06/03/01 01:03:01 EwZmCnxO
アカデミーの授業時間、誰も来なくて暇な購買部
「白制服の納品は、ユリさんとシャロンお嬢様のかぁ」
卸したての、制服を眺めながら、
「着てみたいなぁ、誰も居ないし試着してみようかな？」
誰も居ないことを確認してから、「最初はシャロンお嬢様のを来てみよう」
コソコソと着替え始める芽衣子、
「わぁ、制服ってこんな感じなんだぁ、けどちょっと胸がしんどいなぁ、次はユリさんの変形制服っと」
着替えていると、「ちょっとあなた？」
ﾋﾞｸｯとして、怒られると思いながら声の方向に目をやると、ソコにはﾘﾃﾞｨｱ先生がいたのです。
「あらっ、芽衣子さんじゃない？制服泥棒かと思いましたわ」
「先生ごめんなさい、一度だけ制服を着てみたかったんです、皆さんには秘密にしてください。」
「そんなこと誰にも言わないわよ、お・ば・か・さ・ん」
ホッとして、ﾒｲﾄﾞ服に着替えようとしたら、
「あら？まだ着替え終わってなかったんでしょ？
白制服なんて滅多に着れないんだから、ちゃんと着てみたら？」
そんなセリフを聞けるとは思いもしなかったのですが、
それじゃあ、と思いそのまま着替えて、
「まぁ、ぴったりじゃない？よく似合ってるわよ、まるで生徒さんみたい」
「本当ですか？変形制服だし私には似合わないと思いました」
鏡に映った自分の姿を見ていると、
「もうすぐ授業が終わっちゃうわよ、そろそろ着替えなさい」
「はい！先生」
休憩時間になり、何も知らないシャロンお嬢様とユリさんが白制服を取りにきて
「やはりワタクシにはこの様な純白の白が一番ね」
「おぉ～、予想以上に良いできぃ」
二人とも大事そうに抱えながら帰って行きました。
私がちょっとの間だけ生徒になった事は私とﾘﾃﾞｨｱ先生二人だけの秘密です。
ん～、微妙だなぁ('A`)