早食いだぁぁ!!」
シャキーン!!
リーダーが宣言し、どっと拍手が巻き起こる。気がつけば周りの客も何事かとこちらの様子を見守っている。
というか心なしか「待ってました!」というような晴れやかな表情…。部活メンバーはこんな濃い連中ともつながりがあるというのか!?
「義郎叔父さんがケーキの材料を大量に誤発注しちゃってね~。生ものだから倉庫にずっと置いとくわけにもいかないからってんで、なんとタダ!!で提供してくれるそうだよ~!!」
「うほっ、太っ腹だぜ!! さすが魅音の親戚だなぁ!!」
「しかしもう結構食べてしまったぞ? それに勝負といっても誰がやるんだ。」
「おっと会則第199条、『敵前逃亡は死あるのみ』だよー! 戦わずして負けるなんてことは許さないからね!! 大丈夫、死んでも骨は拾ってあげるから!」
「魅音さんの会則はねずみ算式に増えていきますわね……。」
「自分でもびっくりしてるくらいなのです。」
「さて、対戦相手なんだけど……梨花ちゃんと沙都子は小っちゃいから不利。となるとレナか圭ちゃんってことになるねえ!」
「あれ? 魅音さんは立候補しませんの?」
魅音はギクリ、と顔を引きつらせた。
「いやー、あははは、ここはおじさんが出るほどの場面でもないと思ってね。別に他意はなんだよ!? ほんとに全然!!」
「……お姉ぇは圭ちゃんの前でお腹ぽっこりさせるのが嫌なんですよねー♪(ボソリ)」
「詩音ああああんたーーー!! さっさと厨房に戻りなーーー!!」
魅音は真っ赤になって妹を叩き出す。
沙都子たちはその様子を不思議そうに眺めているのみだった。……いや、レナが口元を押さえて笑いをこらえているように見える。
「? まあいいや、それより相手くらいはスネークに決めさせねえとフェアじゃねえな!」
「はぅ、レナが勝ったらあーんな罰ゲームをしちゃうんだよ~!」
レナの表情がヤバい。おまけにその両手はわきわきとうごめいている。動物的な危険を感じる……!
「ば、罰ゲームだと? なんだそれは、聞いてないぞ!」
「くっくっく、会則第3条、負けた者には罰ゲーム!! そういえばちょうど大き目のメイド服があるんだよねえ……!」
「おいおいようしゃなしかよ……! スネーク悪いことはいわねえ、俺を相手に選んだらまだ手加減してやるぜぇ?」
ピクリ。
「ほう……手加減するだと……?」
圭一は聞き捨てならないことを言った。
俺にだって一人の戦士としてのプライドがある。これが俺の明暗を分ける大勝負だというなら…………手加減しないのはこちらの方だ…………!!
「後悔するなよ、圭一。そのメイド服とやら、お前が着ることになっても知らないぞ……?」
「……! へっ、ようやくやる気になった見てえだな。上等だ、そっちこそ後で泣くんじゃn
「ジーク・メイドーーーーーーーーーッ!!!!!」
ガシャーン!!!
その時、突然奇声とともに一人の男が飛び込んできた!!
「メイドのいるところ主あり!!1億人のご主人様、Dr.イリー参じょうごっっ!!?」
スパパパーーーン!!
だが、それと同時にレナの拳が撃墜した。
男は音もなく床に倒れこむ。
「うわ…………見えただけでも顎と眉間と人中に1発ずつ入ってたよ……」
「容赦ねえ……痙攣すらしてないぜ……」
「流石レナ嬢でござる……しかし無性に幸せそうな死に顔でござる……」
『大佐……助けてくれ……』
『がんばれ、スネーク』
ブツッ。
……アラスカ帰りてぇ。
848:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:39:07 bfwkcQZ7
……やがて、乱入男が復活し、わざとらしく眼鏡を直す。どうやら部活メンバーとは知り合いらしい。
「ふ……ふふ……これくらいでは私の沙都子への愛を止める事などできませんよ……」
「あ、あんたいったい……?」
「む? 申し遅れました、私入江診療所というところで医者などやっております入江京介と申します。ええと、そちらは……? 皆さんのお知り合いの方ですか……?」
「昨日分校に赴任してきたスネークなのです。今スネークの入部試験をやっているところなのですよ。」
「スネーク……! じゃああなたが……!?」
男……入江は、驚きに眉をひそめると、……いきなり俺の手を握った。
「ありがとうございます……!」
「お、おい……。」
俺は戸惑う。いきなり見ず知らずの男からそうされれば誰だって吃驚するだろう。
「あなたが沙都子ちゃんを……助けてくれたと聞いています……。ずっと私の心にわだかまっていたことが、こんなに早く解決するとは思っていませんでした……。」
ああ、と得心する。
確かに沙都子ちゃんの説得をしたのは俺だが、村に渡りをつけて沙都子ちゃんの村八分をやめさせたのは圭一たちだ。あまり感謝されるようなことでもない。
そう言うと、入江はいいえ、と被りを振るばかりだった。
「ずっと私がやりたいと思ってできなかったことです。……いえ、本当はやろうとすればできたのかもしれない。しかし、私にはそうできないしがらみがありましたから……」
ぴくり、と目を見開いた。
……わずかな違和感だが、入江はそう言った後『しまった』という表情をした。見間違えかもしれないが……。
「……それで、入部試験とさっきおっしゃいましたが……スネークさんは教師なのでは?」
ちっちっち、と魅音が指を振る。
「私たちとスネークの間にそんな野暮なことはなしだよ。会則第201条、部活の相手と入部希望者は拒まず! ただし、最終的にメンバーに認められなきゃいけないけどね。」
「は、ははは……。それは素晴らしいですね。……では、私も参加してよろしいのですね……?」
キュピーン、と眼鏡のレンズが光る。
「え? 監督も入部したいの?」
「いえいえ、そうはいいません。ただ今回だけ、あなたたちと勝負したい! そう沙都子ちゃんのメイド服をかけて!」
大仰なモーションをつけて沙都子ちゃんを指さす。
「……なあ、大丈夫なのか? この人」
「うーん、普段はとってもいい人なんだけど……あはは……。」
レナが苦笑する。成程、変人だが嫌われてはいないらしい。
849:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:40:29 bfwkcQZ7
「さて、それじゃあルール変更! 勝負はレナ&圭ちゃんチーム対スネーク&監督チーム! 監督たちは勝ったら特別に部活メンバーからお好きな人を選んで罰ゲームにしていいよ!」
「ちょっと待ってくださいませーー!! それじゃ私が生贄ほぼ決定じゃないですのーー!?」
「安心してください沙都子ちゃん、ギリギリ合法でやりますから!」
「ちっともできませんわーーー!!? 圭一さん、レナさん、負けたらトラップ地獄ですのよー!!」
「そ、それは嫌だなあ…! 負けたらえらいことだぜ!」
「絶対に勝たなきゃいけないね、私たちの未来のためにも!」
「……ふぁいと、おーなのですよ★」
星が黒いぞ…………梨花……。
「じゃあ、ケーキを持ってきて!」
魅音の合図とともに、詩音たちウエイトレスがワゴンでメインディッシュ(いや、メインデザートか?)を運んでくる。
机の上に乗せられたそれは、直径50センチはあろうかという特注皿をさらにはみ出すような、巨大なホールケーキ……!
「すごいでござる、あんなの初めて見るでござる!?」
「高さも20センチに届くかといったところにゃりよ!?」
二皿で団体用の席が丸々占領されてしまった。
流石にこれは……早まったか……?
「へ、へへ……なあに、俺たちが力を合わせれば、こんなもの金魚の網よりも薄いぜ!」
「ふ~ん、そんなこと言っていいんですかねえ……?」
ま、まさか……!?
詩音の邪悪な笑みが示すように、続けて厨房から運ばれてきたのは…………フルーツとトッピングが山盛り乗せられた、二段目……!!
「ば、馬鹿な!! 魅音のおじさんはどれだけ仕入れたんだよッ!?」
「はっはっは、材料費だけで身代がちょっと傾きそうだよ!!」
「「「あ、阿呆かーーーっ!!」」」
俺は殆ど絶望しかけていた。
一段だけでも終わりが見えないって言うのに、二倍だと!? いくらサバイバルで胃腸を鍛えたからといって、過食に耐える訓練はしていない。おまけに、甘いものを摂ると血糖値が上がりやすいので、思ったよりも早く満腹になってしまう……!
しかし、条件は相手も同じはず。ましてや大人と子供の体格の差、こちらの圧倒的有利は動かないっ!
そう思って眼前の圭一を見るのだが……予想を裏切り、奴は笑っていた……!
850:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:41:09 bfwkcQZ7
「う~ん、圭一くん、これはさすがに厳しそうだよ……」
「……レナ。」
その眼光はあくまでギラギラと、野生の獣のように鋭い。
「スネークにメイド服を……着せてみたいとは思わないか?」
ぴくっ。
レナの目つきが変わる。
「短すぎるスカートを押さえもじもじと震える姿を見たくはないか……?」
声は低く、しかし店内に響き渡る。
レナの手元が落ち着きを失う。
あれは来る大勝負の前の緊張か……?
「清楚なソックスからスネ毛がはみだすのを眺めまわしたくないかッ!? レナ!!」
いや、あれは武者震い……!!
今やレナの体から溢れるオーラがはっきりとして、まるで目に見えるかのような錯覚を覚える……!
そしておもむろに舌なめずりをすると……
「ではっ、勝負始め!」
「はぅ~~~っ!! スネークのスネの毛お持ち帰り~~~ぃ!!」
開始の号令があるや、ものすごい勢いで平らげはじめた!!!
そのスピードは……は、速い、迅い、疾い! あっという間にフルーツ部分が狩られていく!!
「くっ、まずい出遅れた!! どうする入江先生!!」
だが、相方はというと、なんと余裕の笑みを浮かべているではないか!
その表情の根拠が知りたくて、ケーキを切る手も休めて思わず尋ねる。すると、
「ご主人様というのもね……楽じゃないんですよ。」
怪しげな笑みが返ってきた。
「社交界の雄たるもの、人前で振舞われた食事を残すということなどは言語道断です。日本の大名も、御膳を残せば不服だと周りに受け取られ、責任問題に発展して最悪料理係が切腹なんていう事態にまで発展したといいます。
それだけ食べ残しはマナー違反、いえ重罪なのです。ましてやこれがメイドさんが主のために心をこめて作ったものだと思えばどうでしょう…! 残すわけがない、残せるわけがない!
愛するものの料理を残す者にご主人様たる資格などなーーーいっ!!」
おおおお……!
こちらも闘志が漲ってはちきれんばかりだ……!
「くっ、流石はイリー、ソウルブラザーは伊達じゃねえってか! 上等ぉお!!」
俺も負けてはいられない。
そうだ。己の沽券なんかより、もっと大事なことがあったじゃないか…。
『……信じてくれますか?』
今なら何となく分かる。
梨花は、自分を……部活の仲間たちを俺に信じてもらいたかったんだ。
そして、信じるといった俺も、仲間なのだと言ってくれたのだ……。
「俺は負けないぞ、梨花!」
スプーンをケーキに直に突き刺す!
うおおおおおおおおおおおおっっ!!
―5分後。
「スネークさん、後は頼みます…」
弱ッ。
851:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:41:43 bfwkcQZ7
始まって何分かが過ぎた頃。
俺は、昏倒したご主人様失格を尻目になんとかレナたちのペースに喰らいついていた。
「はぁ……はぁ…………くそっ」
俺には少しコツがあった。
……開始時にもらったお冷やは、まだお代わりをしていない。
水分を取って腹を膨れさせることは、飢餓状態に陥りやすいサバイバル下の原則だった。ならば、逆ならどうか?
訓練校時代の教えが今ここで活きてきたというわけだ。
……だが流石に限界は近い。レナも当初の勢いはないが、二人対一人では勝敗ははっきりしているだろう。
なにか逆転の秘策があれば……。
その時。
「んぐぅっ!?」
始めは何の感覚か分からなかった。
まず思ったのは、刺激。次いで、それがぴりぴりとした痺れに変わった。
俺はこれを知っている…。これは……この感覚は……。
「か……辛ぁーーーーっ!!?」
途端、猛烈な痛みと辛味が舌を灼く!
俺はもんどりうって床を転げまわった。
「ど……どうしたのかな、スネーク先生!?」
「お、おい! 大丈夫かよ!?」
たまらず厨房に駆け込んで水をがぶ飲みする。
水の冷たさで何とか感覚を和らげようと必死だった。
10杯は軽く口にしたところで、何とか小康状態を取り戻す。
「はぁ……はぁ……」
なぜだ。
何がなんだか分からない。
俺はケーキを食っていたはずなのに。
そもそもそういう料理だった?
いや、そんなわけないだろう。百歩譲って店の方でサプライズのために何か仕込んでいたとしても、同じくらいのペースのレナたちに何もないのが不可解だ。
レナや圭一が何か混ぜた?
……いや、あの驚きようは本当に知らなかったのだ。あれが演技なら尊敬する。
他に何か混ぜて俺を妨害する理由がある奴……。
……そうか。
テーブルに戻ると、意味深な目線を送る奴がいた。
「やられたぞ。……まったく気づかなかった。これが毒なら殺されてるな。」
やがてそいつは高笑いを始める。
「沙都子。」
「申し訳ありませんわね。あなたに恨みはない、いいえむしろ感謝しているくらいなのですけど……勝負に全力をかけるのは私のポリシーでもありますわ。」
そう言って沙都子が取り出したのは、髑髏のマークがあしらわれた小瓶。
「あ、あれは!!」
「知っているにゃり、雷電どの!?」
―詐鈍死楚胡素(さどんですそうす)―
中国は秦末期、かの楚王・項羽が政敵を暗殺するために作らせた劇薬。
姿こそ伝統的な調味料・豆板醤に似ているものの、その辛さは多くの人間をショック死させたという記録が残っている。
なお、唐辛子という呼び名はこの香辛料が唐代の玄宗皇帝の時代のものと誤って伝えられたことに派生する。
『良く分かる劇薬』 民明書房・刊
「まさか実在したなんてね……」
「くっ……」
とにかく、このロスは痛い。
なんとか挽回せねば。しかし、どうやって……。
その時、唐突にカウンターの方から呼ぶ声が聞こえた。
「お取り込み中すいません、スネーク様にお電話が来ております」
852:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:42:52 bfwkcQZ7
「……もしもし。」
「もしもし。苦戦しているようだね。」
「……オタコンか。」
受話器から聞こえてきたのは、よく聞き知った相棒の声だった。
・・・・
「なんだ? 業務連絡か? そうじゃないなら切るぞ」
「まあちょっと待ってよ。困ってるんだろ?」
「……ああ、正直な。」
こちらの様子は通信機を通してフィランソロピー本部にもモニターされている。
だからオタコンが今の状況を知っていたとしても不思議ではなかった。
「よく聞けスネーク。フード・ファイトに逆転勝ちする最も単純で難しい方法を教えてやる。」
電話から戻ってくる間、レナたちは手を休めていたらしい。
「もっと差をつけなくていいのか?」
圭一が苦しそうにげっぷを吐く。
「ああ。ちょうどいい食休みだぜ」
「その余裕がいつまで持つかな?」
「なんだって?」
そして俺は、すうっと深呼吸をする。
オタコンに教えられたとおりに……。
「……レナ、メイドに最も合う属性とはなんだと思う?」
ざわ…。
いきなりな発言に皆目を丸くしている。
だがここで退いては駄目だ。一気に畳み掛ける必要がある。
「メガネ? 王道だが、それだけでは弱い。ニーソ? 露出はいいものだが、もう一押し。ネコミミ?くだらん、猫の奔放さとメイドの従順さを混ぜ合わせたところで水と油だ。」
「え……えと……」
「そう、答えはツンデレだな。それも、年下の妹キャラのツンデレ! 親しさゆえのぶっきらぼうさの下から隠そうとしても隠し切れない好意!」
よし、完璧だ。
オタコン曰く、『簡単さ、人数で負けてるなら、相手をこちら側に引き込めばいい。』そのままオタコンにこう言えといわれた事を言われるままに暗記した。意味は俺も良くわからん、というか知りたくもない。
「どうだレナ、お前は本当にそっち側にいていいのか!? 俺の側に来れば妹メイドを手中にできるんだぞ!」
しかし……。
予想を裏切って、俺の目の前にあったのは怪訝そうなレナの顔……。なぜかオタクたちは哀れむような表情で一様に俺を見ている。
はぁ、と溜息が聞こえた。
「そんなものか?」
「なに?」
馬鹿な……。オタコン仕込みの演説がきかないというのか……?
853:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:43:25 bfwkcQZ7
「レナを引き込むっていう着眼点はよかったな。……だけど、肝心の中身が駄目だ。」
ばっさりと切って捨てられる。
「妹だと? たわけが! お前は沙都子の真の良さをまるで分かっちゃいない。
いいか、今巷には安易な妹キャラが溢れている。それはそれでいいだろう、人間は背徳感に惹かれるものだからな……。
だが、それとメイドの食い合わせは、はっきり言って下の下だ!
いいか? そもそもすでにメイド属性の大切な要素として『身分違い』という背徳感がある。
それと妹を足したらどうなる!? お互いの風味を打ち消しあってなにがなんだか分からなくなるだろうが!
いいか、萌えは足し算じゃない、掛け算だ! もともとの魅力が大きければ大きいほど、相反するものと組み合わせたときに価値が薄れると思えっ!
さらに言わせてもらえば、妹という距離感の近さもマイナスだ。
古来メイドとは触れそうで触れられない、届きそうで届かないそんな微妙な距離感を象徴するものッ!!
幼馴染メイドも妹メイドも俺に言わせりゃ侘び寂びが足りん、圧倒的にっ!
そしてニーソがありだといったな! だから安易に属性を足すなというのだ!
淑やかさに比例して裾の長さも長くなるものと相場は決まっている! メイドマスター・イリーがいみじくも言っていた、ミニスカメイドなどメイドではないとなッ!!
だが、それすらも俺は許そう。萌えは千差万別、多様な学説の存在はまた大きなテーゼを生み出してくれるのだからな。
だが……あんたの叫びはそれ以前だ。本当に心からそう思っているなら、俺や……この同志たちの心に触れる可能性もあるいはあっただろう。
だけどなあ、あんたの言葉からは魂が感じられねえんだよおスネェェェェェェク!!!」
うおおおおおおおおお!!! K!K!K!
観客からは割れんばかりの怒号と拍手! 口々に圭一を褒め称えている。
これが……ザ・クールの真髄か……。
俺の心はもはや完全に折れていた。
この時点で勝負は決まっていたのだった……。
「勝者、レナ&圭一ーーーッ!!」
その内にレナが完食し、勝負は俺たちの負けで幕が下りた。
俺はうなだれたが……健闘をたたえ、特別に入部を許可するということに結局なった。
ただし、罰ゲームは後で行われるらしい。なんとかごまかそうと思ったが、敵もさるものだった。
入江はまだ昏倒していた。
854:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 04:47:37 bfwkcQZ7
深夜のテンションで悪乗りしすぎた感が。多分寝ておきたら恥ずかしさで死ねる。色々壊れててごめんなさい。
それと、TIPSを一つ書きました。
時間的には綿流しの直後を希望ですが、その辺はスクリプトの方の裁量に任せます。
「これが研究の全データのコピーですんね。よろしくお願いします。」
「ご苦労様です。」
県下では上等なホテルの一室で、鷲鼻の男がスーツの女が面をつき合わせている。少し離れたところで、別の男が二人に背を向ける格好でベッドに腰掛けている。男は彼らの声が耳に入っていないかのように身じろぎもせず、じっと閉め切られたカーテンを見つめていた。
「これであれの開発はほぼ完成でしょう。……山狗に伝達を出しておきますか?」
「焦ることはありません。一応のテストを経てから、という予定に変更はありません。」
「へぇ。……しかし、随分その予定は早まったみたいじゃないですか。確か事前の見積もりでは8月まではということっしたが……」
「それだけ三佐が優秀だということです。彼女がそれまでの研究で持っていたノウハウは十分すぎるほどに役立ってくれました。間違いなく鷹野女史はこの『メタルギア』の最大功労者でしょう。本社も彼女に最大限の栄誉を惜しまないと約束しています。」
「へっ……へははははは! あんたも大した狐ですんね。それとも作戦名でお呼びしたほうがいいですかい?」
「どちらでも構いません。あなたも鳳と呼ばれるほうがよいですか?」
「いえ、遠慮しときます。俺はもっとしみったれたのが性に合ってますんね。」
鷲鼻の男……小此木は笑いながら、密かに思った。
……相変わらず何考えてるわかんねえ女だ。三佐といい、こっち来てからそっちの収穫はありやしねえ。
不意に、カチャカチャと耳障りな音がする。
「……あん? おめえ、何してんだ」
腰掛けていた男が、何やら手元のものをいじり始めたらしい。
「ルービックキューブです。どうもこの頃あれにはまっているようなので」
「……けっ、気味が悪ぃ。」
女が連れてきた「兵隊」―男はそういう肩書きだった。酷く口数が少なく、小此木はいまだに慣れることができないでいる。恐らくこれからもそうだろう。
最近は、むしろ面倒のかかる方が多い。先日も、往来でいきなり一般人に絡んだので、ことを丸く収めるのに一苦労した。
……頭いかれちまってんじゃねえか?こんなの糞の役にも立ちやしねえのに、やっぱりよく分からん女だ。
「……そろそろ帰らんと怪しまれますわ。あんまり診療所あけるとうるさいんでね。」
「ええ。……それでは、小此木二尉。」
「失礼します。…………野村さん。」
軽く会釈を交わして、小此木は部屋を出た。
野村はそれを確認すると、カーテンの前に進み男の傍らに立つ。
奇妙な出で立ちの男だった。全身を甲殻類のような鎧で包み、顔は仮面に覆われていて表情は伺えない。
「聞きましたね。あなたの御友人にも挨拶の準備をしておきなさい。」
「…………ああ」
聞き取れないような小さいものだったが、野村は彼が一瞬だけ感情に声を震わせるのを聞いた。こんなことは珍しい。
「……そろそろ、お祭りです」
855:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 08:13:31 ulnBSt7t
>>854
あんた天才やわ
856:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 08:51:52 TeA4cXhO
>>854
なんという神展開!!
あなたこそ本当の愛国者(パトリオット)
857:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 09:15:12 3tXZSbdE
>>854
しばらく見ないうちに素晴らしい事になってるな
GJ
858:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 09:32:41 osd8jbIr
>>854
さすがらりるれろGJだぜ
859:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 09:44:38 tOWArNvw
>>822
沙都子編決着パート。
このところリアルの仕事が納期迫ってて…
今しばしお待ちください。
860:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 09:44:54 LNdj4kIE
オタコンはオタコンという名前を名乗ってるくせに
圭一どころかレナすら説得できずかわいそかわいそなのですw
861:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 09:49:48 VTeAF5CW
>>854
GJ!さりげなく雷電が居るwwww
>>860
彼はメイドじゃなくてメイドロボだと本領を発揮すると思うぞ。
862:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 10:52:59 odzFpaWm
孤独な女スナイパーとかもいけそうだな
あと近親(ry
863:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 11:28:29 YuZgWtbW
問題は兵隊が雷電なのかグレイフォックスなのかということだ
864:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 13:00:33 ySfMkder
》859
お勤めご苦労さんです。気長に待ってるよ
しかしあれだな、この設定はどう解釈すればいいんだ?
前までの世界=野村が鷹野に「悪魔の研究」をさせなかったために雛見沢症候群の研究が続けられなくなった鷹野が終末作戦起こす
→梨花たちが阻止する
→八月末に兵器が完成して雛見沢終了?
でも野村が吹き込まないと終末作戦は起こらないんだっけ……
865:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 13:06:50 e3ntNXDv
細かいことを考えたら負けなんだぜ
866:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 17:50:23 ySfMkder
ま、それもそうだな
867:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 19:25:48 ws2vqGVG
>>853
ここはK1の能力を知っているスネークがわざとK1に語らせてレナたちを
k1固有結界で足止めしつつスネークだけ食べている展開とかどうでしょうか?
もうちょっとがんばらないと部活メンバーとしてみとめられないような。
868:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 19:32:42 ws2vqGVG
K1固有結界がスネークに効かない設定にしとけば
後々シリアスパートにここぞという時のスキルとして使えそうです。
869:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 20:08:50 ZD+E2u5E
「大人」の体験を語ることでレナを鼻血ダウンさせるとか
870:携帯からですまぬ
07/03/16 21:25:26 ywrMzYJH
「ハァ…ハァ、肺をやられたわ…もう助からないわね…」
「そんな…いますぐ病院に運べば何とか!」入江が今にも泣きだしそうな顔で叫ぶ
「フフフ…これでも医者の端くれよ、自分の体の事くらい分かるわ…」死の間際だというのに鷹野の顔は不思議と穏やかだ
871:携帯からですまぬ
07/03/16 21:26:49 ywrMzYJH
「止めが欲しいか?」無表情でスネークが言う
「ええ…お願いするわ…」
「一発だ…安心しろ痛みを感じる暇もない…」
「そう…それは…嬉しいわね」
「二郎さん…居る…?」
「あぁ、ここに居るよ」
鷹野の手を握り涙ながら富竹は言う。
872:携帯からですまぬ
07/03/16 21:27:31 ywrMzYJH
「二郎さん…ごめんなさい……たくさん…たくさん酷い事をして」
「そんな事ない!そんな事……ないさ…」
「さぁ…スネーク…私を…お祖父ちゃんの所に送って…」
スネークは静かに頷き拳銃を鷹野の額に向ける
873:携帯からですまぬ
07/03/16 21:28:25 ywrMzYJH
「さよなら……鷹野さん……」
富竹は涙を流しながら絞り出すように言った
「さぁ、君達は見ない方がいい…」
入江が圭一達に促す
「………」
少しの静寂の後、雛見沢の空に一発の銃声が鳴り響いた……
874:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 21:53:14 QgBWKggQ
クライマックスシーンか…
ちと時期尚早な気もするが乙。
875:携帯からでゴメン
07/03/17 00:38:28 56gEXdBR
「そんな…いくら悪い奴だからって、こんなの…こんなの無いよぉ!」
泣きじゃくる魅音
皆に背を向けるスネーク
「これから俺は黒幕を叩きに行く…」
「鷹野さんの仇を…とってくれると言うのかい?」
顔を上げた富竹が言う
876:携帯からでゴメン
07/03/17 00:39:22 56gEXdBR
「いや…俺は自分の為にしか戦わない…
」「あんたらに手伝えとは言わない。あんたらの人生、あんたらの好きに生きろ…」
「いや、僕も行くよ…」
富竹の目は真剣だった
「……死ぬかもしれんぞ…」
「決めたんだ…もう逃げないって」
決意の表情を浮かべる富竹
877:携帯からでゴメン
07/03/17 00:41:21 56gEXdBR
「それでは私も行きます!」
入江も決意の表情で言う
「いや、アンタは残れ。外からサポートする人間も必要だ」
「それに…」
スネークは圭一達を見る
「アンタがいなくなったらこの子達が悲しむ…」
「………分かりました。私は貴方がたを出来る限りサポートします」
878:携帯からでゴメン
07/03/17 00:43:33 56gEXdBR
「じゃあ、頼んだぜ先生」
「違うのです!!」
突然梨花が叫んだ
「さっきスネークは入江がいなくなったらボク達が悲しむと言ったけどそれは違うのです」
879:携帯からでゴメン
07/03/17 00:45:10 56gEXdBR
「ボクは…スネークも富竹もいなくなったら悲しいのです…」
「そうですわよ!私も次こそはスネークさんでも破れないトラップを作ってみせますわ」
「だから…だから…絶対に生きて帰って下さいまし」
沙都子は泣きはらした目を擦りながら言った
880:携帯からでゴメン
07/03/17 00:46:13 56gEXdBR
「そうだ!俺たち部活メンバーはアンタに勝ち逃げを許すほど甘くはないぜ!」
「圭一くんの言うとおりだよ。部活メンバーを舐めちゃいけないよぉ」
881:携帯からでゴメン
07/03/17 00:47:28 56gEXdBR
「まぁそんなこんなでさ、スネークにも富竹さんにも死んでもらっちゃあ困るわけ」
たった今あれだけのショックな出来事があったにも関わらず
無理に明るく振る舞う彼等にさすがのスネークも感慨深いものがこみあげてくる
「おまえら……あぁ…必ず帰ってくるさ…」
882:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 02:53:22 afe/v0Xo
日は完全に沈んだ。あたりが暗い。
鷹野に聞いた位置では、ダム工事現場跡地の地下にメタルギアは配置されているらしい。
研究は入江診療所で進められたものの、流石に巨大な兵器をしまえるスペースはなかったようだ。
「スネーク、健闘を祈るよ。」
「ああ、分かっている。」
「今回最後のミッションだ。メタルギアを破壊し、野望を打ち砕け。そして…必ず生還してくれ。」
「大佐…了解。これよりミッションを再開する!」
「スネーク、僕の武器は?」
「ちゃんと用意してある。」
RPG-7を取り出す。
「うわ、こんなものどこから?」
「詩音に借りたものだ。存分に使ってくれ。」
「わかった。ありがとう。」
「お礼は詩音に言うんだな。」
そんなやり取りをする内に、工事現場の跡地に着いた。
鷹野に言われた位置に地下への蓋があった。
誰もいないかどうかを確認しようとした時、
その時まで気配すら感じさせなかった一人の人影の姿が目に入った。
「やっと来ましたね。」
廃棄されたクレーンの首の頂点に佇む凍てついた影、
シスターの服装に身を包み、手に長い刃物を持っている、
しかしその人影は紛れもなく、知恵 留美子その人だった。
883:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 03:37:07 g9DmInID
GJだけど、知らない人にとって知恵留美子の登場が唐突すぎやしないか?
シスター服も、雛見沢では逆に不自然じゃね?
884:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 09:47:39 OJ5hok7L
鷹野撃つのはトミーがやったほうがいい気もする
885:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 11:08:49 VVfTmEZA
いきなり話がとんでポカーンに近いがしかし
wktk
886:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 12:31:49 EdKsrAd8
>>883
キャラの背景を考えれば、法衣で出てこない方が不自然でしょ。
あれ自体が武装みたいなもんだし(歩く武器庫)
887:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 12:34:19 NnoFdN7c
法衣着てないと黒鍵使えないんだっけ?
888:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 13:05:46 OJ5hok7L
月姫知らない俺には長い刃物がなんだかわからない
889:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 13:27:52 oKyzryuJ
シスター服のところはカソック(修道衣)にしても良いかも
しかし、熱展開GJ
890:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 16:47:20 NnoFdN7c
今まとめ読んでたんだが白の強化外骨格ってグレイフォックス?
891:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 18:07:27 gWN+vbdh
>>890
MGS1から入った俺はそのほうがいい。
892:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 18:18:26 NnoFdN7c
いろんな人が書いてるから細かい所で齟齬が生じてるんだよな
893:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 19:16:32 OoAbUf4M
だが、それがいい!(AA略
894:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 21:39:52 KuyqLg2e
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
22日告示の岩手県知事選(4月8日投開票)で、覆面レスラーのザ・グレート・サスケ県議(37)が
17日、出馬の意向を明らかにした。
18日に盛岡市内で記者会見し、正式に表明する。
知事選にはすでに、民主党衆院議員の達増(たつそ)拓也氏(42)が出馬を表明しており、
サスケ氏は「小沢王国での無謀な戦いかもしれないが、岩手をより良くするためにはこの方法しかない」
と話している。無党派層を中心に支持を訴えるとみられる。
サスケ氏は、2003年の県議選盛岡選挙区で旧自由党推薦の無所属で初当選。
県議会では民主党系の会派に所属している。
知事選には、このほか前雛見沢村長の柳村純一(56)(自民党推薦、公明・社民・国民新・新党日本支持)、
県労連前議長の菅野恒信(61)(共産党推薦)、廃棄物処理業の芦名鉄雄(61)の
3氏が立候補を表明している。
895:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 22:01:59 ehVgAh6X
>>844
グッジョブなんだが本編の設定と微妙にずれてるんだよな..
オタコンは最初からモニターしてるわけだし
896:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/17 23:03:05 qf5g/zDm
854です。
確かにご指摘のように、スネークの見せ場が足りない気がしますね……。
ちょっと手直ししてみるので時間ください。
897:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 00:35:40 Ieykk4qc
デザートフェスタ~鷹野死亡までのやりとりはいったん収拾がついてから付け足しでいいんじゃまいか?
898:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 01:39:39 tTLaQZor
知恵先生の説明が欲しいんだけど、だめかな?
899:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 01:53:27 Weo4jAIR
>>898
説明はストーリーにちゃんと組み込むから安心してくれ
900:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 02:25:22 EuixLu/0
武器についても逐一解説しないで、スネーク視点から見た印象をストーリー内に組み込むのがいいかもね
901:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 02:40:48 tTLaQZor
あー、そうかなるほど
「知恵=代行者ってイミワカンネーヨ。何?組織って」ってのは、スネークも同じか
腕の見せ所だな、職人さん頑張れ!
902:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 08:49:24 gbUkwWvf
で、ストーリーの最後はやっぱりオセロット(リキッドに乗っ取られる前)とどこかのお偉いさんの意味深会話で締めくくるのか。
903:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 09:51:48 fstSaEca
オセ「はい、機関車は確保しました …ええ、キャメラも一緒に もちろん黄色です」
904:GJ!!
07/03/18 13:39:09 F7O+6x9S
G
905:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 17:10:45 pEfS6v0J
このスレまだあったんだ・・
906:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 19:02:55 cn+X5UDi
854です。
デザートフェスタ編(>>844-853)を手直ししました。
よければ読んでやってください。
前以上に壊れてる上にかなり展開が変わってますがー。
URLリンク(www.uploda.org)
パスは「sunehina」です。
907:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 19:53:24 Weo4jAIR
>>906
なんだこの無駄に熱い戦いwwww修正版GJ!
908:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 20:10:29 jEGUGaRz
>>906
GJ!
メイド・イン・ヘヴン吹いたwwwwww
909:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 21:02:33 3Q6DmT45
GJ!
はっちゃけすぎwwwwwww
910:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 22:50:03 9qR92u47
超GJ!
まさかKvsイリーのソウルブラザー対決を見られるとは思わなかった。
こういう気持ちのいいまでの馬鹿だから圭一も入江も好きなんだよ。
シリアスもギャグも熱すぎるぜこの変態ブラザーは!
911:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/19 01:15:53 U60DIISA
>>906
もうない。。
912:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/19 01:16:49 Yf1jaq5t
>>911
大丈夫だ、既にまとめが差し替えられてる。
913:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/19 01:25:02 KnIV3IGJ
>>911
URLリンク(www29.atwiki.jp)
まとめの人も迅速な仕事GJ!
914:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/19 01:28:19 KnIV3IGJ
って俺のIDまでGJだぜwwwwww
915:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/20 13:20:22 HBT5irdO
>>914
GJだ!オタコン!!!!!!!!
916:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/21 11:31:23 kgT1x9Kw
>>906 前にスネークの活躍が少ないと言ったものです。新しいシナリオをやっと拝見できて、
大体私と構想が同じであったのでびっくりしました。展開としてはやはりk1がああいうとイリーが復活しないわけがない。
その間にスネークが食べてしまって良いところまで勝負に行くものを書いてみましたが自分の文才がないのに
嘆いて断念してしまいました。私の構想としては
k1がしゃべりだす→イリーが復活して対抗→観客がすべて2人の論議に注目→一息ついたところでk1あたりがスネーク
だけケーキを食べているのに気づく→みんな驚く、そして魅音あたりがスネークの耳に[ケーキのスポンジをぎゅっと握ってつくった]
耳栓をしているのに気づく(やっぱりスネークも論議を直で聞くと固有結界に取り込まれる気がするので。あとせっかくのケーキなので
それを多用途としてつかいたかったのでなんとなくスポンジの耳栓かなぁと)→次にk1がケーキを食べようとするときにスネークが語りかけてくる
(子供に大人が勝つのは大人気ない)(残りのケーキに圧倒的な差があり、私に勝つのは無理だろう)などなど[引き分け再試合案を提示]してくる
→k1拒否(最後まであきらめないのが部活メンバーだみたいなことを言う)→k1の言葉を聞いて崩れ落ちるスネーク(サトコが入れた薬の激痛で
意識が途絶えかけていた)→決着→ここで魅音がスネークは負けたから部活メンバーにいれられないよーと言う→一同空気嫁ツッコミ
→そこで魅音「スネークは先生で私たちはまがりなりにも部活という名前をつかっているんだ。やっぱり部活には顧問がいないとしまらないよねー」
ってな感じで部活の顧問になりましたーってオチだったんですがなんかながながと書いてしまってもうしわけないですね。それじゃあ
がんばって製作してくださいね、応援しています。