06/08/17 06:09:40
「あることの証明」は、特定の「あること」を一例でも提示すれば済む。
しかし、「ないことの証明」は、全ての存在・可能性について、「ないこと」を示さねばならない。
したがって、調査範囲が限定されるような場合などを除き、
「ないことの証明」は「あることの証明」に比べて困難である場合が多い。
そのため、通常は、証明責任は「ある」と主張する側が負うべきとされる。
したがって、「あること」が証明されなければ、「ない」と見なされる。
なぜなら、荒唐無稽な主張に対しても、
否定する側が「そうではないこと」を証明しなければならないというのは不合理だからである。
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