07/07/31 15:06:10 O7Qjrh9F0
恋人のエルフ・ロザリーを人間の手から守ろうとするなど、
心のやさしい一面もあったのだが、彼女が人間に虐殺されたのに逆上して人間を滅ぼす決意を固める。
恋人ロザリーとの死別に見られるように、彼が単純な悪人ではなく、
悲しみとそこから生じる怒りによって悪に走ってしまった悲劇の悪役。
デスピサロが悲劇の悪役になってしまったため、
彼の「人間を滅ぼす企み」に正当性が与えられてしまったと同時に、
善玉側の勇者一行の、デスピサロ討伐の正義にかげりが生じてしまった。