06/02/10 21:33:38 qfHs7QZj
～ヴィクセン、はじめての面接！～
面接官「あ～あ！！一発目からさえねぇ半病気野郎かよ！！」
ヴィクセン「・・・あ、あの・・・」
面接官「たく・・・こちとらせっかく大切な時間割いて仮番してやってるってのによぉ！！クソが！クソが！！」
ヴィクセン「あの・・・面接のほうは・・・」
面接官「はぁ？まだいたのお前？」
ヴィクセン「あの・・・コホン、面接官殿、俺も時間がないので、早く面接をしてくれまいか。」
面接官「あぁぁ！？何その口の利き方！？何様だよテメェ、ぶっ殺すぞ！？」
ヴィクセン「ひぃぃ！！・・・め、面接してください、お願いします・・・お代官様・・・」
面接官「たくよぉー。最近の客はあれだ、礼儀をしらねぇよな。ま、俺に免じて面接してやっからよぉ、せいぜい感謝しろよ。」
ヴィクセン「は、はい・・・（く・・・このガキャア～）」
面接官「特技は失せろぉぉぉとありますが？」
ヴィクセン「はい。失せろぉぉです」
面接官「失せろぉぉとは何のこと・・・（プルル・・・プルル・・・）あれ、なんだよまったく・・・ハイ、俺だけど。」
ヴィクセン「技です・・・ってアレェ！？シゴト中に携帯だとぉ！？」
面接官「うっせぇよ、黙っとけ！！・・・あー、すんません、何か隣でクズがゴチャゴチャうるさくてさぁ・・・」
ヴィクセン「（クズ！？おれ、クズ！？）」
面接官「えー、マジかよそれーハハハ、えー、ぶっちゃけありえなくねぇッスか？」
ヴィクセン「（俺ほっといて携帯に夢中かよコイツ・・・）」
面接官「アハハ、さすがザルディンさん、やるやるやるぅ～。なに？地下に入るからまた後で掛け直す？え～、もっと話したいのになぁ、まぁ、いいか、じゃあさいなら！」
ヴィクセン「（もっと話したい？面接中に？ありえなくね？っつかあれ？何か今聞いたことある名前が横切ったような） 」
面接官「よし、じゃあ面接続けんぞ！じゃあ、わが社を希望した理由は？」
ヴィクセン「はい、実は研」
面接官「はいはい、『とりあえず適当に決めた』と。じゃあ次は・・・」
ヴィクセン「ちょ、ちょっと待てぃ、まだ聞いてすらないじゃねーか！！しかもなに不利になりそうな事書いてんだよ！？」
面接官「ゴチャゴチャ言うなカスがぁ！！テメーは俺の言う事に黙って答えてくれりゃあいいんだよ！！」
ヴィクセン「ひぃぃぃ！！」
面接官「ホントなら大金積まれてもお断りしてえところだが、俺は心が広ぇからな。我慢してやってやってんだちったあ感謝しろ！！」
ヴィクセン「ご、ごめんなさいごめんなさい！！」
面接官「じゃあ次いくぜ次。最近の悩み事に『何をどうやっても髪が一本たりとも生えてこない』とあるけど？どうなの？そこ。」
ヴィクセン「んな事書いた覚えないぞ！？なぜに！？」
面接官「はいはい、『もうヅラ無しにや生きてけない』ってワケね。」
ヴィクセン「何も言ってないぞオレ！？」
面接官「どういった遺伝子受け継げば髪が一本も生えてこないって状況になるんヅラか～？ワケわからないヅラね～」
ヴィクセン「なんだそのとってつけたような語尾！？」
面接官「じゃあ次いくぞ。テメーの『ITテクノロジー』についての見解を述べろ。」
ヴィクセン「あ、はい、まず・・・」
面接官「帰れよ」
ヴィクセン「ええ！？前触れなしに！？」