06/11/02 04:33:35 fQ+97742
アカデミーでは認められていない薬品の調合を行い、それを自ら試した時に
突然感情が高ぶり、涙と嗚咽が止まらくなった。
そこへたまたまレポートを回収しにリディア先生がやってきた。
「この匂い・・・また調合に失敗したのね?
どれどれ・・・ってどう見てもお酒ね、これ
さしずめきのこ酒、ってところかしら・・・
もう、あなたまだ子どもなんだから、駄目よ、こんなものばかり作ったら!」
笑いながらに私を軽く小突く先生。
何だかお母さんに怒られたみたいで、
余計に涙が止まらなくなった。
「うっく、ひっく・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
「ほらほら、そんなに泣かないの。
もう、しょうがない子ね?」
先生は私を抱きしめてくれた。
「リディア・・・せんせ・・・ぇ・・・」
「・・・?あら、寝ちゃった・・・
うふふ、可愛い寝顔ね・・・」
遠のく意識の中で、唇に柔らかい感触を覚えた