06/09/03 09:08:01 ttcPf7Iv0
スライム「レベルが上がれば、おれはおまえなんか倒すほど強くなってみせるのになあ」
勇者「なんだと?」
スライム「レベルが上がれば、おれはおまえより強くなってみせると言ったんだ。
おれはおまえにはじめてキズをつけたモンスターだぜ。
ちょいと努力すればかんたんに強くなれるのさ。
いや…今言ったこと忘れちまってくれ!
こんな立派で強い勇者に殺されるんだ…名誉なことだぜ…」
勇者「話をつづけろ!」
スライム「せめて楽にたのむぜ。楽に殺してくれ勇者」
勇者「つづけろ!と言っているのだ!」
スライム「いやね…あんたは、これからの長~~い人生を、
ただのスライムにキズつけられた汚点を背負って、
生きていかなければならないと思うんだ…それをぬぐうのは…
強く鍛え抜かれて成長したオレと正式に闘って勝つことだと思うのだよ」
勇者「なにィ~ ハッタリをかますなよスライムとやら!」
スライム「今のおれは闘いのシロートなんだぜ!
お前と一緒にモンスターとの戦闘を正式につめば、きさまより強くなる才能があるッ!
なにしろ体当たりでその1ダメージを与えたのは
ドラクエ史上! ただのカスみてえなこのオレなんだからなあ!!」
勇者「モンスターおじい様……わたしはこの『スラリン』をえらく気に入りました」
スラリンがなかまになった