05/08/02 02:17:35 CHJYQ0z+
北条氏政
「よくぞ来たな小童が!この北条家の栄光は誰にも傷つけられぬぞ!」
「Oh~・・・元気なじいさんだな、ゴタゴタいってないでかかってこいよ」
「おめぇがこの城の持ち主だか?許せねぇ!」
ハンマーを振りかざして北条に走ってゆき、渾身のちからを込め振り下ろした
「てぃ!」
「ヒッ!」
暫く時が過ぎ、両者が目を開けると
「ぬ?」
「あ、ハ、ハンマーすっぽぬけただ・・・」
チャンスとばかりに北条が槍を突き出した
「北条家に栄光あれー!」
ガキィィン!
金属と金属が重なる音、そこには六本の刀が
「無防備な女の子に手出すなんてcoolじゃねぇ、一度頭冷やしてきな」
「なっ!」
「独眼流は伊達じゃねぇ・・・」
伊達が北条の槍を巻き込んで上空に弾いた後、鋭い一閃が奔った
「ぎゃぁぁぁ!ほ、北条家の栄光・・・が」
「you see?」
北条が地面に倒れ伊達は刀を鞘にしまった
「おい野郎共!城主北条氏政はこの伊達政宗が取った!ここは俺達の物だ!」
歓声が沸きあがる中、いつきが伊達に言った
「ちょ、ちょっと待って!なんで勝手におめぇさ達の物になってるんだか?!」
「そりゃぁ俺が討ち取ったからなぁ」
「そんなんゆるさねぇべ!第一おらが門を・・・」
ギュォォォ・・・ゴン!
「痛ぇ!」
飛んできたハンマーに頭をモロに直撃したいつきはその場に倒れた
「Oh my・・・見てる側も痛かったぜ・・・ともかく野郎共!戻るぞ!」
正宗が馬を反し城を出ようとした時
「正宗様、この娘どういたしますか?」
「放って・・・・いや、俺の城まで連れて行け」
「Yes sir」
道中を疾走する伊達の顔には笑みが浮かんでいた