06/05/15 09:11:28 xtCvBeWD0
春も暮。来る夏に向けて己の肉体を磨くセ・ク・シー。
無機質なコンクリートの壁に囲まれた室内は熱気で満ちている。
腹筋、懸垂、筋肉に乳酸がたまる。
紺碧の海、灼けた白い砂、照りつける太陽の下で娘の視線はこちらに釘付けになる。否してやる。否当然だ。
フッという短い呼気の合間に、知らず知らず笑いが混じる。
と、ついにシッポの生えたのが鉄アレイを投げ飛ばす。
クジャ「美しくない!美しくないよ!つかキモい!」
シーモア「(びっ・・・くりしたー・・・・・。)」
セフィロス「落ち着け、お前が一番見苦しい」
クジャ「美しい僕には似合わないよ、汗とか!窓開けても湿気で大して変わんないし息苦しいよ!」
セフィロス「フッ・・・・ いいかクジャ、美しく水面をすべる白鳥は、水面下で必死に水を蹴っているんだ。
むしろその影の努力が湖上の姿をより美しく見せる。どこかで苦しんだり苦悩したりしなければ、
魅力に説得力はない。隙を見せねば悪役とて評価されない時代が来ているのだ」
シーモア「(途中から明らかに白鳥関係ないよね・・・・)」
クジャ「白鳥って水の中でもそんなに必死じゃないよ。」
セフィ「・・・・・・・・・。」
セフィ「じゃあお前はもう好きにやってればいいだろう!せっかくやることないから何かしてみようと
思ったのに!キモいとか毒々しいとか言いすぎではないか!」
クジャ「え、ちょ、毒々しくはないだろ!?」
シー「続けましょうよ、どうせやることないんだし、強くなってれば困ることはないですよ」
季節はまもなく梅雨。
>>134
それっぽくしてみた。
あとココでやんな機能しなくなるって意見ももっともなのでもうしません。