07/06/26 13:32:46 6vx4qi8mO
「大丈夫だ。力を抜けよ。」
バルフレアは自分にしかみついている愛しい人にやしく、甘い声で囁いた
「バルフレア・・・バルフレアッ・・・」
まだ彼は17歳、これからすることに期待も大きいがそれよりも恐怖の方が大きいのだろう。
だが、ヴァンもまた自分の眼の前の男を愛していた。彼のためならなんでもできるほどに・・・
「いくぞ・・・ヴァンッ・・・!!」
「ッ!!」
ヴァンの体を今まで味わったことのない激痛が走った
「バルフレア・・・オレおまえと一つに・・・」
「ああ、そうだ・・・」
ここに新しい、まだ誰も通ったことのないトンネルがあった・・・
そして今、そのトンネルはバルフレアという最速の男によって開通したのであっ「イェア。」
・・・開通し「イェア。」
《続く》