06/03/03 19:09:30 BwCqPyfB
こんな夜更けに、隊長ことブレイズの部屋を覗いているのは誰だろう。
それはナガセ大尉だ。同室のグリムはおびえる隊長をひしと抱きかかえている。
グリム <<隊長、 なぜ顔を隠すんです?》
ブレイズ <<グリムにはナガセが見えないの。チョッパーのヘルメットをかぶって、正体バレていないと信じている・・》
グリム <<あれはただのチョッパー大尉だ・・・》
ナガセ <<カワイイブレイズ、一緒においで。面白い戦闘機動をしよう。ハンガーにはきれいなファルケンが置いてあるし、SAMやAAGUNをたくさん用意して待っているよ。》
ブレイズ <<グリム、グリム!きこえないの。ナガセがぼくになにかいうよ。》
グリム <<落ち着きなさい、チョッパーが酔っ払ってざわめいているだけだよ。》
ナガセ <<いい子だ、私と一緒に行こう。私のナイスバデーがもてなすよ。お前をここちよくゆすぶり、踊り、ブチキレカワイイのだ。》
ブレイズ<<グリム、グリグリム!見えないの、あのチョッパーには胸が!》
グリム <<見えるよ。だが、あれは彼なりのジョークだ。》
ナガセ <<愛しているよ、ブレイズ。お前のカワイイ姿がたまらない。力づくでもつれてゆく!》
ブレイズ<<グリム、グリム!ナガセがぼくをつかまえる!ナガセがぼくをひどい目にあわせる!》
グリグリムはぎょっとして、ドアを全力で閉めた。あえぐブレイズを両手に抱え、やっとの思いでドアを閉めると・・・
腕に抱えられたブレイズは酔っ払ったチョッパーだった。