05/08/08 20:13:10 VoiszvgQ
四国上陸戦。いつき率いる一揆衆達は今、
長曾我部元親を倒す為、此処四国に衆を構え戦を始めようとしていた。
「みんな、気合い入れていくだよ!―とつげ~きっ!!」
いつきが声を上げ先頭を走り出すと、
後ろにいた一揆衆の民達も武器を持って一斉に走りだす。
「はっ、田舎もんがよ。
何があるか知らねぇでのこのこ来やがって、思い知らせてやる…!」
元親が言葉を吐き捨て、合図の様なしぐさをすると要塞「富嶽」と呼ばれる戦兵器が動き始め、
前線に居た民達が次々と吹き飛ばされ、一揆衆は幾分もしない内に全滅まじかに追い詰められた。
―だが、いつきは一人戦場を駆け抜け、富嶽は落とせなかったものの、
四国の鬼と呼ばれる男、元親の元に辿り着き対峙する。
「おめぇさが大将だな!…覚悟するだっ」
いつきが自分よりも大きなハンマーを構え闘気を現すが、元親は呆れた表情でため息を一つ付いた。
「あぁ?お前みてぇなちびっこいのが大将だって?
…これは遊びなんかじゃねぇんだぞ、さっさとうちにけぇんな」
「おらは、おらは本気だ!なめると承知しねぇっ!!」
いつきは言い放ち力任せにハンマーを振り下ろすと、元親は持っている武器も使わずその攻撃を軽くかわし
いつきの頭に軽くチョップを入れた。