07/09/19 00:19:03 g9a8OuCb0
やっぱり「あぶないビキニ」だろ
451:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 00:31:08 B1+8YTjAO
>>443
ビュウ→自分
ヨヨ→気になるなあの娘
あれ?
452:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 00:33:25 9HNp8XhR0
アレは悪い意味で製作者は感情移入を狙ってると思うけどね、悪趣味な話だが
453:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 00:35:16 YeOsJyKN0
床に置かれたビキニ(ちょっとアブナメ)水着と競泳水着を前にしてラムザは悩んでいた。
傍らにはスクール水着を手にして超めんどくさそうな顔をしているアグリアスが立っている。
アグ「別に川で水浴びする程度なのだし、士官学校時代のこいつで十分だ。先に行ってるぞ」
ラム「待て待て待ってください!あともう5分考えさせて!」
夏はもう終わり、ゼクラスの川の流れは冷たさを増す季節。
でもこの人たちはそんなの気にしない。
454:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 00:54:49 uUwU9cFT0
しかしアルマって地味だよな
ラムザはどこがいいんだあんなの
455:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 01:01:19 9HNp8XhR0
いや、妹だからとしかw歪んだ解釈すれば製作者の近親萌えだと思うけど
SRPGは何故かそう言うのがウケるよな
456:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 01:01:33 MO8WVqe80
>>454
こういうやつがいるから批判する奴が出てくるんだよ全く
457:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 01:47:16 o94Qtk8Z0
アルマは髪型から服装まで地味だしデカイ手袋とか野暮ったい。
しかしラムザにとっては可愛い妹だから地味とか野暮とかどうでもいいわけだ。妹というだけで充分。
逆に派手とまでいかなくても華やかな、いかにも貴族の令嬢チックなアルマだったら……
あ、それはそれで萌えるかも知れないw
458:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 01:51:13 B1+8YTjAO
アルテマ様はアルマの体を借りてるんだぞ!!!
つまり数年後には
オーン
459:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 02:04:45 IpX1EJ1r0
俺からすると、アルマもかなりツボなんだがなぁ
アグリアス姐さんと女ナイトと女魔道士とオヴェリアとミルウーダと女侍と女風水士と踊り子の次ぐらいには。
460:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 07:53:38 Dg/BALW70
女モンクは俺の嫁
461:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 11:08:19 eLccA4/K0
女暗黒騎士は俺の鬼嫁
462:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 11:11:36 9HNp8XhR0
暗黒騎士になれる嫁ならいろんなスキルで養ってくれそうだ、うらやますい
463:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 11:21:22 g+qZJtYn0
アグリアスは
「女のくせに聖剣技なんか使いやがって…ケッ!」
…てな感じでオヴェリア護衛という閑職に左遷されたんだと思う
普通に考えれば戦力的に前線に置きたいはずだし 。
オヴェリア誘拐後だったら
「聖騎士様は護衛もできないのかよ。ププッ!」
って又閑職に左遷されそう。
464:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 12:32:01 MO8WVqe80
>>463
アグたんは聖騎士じゃないぞ
聖剣技が使えるだけのただの騎士
だから立場はそんな高いわけじゃないはず
ヒラ(中間管理職?)騎士だし
FFT世界では聖騎士はアークナイトのほう
465:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 12:33:56 Wkoqi6Cf0
設定はともかく聖剣技使える事だけでレアな騎士としか思えなかった。
466:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 12:34:16 MO8WVqe80
ホーリーナイトは「教会の洗礼を受けた信仰の騎士」
エリートではあるんだろうけど、そう珍しいもんじゃないのかも
グレバドスの規模を見るに
アークナイトはその上位職っぽい感じか
ザルバッグ、エルムドア、終盤のディリータなんかがそうだったような
467:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 12:59:09 YeOsJyKN0
>>464
嫌味で聖騎士様呼ばわりした、てのもアリかもしれんぞ。
「おい、オークス殿に失礼だぞw」
「あー、そうであった!聖剣技は使えてもまだオークス殿は聖騎士叙勲は受けておられなんだな!失敬失敬!」
(・∀・)ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤ
近衛騎士なら良家出身のエリート意識の固まりみたいな奴も多かろうし、
中央勤務時代も、打ち合い稽古のときなどに、
「どうしたあオークスう!飛び道具の稽古ばかりににうつつを抜かして、肝心の力が足りんのではないかあ!?」
とか、鍔ぜり合いのパワー勝負でいじめられたりしちゃったり。
アリ「あれからアグリアス様、鍛えに鍛えられましたものね」
ラヴィ「今じゃアグリアス様、手足の筋肉なんて殿方にヒケをとりませんものね!」
アグ「…」
468:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 13:10:47 Jx3Q93wfO
少なくともジョブに関しては性差別がある様な世界では無い様に見えたんだが。女騎士や女モンクがいっぱいいるんだし。
王女護衛任務は真相を知る極一部の人間以外にとってはかなりの重責である事に変わりないから
アグリアスは評価の高い騎士だったのだろう。
幾ら捨て駒とはいえ実力の無い人間を送り込むと狂言誘拐が早々に疑われかねないし。
派遣されるべくして派遣されたといったところか。
こんな考察は以前にも見かけた様な…
469:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 13:18:41 YeOsJyKN0
何回も既出話題だから、むしろ気にスンナw
470:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 13:25:50 MO8WVqe80
女騎士の中で優秀だったから女王の護衛だったのかもなー
身の回りの世話とかもしてたんだろうか
471:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 14:23:54 eLccA4/K0
アグ姐さんの場合、王家への忠義心も選考条件で有利だったんだろうなぁ
それに職務に対してやば過ぎるほど真面目だし。
だからそんな姐さんに萌えるわけだが・・・。
って書き込んでる途中で鬼嫁に見つかってお尻にダークウェポンされた
472:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 14:28:04 Jx3Q93wfO
>お尻にダークウェポン
アッーーー!
473:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 14:28:42 YeOsJyKN0
>>470
「アグリアスは知らないと思うけど、私は、オーボンヌ修道院へ行く前は他の修道院にいたの。」
してるぐらいに顔付き合わせたら、オヴェリアのこの台詞は出んだろう。
当時のアグリアス自体、己の職分を守ることに関してはガチガチのキャラっぽいし。
もっとも当時の修道院でオヴェリアに侍女がどれだけ付けてもらえてたかは分からんが。
474:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 16:35:28 wNmbvU/y0
マジレスすると、例えばフランスのブルボン王朝なんかでは
近衛騎士の選考基準は、家柄、実力、容姿、王家への忠誠心あたりだった。
昼寝士さんのssにあったような、歴史はある家系だけど歴史だけ(政治力はない)とか、
元老院での発言力に欠けたとかで
「よーし、家柄よし、忠誠心よし、容貌よし、実力よし、それでもって元老院の決定に文句言えない」
という決められ方で派遣されたんじゃなかろうか。
上司の不正をいちいちただそうとして鬱陶しがられて
「ホーレ王づきの近衛騎士にしてやるぞ、大出世だぞ~」と左遷されたかもね。
>>473
年齢的に考えて、アグリアスが見習い騎士の時代かしれない。
で、そのころは別の騎士が護衛していたんだけど
出世をあきらめた年寄りの騎士が引退したのかはたまた、
オヴェリアの出生についていらんことを知ってしまって消されたとか・・・。
475:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 16:40:10 wNmbvU/y0
間違えた。
「王女づき」ね。
建前上オヴェリアにも護衛の近衛騎士がいないとマズいから
アグリアスが貧乏クジ引かされたに違いない。
でもマジメだから出世コースからあからさまに外されても
「これも大切な任務だ、誰かがやらなくてはならない」って考えそうな性格の人物が
なおのことぴったりだということで元老院が決定したんじゃないか。
476:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 16:48:43 LYLARDqS0
単純にモックナンバーから選んだんだろ
477:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 16:50:09 Mvd5/e+l0
マジレスすると実際の歴史から類推するのが無駄と言うか、
確信できるのは出世できる道であろうと無かろうと、多分出世できる人では無いって事ぐらいじゃ。
478:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 17:41:11 Jx3Q93wfO
制作サイドもヨーロッパの中世史を参考にしてるわけだけど、
あくまでも参考以上のものではないというのが正解なのでは。
よってプレイヤー側から様々な解釈や推測が出来るあるわけで。
もちろん、究極的的な事を言えばあらゆる公式設定は全て松野氏のみぞ知るわけだが…
想像の余地が残されているのはイイ事だと思う。
479:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 17:58:32 YeOsJyKN0
確かにここまで「~じゃないか。~ではないかと思う」連呼すると、
>>478自身の書いた4行目で話終わるな。
どうせ松野もそこまで詳しく決めてねーよ。というぐらいにw
480:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 18:16:41 /+gwqJ5R0
ぶっちゃけ決めてないだろうな「聖騎士アグリアス」の話でもゲーム内で
矛盾がある発言あったりするし、正味中心からかなり近いとは言え、あくまで
解雇も出来る一脇キャラの話だしな。
481:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 18:45:31 CGIwxxCU0
ま、そのおかげで沢山のSSが読めて楽しかった。
482:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 18:50:48 zP4TWgcW0
>>481
アグリアス「過去形にされるのはごめんだからな!」
483:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 19:36:11 SfTGN8vrO
俺脳内設定だと実力も家柄もそこそこだけど精一杯がんばってるイメージだ>アグ
常識外れに強かったりするとかえって萎える。
484:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 19:37:21 X1zZR39k0
雷神アグ
485:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 19:44:17 YeOsJyKN0
>>484
髪をアフロにして背中にデンデン太鼓2~3個も付ければ雷神気分になれますよ。
486:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 19:54:54 fH4l3BHTO
そして服装はしましま模様のビキニ。
487:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 20:02:28 MO8WVqe80
常識はずれに強いのはご老体だけで十分
488:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 20:19:24 B1+8YTjAO
俺は踊り子アグたんにモーグリ召喚させてニヨニヨするからいいや
でも、本音を言うと設定資料集は欲しかった。
489:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 20:59:32 VVLUmlr50
そんな同人あったなあ!!
ラムザがアグにエロコスなジョブにチェンジさせてにゃんにゃんするやつ
490:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/19 21:04:03 o94Qtk8Z0
>>474
王女の護衛が男だと万が一間違いが起こらないとも限らないし、
要らぬ疑惑のタネになって余所の勢力につけ入られたりするかも知れん。
女には女の護衛の方が何かと都合も良かろう。誰を送ろうか。一応実力があって忠誠心が強い女……
(元老院のじじいが近衛騎士リストをパラパラめくる)
おっ、このアグリアスって奴うってつけじゃん。よし、コイツに決定!
なんて妄想が浮かんだ。リアルだったら強い宦官が送られてたかも知れないが
491:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 00:00:19 hB51PE3n0
モックナンバーが出るとは思わんかった・・・
これはハンモックナンバーの(ryで、海軍が入隊した時の成績順
のこと。出世競争なんかで、死ぬまでこの序列がついて回る。今の
海上自衛隊もそう
豆知識な
492:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 00:26:09 blv3tqKS0
>>490
だがその時、元老院は知る由もなかった
女同士でも間違いはおこるのだ、と
493:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 00:54:17 rtSv9fCqO
メリア様がみてる
494:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 00:55:23 9ewRLszNO
>>491
参考になった
495:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 00:55:34 o6J/d2ia0
元老院の草「実は最近王女と護衛の女騎士達が・・・・・」
元老院の爺「予想の範囲内だ。問題無い。どうあっても女に女は孕ませられンからな。
する事とて無い辺境の慰み位、大目に見てやれ」
496:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 00:57:01 fH5/lpUn0
元老院の草「それがその……女同士でも出来てしまう東洋のフタナリなる妙技を仕入れたとか……」
497:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 01:11:21 blv3tqKS0
>>493
>>496
この流れでこれ思い出した
「ごきげんよぉおお!んおっ!んおおーーっ!」
「ごきげんみゃぁあ゛あ゛ぁ゛ぁぁあ!!」
さわやかな朝の挨拶っ!挨拶がっ!澄みきった青空にこだましちゃう!!
マリア様のお、お…お庭に集う乙女たちィィぃーーー!!んおおっ!!
今日も天使のような無垢な笑顔でっ!!背の高い門をくぐり抜けちゃう!抜いちゃうッ!!
汚れを知らない心身!お心身包んじゃう!深い色の制服でお心身包んじゃうのぉぉおおッ!!
スカートのプリーツが!プリーツが乱れちゃうおっ!!うおおぉーーっ!
白いセーラーカラーも翻っちゃうに!!あ゛みゃ゛あ゛あ~~っ!!!
ゆっくりと歩くのがこ…ここでの…ここでのぉぉおおおたしなみぃぃーーーーー!!!!!
もちろん遅刻ギリギリ!ほひ!ほひぃ!お遅刻ギリギリでほひぃ~~!!
もう走り去っちゃう!お遅刻ギリギリで走り去っちゃいますッ!!
はしたない!っぉぉおはしたないっ!!おはしたない生徒です!おほぉッ!!
あひ!あひィ!し、し…私立!!
私立リリアン女学園んんぉぉぉおおーーーーッッ!!!!!
498:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 03:11:01 YQNhuoC90
「(いい年こいて)恋する乙女と守護の楯」
標準価格8,800円(税込9,240円)
ラムザ・ベオルブ(潜入名ラムリーヌ・ルグリア)
警備会社「ベオルブ」の裏の顔、特殊要人護衛課に所属する新人エージェント。
その小柄な体躯を駆使し、これまでに幾人かの要人護衛を成功させた成長株。
女性に対し、あまり免疫が無いことが欠点。
ぱっと見て女の子のような小柄で可愛いルックスから、
『女装して全寮制女子校に潜入し、女学生として生活しながら、対象を護衛せよ』という指令を受け、学園へと派遣されることに。
アグリアス・オークス
学園の生徒会長にして全校女学生の憧れの的。
お姐さまといえば彼女のこと。
面倒見がよく、責任感の強い性格だが、とても体育会系ノリで高圧的。
常に自身に満ち溢れている。
主人公ラムザを何も知らない田舎少女だと思い込み、
この学園を巣立つレディにふさわしい人物に鍛え上げることが自分に課せられた義務だと、勝手に考えている。
499:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 08:06:29 jrcbfCGh0
アグたんの唾液の乾いた跡をくんかくんか
500:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 10:58:58 t1KQyppx0
お姐さまwwwww
501:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 13:02:41 xGIhrJdw0
>>498地味に高いね・・・・
PCゲーって皆このくらいするの?
502:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 13:56:56 K60F57280
SFCソフト一本12800円が普通だった時代を知らないな
503:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 15:00:52 N8p+vC3+0
Romは高いからな、でもそんだけしたのって、光栄のぐらいじゃなかったっけ?
504:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 16:55:05 ak8uceScO
光栄以外でもそれ位の値のソフトは幾つもあった記憶が。
新品で一万円前後ってザラじゃなかったかな。
505:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 18:41:27 isFVmBpA0
おいおい、ジェネレーションギャップ感じちまったよ・・・。
昔なんてファミコンソフト程度の容量のものが7,000円とかしたんだぜ?
CD-ROMなんて出回り当初1万前後がザラだった。
さてスレ違いはここら辺にしておいて・・・
最近、ふと電波がピピピってきてて変な妄想が浮かんでる・・・
一例を挙げると
ラムザ以外にちょっと気になる男の子を見つけたラファがラムザと良い仲のアグリアスに恋の相談に来る」(勿論アリシア&ラヴィアン&レーゼ達からある程度アグ姐をからかうために調教済み)
んでその反応や言動は当然三人衆はドアの影から覗き見されてる中。
それに気づかないアグリアスは自分なりにラファへアドバイスやらを・・・・。
当然、あとで三人にからかわれてしまうが、凹んだ所にラファから「アグリアスにアドバイスをしてもらった」と報告を聞いたラムザに優しく褒めて貰う。
・・・・なんだこりゃ?
506:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 18:47:50 z3gD8jUBO
知 る か !
507:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 20:44:22 blv3tqKS0
き ん も - っ ☆
508:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 21:13:35 fH5/lpUn0
アグ「ロムカセットが10000円以上とか、そういう時代があってだな…」
ラム「さぁ、僕の頃にはもうCDロム全盛でしたからねえ」
アグ(く! これがジェネレーションギャップというやつか!)
メリ「そうそう、あたしもCDロムじゃないとピンとこないなぁ~♪」
アグ「貴様私と大して変わらんだろう!!!」
509:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 21:49:42 v0NV+eqC0
ラヴィアン「つまりメリアドールはCD-ROM2世代ってわけね!」
アリシア「ちょw」
510:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 23:03:17 jE+B2CxS0
オルランドゥ「ワシなどはカセットテープ世代だからな。ベーマガを愛読しておったよ。
フロッピーが出たときにはその速さに感動したものだ。
511:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 23:05:19 M82HBIP4O
俺の中でアグリアスさんの実力はキャスカぐらいだな。
並の騎士よりは強い程度。
512:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 23:23:12 kCj5tq+eO
女性騎士としては最強クラスじゃないか?
特に中距離では
513:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 23:25:37 rtSv9fCqO
アグ「ここだけの話、私はベータマックス派だった」
514:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 23:43:11 yAX8MK090
>>1-513
愚問と思いつつも問うがここにいるおまいらは勿論PSPとPC、携帯の壁紙はアグたんだよな?
515:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/20 23:43:13 blv3tqKS0
>>512
設定上の話じゃない?
オルランドゥ
(超えられない壁)
アグリアス、メリア、ベイオなどの要職についていた騎士たち
(年季と技術の壁)
ラムザ、ムスタディオなど若輩
ってな感じではあると思う
でも騎士団長だったベイオウーフはかなり強いのかな
516:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 00:51:53 unuxa7IS0
>>498
よしその設定でSSを書くんだ。いや、書いてください
517:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 02:36:24 N1dKVhd1O
俺はアグのホーリーナイトの能力は凡庸だけど回避だけは突出してるから技巧派のイメージがある
あまり飛び抜けて才があるようには感じないな
518:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 02:50:40 5ECbqI0N0
剣聖がいる限り飛び抜けた人は剣聖1人だけな気が、後はその他大勢
519:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 09:16:39 1XKT6APd0
>>515
ラムザは雷神の次くらい強いだろw
要職についてるウィーグラフとも一騎打ちで勝ってるし
520:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 09:45:10 s+dlXAtv0
多分彼とは評価してるタイミングが違うだけの気が、ラムザなんか終了時には
殆どのキャラを倒せるわけだし、もっともそれでさえ剣聖を超えてるかが怪しいのが
このゲームの無茶なところだけどw
521:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 10:18:56 IWbC/4SP0
>>519
アグたんを上回るスピード・パワーで同じ聖剣技を振るい、自分達の前に度々立ちふさがってきたウィーグラフ。
そんなウィーをタイマンで倒すほどになったラムザの成長ぶりに、アグたんも嬉しくもあり寂しくもありといったところか。
もう「夜寝られぬラムザお坊ちゃまのために添い寝してやろうか?」「子供扱いしないでくださいよ、もう!」などという軽口も叩けなくなる。
今夜はミルクでなくミルク酒の一杯でも奢ってやろうか。そんなアグリアスさんであった。
522:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 10:38:57 ofKXbtRJ0
純粋な強さっていうより頭を使って能力以上の結果を出すタイプだなあ
うちの隊長さんは前線で戦ってなかったからそんなイメージ
523:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 11:33:48 kfhfW8Fg0
ニコニコであったアグ姉さんの麗しいもの
URLリンク(www.nicovideo.jp)
既出?
524:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 14:17:00 b7Zeqieu0
騎士剣を二刀流できるのはラムザだけ!
なのはたぶん俺だけ
どうしても最初に忍者目指して育てちゃうからなぁ
525:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 14:31:58 kfhfW8Fg0
ラムザには容易に暗黒騎士になれる素質があるじゃないか。
え?簡単だよ・・・JPを大量に使うスキルを雇用斡旋所で雇った奴とアカデミー仲間に覚えさせてそいつらを戦場で殺してスキルを継承
普通にランダムだけやればラムザのレベル18くらいで暗黒騎士になれたよ?
戦死者の数は3桁だったけどなwww
526:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 14:57:10 EaXwVyov0
>>519
他の奴がウィーグラフより弱いとは限らないけど…?
ってことだろう。主人公を強くしたいのはわかるが
平々凡々の能力であるからこそラムザな印象がある
527:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 15:07:50 24CWq4fGO
そもそもラムザはサポート役としての能力を割り振られているキャラだろ
部隊長としては最強っていう見方ができる
528:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 15:12:26 EaXwVyov0
エールを送ったり励ましたり出来るからな
魁より殿ってタイプな希ガス
そもそも色んな勢力から集めた部隊を束ねてるから
ニュートラルな性質がまとめ役たらしめてるのかもな
そういやラーグ側の勢力に居たのはラムザとアルマだけか
529:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 15:35:19 EOeWnnAzO
>>525
あれ、継承でマスターしてもJP入らないからジョブレベル条件満たせないもんだと思ってたが
530:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 15:44:38 IWbC/4SP0
ウチんとこのラムザは格闘忍者と二刀流モンクをその日の気分でローテして先陣きって大暴れタイプだな。
ウィーグラフはワンツーパンチで轟沈。
ガッツなんて付けねーw
アグたんは後ろからノッシノッシノッシノッシ歩きながら聖剣技撃ちまくりの移動砲台役。
531:525
07/09/21 21:15:17 kfhfW8Fg0
>>529
当然ながらいつもガッツ+取得JobUPつけてたよ
経験値は適当に顔なしの吸い取り専用君を作ってそいつを速攻でシーフ&時魔道士をマスターさせて忍者にしてEXP盗みしまくり
気づいたらその忍者が異様に突出したLvになってたせいでランダムバトルで出てくる敵の装備が充実していた・・・。
Chapter1のアルガス救助直後段階で1バトルの最低収入が2万、装備のドロップがChapter4の店売り高級品って何?w
532:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 22:05:01 kpkSg3OO0
アグ姉でちょっと思ったが、みなのアグ姉の
イメージはプレートメイルみたいな全身鎧?
胸当て系の軽甲冑みたいなイメージ?
俺は後者なんだが意見求む
まぁイメージイラスト自体あんま重装備って感じでもないが…
533:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 22:39:06 EaXwVyov0
>>532
後者だな
伯なんかはマントの下にがっちり着込んでても
他の軽装な若い奴らよりも涼しい表情で山道とか歩いてそうだ
アグたんって妙に責任感じてしまいそうなイメージがある
同情したオヴェリアを哀れに思って、自分が、自分がとかなってそうだ
534:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 22:40:43 FXwaMPG70
アグ「私って全身鎧入んないんだよな。胸がきつくて」
ラヴィ「はいはいキョヌーキョヌー」
535:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/21 22:59:54 fHaLwUGs0
体のラインがはっきりと判るボディースーツ
536:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/22 02:11:27 OmTfDyYP0
おいおい、何言ってんだ。
アグリアスと言えばまずは田舎の修道院でも空気を読まないゴールド装備一式だろ。
URLリンク(cosme.to)
(キリッと公務に勤めるアグリアスさんの図)
アンダーウェアは>>535氏も言うように黒のピチピチムチムチボディースーツのようだが。
537:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/22 02:44:02 l0iVScuN0
蟹座♂からのおねがいです
もう許してください
538:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/22 03:04:43 H3e10I/M0
戦時は顔以外がっちがちの鎧、戦時以外は青系でコーディネイトされたさっぱりめの服
ってところかな
539:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/22 03:06:53 F3jMF1Iz0
なんか麗人っぽい服装が似合いそう
背も結構高そうなイメージ
540:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/22 07:39:54 chiLg49h0
>>526
519のは515の定義で考えたらってことだろ?
541:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/22 19:02:30 LkmfLDOE0
殺された異端者ラムザの自室で見つかった童話の作りかけの歌詞
題名:森のアグさん
ある~日、森の中~
騎士様に~ 出会った~
姫様、た~すけにいこ~
熊は乗り気じゃな~い
熊さんが~いうことにゃ~
お姉さん、お脱ぎなさい~
・・・・これの続きは羊皮紙が完全に焼かれているかまたは血まみれで判別がつかない
542:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/22 23:25:36 BlugmK5m0
なんか最近壊れた奴が入ってきた、様な気がする。
543:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 08:08:50 mZAWx/i1O
アグさんってあの世界じゃ後ろ指さされてる年齢だろww
544:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 09:49:50 CiHaLJm8O
いや、そこは女騎士といういわば特殊な職業だから例外的に考えられているかも
例えば初期設定辺りの年齢で既婚・へたすりゃ子持ちがデフォだったら戦いどころじゃなくて騎士としての旬を逃してしまうのでは?
そう考えると女騎士(というか女性戦士全般)の婚期は30過ぎが普通だったとしてもおかしくない
むしろアグさんはいわばキャリアウーマン的な感じに見られているのではないか?と妄想
545:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 10:23:05 6H+6Loc70
>女騎士(というか女性戦士全般)の婚期は30過ぎが普通だったとしてもおかしくない
いや、中世風ファンタジー世界観でそれは十分おかしいつーかヤベーよw
546:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 10:26:42 CiHaLJm8O
ああ、まあファンタジーだったら、か
現実持ち込み過ぎた スマソ
547:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 11:24:35 2HKJtyk+0
>>543
実は15歳の頃に結婚したけどすぐに未亡人になっちゃたんだよ
548:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 12:19:17 FU2P3bp20
いや、別にそんな常識はずれな歳ってわけでもないんじゃない?
いかんせん作中に結婚話がほとんど無いからわからないけど、
アルマの場合だって結婚が近い風でなし、ね。
549:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 14:53:28 UbBcvdOEO
隊には労働八号の一機しかありません。共有で使っています。
で、ラムザとアリシアとラヴィアンが大抵はいるので、パソオナをしたことがなかったのです。
しかーし、起きると三人ともいない! ラッキー! 固有隠しフォルダに保存してあるラムザの画像でこける!
っと喜ぶ暇も惜しんで、労働八号を自室で起動!
当然、乙女らしく下半身スッパオナニーだ!
ああ……ラムザのあほ毛、ラムザの太股、などとお気にいり画像で盛り上がるわたし。
そして、いよいよ大詰めが近づき、フィニッシュに選んだのはラムザのお尻!
もうテンションの上がること山の如しで、ほとんどブリッジ状態で指動かしまくり!
誰もいないので、
「ああー! ラムザ素敵よー! あなたのおちりー!」
等とほぼ絶叫しながらイこうとしていたとき……。
「アグリアスさーん、うるさいですよー。お昼寝できませーん」
と目を擦りながらラムザが入ってきました。
私は日頃からラムザと話す時は大声をあげることが多いので、そんな感じだと思ったみたいです。
しかしそこには、下半身裸でオナニーしているわたしの姿が……。
無言で部屋を出ていきました。アリシアとラヴィアンが帰ってくるまで、部屋から出てきませんでした。
二週間会話していないです……。
以前はチョコボに二人乗りで買い物に行ったり、一緒に剣の稽古をしたりするほど仲が良かったのに……。
550:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 14:56:13 AAwwNlhI0
基本最悪だが、以前の仲良かった二人を想像して萌えた
551:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 15:07:28 6H+6Loc70
そんな酷いアグリアスさんのプライベートを晒し上げ暴露したID:UbBcvdOEOの勇気に乾杯。
552:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 15:30:19 u8Q74MGCO
キャラの悪い面が酷すぎる妄想は正直不快になる
553:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 15:50:25 fLwsPP+x0
コピペだろ
554:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 17:35:31 NdLVDpDP0
アイナブリッジ大佐か
555:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 20:40:37 mZAWx/i1O
劇中のアグさんはあくまで気丈に振る舞ってるけど、内心は
辺境に飛ばされるわ婚期を逃すわでかなり気にしてたんじゃないだろうか
556:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 21:08:36 i7sdrrL5O
アグ「フッ、こんな錆びたブロードソードみたいな女
誰も貰ってくれないだろうな…」
ラム「そんな無理に騎士っぽく例えなくても……」
557:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/23 22:58:59 eY0prFn30
>>556
そこで「僕が責任(ry」と言わないフラグクラッシャー・ラムザが大好きだ。
558:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 00:16:07 xkvEayjA0
>>555
考えてみたらアリラヴィも同じくなんじゃないか?アグたんよりは少し若いんだろうけど
「この任務を無事にまっとう出来れば、中央に戻って出世してイイ男を捕まえて…」
なんて考えてたら結局上司と一緒に異端者扱いにされてしまいorzとかな
559:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 00:38:01 c/5Jtg4V0
URLリンク(www.nicovideo.jp)
560:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 01:31:33 FVR9Q9wi0
>>558
ラッドとムス辺りが引き取ってくれるさ
561:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 02:08:26 XXv6zAXh0
>>560
アグ「だが断る」
562:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 02:09:34 c+sxSzeo0
道連れにする気かwwwww
563:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 02:12:08 ii8f/gdW0
アグ「ラヴィアンとアリシアも道連れだ! 三人でいかず後家トリオだ!」
と言ってたがアグたんラムザとくっつく
ラヴィ「隊長ヒドイッス! あたしらだけ置いてけじゃないですかぁ!」
アリ「いかず後家トリオってなんだったんですか!」
アグ「シラネ」
564:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 02:18:15 hAiQVJhu0
行き遅れて涙目になるアグたんも捨てがたいな
565:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 02:31:20 oEZEtRIN0
今月の犬マユゲはFFT特集だったが
アグたんの出番はなかったな
566:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 06:25:08 Me/jb5sH0
ラムザ、男の責任ということで頑張ってみた。
ラム「この戦いが終わったら…ぼ、僕という剣の鞘になってくださいッ!」
アグ「サ!?サ、サヤ…インゲン」
アリ(ダメだ、この上司)
ラヴィ(早くなんとかしないと…)
567:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 13:33:05 B5zvexhV0
ムスタ&ラッド「上司に恵まれなかったらおー人事おー人事」
568:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 15:30:39 oEZEtRIN0
上司…一番将来安泰なのがディリータか…
569:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 18:14:05 9uvvVVJeO
>>568
制作スタッフのお気に入りだから、まず、間違いないな。
まあ、オヴェは嘆くだろうが…
570:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 18:42:24 Me/jb5sH0
アトカーシャ家の血を引く跡継ぎが生まれたら、むしろディリこそが用済みとばかりにさっさと守旧派に暗殺される危険大なんで、
凸個人の直属てのは結構ヤバそう。
王室付きではあっても、トップが代わっても影響を受けないポジションの一般職員で地道に働くことが出切れば。
571:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 19:52:45 oEZEtRIN0
>>570
でも長く政治の世界にかかわってたらしいから
長生きしたんじゃない?って思う
『オヴェリアが望んだことだ』って言われて
アグたんが再び王族つきに戻るってのも面白そうだが
なんかドロリとしたドラマに発展しそうで
572:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 19:58:34 Me/jb5sH0
だから設定で結果的には長生きしたようだが、
上司として選ぶんであれば先行き不安なんで近づかないほうがいいよねて話。
573:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 21:17:33 F4sHb1ev0
ディリータ一派を聖剣技で片っ端から粛清するアグ様が
浮かんだ
574:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 21:19:23 oEZEtRIN0
ディリータvsアグリアスは有り得ない話じゃないんだよなあ
アグリアスが忠誠を誓ってたのは王家だけど
オヴェリアへの同情とかそのへんもあったし
575:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 21:40:23 oma19iVpO
>>569
いいえ、お気に入りはバルフレアです。
フィギュアにも出ましたから^^
576:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 22:12:55 pt8Jl5SO0
カリフラワー自重
577:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 22:43:38 xkvEayjA0
>>573
たまにはそういうハードなアグ様のSSも読みたいぜ
578:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 22:44:07 oEZEtRIN0
ディリータメイクライ(ディリータも泣き出す)か
579:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 22:48:17 oma19iVpO
あれ、デジャヴな気がするような
580:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 22:50:25 Me/jb5sH0
ディリータ自身にとってはアグリアスは護衛の衛兵なみに眼中に入れてないし、
FFTという大河ドラマの中ではもう一人の主人公格だからなあ。
アグがオヴェの敵討ちという名目で暴れても、物語的にも政治的にもアグリアス個人のテロということで扱い小っちゃくなるのが寂しいな。
581:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 23:15:27 xkvEayjA0
デュライ白書公開時の教会側からのラムザ評みたいに
単なる反逆者扱いになっちゃったりとかな
主君死してなお忠義に生きて散った女騎士の記録として
亜流ブレイブストーリー・「反逆者アグリアス真実の物語」なんてのもイイと思うんだが
582:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 23:17:24 Me/jb5sH0
暗い気分をパッと替えるためにアグリアスさん、パンツを下ろしてください。
583:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 23:17:58 Scyb/XIZ0
アグ「ごめん、穿いてないんだ…」
584:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/24 23:31:25 oma19iVpO
ラム「やはりここはセオリー通りに黒のショーツか…
いや、こっちの縞パンも気品とのギャプが……う~ん…」
アグ「どうせ脱がすんだからどちらでも…」
ラム「それは断じて違います!!!!!!」
585:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 00:30:13 XaBojwiz0
>>584
てっきり「ラムザが自分で穿く」パンツを選んでいて、
横でアグたんが(男が細かいことで悩んどらんで、早く私に脱がさせろ!)と焦れて仁王立ちしてる図かと…
586:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 00:40:23 QoN/N8MjO
アグ「これが我々が勝ち取った自由!アウターヘイヴンだ!」
587:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 00:50:33 EHJgIWvt0
>>574
そういうSS、千一夜にあったよね。
メリアドールにセイブザクイーン貰ってディリータに会いに行く(オヴェリアの仇討ちになる)
んだけど護衛に囲まれて力尽きる話。
588:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 00:52:21 hBKo2PRy0
あれ?最後アグたんがルザリアに乗り込もうとするところで終わってたような
そこまで描かれてたっけか
589:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 02:43:34 EHJgIWvt0
>>588
乗り込む前の話こそ知らないな・・・どういう事じゃろ?
続編だけ読んだのかな?
590:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 02:50:26 hBKo2PRy0
>>589
タイトル教えちくり
591:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 07:44:26 xAfwh9zl0
>>590
「これが俺の嫁アグリアス」
592:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 08:56:11 XaBojwiz0
洗濯籠の中からアグたんのパンツをこっそり拝借し、槍の先にくくり付け高々と掲げる。
「アグリアスの名の下に集え!魂の戦士たちよッ!!」
義勇兵を募って一晩中踊り明かしたいです。
夜明けには爽やかに解散。
また、会~う日ま~で~♪
593:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 11:44:23 AYCydlaf0
セイブザクィーンを貰いうけてルザリアに乗り込もうとするのは「最後の騎士」で千一夜にあった。
ルザリアでディリータと決闘するのは行く人さんの「VS畏国王」でまとめサイトにあったよ。
594:私的エンド 1/2 ◆pUbtwpLOBY
07/09/25 12:00:51 yGFC74BC0
ようやく長かった戦いの日々が終わりました。
最後の戦いの後、光に飲み込まれ、気がつけばドーバーの郊外にラヴィアンとアグリアス隊長と一緒に倒れていました。
それから気がついたらラムザ隊長がいないことに大慌てな隊長を宥めすかしてからあらかじめ出されていた「無事戻ったらゴーグのムスタディオの家に集合!!」という指示に従い、ゴーグへ向かいました。
そのおかげで皆と無事再会できました。
驚いたのはまずアルマさんとムスタディオが恋人関係まで進んでいた事。
ムスタディオの奴、いつの間にハートを射抜いたのかしら?
それとベイオウーフさんとレーゼさんの間に子供が出来たそうです。
ラヴィアンも最近、ジョイナス君と良い仲みたいだし・・・そろそろ私もラッドと・・・って思っていた矢先、それは起こりました。
595:私的エンド2/2 ◆pUbtwpLOBY
07/09/25 12:01:29 yGFC74BC0
いつものように朝の実戦形式の訓練を終え、タオルで汗を拭きながら朝食のメニューを考えているとアグリアス様が声をかけてきました。
「あー・・・アリシア、ラヴィアン・・・。その~・・・・あー・・・・なんだ・・・・うん。」
が、なんかとんでもなく歯切れが悪いです。
「その・・・・あー・・・ら、来月の20日・・・予定を空けておいてくれ・・・。」
「「・・・・はぁ、了解しました。」」
「(小声で)ねぇラヴィアン、20日に何かあったっけ?誰かの誕生日かしら?」
「(同じく小声で)誕生日だったらあそこまで歯切れ悪くならないでしょ。んー、でも確か聖名祝日だったわね・・・。誰だったかしら・・・。」
「(さらに小声で)・・・聖名祝日?・・・ああ、結婚と幸せを司る「聖バリアスの日」だったわね・・・。」
「(同じく小声で)ということは隊長が誰かと結婚?」
「(もう一度小声で)だとすると歯切れが悪いのも解るわ。お相手はやっぱりあの方よね・・・。」
「(同じく小声で)でしょうね。それ以外に隊長に男がいるって私達ですら掴めてないもの。」
などと相談している私達を怪訝そうに伺うアグリアス隊長の背後からラムザ様がいらっしゃいました。
「あ・・・アグリアスさん、ここにいましたか。」
「ら、ラムザ!あ、ああ・・・今いつもの朝の訓練が終わったんだ。」
「なるほど・・・ああ、アリシア、ラヴィアン。お疲れ様でした。ちょっとアグリアスさんと打ち合わせがしたいのでお借りしますよ。」
「はい、どうぞ~。私達はこれから朝食の仕込をしなきゃいけませんので。」
「料理は当然ながら腕を振るって美味しいのにしておきますのでご安心して二人きりでごゆっくりしてください。」
抜け駆けされた腹いせにからかいの言葉を言ってくすくす笑いながら台所に向かって走り出しました。
・・・背後で顔をリンゴより赤く染めながらなにやら大慌てなアグリアス隊長とラムザ隊長。
やっぱりお似合いです、お二人とも。
結婚式でもやっぱりギクシャクしながらでもどこか幸せ一杯そうなお二人の未来に幸あれ・・・。
「・・・綺麗に閉めようと思ったら夫婦の営みのノウハウを私に聞きに来ないでください!!」
596:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 14:22:55 4qAIEiHq0
うんうん、あの人達なら聞いてきそうな感じするねw
597:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 18:39:34 y8Bxb0P20
>>594-595
これって>>563が元ネタになってるのかな?
とりあえずドーバーではなくドーターね。
598:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/25 18:58:45 XaBojwiz0
その人が固有名詞をまともに覚えたり確かめたりする気ないのは恒例のようだしな…w
599:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 01:35:58 f059Iszy0
固有名詞を正確に書く気のない奴に二次創作をする資格などないンだよッ
600:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 05:16:12 4J7K8ZP90
たった一つの間違いで
この怒涛のツッコミ
お前らほんと小物だな
601:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 05:48:51 qHuyjEJm0
『読み直して間違いが無いか確認しろ』
大抵はそう教わるものさ。
602:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 07:04:01 DnDUI5FP0
まあそれは大事な事だけど、久しぶりのss来て良かった。
603:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 07:11:37 bYUWM3ir0
読み直したところで
間違いを間違いと認識できなければ
本人には気付きようがない
他人が指摘して初めて分かる間違いもある
が、余計な事まで言う奴が多すぎる
『読み直して他人を不愉快にさせる内容が無いか確認しろ』
大抵はそう教わるものさ
604:142
07/09/26 08:01:21 NWj87UHk0
前にアグリアス様の後姿が分かる資料はありませんか?と聞いたものです。
無事完成されてたようです。ちなみにOblivionとう洋ゲーです。
その節はありがとうございました。
自キャラじゃないけど、SSをぺたぺたと・・・
URLリンク(eq2.matrix.jp)
URLリンク(eq2.matrix.jp)
605:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 08:07:12 MO7XuyBJ0
箱○じゃできねぇ
606:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 08:16:41 DnDUI5FP0
>>604
おお、凛々しいのう、麗しいのう
607:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 09:53:39 /X+VGm4t0
>>600>>603
たった一つならいいけどよ、>598も指摘してるとおり、
今回はトリ付けてるが「ネタを書くとき、いつも必ず固有名詞間違える奴」て(あ~またこいつ来た)とすぐ分かるからな。
もっとも面白ければそんな些細な事流してもらえるんだろうけど、必ず毎回だからなw
608:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 10:51:30 1FAbQlC30
URLリンク(maker.usoko.jp)
609:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 11:08:35 3+afT1yc0
>>604
顔がアメリカンな仕様で笑った
ちと脳内で日本仕様に変換・・・・・・・・アフン
>>608
アグ様の脳内にある「気」ってなにwwwwwwww
610:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 11:41:36 toRIHXWb0
URLリンク(maker.usoko.jp)
うん、ムスタがんばれ。
611:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 14:22:19 AitZjdTa0
また脳内厨か
612:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 14:22:46 xr9QHV4XO
おぶりびょんでアグ姐が出来るのか…箱○ハジマタ
613:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 16:32:11 UN82ePnv0
>>610
目が腐る
614:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 16:44:09 FVvz33m9O
この脳内図ネタってさあ‥‥
マジで毎回つまんねんだけど。意味が通ってないしさ。
615:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 17:25:59 3+afT1yc0
これって既出?
URLリンク(www.nicovideo.jp)
616:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/26 23:45:08 AitZjdTa0
ニコ厨
617:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 00:32:33 IZXkBWrT0
>>601
当たり前の事だが大事ですよね。
618:1/11 ◆MZjDGNA8nw
07/09/27 01:01:17 D80ICfQZ0
1ヶ月前に別れた彼女から突然メールが来た。
「おひさー。元気?今度、SMの女王様のバイトするんだけど、縛るのとか練習させてくれない?」
舞が風俗でバイトするなんて・・・ショックだったけど、
痛いことをしない約束で、承諾。
後日ホテルに行った。
まず、二人でシャワー浴びて軽くイチャついた。
以前なら、流れでベッドに行って愛し合ったけど、
今はそういう関係ではないので、残念。
「じゃぁ、縛るから座って。あ、あと恥ずかしいからコレつけといて。」
ベッドの上に座った俺に舞がアイマスクを手渡した。
相手に目隠しプレイすることはあっても、されることは初なんで、ちょっととまどったけど一応つけた。
「じゃぁ、手後ろに回して。」
手を後ろに回した。縄で縛られるの初めてだけど、素材がそんなに硬くなかったから、思ってたほど痛くなかった。でも、けっこうきつく
縛られたので手の自由は完全になくなった。
「次は足ね。」
くるぶしのところを重ねるように縛られた。
「あれ?ちょっと感じてる?おっきくなってるよ?」
「Sの俺が感じるわけないだろ!これがデフォルトだから。」
正直ちょっと感じてた。手足の自由がきかないのと、何も見えないことがこんなに興奮するなんて思ってもなかった。
「もうちょっと足縛るね。横になってー」
足を曲げさせられて、すねと太ももの部分を縛られた。
現在こんな感じ
●
■
<>
で、ベッドの上に転がってます。
「ふーん。肛門もおちんちんも丸見えだねー」
619:2/11 ◆Otwtl/s0Sw
07/09/27 01:01:58 D80ICfQZ0
「そういう言葉責めとか、好きじゃない。」
「でも、やっぱり少したってるよね」
「それは、このあとおまえとやること考えてるからだよ。早くほどいていいことしようよ」
「あ、やっぱりそういうこと考えてるんだ」
「そりゃ、おまえみたいないい女とホテルにきたら考えるよ。ね、いいじゃいいじゃん」
確かに舞はいい女だと思う。170cm近くありスレンダーで整った顔をしている。
「だめ!てか、今の状況分かってんの?」
「え?」
「あんたさぁ。私とつきあってるとき二股してたでしょ。まじありえないんだけど」
「何言ってんだよ。そんなことない。おまえ誤解してるよ。」
二股はしてなかった。舞と別れてすぐに他の女ができたので、それを誤解したんだと思う。
「今日はその復讐。覚悟しときな。女王様のバイトなんてやるわけないじゃん」
今、俺はそうとうやばい状況にいるのではないだろうか?
二股されたと思ってる女の前で縛られて身動きができず、視覚も奪われている。生きて帰れるんだろうかとさえ心配になった。
舞「とりあえず、女の気持ち分かっとく?」
肛門に何かが触れた。
「おい、何してんだよ。誤解すんな。とりあえず、話合おう」
「いつもそう言って、ごまかしてきたじゃん。もういい。」
舞はそういいながら、お構いなしに肛門になにか押し付けてくる。
肛門を女に犯されるのは俺のプライドが許さない。アナルに力をいれて応戦した。
「力抜きなよ。何時間もそうやってガマンできると思ってるの?」
俺も意地になって、ずっとアナルに力をいれ応戦。
諦めたのか、悪の司令官舞率いる肛門進行軍の攻撃が止んだ。助かったのか?
しかし、俺は甘かった。今度は、ひんやりとしたものが肛門を責める。この感触はよく知ってる。ローションだ。
「はーい。力抜いてくださーい。行きますよー」嬉しそうな声。こいつ、喜んでやがる。
もう、終わった。この防衛戦に勝ち目はないと悟り、下手に抵抗して切れたり出血を伴うのもバカらしいので、肛門の力をゆるめ、無血開
城。
かなり入ってきた。気持ち悪い。
620:3/11 ◆5YF0wASaI2
07/09/27 01:02:28 D80ICfQZ0
「舞、、、気持ち悪いよ。。こんなことやめて。」
「いっつも入れてばっかりだから、ちょっとは入れられる方の気持ちも分かれ。」
「ごめん。悪かったから。もうやめて。」
「認めたな!やっぱり、そうだったんだ。まじ許せねー」
あぁ、下手に妥協したのが裏目にでた。
「てか、気持ち悪いとか言って感じてんじゃん。ちんこ上向いてるし。」
たしかに、俺のちんこは元気になってきた。
「もうちょっと女の気持ち分かろうか。」
肛門に入ってるものが前後に動かされてた。
「ほら、あんたの好きなピストン運動だよー。あれー、さっきよりか大きくなってるねー」
「ん。気持ち悪いって。やめよう。舞のこと気持ちよくしてあげるから。縄ほどいて。」
「はいはい。そんな手にはのらないよー。スイッチオン!」
肛門の中をウネウネとかき回される感触。どうやら、バイブが俺のケツに刺さってるらしい。
「おねがいです。なんでもします。もう、こんなことやめてください。舞さま~」
「惨めな気持ちでしょー。私はもっとみじめな気持ちだったんだから!もっと反省しろ。」
バイブで肛門をほじられ続け、そのうち俺のちんこがビンビンになってきた。
内臓的に気持ちは悪いんだが、性的に気持ちいい。よく分からん表現でスマン。
「ねぇねぇ。ビンビンだよ?あんた変態?こんなんきもちいいんだ?いやらしぃ。」
「うるせぇ。気持ちよくねぇよ。てか、手コキでいいから抜いてくんない?それくらい頼むよ。」
「えー、どうしようかなぁ。それくらいしてあげよっかなぁ」
「お願いします。舞さま~」
「そうね。でも、バイブは入れたまんまね」
舞の手が俺のちんこを握ってくれた。そして、上下にゆっくりと動かす。
ケツにはバイブが刺さったまま。そして、緊縛&目隠し。
恥ずかしい話だけど、こんな変態プレイに興奮してしまった。
「どう?イキそう?イキそうだね?」
「うん。いいよ。すごい。このまま出させて」
「だめ!」
621:4/11 ◆gNGDS4Kq4A
07/09/27 01:02:59 D80ICfQZ0
「ぇ?」
「さっきも言ったけど、今日はあんたに復讐。気持ちいいことしてやるわけないじゃん」
そう言って、舞は俺のちんこから手を離した。
今までにない快感を経験してるのに、最後までイケない。
なんとも気分が悪い。てか、発狂しそうだった。
頼むからイかせてくれと何度も言ったが、舞は無視を続けて、返答がない。
近くにいないのかと思い、身をよじって、バイブをケツから抜こうとした。
「ばーか、ちゃんと見てるんだよ。何、バイブ抜こうとしてんだよ。ちゃんと咥えとけ」
そういわれて、さっきよりも深くバイブを突き刺された。
そして、少しちんこが萎えてきたところで、舞の手コキ。
イク寸前にやめられ、理性が飛びそうだった。
また、萎えてきたとこで手コキが始まった。
「さっきから無口だけどどうしたのー?子供は元気なのにパパは元気ないねー?イキそう?」
「別に。いくわけないじゃん。てか、オマエの手コキへたくそなんだよ。分かってた?」
ここで、舞の負けず嫌いを利用して最後までイク作戦に出た。
思ったとおり、舞の手コキが激しくなる。よし、これはイケるぞ!
もうそろそろでイけそうだ。
「はぁ。オマエまじセンスないわ。全然気持ちよくない」
ますます舞の手コキ速度が早くなる。
よし、イケる。これだけガマンしたんだ。遂に!いーー、イクーー。
ああああぁぁぁああ、あれ?
なんで、やめちゃうの?
「あんたの考えは分かってる。パパは嘘つきでも、この子は正直でちゅねー」
そういうと、俺のちんこをビシっと叩いた。
もう、だめかも。。。
このまま発狂すんのか?
「目隠しは外してあげる」
622:5/11 ◆DtB4nbothg
07/09/27 01:03:36 D80ICfQZ0
そう言って、舞は俺の目隠しを外した。
まぶしい。明るさに慣れるまで少しかかった。
舞はベッドから降りて、向こうへ行ってしまった。
俺の脱ぎ捨てたズボンをあさり、携帯を取り出した。
「あんたの女にこの情けない姿見せてやるよ」
確かに今の俺の姿は情けない。
ケツにはウネウネと動くバイブが刺さり、縄で縛られ身動きできないのに、チンコだけはギンギンだった。
舞は俺の携帯で写真を撮ろうとしてるが、こういうときはいつも暗証番号でロックしているので安心だ。
「おい、番号教えろよ。」
「さぁ。俺も忘れた。一万通り試せば絶対そろうよ」
舞は携帯の暗証番号に熱心に取り組み始めた。
しかし、そんな簡単に番号が見つかるはずもなく、方法を変えてきた。
「ねぇ。番号教えてよ~」
舞はひたすら甘い声を出して。俺のチンコをしごき始めた。
「忘れたって。無理無理」
「いかせてあげるからさぁ。教えて。」
そう言って、右手でチンコをしごき左手でタマを転がし始めた。
「だめ。だめ。携帯で写真なんか撮るな。いかなくていいから、早く縄解けよ」
俺がいきそうになると、舞はまた手の動きを止めた。
さすが昔の女だ。俺がイキそうになるのを絶対に見抜いてくる。
「いかせてくれたら、番号教えるよ。とりあえずいかせて。もう、ガマンするの無理。いじわるしないで」
舞はにっこり笑いながら首を横に振った。
「番号を教えたらいかせてあげる。てか、あんたもうガマンできないんでしょ。」
舞は少し長めの下を出して、俺の裏筋をチロチロ舐めだした。
ヤバイ。ヤバイ。コレは相当に気持ちいい。
フェラを特訓させただけあってやっぱり気持ちいいし、俺のツボを完全に把握してる責め方をしてくる。
俺のチンコが爆発しそうなくらいに固くなったところで舞の舌が動きを止めた。
そして、暗証番号教える教えないの問答が始まる。
623:6/11 ◆4.jZHvosyQ
07/09/27 01:05:47 D80ICfQZ0
グルグル回すのが大きくなってきた。
今だ!!俺は腰を思いっきり突き上げた。
丁度、俺のちんこが舞のマンコに入る角度のときに突き上げた。
「きゃ、んん、ぁ」
舞はびっくりして声にならない声を出して、俺の腹に崩れ落ちた。
もうこっちのもんだ。
激しく下から、突き上げ突き上げ。
「あ、あ、あ、あ、あ、ん」
突き上げられるリズムにあわせて舞があえいでいる。
「だ、め。きょ、ぅ、は、だ、め。」
「なんでだよー。気持ちいいんだろ。このままいかせてやるよ」
俺のS本性爆発です。このままだと中出ししそうなんで、ちょっと突き上げるの中止。
「ねぇ、ゴムつけるから縄解いて。」
「だから、だめだって。」
「なんでだよ」
「今日は、復讐だもん」
かわいい語尾に変化したのに俺のちんこがもっと膨らんだ。
「えー、じゃぁ復讐してみろよー」
そういいながら、俺はまた突き上げ始めた。
「や、きゃ、ん」
舞は前に倒れて俺の体にしがみついてきた。
「ねぇ、いきそうだから、縄ほどいて。
624:8/11 ◆21cV04WPgQ
07/09/27 01:06:17 D80ICfQZ0
ゴムつけるから。
「だめだってー」
「じゃぁどうすんだよ」
「なか、、」
「え、中はだめだよ。早くほどけよ」
突き上げるのをやめて縄をほどくように催促したが、一向に縄をほどこうとしない。
「お願い、やめないでぇ」
さっきと立場逆転^^vそういって、まいが腰を振り出した。
「うぉ。だめだよ。やめろ、イク。中ででる」
「いいよーいいよ。中でだしてーー!」
舞は俺の心配なんかおかまいなしで激しく腰を振り続ける。
俺は腰以外動かすことができず、なすがまま。
「いーー、いーいくーー」
「いいよいいよ。出してーーー」
そして、舞の中に大量に放出してしまった。
何度もいけそうでいけなかったのでなかなか精子が出るのが止まらなかった。
こんなに出たのは初めてかもしれない。
舞もグッタリ。俺の胸の上でハァハァ言ってる。
さて、どうしよう。
まず、ウンコをする要領でバイブをケツから出した。
最初からこうすればよかったのかも。
そして、体をうまく動かし上に乗っかってる舞をどけてベッドから転がり落ちた。
で、ゴロゴロ転がって自分のカバンまで。
後ろ手のままカバンを開けてハサミを出して慎重に手のロープを切り、
手の自由が利いたところで足のロープも切って晴れて自由の身。
そうそう、まだ忘れてることがあった。
とりあえず、舞のカバンを開けてみた。普段よりでかいカバンが気になってた。
開けてみてびっくり!
625:9/11 ◆.d1VbDr0RA
07/09/27 01:06:48 D80ICfQZ0
手錠や、口にくわえさせるボール(名前分からん)、針、鞭、蝋燭、バイブ各種・・・
出るわ出るわ、SMグッズが・・・てか、針って怖えぇよ。
で、まだ倒れてハァハァ言ってる舞に手錠をかけて、アイマスクして縄で足を縛りました。
さっき俺がされてたのと同じ感じにしてあげました。
そして、一番太いバイブを俺の精液を垂れ流しているマンコに挿入。
こいつは、俺のケツにこんな太いもんを入れるつもりだったのかと思うと寒気がした。
「う、うううぅ、ううぅ、うぅ」
「どうだい?気分は?いじめられるのもちょっといいかなとか思ったけど。
やっぱりいじめるほうが楽しいねー」
「おっぱい。触って・・・」
「えー、どうしようかなぁ。じゃぁ、また俺をいかせてくれたらね。
はい、お口アーンして。」
そうして、舞の頭を強くつかんでフェラをさせた。
「いやらしいねー。両方の口に突っ込まれてるよ。オマエまじありえんわ」
626:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 01:18:15 YWB7vTxhO
ちょwww
627:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 01:18:38 avmkQTvG0
なんという誤爆w
628:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 01:29:59 NjQrlV6M0
誤爆にしてもひどいwww
629:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 01:47:18 2gRe8ng30
だが続きが気になる
630:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 01:50:44 shxYDUtSO
ここでやるなよ
631:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 01:53:50 /UEXbqvP0
ここで職人さんがかっこよく登場
>>625の続きをきちんとアグねたに昇華して
住人達の賛辞を浴びつつ何も言わずに去っていくのでした
632:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 01:56:46 shxYDUtSO
エロならアグさんネタでもここじゃないでしょ
633:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 02:29:49 wLIv6vprO
SSキタコレ!? (゚∀゚≡゚∀゚)
↑三分前の自分
634:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 02:46:17 WXxo7oug0
くくく
('A`) 髪伸びたなあ。でも切りに行くのマンドクセ
ζY 'ー`) ラムザ、おねえさんが切ってあげようか。いいバリカン買ったのよ
くくく
('∀`) おお、じゃあ、お願いしようかな
- 30分後 -
)
('A`) ああっ、なんだよ!この変なアホ毛!
ζY 'ー`) ごめんね おねえさん失敗しちゃった ごめんね
)
(`Д) ナンテコトスンダーバカ!異端者あつかいじゃないか!死ねよ!
ζY 'ー`) ラムザ、ごめんね。ごめんね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
o
__ ゚
ク |
リ |
ス. |
タ |
ル | ∴ ('A`)アグサンゴメンヨ..........
─┐ ∀ << ) もう一度あの髪型にしておくれよ.........
635:夏の夜に咲く、血色の花 1/34
07/09/27 03:58:40 6DDtjBpt0
聖ミュロンド寺院礼拝堂――。
異界の悪魔に魅入られ、生ける屍と化したザルバックの鋭い牙が
アグリアスの首に突き立てられた。
滴り落ちる鮮血のしずくが床と彼女の服を紅く染める。
人ではないモノに血を啜られるという嫌悪感と、戦士としての矜持が
彼女に抵抗を命じる。このモノを振りほどき、反撃せよ、と。
しかし何かがそれを許さない。全身を巡る、未だかつて体験したことのない
強烈な快感が思考を溶かし、意識を蝕んでいく。
総身を支配する快楽を前に成す術もなく、心の中に流れ込む
得体の知れない黒い何かを受け入れ、彼女は意識を闇に委ねた。
・・・・・・・・・・・・。
アグリアスが眠るように床にくずおれた直後、
聖騎士の生き血をむさぼったザルバックはラムザの手によって殲滅された。
変わり果てた兄を手にかけたラムザは、無力感と絶望で涙を流す以外になかった。
戦闘終了後、アグリアスは何事も無かったように自分で目を覚ました。
出血量も命に関わるようなものではなく、首すじに突き立てられた牙の
跡が残っていたが、それも治療魔法によって綺麗に回復された。
線の細い女性であるにも関わらず、気の遠くなる鍛錬を積み重ねた
アグリアスは外見以上に丈夫であり、これしきは怪我の内に入らない瑣事である。
・
・
・
一行は旅を続け、野を越え山を越えていく。
照る日差しに長時間の歩行が重なり、並の者ならば音を上げて当然の
過酷な旅路であるが、幾多の戦場と地獄を潜り抜けてきた彼らにとっては
何のことはない、既に日常の一部である。
平然と歩を進める仲間たちの中、アグリアスは自身の違和感に困惑していた。
妙な倦怠感と、それに反するような異様な精神の高揚。
そして――水を飲んでも飲んでも癒えない喉の渇き。
食事で腹は満たされても、それでもなお満たされない飢餓感――。
人の血を……吸ってみたいと思った。
636:夏の夜に咲く、血色の花 2/34
07/09/27 03:59:36 6DDtjBpt0
アグリアスは自身の異変を包み隠さず隊長であるラムザに報告した。
恐らくはザルバックに吸血されたことが原因であること、
その結果自分が不調になり、意識が少しずつ人のそれから離れ始めていることを。
他人に迷惑をかけるからという理由で個人の怪我や病気を
隠蔽するのは、団体においては美徳ではなくむしろ悪徳である。
対策を打たずに放置された個人の問題は、団体の命運が左右される
重要な局面で、必ず大きな問題に発展して団体全体を混乱の極みに陥れる。
逆に言えば、そういった個人の問題を早期に包み隠さず報告し、
広く解決案を募れば問題の肥大化は未然に防ぐことができる。
このあたりの機序は、長く団体に身を置き部下の采配を振る
アグリアスにとっては経験則として骨身に染みていた。
・
・
この報告を受け、ラムザは隊随一の白魔導師ルナにアグリアスの治療を命じた。
ルナは戦闘能力はからっきしなのだが、白魔法に異常なまでに突出し、
医学方面の知識も豊富に備えているため、怪我人治療専門の隊員として働いている。
アグリアスはだるい体を引きずりつつ、憂鬱な面持ちでルナのもとへ向かう。
ルナは確かに腕のいい白魔法の使い手だが、1つの大きな問題を抱えていた。
いわゆる一種の破綻者なのである。白魔法と医学の知識の探求を至高の
娯楽と認識し、病人は自分の欲求を満たす為の最高の素材だと捉えている節がある。
治療という目的と己が知識欲の為には手段を選ばず、
彼女の治療を受けて、体の傷は癒えても心の傷が増えたという隊員は後を絶たなかった。
今となっては自分の身に対する不安よりもルナの診察を受けることの方が
より大きな不安を感じる。アグリアスは恐る恐るルナの控えるテントに足を踏み入れた。
山積みにされた医学書と論文と古文書、実験器具と白魔法の儀式に使われる小道具が
散乱する中に埋もれるように、狂気の白魔導師ルナがちょこんと座っていた。
「やあ!私の診察室へようこそ!ちょっと散らかってますけど、適当にどけて座って下さいね」
大きな青い瞳を爛々と輝かせ、銀髪の少女ルナが満面の笑みでアグリアスに語りかける。
おもちゃを手渡された子供のようなわくわくとしたルナの笑顔に、アグリアスは一抹の不安を
抱かざるを得なかった。
637:夏の夜に咲く、血色の花 3/34
07/09/27 04:00:21 6DDtjBpt0
3日前に吸血されたことから、その後の現在の体調の変化、
妙な喉の渇きとえも言われぬ飢餓感、そして断続的におとずれる、
人の血を吸いたいという衝動…その全てを隠さず詳細に話した。
意外にもルナはおとなしくアグリアスの話を聴いていたが、
話し終わると同時に歓喜に身を打ち震わせて立ち上がった。
「素晴らしいです!今までに見たことも聞いたことも無い症例ですよ!
これは治療のしがいがありますね!」
アグリアスは頭を抱えてうずくまりたくなった。自分はこんな人間に
身を委ねるしかないのか…人の不幸を喜ぶ医者など、
こちらこそ見たことも聞いたことも無い。
「吸血時に感じた快感というのも気になりますねー。
どのくらい気持ちよかったんですか?」
興味津々といった様子で顔を覗き込んでくるルナに対し、
アグリアスは返答に窮する。快楽に呑まれ、成す術も無く
気を失った自分を思い出し、暗澹とした気持ちになる。
「…さぁ…?よくは覚えてないが…剣の鍛錬に励んだ後、
汗を流すために湯で体を洗う時と同じくらい…か…?」
実際はそんなものとは比較にならない、意識も矜持も
何もかもを溶かしてしまうような強烈な快楽に襲われたのだが、
そんな事をよりにもよってこのルナに話しても何の得にもならない。
「それくらいの気持ちよさで気を失うわけないでしょ?
性行為以上の快楽だったんですか?」
「なっ…!?」
顔を赤く染め、たじろぐアグリアスに、にやにやとした顔でルナは追撃する。
「アグリアスさん…これは治療上必要な情報なのでお尋ねするのですが…
男性経験はおありですか?」
「ぐっ…そっ…それは…その…」
顔を真っ赤にし、うつむいてモジモジとするアグリアスをひとしきり観察して楽しんだ後、
「まあ無理に患者のプライバシーを侵害するわけにもいきませんし、
答えたくないのなら答えずとも結構です。…女性は若いうちが華ですよ。
さっさと済ませておくことです」
638:夏の夜に咲く、血色の花 4/34
07/09/27 04:01:07 6DDtjBpt0
「ぐっ…!」
隠し事をまんまと暴かれた上に、いいように弄ばれてしまった。
ルナは確かに稀代の天才少女なのかもしれないが、医者とは思えない
気質の上に性格まで捻じ曲がっている。どこか頭の歯車が狂っているとしか思えない。
「吸血時に生じる快楽の理由というのは大体想像がつきます。
恐らく快楽を送り込むことで身動きを封じ、吸血を成功しやすくするのでしょう。
吸血という行為の為の麻酔の一種、もしくは快楽という報酬と
吸血という搾取の、単純なギブ&テイクの結果とも考えられます」
先ほどの簡単な問診でここまで組み立てられるルナの手腕は認めざるを得ない。
だかいかに医者として有能でも、ルナは人間としてどこか破綻しているのは間違いない。
「では触診に移りましょう!血を吸われた箇所を診せてください」
常軌を逸したものを瞳に滲ませながら迫るルナに対し、
恐怖すら抱きながらアグリアスはおずおずと首を差し出した。
「ふ~ん…膿んだり腫れたりしている様子はないですね。
よいしょっ!」
ごきっ!
「ぐあっ!?」
突然首を捻られ、アグリアスは思わず悶絶する。
「首の筋肉コリすぎですよ!アグリアスさんは胸が小さいんですから、
肩肘張らずに生きていけば肩こりせずに済みますよ」
「…お、お前みたいな子供に言われたくない…」
「私はまだ15歳ですからね。まだまだ未来が残されているのです」
無い胸を張るルナに対し、アグリアスは言葉も無かった。
もう吸血のことなどどうでもいい。一刻も早くこの悪魔の前から立ち去りたい。
「肺の様子と心音の確認をしたいので、上の服を全部脱いで下さい」
「えっ…!?じょ、上半身裸になれ、というのか…?」
「そうですが、それが何か?女同士恥ずかしがることもないでしょう?」
「そ、それはそうだが…」
渋々アグリアスは言われたとおりにする。別に他の女の前では
これほど躊躇することもない。しかし、この悪魔だけは別だった。
案の定、胸が小さいやら、それでも形は良いなどととってつけたように褒められたり
女性なのにたくましいなどと、およそ言われたくない事の全ては言い尽くされてしまった。
639:夏の夜に咲く、血色の花 5/34
07/09/27 04:01:51 6DDtjBpt0
「検査用の試料として採血させてもらいます」
注射針が血管に刺し込まれ、注射器の中に血液が満ちていく。
赤黒い液体を見つめるアグリアスは、素人目にも分かるほど呼吸が早く、
興奮状態に陥っていた。その目にはもはや血しか映っていない。
「(…ふーん。なるほど…これは面白い)」
ルナは採取した血液をしまい、テントの隅のゴミの山の中から皿を引きずり出し、
皿の中に、保存してあった実験用の血液を広げた。
「少し前に採取したヤギの血液です。今、あなたは何を感じますか?」
「………」
抑えても抑えても沸々と湧き上がる、目の前の血を飲み干してしまいたいと
いう衝動……しかしそれは人として禁忌とされる欲望だった。
今は理性でその衝動を抑えていられるが…いずれは…。
呆然と皿の中身を見つめ続けるアグリアスに返事を期待できないと
悟ったルナは、皿の中身を手早くしまった。
「結論から言いましょう。肉体的には何の問題もありません。
健康そのものです。先ほど採取した血液を検査にかけないことには
確証は持てませんが、恐らく何らかの異変や病原体の類は検出できないでしょう」
「で、では私は何が原因で…血を…欲しているんだ?」
「病気が原因ではありません。少なくとも、病原体への感染や
臓器の疾患・損傷が原因で血を飲みたくなる・吸いたくなるといった
病名は、私は1つも知りません。医学的に説明がつかないのなら、
原因は魔術・呪術の方面に求めるべきです。
多分、あなたは少しずつ吸血鬼化してるんですよ」
ルナは華のような笑顔で、とんでもない診断結果を直球でぶちまけた。
いや、そこは笑うところじゃないだろうという意見は、混乱や絶望のるつぼに
飲み込まれてかき消えた。
「そのザルバックとかいう元人間の吸血には、対象の血を吸うことで
自分と同じ吸血鬼に変えてしまうという効果があったんだと思います。
吸血が戦闘において敵を減らし味方を増やす上で有効な攻撃手段ならば
即効性でなければ意味がありませんが、あなたが吸血された直後にザルバックは
隊長によって殲滅されている。もしもそうでなかったなら、あなたはその場で即座に
吸血鬼化して隊長達に襲い掛かっていたはずですよ」
640:夏の夜に咲く、血色の花 6/34
07/09/27 05:03:23 6DDtjBpt0
考えるだけでぞっとする。人外の存在に生まれ変わり、
かつての仲間に剣を向けるなど、悪夢以外の何物でもない。
「あなたは血を吸われ、吸血鬼化が完了する前に
支配者になるはずだったザルバックが滅んでしまった。
しかしザルバックが滅んでもなお、吸血鬼化に必要な因子は
体内で潜伏しつづけた。ザルバックに吸血された際、
快楽以外に何か感じませんでしたか?何かを植えつけられた、
注入された感覚のようなものを」
そう言われ、アグリアスはハッとする。血を吸われたあの時、
確かに感じた心に染み入るような黒い何か。
それが何かは理解できなかったが、本能的に忌避すべきものだと感じた。
「あ、ああ…。何かは分からないが、心の中に何かが入り込んだ
ような感覚があったんだ…」
ルナは満足そうにうなずき、話を進める一方で嬉々としてカルテに
病状と推定される原因を書き込み続ける。
「あなたの体内…心の中…この際どちらでも構いませんが、
とにかく侵入したソレは今もなおあなたの吸血鬼化を進めています。
倦怠感を感じるのは、体質が少しずつ吸血鬼のそれに近づいているので
人間としての肉体が拒絶反応を起こしている結果だと考えられます。
親であるザルバックが滅んでいますから変化が劇的に進むということは
今までの経過から考えにくいのですが、放っておけばいずれ
完全な吸血鬼になりますよ」
普通、医者というものは患者に刺激を与えないように穏便に
病状を説明するものではないだろうか…?ルナはそういった繊細な
配慮にまるで頓着せず、無慈悲…というよりも無邪気に死の宣告にも近い告知をした。
「ち、治療法は無いのか…!?私はこのまま吸血鬼になる以外に道はないのか!?」
「ありません。医学会でも魔術学界でも報告されたことのない初めての症例です」
絶句する以外になかった。人間としての人生は近い将来に終了し、
人を護る側から人を脅かす側へ、人外化生としての未来がこれから広がっていくのだ。
幾多の絶望と死を超えてきた彼女の鋼の心も、今回ばかりは残酷すぎる現実に
打ちのめされ顔を上げることもかなわない。
641:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 05:04:16 50eguRCr0
642:夏の夜に咲く、血色の花 7/34
07/09/27 05:07:09 6DDtjBpt0
「既存の治療法は存在しない、と言ったんですよ。私が新しく治療法を
見つければ吸血鬼化は防げます」
「それを早く言え!!お前は医者のくせにどうしてそう人を
絶望させるのが好きなんだ!」
首を絞められ前後にがくがくと頭を揺さぶられながらも、
ルナはさも楽しげにからからと笑うだけで反省の色など微塵も無い。
そんなルナを解放し、アグリアスはため息をつきながら座りなおした。
「…で…治療法が見つかる可能性はあるのか?
私はあとどのくらいで吸血鬼になるんだ…?」
「とりあえず、今私が持っている文献を洗いなおして
似たような症例がないかを探しますが、多分無駄だと思います。
資料の絶対数がまるで足りないからです。街の大図書館で
魔術書を片っ端から調べる必要があるでしょう。
それで治療法が見つかれば解決、見つからなければ
吸血鬼として第二の人生を歩むだけです」
「私は吸血鬼として生きるなんて真っ平御免だ!」
「いやいや、吸血鬼も捨てたものじゃありませんって。
伝承によれば、不老の上に不死の体。おまけに
時間を停止させる能力も身に付くそうですよ。完璧です!」
「真・面・目・に・話せ!」
首をギリギリと締め上げられ、さしものルナも苦しそうだ。
「前例が報告されていないので吸血鬼化するまで
どのくらいの猶予があるのか正直分かりませんが、
私はあと一週間ほどで完全に吸血鬼化すると思っています。
根拠はありませんが、医者としてのカンと女のカンを組み合わせて」
頭が痛くなってくる。
「私はこれから街に出向き、治療方法を調べます。
5日以内に戻ってくるつもりですが、今日明日にでも
あなたが吸血鬼化しないとも限らない。私がここに戻るまでの間、
あなたの身柄を拘束します」
643:夏の夜に咲く、血色の花 8/34
07/09/27 05:09:34 6DDtjBpt0
「こ、拘束…!?」
「はい。さしあたって、手と足を鉄の鎖で封じて行動できない
ようになってもらいましょう。どうやら吸血鬼に血を吸われた
人間は吸血鬼になるようです。つまり伝染するんですよ。
私が帰ってきたら、仲間が全員吸血鬼になっているようでは困ります。
まあそうなっても私には関係ありませんが、研究場所とパトロンを失うと
医学と白魔法の研究ができなくなってしまうので困るんですよ」
「………」
「今分かる範囲で発症しうる症状と、それに対する対処療法を
一覧にして他の白魔導師に渡します。ケアはその白魔導師から
受けてください。それと、もしも急激に吸血鬼化が進行し、
もうだめだ、人であるうちに人のままで死にたい…とか思うようになったら」
棚から青色の粉の入った袋を取り出し、アグリアスの手の平にポンと乗せた。
「コレを水に溶かして、静脈注射して下さい。10分以内に
何の苦しみもなく眠るように死ねるスグレモノですよ♪」
「…お前はそれでも医者か…」
「本人の意思を無視した無意味な延命治療には興味がありませんので。
生きるか死ぬかを選ぶのは患者の自由というのが私のスタンスです」
アグリアスは思わず天を仰いだ。
「もしも治療法が見つからず、不幸にして吸血鬼になってしまった場合ですが…
私は吸血鬼というものを目にしたことがありません。本当に人の血を
吸うのかどうかも事実を確認しない限り分かりません。
案外普通の人間と大差ないのかも知れません。人に害を及ぼさない
ようならば、私はどうもしません。放っておくだけです。
症例には興味があるので、標本として研究に協力してくれるのなら大歓迎です。
ただし、人に害をなすような存在になるようならば、医者としてではなく、
人の世を健全に保つ為の白魔導師…エクソシスト(悪魔祓い)として
私自らが責任をもって殲滅して差し上げますので、ご心配なきように。
医者としても白魔導師としても最後までしっかり面倒を見るのが私のポリシーですので」
15歳の少女相応のあどけない笑顔に、アグリアスは何と応えれば良いのか分からなかった。
644:夏の夜に咲く、血色の花 9/34
07/09/27 05:11:54 6DDtjBpt0
ルナが治療の一時的引継ぎを済ませ、調査の手伝い数人と
護衛(これには何とオルランドゥ伯が自ら志願した。愛弟子のアグリアスの
危機に際して、積極的に助力したいと申し出たからだった)を
引き連れ、街を目指して出発した。
アグリアスはテントの中で、手足を鉄鎖で拘束され、一人寝転がっていた。
「緊縛される聖騎士ですかぁ…う~んフェティッシュですねぇ」
この非常事態をまるで理解していないような、
頼みの綱のルナの発言がいつまでも耳に残響していた。
一週間で吸血鬼になるなど、散々ルナに脅かされはしたが、
今のところどうということはない。発作的に血が欲しくはなるが、
後は全身がだるいというだけのものだ。
とんでもない診察による心労と倦怠感によってまどろみかけていた時、
二人の訪問者がやってきた。
「吸血鬼になりかけてるんだって?あなたも苦労人ね」
「どんな気分ですか?辛いですか?気持ちいいですか?」
さもうざったいと言わんばかりのアグリアスの顔を覗きこむのは、
メリアドールとレーゼだった。アグリアスはこの二人とよく行動を共にしていた。
「…お前ら…私は一応病人で疲れてるんだが…」
「あら、だからこうしてお見舞いに来てあげたんじゃない」
ねー♪とメリアドールとレーゼは顔を見合わせて微笑みあう。
この二人は何か企んでいる。アグリアスは直感的にそう感じた。
「お土産があるんです。ラムザを散々脅し…じゃなくて頼み込んで、
やっと使わせてもらえるようになった貴重品なんですから」
…さっきから断続的に続いていた地鳴りのような音は、
レーゼがラムザを脅迫する為に樹か地面でも殴っていた音だったのだろうか…。
「じゃじゃ~ん!リボンです!」
リボンを誇らしげに掲げるレーゼに、メリアドールがわざとらしく
わあーーーっなどと感嘆し、拍手を贈る。
「このリボンにはありとあらゆるステータス異常を予防する、
世にもありがたい効果があるのです。隊で二つしかない貴重なアイテムなんですよ」
645:夏の夜に咲く、血色の花 10/34
07/09/27 05:13:31 6DDtjBpt0
「吸血鬼化で苦しむアグリアスのために私たちがしてあげられること…
このリボンさえあれば救ってあげられるかもしれない…。
そう思ってリボンを始め、色んなレアアイテムを用意してきたのよ」
妙に演技じみた仰々しいメリアドールの台詞に、アグリアスは不安を覚えてきた。
「…いや…気持ちは嬉しいが、リボンはあくまで予防のための
装備品であって、私は既に感染している訳だから意味が…」
「まあ細かいことはどうでもいいのよ。物は試しって言うでしょ?
アグリアスってばいつも三つ編みだから、この際いろいろな髪型を
試してみましょ」
アグリアスが鉄鎖で身動きができないのをいいことに、二人は
驚くほどの手際のよいコンビプレイで、アグリアスの結った髪を解き始めた。
「うわ!?おい!こらバカ共やめろ!」
「いいからいいから…全て私たちに任せて下さい」
アグリアスは必死に抵抗を試みるが、手足の自由が奪われているため
イモムシのように左右にゴロゴロと寝返りを打つので精一杯である。
繊細で夏の日差しを思わせるような金色の髪が、さらさらと床に広がった。
「「おお~~~っ」」
二人は同時に声を上げる。普段は髪を結い、男以上に漢らしいなどと
評判のアグリアスが見せる、意外な乙女としての一面。
元々顔立ちが整っているため、美しい黄金色の長髪をはだけ、
手足の自由を奪われたその姿はさながら囚われの姫君…
というよりも頬を真紅に染め、「見るな…見るな…」と
つぶやくアグリアスの姿は、女から見ても妙に扇情的であった。
「貴女長髪も似合うじゃない。女の子っぽいわよ」
「わ、私は元々女だ!」
「これはイジりがいがありますね~!まず何から試しましょうか?
ポニーテール?ツインテール?」
リボンを両手にわくわくとした表情で迫るレーゼ。
「リボンだけじゃなくてバレッタとかカチューシャとか…
他にも香水とか指輪なんかも持ってきたから、今日は存分に女の子の
オシャレを堪能するがいいわ」
「や…やめろぉ…」
646:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 05:14:35 50eguRCr0
647:夏の夜に咲く、血色の花 11/34
07/09/27 05:36:26 6DDtjBpt0
結局この後、アグリアスは二人が知りうる限りの髪型を試され、
しかもそれを逐一鏡でアグリアスに見せつけ、感想を聞かれる事になった。
調子に乗った二人はくつやら服やら帽子やらローブなどを
かき集め、それらを拘束中のアグリアスにあてがい、
アグリアスの町娘バージョン、白衣の天使バージョン、
ウエディングドレスバージョン、ゴシック&ロリータバージョン、
お姫様バージョン、メイドバージョンなど、ありとあらゆる服飾を施し、
あまつさえそれらの姿を他の女性隊員達に自由公開した。
アグリアスは始終恥辱で顔を真っ赤に染め、吸血鬼になるのを待たずに
今ここで死にたいと思った。そしてその前に二人の息の根を止めたいとも思った。
・
・
屈辱的な姿を幾たびも衆目に晒されたことによる精神陵辱と、
元々の倦怠感とあいまってすっかり憔悴した様子のアグリアスは、
まるで生きた人形のように二人のされるがままになっていた。
レーゼによって首に百八の数珠をかけられ感想を問われるも、返事を返す気すら起こらない。
「一発芸。修行僧アグリアス」
メリアドールが腹を抱えてゴロゴロと床を転がり
「似合う似合う!アグリアスの禁欲的なイメージと絶妙にマッチしてる!」
二人の笑い声をどこか傍観者のように聞きながら、アグリアスはただ
この時が早く過ぎ去ることだけを祈った。
「夕ご飯の支度ができましたよー」
隊員の一人がアグリアスのテントにやってきて、夕飯ができたことを告げた。
聞きなれたその言葉が、今のアグリアスにとっては天使の囁きのようにさえ聞こえた。
「あれ?もう夕飯?楽しいことをしてると時間が経つのが早いなぁ」
「アグリアスもお疲れのようですし、夕飯の支度も整ったそうなので
わたし達はこれにて失礼しますね」
「夕飯は後で残ったものを適当に持ってきてあげるから。
じゃあまた明日ね~」
「………」
あー遊んだ遊んだと呟きながらテントを後にする二人を無言で見送って、
アグリアスは暗闇の中に独り残された。
648:夏の夜に咲く、血色の花 12/34
07/09/27 06:08:09 6DDtjBpt0
次の日もメリアドールとレーゼはお見舞いと称して
アグリアスで遊ぶためにテントに来訪し、散々身動きの取れない
アグリアスをイジり倒した。
「これでも食べて元気だして」
メリアドールがアグリアスの大嫌いなトマトを目の前に差し出した。
普段は匂いをかぐだけでも嫌悪感を抱くトマトだが、
その赤い色と赤い果汁がどうしても…今意思に反して体が
求めている血液を彷彿とさせてしまい…食べたくないのに反射的に食べてしまう。
不味いと思っていたトマトも、こうした極限状態で食べてみると
意外に美味しいと思うから不思議だった。
「こういう辛い時には眠って時をやり過ごすのが一番ですよ」
レーゼは紐の先に赤い木の実をくくり付けたものを左右に揺り動かし始めた。
「催眠術です。単調な振り子の運動を見つめ続ければ、
そのうち退屈になって眠くなりますよ」
その原理は間違ってはいないと思うが、紐の先の赤い実が
トマトの時と同じように血を連想させ、アグリアスの意思に反して
勝手に首が振り子の動きに合わせて動いてしまう。
「私で遊ぶなーー!!」
今できる唯一の抵抗も、二人の笑いを誘う以外の効果はない。
メリアドールもレーゼも別に悪気があって遊んでいるわけではなく、
普段は共に剣や武術の鍛錬の良き相棒として認め合い、信頼し合っている仲だ。
しかし今のアグリアスは普段の彼女―己の腕と強さのみを頼りにし、
凛とした佇まいと人形のように整った顔立ちを備えたアグリアスは
どこか神聖不可侵といった印象を与え、常人の手の届かない高嶺に
ひっそりと咲き誇る、硝子で出来た一輪の花を思わせる―とはあまりに
かけ離れた、どこにでもいるただのひ弱な若い女に過ぎず、その上
彼女を彼女たらしめていた、何者にも屈しない純粋が故に美しいその強さは
鉄鎖という現実的でつまらない道具に束縛されてしまっている。
普段のアグリアスを一流の戦士として知っている二人だからこそ、
普段の彼女とのギャップをことさら面白く感じてしまい、千載一遇の
この機会に乗じてアグリアスを遊び倒さないと気がすまないのだった。
夕飯の時を伝える天使の降臨を、アグリアスは今日も待ち望まなければならなかった。
649:夏の夜に咲く、血色の花 13/34
07/09/27 06:09:14 6DDtjBpt0
ルナが街に向かってから三日、少しずつアグリアスの容態は
悪化していった。脈が常に速く、呼吸も荒い。意識は朦朧とし、
仲間の呼びかけにもぽつりぽつりと億劫そうに応えるだけだ。
こうなってメリアドールとレーゼもさすがにアグリアスで遊ぶことを自重し、
たまに彼女のもとを訪れては普通の土産を渡し、励ましの言葉を掛ける程度にしておいた。
熱で茹だったような頭で、アグリアスは漠然と考える。
一定時間おきに訪れていた吸血衝動…その間隔が少しずつ
短くなっている。人の血が吸いたくてたまらなくなっている。
喉はどんなに水を飲もうが渇きが癒されることは無く、
その渇きを癒しうる唯一の水は人の血液のみ。
半ば眠ったような人間としての意識と倫理観を
人ならざるものが少しずつ蝕み、取り込まれていくのを感じていた。
それでも長年に渡って修行と実戦で鍛え上げてきた精神力は、
吸血鬼としての心の侵食を多少は食い止めていられるらしい。
まだ隊員達と人として会話することは可能だが、それもいつまで続くか分からない。
この際ルナから手渡された自殺幇助薬の使用も考慮に入れておいた方がいいかも知れない。
少しずつ人外の存在になりつつある自分に恐怖しつつ、
そんな時に心に唯一浮かぶのはラムザの存在だった。
彼と同じ戦場を駆け抜け、共に剣の腕を磨き、幾たびの
絶望と死線を共に乗り越え、同じ場所で同じ季節を過ごすうちに…
いつしかラムザに憧れを抱くようになった自分に気が付いた。
誰もが絶望と死の恐怖に呑まれ、動けなくなった現世に現れた地獄――
アグリアスさえも剣折れ力尽き、倒れ伏す傍ら…
ラムザは独り剣を構え、強大な悪魔に立ち向かっていった。その背中を…ただ美しいと思った。
その感情は胸を締め付け、時に酸っぱく時に甘い幸せな思いだった。
初めからその恋心を彼に伝えるつもりなどなかった。
密やかに胸の中で愛しみ育て上げた想いの花は…時を経て静かに散らせるつもりだった。
彼と同じ青い空の下で、同じ時を過ごせるだけでよかった。それ以外は何も望まなかった。
それなのに…今はラムザをかつてないほどに恋しく思ってしまう。
自分の痛みを、苦しみを、気持ちを理解して欲しい。救って欲しい。
激しい切なさにさいなまれる中、テントの外からラムザの声が聞こえてきた。
650:夏の夜に咲く、血色の花 14/34
07/09/27 06:10:03 6DDtjBpt0
ラムザがテントに入ってきた途端、
それまでグラグラと揺らいでいた視界が急速に正常に戻り
白濁していた思考が一気に沈静していった。
しかしこの状態は、少し前の健康だった頃とは何かが違う。何かがおかしい。
「わざわざ来てくれてありがとうラムザ。嬉しいよ」
微笑みながらそんなことを平然と言い放った後、理性が疑問を訴えた。
「(私は何を言っている…!?)」
こんな朗らかにラムザに語りかけるなど、未だかつて一度も成功したことはない。
「思ったよりも具合が良さそうで安心しました。
もうすぐルナが帰ってきますね。きっと治療法を見つけてくれるはずです」
「そうだな、そうだといいな。今回は私の不注意でこんなことになってしまい
済まない。私が血を吸われなどしなければ旅が滞ることもなかったし、
お前が私を助けるために…自ら兄上に引導を渡すことも無かったはずだ」
「いえ、気にしないで下さい。今まで一緒に戦ってきた仲じゃないですか。
水臭いですよ。兄のことは…僕自身が逝かせてあげて、よかったと
思っているんです。兄も満足して逝けたと思っています」
「そうか…優しいんだな。お前は」
アグリアスの自制心に反して、次から次へと勝手に言葉がついて出てくる。
しかもそのどれもが、今まで言いたくとも恥ずかしくて言えないような、
胸の内の想いを直接吐露するような発言だった。
酒に酔って発言が大胆になるような現象とは似ているようで違う。
まるで別人が体を勝手に操って会話をし、冷静な自分がそれを離れた場所から
眺めているような感覚だ。
恋心を伝えられなくとも構わない。せめて彼と自然に話しをしたい。
そんな淡い願いを抱いていても、どうすればいいのか見当も付かなかった。
戦闘時以外では気恥ずかしくて何を話せばいいのか分からなかったし、
優しくされると無意味に反発し、逆に優しくしたいのに冷たく当たってしまう。
こんな風に、自然に朗らかに、素直になって彼と話しをしたかった。
諦めかけていた夢が唐突に叶い、アグリアスは当初感じた違和感のことなど忘れ、
半ば夢見心地でこの自動会話に興じていた。
「なあラムザ…1つ頼みがあるんたが…」
651:夏の夜に咲く、血色の花 15/34
07/09/27 06:11:00 6DDtjBpt0
「? 何ですか?」
「服の中に虫がまぎれ込んだみたいなんだ。取ってくれないか?」
「…え…えええ!?」
顔を赤らめ、たじろぐラムザ以上に、アグリアスはパニックに陥っていた。
「(虫など服の中に入っていない!嘘を言っている!)」
アグリアスの動揺をよそに、体は勝手に会話を続ける。
「くすぐったくてしょうがないんだ。早く取ってくれ」
「あぁーーその…しかしですね?アグリアスさんは女性な訳ですから…
男の僕が服の中をまさぐるというのは色々と問題が…」
「別に問題などない。早くやれ」
「ええ~~っ!?」
普段の毅然とした様子のアグリアスからかけ離れた発言に、
ラムザはただただ困惑する以外に無い。
「それとも何か?私みたいな女には手も触れたくない…と。
お前はそう言いたいのか?」
「い、いえいえそんな事は…!アグリアスさんは…その…
綺麗な方ですし…」
「ふふ…ありがとう。ラムザ。嬉しいよ。
だが口だけなら何とでも言える。態度で示してこその誠意じゃないか?」
「そ…それはそうですが…。
…メリアドールかレーゼにやってもらうというのは駄目ですか?」
「駄目」
「あ…う…」
何だ…?何なんだこの会話は…?先ほどまでの心温まる会話から一変、
これではまるで猥談…。いや、この際会話の内容はどうでもいい。
こんな会話をさせて、ラムザに服の中をまさぐらせようとしているのは
何が目的なんだ…?何かに体を乗っ取られ、気が付けば口だけでなく
体全体の自由さえも奪われている。
ラムザは自分でない誰かと会話している。それを伝えなくてはならない。
しかしその異常事態を伝えることはかなわず、あたふたとするだけでどうしようもない。
そうこうするうちに、頬を紅潮させたラムザがおずおずと近づいてきた。
652:夏の夜に咲く、血色の花 16/34
07/09/27 06:12:00 6DDtjBpt0
「右腕のひじあたりにいるぞ。早く取ってくれ。
胸や腰の辺りに移動しないとも限らない」
「!! …そ、そうですね…。し、失礼します…!」
ラムザは顔を真っ赤に染めながら、右腕の袖口から手を差し込む。
こんなにも近い距離にラムザがいる。その事実だけでも卒倒しそうなのに、
その上服の中に手を入れられて…アグリアスは気恥ずかしさで
頭がどうにかなりそうだった。
そんな中、ふとラムザの首筋が目に留まった。
「ア、アグリアスさん…虫らしきものは見当たりませんが…」
「ああ。肩の方に移動しているぞ」
「そ、そうですか…」
ラムザはいるはずのない幻の虫を探し続け、アグリアスの顔に
注意が向いていないばかりか、首周りがまるで無防備の状態。
今ならたやすく…。
突然、今まで明瞭だった思考にもやがかかり、
未だかつて無い強烈な吸血衝動が襲ってきた。
動悸が激化し、呼吸が早くなる。重度の酩酊状態のような、
歪む世界、歪む思考の中で、血への欲求のみがアグリアスの全てを
支配しようとする。
血…血…血…他の誰でもない…ラムザの血!
血が欲しい…!愛するラムザの血をこの身に受け入れ…
どうしようもない、抗いがたいこの渇きを潤おしたい!
光に吸い寄せられる蛾のように、アグリアスの顔はゆらゆらと
ラムザの首に近づいていく。恍惚とした表情で…。
アグリアスはすっと目を閉じ、そっと唇をラムザの首にあてがった。
「えっ…!?」
突然首に触れた、柔らかく、温かい感触にラムザはハッとする。
そんな驚いたラムザの声に、アグリアスは急速に覚醒し、今自分が
何をしようとしたのかを理解した。
「ア、アグリアスさん…?今何を…?」
呆然自失のアグリアスに、問いかけるが、アグリアスからの返答は無い。
653:夏の夜に咲く、血色の花 17/34
07/09/27 06:29:31 6DDtjBpt0
彼女の頬を、一筋の涙がつたって零れ落ちた。
「……出て行け…」
低く、くぐもった声が静かに響いた。
「…行け…!ここから出て行け!私に近寄るな!」
突拍子も無い発言以前に、ラムザは彼女の涙に唖然としていた。
アグリアスが涙を流す…これは天地がひっくり返る前触れだろうか?
「出て行けと言っているだろう!もう私から離れてくれ!
こんな私を…見ないでくれ…」
静かに涙する彼女に背を向け、ラムザは言われたとおりに
テントを出て行く。
「ごめんなさい」
悲しい顔で、そんな言葉を言い残して。
ふたたび独りになったアグリアスは、感情を暗い淵へ、静かに沈めていった。
・
・
・
次の日の夜。
空には金色の満月が昇り、ほの明るさが闇を照らしていた。
「おいーっす。夕ご飯もってきたよー」
メリアドールが残飯を片手にアグリアスのテントに入る。
アグリアスはうつ伏せになっており、メリアドールの声にピクリとも反応しない。
「ご飯持ってきたって。夕飯だよ夕飯」
アグリアスの頭をぽんぽんと叩き、返事を待つが一向にアグリアスは
起きようとしない。
「おいコラ、起きろよ。食べるもの食べなきゃ」
アグリアスの頬をぺちぺちとはたく。
アグリアスは冷たくなっていた。闇の中なので分からないが、
肌の色は死人同然に白くなっている。
闇の中で、ぶちん…と何かが引きちぎれる音が響いた。
654:夏の夜に咲く、血色の花 18/34
07/09/27 06:30:29 6DDtjBpt0
闇の中から伸びる白い手が、メリアドールの顔を掴んだ。
血の気を失った白い顔…それでも瞳だけは血のような赤い色に染まっている。
「私をおちょくるなと…何度も言っておいたはずだろう?」
「え…?」
二の句を継げさせず、みぞおちに一撃を加えてメリアドールを
昏倒させた。
今まで足を拘束していた忌々しい鉄鎖を引きちぎり、
気絶しているメリアドールの佩剣を奪い取ってから、
アグリアスは五日ぶりに自分の足でテントの外を歩いた。
夜風が頬をなで、空に輝く満月が美しい、気持ちのいい夜だった。
実に清々しい気分だった。歌でも1つ歌ってみたい良い気分だった。
己を縛り付けていた数々の暗鬱な思いは微塵も残さず消え去り、
高揚とした気分で夜の野を踏みしめる。
ラムザに会いたい。会って昨日の非礼を詫びたい。
そして血を思う存分吸って、この素晴らしい気持ちを彼と分かち合いたい。
ラムザのテントへ向かう途中、何人かの仲間と出会った。
彼らはアグリアスの進行を邪魔しようとしたので、
仕方なく適当に相手をしてやった。今まで共に戦ってきた仲だ。
アグリアスも鬼ではない、できるだけ傷つけないように、優しく気絶させてやった。
上機嫌で歩を進めていると、闇の中にぽつんとレーゼが佇んでいた。
「やあレーゼ。いい夜だな」
「ええ、そうですね。でも、こんなことになって残念です」
「私はまるで残念に思っていないが?とても良い気分だ。
力もあふれ出すようだし、体の調子もとても良い」
「それは結構なことですね。仲間の誰かは殺しましたか?」
「バカを言うな。大切な仲間だぞ?ちょっと眠ってもらっただけだ」
「それを聞いて安心しました。もしも仲間が殺されていれば…
わたしは友人を手に掛けなければならないところでしたので」
「手に掛ける?なぜ私がお前に殺されなければならないんだ?
まぁいい。失せろ。レーゼ。私が用のあるのはラムザだけだ」
「止まりなさい。アグリアス。これ以上前に進むと力ずくで捕縛しますよ」
アグリアスは肩をすくめ、ためらわずに前進した。
655:夏の夜に咲く、血色の花 19/34
07/09/27 06:31:22 6DDtjBpt0
瞬間、アグリアスの体が宙に浮いた。
今のアグリアスにも視認できない速度で足を払われ、
地面に落下するのを待たずに、わき腹に大砲を思わせるような衝撃が浴びせられた。
アグリアスは宙を吹き飛び、大木に激突して地面にずり落ちた。
この時、木の枝にアグリアスの髪が引っかかり、結われた髪が解かれた。
月の光を吸って濡れたように光る金色の長髪が夜風に揺れる。
何本かへし折られた肋骨が内臓を傷つけ、思わず血を吐き出した。
吐血した血が髪に染み入り、金色を赤黒色染める。
右手を支えに立ち上がろうとするが、うまくいかない。
よく見れば、右腕のひじから先があらぬ方向を向いている。
わき腹に一発入れられた時、同時に右腕も折られたらしい。
仕方ないので両足を使って立ち上がろうとするが、これもうまくいかない。
よく見れば、両足ともへし折れている。足払いの際に折られたらしい。
「ごめんなさいね。剣でも抜かれたら面倒だから、右腕は先に封じさせてもらいました」
竜族の末裔レーゼはドラゴンの化身。
必然膂力、瞬発力、体力共に人間を遥かに凌駕する。
剣の達人、魔法の達人が混在するラムザの隊において、
純粋な肉体の強さでレーゼを上回る者は存在しない。
「痛いでしょうが、我慢してください。本当はもっと
軽い怪我で済ませるつもりだったのですが…
人間の体はもろいので、力の加減が難しくて。
後で回復魔法を施して治療しますよ」
「そいつは気を遣わせて済まなかったな。
だが私はもう人間ではないから、手加減は無用だぞ」
瞬時に右腕、肋骨、損傷した内蔵と両足を復元させ、レーゼの右足首を掴んで立ち上がった。
手足をへし折られた人間がその場で立ち上がる…
有り得ない事態にさしものレーゼも虚を衝かれ、一瞬アグリアスに宙吊りにされた。
アグリアスはレーゼの足首を掴んだまま、力任せに地面と周囲の樹木に
何度もレーゼの体を叩き付けた。いかにレーゼの肉体が頑強であっても、
今のアグリアスは彼女に勝るとも劣らない怪物である。
レーゼは成すすべなく沈黙した。
656:夏の夜に咲く、血色の花 20/34
07/09/27 06:32:09 6DDtjBpt0
「お前はキングベヒーモスよりも丈夫だから、
これくらいどうってことはないだろう?しばらく眠ってろ」
アグリアスは片手一本で軽々とレーゼを宙吊りにし、
意識を失っている彼女に微笑みかけると、ポイとレーゼを放り捨て、
再びラムザを探し始めた。
その間にも仲間達の足止めを食らったが、今のアグリアスの前には
全くの無力だった。元々隊の中でもトップクラスに強い彼女が極限まで強化されたのだ。
他の隊員に彼女を止められる道理はない。
一人、二人と蹴散らすうちに、ようやく目当てのラムザが現れた。
「こんばんはラムザ。昨日は取り乱したりして済まなかったな。
お前の血が吸いたいがためにあんなことになったんだ。許してくれ」
「………」
ラムザは無言で剣を構える。そんなラムザを見取り、アグリアスは破顔した。
思い出したように佩剣に手をかけ、鞘から剣を引き抜いた。
「うん。そうだな。せっかくメリアドールから借りてきたんだ。
一度くらいは使ってやらないと、あいつも怒るだろうな」
月下に映える、透けるほどに白い肌と燃えるような紅い瞳…
金糸を思わせるほど繊細ですべらかな髪は、所々が血で穢れている。
銀色に光る長剣を携えたアグリアスはどこか幻想的で、
この世のものとは思えなかった。
ある人は彼女を悪魔と呼び、またある人は彼女を天使と呼ぶだろう。
「歯ごたえのない奴ばかりで退屈していたんだ。
少しは私を楽しませろよ」
ラムザが渾身の一撃を見舞い、アグリアスがそれに応じて剣戟を振るう。
剣の断末魔の悲鳴が轟き、柄から切断された刃が地面に突き刺さる。
勝負はたったの一撃で決着がついた。
ラムザの剣が、アグリアスの斬撃によって“斬られた”のだ。
剣で剣を斬る、という神業をさも当たり前のように放った後、アグリアスは嘆息する。
「遅いな。止まって見えたよ」
呆然とするラムザを力ずくで押し倒し、ラムザの両腕を両手で押さえつけた。
「この時を…ずっと待ち望んでいた気がするよ」
657:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/09/27 06:48:19 wLIv6vprO
トリ付けないとかオリジナルキャラとか色々
聖女の人か?
658:夏の夜に咲く、血色の花 21/34
07/09/27 07:04:47 6DDtjBpt0
ラムザは必死に両腕の拘束を振り解こうとするが、
まるで万力に挟まれたようにびくとも動かない。
「私の気持ちを…私の願いを…ずっと伝えたかった。
ラムザ。お前が好きだ。愛している」
どうすればこの絶望的状況を打開できるか。必死に考えを
巡らせていたラムザの耳に届いたアグリアスの言葉。
瞬間世界は停止し、アグリアスの澄んだ紅い瞳とラムザの瞳が宙で交差する。
「知っていたか?私はずっとお前を見てきたんだ。
仲間としてでなく、一人の異性として。
お前を愛すること。お前に愛されること。ずっとそれを願っていたんだ」
彼女が吸血鬼になっていることなど、ラムザの意中から消え失せた。
なぜなら彼女は、ラムザはおろか今まで他の誰にも見せたことの無い、
穢れを知らない少女のような無垢な笑顔をしていたのだから。
「私の気持ちを知って欲しかったのに、どうしても伝えることが
できなかった。ただ恥ずかしかったからじゃない。
思いを伝えてしまったら、私を私たらしめる何かが壊れてしまう。
お前の傍にさえ居られなくなるかもしれないことが怖かったんだ」
「………」
「私は人間を辞めたがな…まるで後悔していないんだ。
こうしてお前に胸の内を告白できるようになったんだからな。
以前の私なら、どうせ誰にもお前への気持ちを知らせることなく
墓の中まで持ち込んでいたんだろうな」
無邪気にアグリアスは微笑む。その無垢な笑顔に、
ラムザはいつしか恐怖を忘れている自分に気が付いた。
「この身は…この命は世界を正すために捧げるものだとずっと考えていた。
だが、お前と出会っていつしか考えが変わった。
世界のためじゃない。お前を護るために、私の命を使おうと思うようになったんだ。
お前が歩む道を切り開くための、剣になりたいとずっと思っていたんだよ」
「…こんな僕のためにそこまで思っていただいて…うれしく思います。
…ですが…僕の存在を尊重してくれるのなら…僕を解放して下さい。
僕まで血を吸われてしまっては、この部隊は崩壊します。
アグリアスさんを人間に戻す希望も失われます」
659:夏の夜に咲く、血色の花 22/34
07/09/27 07:06:00 6DDtjBpt0
「それはできない相談だな」
アグリアスの顔が、ラムザのすぐ目の前まで近づいた。
あとほんの少しで、唇と唇が触れ合う、
お互いの吐息を肌で感じられるような距離。
絹糸よりもなお艶やかで、月の光を浴びて煌めく金色の髪が、
ラムザの胸元に滝のように流れ落ちた。
「言っただろう?今の私には世界などどうでもいい。
この部隊が解散しようが破滅しようが知ったことではないんだ。
欲しいのはただ1つ…ラムザ、お前だけなんだから」
あまりに純粋が故に狂気を孕んだその眼差しを、ラムザは
魅入られたように見つめ返す以外に成す術が無い。
「ここまで誰の血も吸わず、必死に喉の渇きを
我慢してきたのは何のためだと思っている?
他の誰でもない。お前の血で、心と体の乾きを同時に癒すためだよ。
愛する男の血というものは一体どれほど甘美な味がするんだろうな。
正直、楽しみで楽しみで堪らないよ」
小さい舌でちろりと舌なめずりをする。
「…僕は楽しみじゃありません。痛いのは嫌いです」
そんなラムザの答えに、アグリアスは大笑いした。
「バカ。教えておいてやるが、吸血鬼に血を吸われる時には
もの凄い快感が全身を巡るんだぞ。
アレを上回る快楽などこの世に存在しない。賭けてもいいぞ」
それは性行為よりも?と内心疑問に思ったが、
アグリアスに尋ねたところで無駄のような気が直感的にしたし、
聞いたら聞いたで彼女の怒りを買って、この場で絞め殺されかねなかったので
そんな疑問は胸のうちだけに留めておいた。
「さて、と…。
心の準備はできたか?私はもう我慢の限界だ。
何せ一週間分の我慢だからな。腹一杯吸わせて貰うつもりだが、
致死量まで吸ってお前が死んでしまっては元も子もない。
ヤバそうだったら遠慮せずにちゃんと知らせろよ」
「………」
660:夏の夜に咲く、血色の花 23/34
07/09/27 07:07:02 6DDtjBpt0
目を閉じてラムザの首に口を寄せるアグリアスに、
ラムザは最後の抵抗を試みた。
「アグリアスさん」
「…何だ。せっかくいいところだったのに」
「アグリアスさんみたいな立派で綺麗な女性が僕みたいな人間を
愛してくれて…とても嬉しく思います。お世辞ではなく、本当に。
でもここで世界の危機を放り出して、旅を止める訳にはいかないんです!
僕のために命を賭けてくれているみんなの為にも。
僕のせいで死んでしまったティータやザルバック兄さん…
今もどこかで苦しんでいる大勢の人たちの為にも…
僕は世界を救う日まで、絶対に負けられないんです!」
ラムザの言葉をきょとんとした様子で聞いていたアグリアスは
苦笑を漏らした。
「アグリア…」
唐突に、唇を重ねられた。
訴えるべき言葉はアグリアスの突然のキスによって奪われてしまった。
ほんの数秒の、唇を重ね合わせるだけの淡い口づけ。
柔らかい感触と、かすかに感じる彼女の吐息。彼女の香り。
ラムザはその感覚に陶然とし、一瞬思考が真っ白になった。
唇を離したアグリアスは、頬を赤く染めてぽつりと呟いた。
「お前のそういうところが…好きなんだ」
熱を帯びた紅色の眼差しに、ラムザは何も言い返せなかった。
「いいから黙って私のものになれ。世界も仲間も、過去も未来も、
何もかも関係ない。それらは全て無意味だ。
私とお前…二人の今。必要なのはそれだけだ。
私を受け入れ、私を感じてくれ。私もお前を受け入れたい」
今度こそラムザの返答を待たずに、アグリアスは一気にラムザの
首筋に顔を近づけた。
「大好きだ。ラムザ」
最後にそう言って、アグリアスは唇を首筋にあてがった。
661:夏の夜に咲く、血色の花 24/34
07/09/27 07:07:51 6DDtjBpt0
アグリアスが今まさに牙を突き立てようとした刹那――
後頭部にガラス瓶のようなものが直撃した。
それは衝撃で粉砕し、中身がアグリアスの全身にぶちまけられた。
「あ゛あ゛……!!?」
至福の瞬間を滅茶苦茶にされ、怒りが瞬間的に頂点に達した
アグリアスは後ろを見やる。
見れば、
「やったー命中命中!」
などと声を上げてぴょんぴょんと飛び跳ねているルナと、
明らかに今しがた、ガラス瓶のようなものをアグリアスに向けて投げつけたと
思われるオルランドゥが、投擲ポーズを保ったままそこに居た。
怒り心頭のアグリアスは、メリアドールから奪った剣を片手に
二人にずかずかと歩み寄り、
「貴様ら生きてここから帰れると…お、もう…な……よ……?」
と言い残し、二人に剣が届く前にぱたりと倒れた。
アグリアスの全身からもくもくと黒い煙のようなものが立ち上り、
それと同時に、アグリアスの病的に白かった肌は少しずつ人間のそれに
戻っていった。
動かなくなったアグリアスの体をくつのつま先でツンツンと小突き、
安全を確認したルナは簡単な触診をする。
脈拍、呼吸、共に正常。肌はまだ白く、体温も低いがこれらも回復しつつある。
彼女は吸血鬼から人間へと生還を果たしたのだ。
「やれやれ…危機一髪だったな」
慣れない投擲で腰を少々痛めたオルランドゥは、腰の痛みをほぐしながら
ぽかんとした顔で座り込んでいるラムザに声を掛けた。
「あの…アグリアスさんは元に戻れたんですか…?」
「ああ。ルナ君が治療方法を見つけたのでな。
急いで帰ってくればこの有様だ。参ったよ」
周囲を見渡せば、死屍累々といったふぜいの気絶者の群れ。
百戦錬磨のオルランドゥが参ってしまうのも分かる気がするし、
自分も実際もう駄目だと思った。