06/09/17 23:47:04 O+14n8o1
(>>961より)
その日の放課後、マラリヤさんが購買部にやってきました。
もう夕方を過ぎ、閉店時間に近いので他にお客さんはいません。
私はチャンスだと思い、聞いてみることにしました。
芽「マ、マラリヤさん」
マラリヤさんはお薬を見ていました。
しゃがんでいるマラリヤさんの後ろから急に私が呼びかけたので
少し、ビクッとした反応をされました。
マ「…何?」
芽「あの…どうして私に何もしてくれなくなったんですか?」
マ「?」
芽「い、いえ…別にからかって欲しいとかではなくて…その…。
マラリヤさんがそっけなくなってから、私、少し寂しくなっちゃって…」
マ「そう…」
芽「マラリヤさんは、凄く美人ですし…一緒にいて楽しいですし…
だから…これからも、よ、よろしくお願いします!」
もう何を言ってるのか自分でも分からなくなっていました><
とにかく、この時はマラリヤさんと仲良くしたい、その気持ちを伝えたかったんです。
マ「…フフフ」
芽「あ、あの…?」
マラリヤさんは少し笑ったかと思うと、すっと立ち上がり、私の顔を見て…
(ギュッ)
芽「えっ…マ、マラリヤさん?!」
急にマラリヤさんに抱き締められて、足に力が入らなくなっていました。
ふるふる震えているのが自分でも分かりました。
マ「芽衣子ちゃん…」
マラリヤさんは私の耳元で囁くように話しかけてきました。
マ「あなたは…」
芽「はい…」
マ「私のこと好き…?」
芽「えっ…」
マ「私は…あなたが好き…」
マラリヤさんの囁き声と吐息で
私はなんだかこそばゆいような
妙に気持ちいいような
不思議な気分になっていました…。
芽「わ…私は…」
(まだまだ続けちゃっていいかしら?)