06/02/20 13:18:54 jMTo+6a3
ｻｲｸｽ「一般人はﾊｰﾄﾚｽの存在など知らない。ましてﾉｰﾊﾞﾃﾞｨの存在を知るものは数えるほどしかいないはず。」
ﾚｸｾｳｽ「にもかかわらず、ｲｪﾝ･ｼｯﾄﾞという魔法使いは我々の存在、そう、13機関まで知っている。何故だ？」
ｾﾞｸｼｵﾝ「しかも、敵視し過ぎでしたしね。」
ﾏｰﾙｰｼｬ「誰かがどこかで情報をもらしたか･･･？」
ﾚｸｾｳｽ「･･･ﾃﾞﾐｯｸｽ･･･。」
ﾃﾞﾐｯｸｽ「おれじゃねぇぇっ!! 何でそこで俺の名前が出るんだよ!!?」
ﾗｸｼｰﾇ「いいじゃない、アンタで。責任とって冥界の渦に飛び込んでらっしゃい。」
ｻﾞﾙﾃﾞｨﾝ「恐ろしいな･･･。」
ﾙｸｿｰﾄﾞ「ここに種も仕掛けもないﾄﾗﾝﾌﾟがある。A～Kのｶｰﾄﾞの13枚だ。第三者にこれを引かせ、出たｶｰﾄﾞのﾅﾝﾊﾞｰが犯人というのはどうだ？」
ｱｸｾﾙ「ﾅﾐﾈ、引いてみてくれ。」
ﾅﾐﾈ「ﾀﾞｲﾔの10。」
ﾙｸｿｰﾄﾞ「･･･ﾊﾟｰﾚｲ」
ﾛｸｻｽ「少し黙っててくれ。だいたい俺達の中に情報をもらした奴がいるって根拠はあるのか？」
ｾﾞﾑﾅｽ「いや、人は無意識のうちに重要機密を漏らしてしまう事があるものだ。ほろ酔い気分の時などにな。我々ﾉｰﾊﾞﾃﾞｨはそのときの『行動』を
記憶していると考えていい。私がときおり居酒屋で虚無感を紛らわせようとするのも実のところその名残なのだろう。だが、不思議なもので
この無意味な行動が出会いを生む事がある。先日、行きつけの居酒屋で隣に座った老人に私は酔った勢いで悩みを打ち明けた。この老人が
実に気の合う老人で、私の話を親身になって聞いてくれた。勿論、彼も私に悩みを打ち明けてくれた。なんでも、彼の弟子･･･いや、今は
自立してなんと一国の王となっているらしいのだが、それが行方不明らしいのだ。まぁ、そんなこんなで仕事の話やなんかをして、いざお勘定
というとき、私が『この出会いを記念してここは私が払いましょう』と言ったら。彼『いえいえ、お気持ちだけ。ここは私が』。『そのお気持ち
は心無いから込められないんですよ』とか言ってるうちに二人とも酔ってたから大喧嘩。遂にはかれ、『お前の組織なんか末代まで祟ってやる』
だって････････」
ﾛｸｻｽ「お前が犯人かよ!?」