06/05/08 21:01:04 wBy8nSl5
ユウ 「なぁ、サツキ姉ちゃん、サツキ姉ちゃんは僕に嘘や隠し事なんかしてないよね？」
サツキ「ぇあ？してないよ、全然」
ユウ 「嘘でしょ？」
サツキ「どういう意味だろう、ユウ君」
ユウ 「してるよね？僕に、隠し事」
サツキ「ユウ君こそ、お姉ちゃん達に嘘や隠し事、してないかな・・・かな？」
ユウ 「えッ！？」
サツキ「してないかな、嘘や隠し事、してないかな？」
ユウ 「してないよ、嘘も、隠し事も・・・」
サツキ「嘘だよ」
ユウ 「うっ、・・・ど、どうして嘘だって・・・」
サツキ「ユウ君、事件の日の放課後、先生に呼ばれて職員室に言ったって言ったよね？
お姉ちゃんは知ってるよ？ユウ君は職員室なんかに行かなかった。
学校の裏の訓練の森で、話をしていたよね？知らない生徒と・・・」
ユウ 「うぅっ・・・」
サツキ「誰？あの生徒？」
ユウ 「し、知らない生徒だよ・・・」
サツキ「知らない生徒が、何でユウ君に用があったの？」
ユウ 「ぼ、僕が知りたいよ！」
サツキ「じゃ、何の話をしていたの？」
ユウ 「お姉ちゃんとは関係のない話だよ」
_上_ / 、、 ┃┃
口 | 七 ' ７二 ヽヽ/ ┃┃
ﾉヽ||/ / ､＿ .／ 。 。
￣￣
サツキ「ユウ君に、内緒や隠し事があるように、お姉ちゃん達にだってあるんだよ」
ユウ 「う、うん・・・」
サツキ「ウフッ、行こう、そろそろ部屋に戻る時間だよ」
ユウ 「う、うぅぅ・・・」