戦国BASARAのいつきタンはエロカワイイat GAMECHARA
戦国BASARAのいつきタンはエロカワイイ - 暇つぶし2ch124:80
05/08/07 03:21:34 dn5Y/shr
版権はキャラのイメージを崩さないようにするのが難しい…
キャラの詳細とか細かに調べないといけないしorz

125:兄さん
05/08/07 03:22:41 ytDNLUge
そう勇気がある行動だ('A`)
しかし投下しおわった後妙な達成感を得る事ができる
だが自分の性癖と恥ずかしい感情がこみあげてくると言う諸刃の行為だ

126:兄さん
05/08/07 03:25:27 ytDNLUge
>>124
愛ガアレバイメージデキルネー、コレモ試練ナノデース
困った時はBASARAを5回ほどやってキャラの癖を掴むんだ

127:80
05/08/07 03:31:29 dn5Y/shr
ニイサン>勉強になりました(・∀・) 
   

128:兄さん
05/08/07 03:46:36 ytDNLUge
では引き続き君のSSを期待する
Good luck 幸運を祈る('A`)

129:77
05/08/07 03:49:20 ps46DI7m
とりあえずスレに人が少ないうちに投下しておくか('A`)
小説なんか書いたことのない人間の文章だ。期待はするな。

兄さん、ココは俺が食い止める!今のうちにネタをかんがえグハァ(AA略

130:77
05/08/07 03:55:48 ps46DI7m
「う・・・」
「おめぇさ、まだうごいちゃなんねえ。」
ゆっくりと体を起こす。体が鉛のように重たかった。
一人の少女が視界に入った。蘭丸はしばしぼんやりと彼女を見つめる。
それが髪を下ろしたいつきであること、そして先ほどまで吹雪の中で
彼女と対峙していたことを思い出すまで、しばらくかかった。
「(僕は…敵の大将と戦って…そして…)」
「おきちゃなんねぇというに、いうこときけないだか。」
再度いつきにぴしゃりと叱り付けられ、蘭丸の意識ははっきりと目覚めた。
と同時に、ちりちりとした怒りが胸に沸いていた。
僕に命令できるのは、信長様だけだ!何だこの小娘は偉そうに…。
「黙れ小童!何のつもりだ!っ…く…」
「ほれ、傷にさわるべな。しばらくねてなきゃだめだ。」
たしかに、蘭丸は深い傷を負っていたようだった。それ以上体を起こそうにも力が入らず、
腹部にはがっちりと布が巻かれている。
掌で腹部に触れてみると、湿っぽい感覚があった。血が滲んでいるのかもしれない。
蘭丸は、起き上がっていつきに抗議することを諦めざるをえなかった。


131:77
05/08/07 03:57:47 ps46DI7m
ああ、思い出した。
いつきに敗北し、倒れた拍子に足場の悪かった崖から転落した。
自分の身が地に着いた音、自分の体から生暖かいものが流れ出す感触がよみがえる。
「ほれ、横にならねえと」
不意に肩に触れられ、蘭丸はいつきを睨み付けた。
「おお怖え。やい鬼ッ子さ、そんな顔してっとホントに鬼になっちまうぞ。」
「おまえらを取って喰うなぞこともない!」
「取って喰うにも、どてっ腹にでけぇ傷があっちゃ、どうにもなんねえべ?」
「…」
睨まれようと凄まれようと、蘭丸の横でいつきはみじろぎもしない。
年端もいかぬ童とはいえ、戦の大将をつとめるだけの肝っ玉は据わっているようだ。
「傷がひらいたら、おめぇさ死んじまうでよ。おとなしくしてなぁ。」
「…信長様が居られる」
「ん?」
「信長様はご健在ぞ!我が陣にて体勢を調えたら再度ここへ…」
「もうこの国にはいねえ。引き上げだ。」
「え」
「お前をおいて、いっちまっただよ…」
いつきの髪がさらり、と音を立てて流れた気がした。
先ほどまでの吹雪は止み、静寂だけが二人を包んでいた。


132:兄さん
05/08/07 04:13:01 ytDNLUge
お前を見捨てて行くような兄と思うてか!
お前一人につらい思いはさせん!
ガシィィッ
ぬぅおおお!
お前となら幾らでも時間は稼げる、その間に事を運ぶまでよ!















グシャッ












あべし('A`)

133:名無したんはエロカワイイ
05/08/07 15:32:18 tlHVBbOy
  ウィーッス  ∧_∧∩
        (´∀`*//
    ⊂ニ二     / イツキタンカッテキタゾー!
     |   )  /
【プレセア】/    ̄)
       ( <⌒<.<
       >/

134:名無したんはエロカワイイ
05/08/07 15:36:03 6U/jsIkI
>>133
ころしてでも うばいとる

135:名無したんはエロカワイイ
05/08/07 17:35:33 IklhkZXb
北条がまつを犯す

136:名無したんはエロカワイイ
05/08/07 18:04:21 /WZwVGq8
>>135
あのじいさんに、そんなこたぁできないさ

137:80
05/08/07 18:31:44 lToXcv1z
元親×いつきのSS明日辺りに投下できそうス…(⊃Д`)



138:兄さん
05/08/07 18:42:21 ytDNLUge
幸いつ完成しそ('A`)

139:77
05/08/07 18:42:41 ps46DI7m
>>137
うほ。>>80さん乙です。
蘭丸×いつきは今日明日くらいで締めたいところです('A`)

なんて言ってたらマジカルステッキキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

140:80
05/08/07 19:04:47 lToXcv1z
ニイサン、77サン乙です(´∀`)
ステッキは振るとぴろぴろ音が鳴りますな
普通武将台詞「敵がゴミのようだ、あはは」はムスカの仕様でつかw


141:名無したんはエロカワイイ
05/08/07 20:11:32 /WZwVGq8
提案なのですが、小説投下する人は兄さんみたいにコテハン名乗っては??
わかりやすくていいと思われ。
熱唱びわが来ないよぉ(´□`。)°゜ワァァン

142:兄さん
05/08/07 20:27:20 ytDNLUge
兄さんは23だったから
語呂合わせと言う事で兄さんに('A`)

143:80
05/08/07 22:35:11 QRQaxVnv
私は80だからヤオ…ヤオイっぽいなぁ


144:77 ◆77SirFQURU
05/08/07 22:35:38 ps46DI7m
コテハンが思いつかないのでトリップでも付けておくよ。

145:80
05/08/07 22:41:06 QRQaxVnv
あ 夜王(ヤオー)だ 
よしこれにしよ(´・ω・)

146:77 ◆77SirFQURU
05/08/07 23:16:49 ps46DI7m
とりあえず投下します。

147:77 ◆77SirFQURU
05/08/07 23:18:45 ps46DI7m
「うそだ。」
だんっ!
仰向けになったまま、こぶしを力いっぱい床に叩きつける。
ささくれた木の床は、大きな音を立てた。
だんっ!だんっ!だんっ!
蘭丸のこぶしには血がにじみ始めている。
いつきはため息をつきながら蘭丸の手を掴もうとしたが、その手は振り払われた。
いつきはもうひとつため息をついた。
「…怪我、ふやすでねぇ。弓さ引けなくなってもいいだか?」
「信長様は、きっとお戻りになられる!僕を置いて逃げたなんて
…お前たちに分かるものか!」
いつでも信長様と、共にあると。
信長様の寵愛を受けし、魔王の子。
それが裏切られる?そんなはずは。
「う……」
先ほどまで忘れていた痛みがまた体を貫いた。吐き出したい言葉は全て唸り声に変わる。
「あわれだべな…」
ぽつりといつきがつぶやく。
何だと、と言い返そうとした、その蘭丸の口に。
柔らかなものが覆いかぶさった。
と同時に、ほのかに甘い味が口の中に広がる。甘い…砂糖のような、でももっと柔らかな甘味。
「甘いべな?」
ぼんやりしていると、耳元で声がした。
「干し柿食べたことなかんべか?」
「赤ん坊が泣き止まないときなんかは、こうして口に入れてやるだよ…」
赤ん坊?泣いている?・・・僕が?・・・どうして口の中に?柔らかな感触。
「ごめんな」
耳元で聞こえる声。さらさらと顔にかかるいつきの髪。戦の時は結ってあるから分からなかった。
肩まで伸びた白銀の。
痛みと甘い感覚が混じりあい、そのまま蘭丸は深い闇に落ちた。

148:77 ◆77SirFQURU
05/08/07 23:20:06 ps46DI7m
――――――――――――――

甘い。こんぺいとう。そうだ、信長様に頂いたじゃないか。
目の前で1万人殺して見せた。そうしたら。
『褒美をやろう。』手の中には3粒のいびつな星。
口に含むと、こんぺいとうの角がちくちくと頬の裏に当る。
こく、と口いっぱいに広がった甘味を飲み込んだ。
「蘭丸、おまえとて信長様の玩具ですよ…」
ああ、信長様。光秀がまた妙なことを言っています。
こんな奴殺しちゃったほうがいいですよ。信長様。
信長…さま…

――――――――――――――


目を開けても、暗闇が広がっていた。
すっかり夜もふけたというのに、灯りひとつついていない。
暗闇に目が慣れ周りを見回すと、この小屋には蘭丸以外誰もいないようだった。
「行かなければ…」
まだ体は痛むが、動けぬというほどでもない。
ゆっくりと起き上がり、もしや弓矢もここにあるかもしれない、と手探りで探し始めた。
ころん。
一歩歩いた拍子に蹴飛ばしたものを、拾い上げてみる。
白く粉を吹いた干し柿がひとつ。それには小さな歯型がついていた。
口の中に残る味と、痛みで気を失う前の記憶がゆるゆると思い出されて、
蘭丸は顔を赤くした。
「何故…」
敵である自分を助けて、何になるというのだ。
この柿だって、貧しい村にとっては貴重なものだろう。
あんな真似までして。あんな…
蘭丸は扉を乱暴に開け、部屋を出た。

149:77 ◆77SirFQURU
05/08/07 23:31:01 ps46DI7m
とりあえずここまでorzゼエゼエ

150:兄さん
05/08/08 00:31:05 QNmgEBtn
いいじゃないか('A`)
今日投下しようとおもったけど
今渋滞に引っ掛かってる('A`)
しかも雨が降っててバイク乗ってる俺はキツイよ

151:77 ◆77SirFQURU
05/08/08 00:45:23 Nf3Hdcke
兄さん気をつけて帰れよー('A`)ノ
バイクにまたがってAre you ready,guys?Yeahhhhh!なんて政宗OPごっこしちゃダメだぞ。

152:兄さん
05/08/08 01:12:57 W1/2ueBl
もう遅い!してしまったわ!orz

153:兄さん
05/08/08 01:23:13 W1/2ueBl
Are you ready guy's!?
(yeahhhhhh!(心の中の野郎ども))
Put ya guns on!
(ブンブン!)
OK,目指すは天下・・・

とフルでshout


ドライバーの目線が痛qwせdtgふじこlp;@

154:名無したんはエロカワイイ
05/08/08 02:41:21 rFkLO02y
77さんヨカッタです~
蘭○萌えたぁ(*´д`*)ハァハァ
ほんと、褒美がこんぺいとうって可愛い杉~~
続き気になりまふ。

兄さん、お願いだから事故らないでorz
マサムーネは一人でも生き残るのですよ

155:兄さん ◆23ERO/Ds22
05/08/08 02:45:42 W1/2ueBl
素晴らしいトリップを見つけた('A`)キメタ

156:80
05/08/08 13:46:47 FJc81G7F
ワタクスのはエロなのですが
健全の方がええんでせうか

157:名無したんはエロカワイイ
05/08/08 17:08:23 XzMfgeRS
保守あげ

158:77 ◆77SirFQURU
05/08/08 19:12:24 Nf3Hdcke
>>155
兄さんエロデス/にぃにぃ(・∀・)キタコレ!
自分はSirでファッキューだぜ('A`)政宗っぽく

>>156
上等だ、エロ上等だ!かかってきな。

159:名無したんはエロカワイイ
05/08/08 19:30:59 rFkLO02y
>>156
大丈夫、みんなエロ大好きだから_| ̄|●
ワクテカしながら投下待ちするデス!!
勇気を持って投下せよ(◎´∀`)
ちなみに気になるカプリングは??

160:80
05/08/08 20:10:12 VoiszvgQ
>>158>>159そ、そうでつか(´Д`;)
      とりあえず、元いつSS中途半端に打ってたので
      開き直って投下します; 

161:80
05/08/08 20:13:10 VoiszvgQ
四国上陸戦。いつき率いる一揆衆達は今、
長曾我部元親を倒す為、此処四国に衆を構え戦を始めようとしていた。
「みんな、気合い入れていくだよ!―とつげ~きっ!!」
いつきが声を上げ先頭を走り出すと、
後ろにいた一揆衆の民達も武器を持って一斉に走りだす。
「はっ、田舎もんがよ。
何があるか知らねぇでのこのこ来やがって、思い知らせてやる…!」
元親が言葉を吐き捨て、合図の様なしぐさをすると要塞「富嶽」と呼ばれる戦兵器が動き始め、
前線に居た民達が次々と吹き飛ばされ、一揆衆は幾分もしない内に全滅まじかに追い詰められた。
―だが、いつきは一人戦場を駆け抜け、富嶽は落とせなかったものの、
四国の鬼と呼ばれる男、元親の元に辿り着き対峙する。
「おめぇさが大将だな!…覚悟するだっ」
いつきが自分よりも大きなハンマーを構え闘気を現すが、元親は呆れた表情でため息を一つ付いた。
「あぁ?お前みてぇなちびっこいのが大将だって?
…これは遊びなんかじゃねぇんだぞ、さっさとうちにけぇんな」
「おらは、おらは本気だ!なめると承知しねぇっ!!」
いつきは言い放ち力任せにハンマーを振り下ろすと、元親は持っている武器も使わずその攻撃を軽くかわし
いつきの頭に軽くチョップを入れた。

162:80
05/08/08 20:14:34 VoiszvgQ
ポコッ
「ふぇっ…?!」
「ちいっ。どっから来たんだか知らねぇけどよ、俺は餓鬼に用は―」
ドガンッ!
言葉を言い終わる前に。
元親は顔面目前にいつきのハンマーを一発くらい、吹き飛んだ。
「てっ、てっ、てっ…てめぇっ!」
「おらは餓鬼じゃねぇっ!もう一発くらいたくなかったら、ちゃんと勝負するだ!」
「こぉんのぉ…餓鬼だと思って優しくしてやりゃあつけあがりやがって!
あとで泣いて謝ったっておせぇぞっ!」
鼻血が出たまま元親は立ち上がり、いつきと勝負して数分…
―その勝負は敵味方共に見ている戦場の中、すぐに決着が付いた。
「はっは!どうだい、俺の強さはまだまだこんなもんじゃねぇんだぜ」
「ま、まだだっ!…おらは負けるわけにゃあ…」
「その姿で言ったって、しょうがねぇだろうが」
「うぅううう~…」
口を大きく開けて笑う元親の足元には、後ろに手を拘束されたいつき。
勝負で負けたというわりには、掠り傷程度のケガですんでいた。
「…元親様、あんな事言ってるけど根はやさしいんだよな」

163:80
05/08/08 20:16:43 VoiszvgQ
…もうだめぽ(沈

164:兄さん
05/08/08 20:21:09 QNmgEBtn
フッ・・・
一回の投下で沈むならば兄さんは幾度となく沈没している・・・
さぁ!勇気を振り絞れ!








あ、ごめ、殴らないd(ry

165:80
05/08/08 20:23:54 VoiszvgQ
上の続きも明日あたりに投下してみますぉ…
エロだけども(´Д`;)
ニイサン>幸いつ楽しみにしとります

166:77 ◆77SirFQURU
05/08/08 20:25:10 Nf3Hdcke
80さん乙。鼻血兄貴ワロタw

167:77 ◆77SirFQURU
05/08/08 20:51:19 Nf3Hdcke
>>154
遅レスすまん、そして萌えてくれてありがとう。
いつきスレなのに蘭丸視点が多いワナorz
とりあえず続き投下します。

168:77 ◆77SirFQURU
05/08/08 20:54:12 Nf3Hdcke
弓矢は小屋の外に無造作に置かれていた。蘭丸はそれを背負うとそうっと歩き出した。
外はかなり冷え込んでいる。
「早くしないと、まずいな」
とりあえずは、織田軍が陣を構えていた処へ向かおう。誰かが残っているかもしれない…
誰もいなかったら。
蘭丸は傷に手を当て、ぎりっと唇を噛み締めた。

ややもすると、暖気を含んだ風が蘭丸の顔にあたった。
あたたかい?
風の吹いた方向へ歩みを進めると、どうやらそれは湯気のようであった。
鉱泉の独特な香りが鼻をつく。どうやら先に温泉があるようだ。
冷え切った手足を温められれば、少しは体力の温存にもなるだろう…。

温泉はあまり大きくはないが、湯量はたっぷりとあるようだった。
岩に腰掛け、湯に手を浸して、ふう、と一息つく。
立ち込める湯気にむせかけたとき、湯気の中にゆらりと人影が見えた。
「誰か居る…?」
見覚えのある影は、いつきだった。


いつきは、ここで戦の汚れを落としていた。
少し熱めの湯が、疲れた体を癒してもくれる。
肩までの髪が、水面に揺れていた。
「あの子…」
蘭丸と対峙したときの事を、いつきは思い出していた。



169:77 ◆77SirFQURU
05/08/08 20:57:07 Nf3Hdcke

――――――――――――――

合戦場で、いつきは妙な感覚を覚えていた。
信長や光秀と対峙したときに感じたような、身が震えるほどの邪気。
蘭丸にはそれがこれっぽっちもなかった。
(不思議な子だべな…)
何千何万と人を殺している筈なのに。
「逃げな逃げなーっ!あはははは!」
まるで合戦場が遊び場であるかのように跳ね回っている。
「信長様ー!蘭丸にお任せ下さい!」
常に視線の先には、織田信長が居た。
(ああ、おめぇの神さまは、あいつなんだな。おらたちの神さまとは、天と地ほども違うけんど…)

崖下で倒れ付す蘭丸を抱き上げた。
いつかお寺でみた童子像のような顔立ち。きれいな子。
「信長様に…ほめて…もらいたかっ…」
苦しい息の中で小さくつぶやいた。
「おめぇさ、それだけのために…?」
「いつきちゃーん!」
吹雪の向うから惣一郎らが息せき切って走って来るのが見えた。
「いつきちゃん、敵の大将が逃げていくでよ!兵隊もお侍も退却だ!」
「追うか?いまならこっちが優勢だでよう。」
「追わなくていいべ。こっちだって怪我してる人も多かべな。引き上げて手当てしねえと。」
「そ、そうか。いつきちゃんがそう言うんならな。ならオラ行って伝えてくるでよ。いつきちゃんも気をつけてな。」
言うなり、惣一郎らは先ほどきた方向へ、また走って帰っていった。
「どうする?お前ひとりになってしまったべ」
蘭丸の顔を覗き込むと、その顔色は蒼白く、さっきまで荒かった呼吸も静かになっていた。
雪で体温を奪われているいま、放っておけば一刻もたたないうちに死んでしまうだろう。
ぴた。
手袋をはずして頬にふれた。
まだ、あったけえ…
「…ああ、しょーがねーなあ!…よっ!」
いつきは蘭丸を勢いよく背負うなり、ざくざくと歩き出した。背中が血にぬれる感触がしたが、お構いなしに進む。
「死んじゃなんねえぞ。…おめぇは魔王の子っていわれてんだってな。魔王の子なら強かんべ?」
返事はない。
「…生きてけろ…死なねばならねぇのは、お前でねえ。」
後ろにまわした手に、力がこもる。
「子どもに人殺しさせて、褒美やる奴なんてあってたまるもんか!」
吹雪の風がすこし緩んだのを見てとり、蘭丸を背負ったいつきは、足を速め村の方へ歩き出した。

――――――――――――――

170:77 ◆77SirFQURU
05/08/08 21:06:29 Nf3Hdcke
本日ここまでorzゼエハァ
入浴シーンは微エロに入りますか?('A`)

171:80
05/08/08 21:12:42 VoiszvgQ
77サン>乙です。文表現ウマス(`Д´;)シリアス的なのに漏れのは…orz
蘭丸は可愛いですよね~微エロ楽しみです。

172:兄さん
05/08/08 21:55:35 QNmgEBtn
Niceだ77サソ
微エロか・・・






温泉なだけにポロr(死
それとトリップが無いのは携帯で書き込んでるためだ('A`)パケットダイガ・・・
それと幸いつと平行して佐かすを書いております
かなりダークです、オチで鬱になります

173:兄さん
05/08/08 22:01:06 QNmgEBtn
ああ、言い忘れていた
夜王サソ
エロシーンはもちろん


股 間 の 富 獄
ですよね?(狂

174:80
05/08/08 22:20:22 CS7qFyNx
ニイサン>股間の冨(ry 
   申し訳ない多分男根あたり(´∀`;)

175:名無したんはエロカワイイ
05/08/08 22:23:02 rFkLO02y
毎日何回も来てる私が通りますヨ(`・∀・´)ノシ
いっぱい更新されてて興奮した私が皆様にエールを送りますヨ。

>>77さん
相変わらず、文章ウマーですね、うらやましい限りです。読む旅引き込まれます。
いつき入浴シーンに萌え。
傷付いた蘭○を背負って信長に怒りを見せるいつきに萌え。萌えまくりデスナ

>>80さん
元親イイ(*´∀`)!!!!
彼、味方に『死んだら海に流してやるから安心しろ』みたいなこと言うくらいだから根は優しいんだ……
これからの展開に期待。


どうでもいいが、80サンのIDヴォイスって読めるww

>>兄さん
佐×か、めっちゃ気になりまする!!!
切ない話といえば佐助のEDには…(´□`。)°゜ワァン
あのEDの前後話だったりして!!??
勝手に妄想申し訳(;´д`)

長文スマソ。


176:77 ◆77SirFQURU
05/08/08 22:39:17 Nf3Hdcke
風呂上りの麦茶吹いたw
「バカな!富嶽が陥ちただと!…こうなったらアレを使うしか」
アレって何だろう('∀`)

皆からのエールありがたいです。
そしてココから先がなかなか進まない罠orz
終わったらホンダム×いつきでも書くか…。

177:兄さん
05/08/08 23:00:34 QNmgEBtn
それはもちろんバイb(ry

エールThanks('A`)
佐かすはED前の事ですよ

178:80◇80VoiszvgQ
05/08/08 23:02:49 CS7qFyNx
>>175 声援のおかげで活力沸きますタ(´∀`)
    ID、本当にヴォイスですな…という事で拝借!

>>77サン …四国最終兵器はきっと×××で(絞
    ホンいつ、体のギャップが凄そうで萌エ。

>>ニイサン かすがのエロは前から読みたいと思ってますた。
    ダーク的期待してます    

179:兄さん ◆23ERO/Ds22
05/08/08 23:17:29 W1/2ueBl
やっと家に帰って来れたぜ・・・
しかも架空請求が来て笑った















散々からかって面白かったよ('A`)

180:77 ◆77SirFQURU
05/08/09 01:56:13 bQKRzn4S
いま流行りのiTMSで、TMレボリューションの曲買おうと思ったら
無かった(´д⊂)
微エロ描写を考察するために
「黒毛和牛上塩タン焼680円」購入して聴いてる俺ガイル。

181:兄さん
05/08/09 02:17:56 G6cpbyWI
塩タンか・・・


あれ結構エロいよな歌詞が
しかし受けとめ方を間違えるとカニバリズムな曲に豹変する恐怖の歌という罠(現に俺がそうだった)

それとバイク新しいの買ってみました('A`)
1500ccですたい

182:兄さん
05/08/09 03:03:31 G6cpbyWI
人がいない今のうちだ
幸いつは修正があるので置いておき、佐かす投下

注)エロいシーンは少ない
悲しい忍二人の話だ


183:兄さんmade忍ぶ運命(さだめ)の旋律を奏で
05/08/09 03:07:31 G6cpbyWI
(なっ・・・何でだ・・・かす・・・が)
薄れ行く視界の中に映る一人の女、その女は目に涙を浮かべていた
そして暗転する世界を仰ぎつつ佐助の脳裏に走馬灯が走った



「なぁ、忍って嫌な職だよな」
「そうは思わないわ・・・だって守るべき人を守る事だけ・・・」
いつものように城の上で会話する二人
「守るって言ったって人を殺すだけじゃないか忍の仕事はそれしかないけどよ
そう思わないか?かすが?」
かすがと呼ばれた女は微かに笑って答えた
「守るべき人のためなら私はかまわないわ、例えそれが大切な人であろうとも」
「冷たいねぇ、まっその方が忍らしいけどね」
「そうよ、貴方が優しすぎるの、今は乱世・・・こんな時こそ冷徹にならなきゃいけないの・・・」
「ふーん、そんなものかねぇ・・・あ、それと」
「何?」
かすがが振り向くと佐助は軽くかすがの唇に自信の唇を重ねた
「忍同士の恋愛もだめですかねぇ?かすが先生?」
佐助はいつものように軽く笑うとかすがにそう聞いた
かすがは頬を紅潮させると後ろを向いた
「・・・馬鹿・・・」
「馬鹿じゃなきゃこんな事しないさ」
背を向け会う二人に清々しい風がひゅうと吹いた

184:兄さん
05/08/09 03:10:14 G6cpbyWI
続きはまた後で('A`)
それと(自信の)のとこ(自身の)に脳内変換を願う('A`)

185:兄さん
05/08/09 03:11:56 G6cpbyWI
続きはまた後で('A`)
それと(自信の)のとこを(自身)に脳内変換を願う('A`)


186:兄さん
05/08/09 03:12:54 G6cpbyWI
ギャース!
二重投稿!
モチツケ、オレ('A`)

187:名無したんはエロカワイイ
05/08/09 10:25:25 Hop0w6sz
兄さんーー
始まりから切な杉(´□`。)°゜
てか佐助の不意打ちチウとそれに照れるかすがに激萌えた(*´Д`)
(電車の中から携帯でカキコorz)

188:77
05/08/09 12:46:07 NtXnDwhv
京ぽんから保全アゲ。
兄さん乙。みんな文章力がめきめき上がっててスゴス。

189:名無したんはエロカワイイ
05/08/09 12:46:57 8Nl23h6q
兄さん、おもしろいんだけど





・・・ここのスレタイなんだっけ

190:名無したんはエロカワイイ
05/08/09 12:51:16 Hop0w6sz
>>189
個人的意見だけど、もはやこのスレは、いつき絡みだけじゃなくてもイイと思うんだけど…


191:80
05/08/09 14:35:29 VYk+O1Tu
>190いつきタソ以外のキャラも魅力的だしなぁ… 初めて今ケータイで打ったから文章変になってないかな;

192:兄さん
05/08/09 14:37:29 G6cpbyWI
気にするな・・・
俺も投下を悩んでたものだ('A`)
軽く読んで、スルーするといい

193:80
05/08/09 15:26:34 VYk+O1Tu
エロに行くまでのネタが思い付かないので考えながらBASARA

194:ふみやん
05/08/09 15:30:23 tqbYftCW
いつきの顔に萌えない・・・・あまりにもリアルだから!

195:80
05/08/09 17:55:47 VYk+O1Tu
いつきタソをプレイしてたら「おらこんなことしたくねぇのに」を3回も言うので、ちょっと可愛そうになってしもうた(´・ω・)

196:77 ◆77SirFQURU
05/08/09 20:55:31 bQKRzn4S
黒毛和牛上塩タン焼680円を光秀出陣のテーマソングにしてみた('A`)オアジハイカガー

>スレタイ
いつき中心だけど他キャラでもOK、くらいな構えでいいかもしれない。
キャラ少ないゲームだからネタが切れるおそれが…

>>195
濃姫戦セツナス(´・ω・`)
「ねえちゃん、本当は戦うのが怖いだな」
「・・・わかるよ、おらもそうだから」

197:名無したんはエロカワイイ
05/08/09 21:37:27 teykwzJJ
77さんの蘭×いつを見てて自分も書きたくなってしまったorz
でも自分の中では蘭→いつなんだよな・・・構想中

198:兄さん
05/08/09 21:46:40 G6cpbyWI
花火してるよ('A`)
書きたいなら書くんだ!
自分の欲望を晒けだせ!
>>77
みっちゃんのテーマを塩タンとな('A`)
中々いいジャマイカ

199:77 ◆77SirFQURU
05/08/09 23:54:11 bQKRzn4S
光っちゃんと牛タンプレイしてたらいい時間になってしもうた('A`)
これはこれで何かのネタに(ry

>>197
殿!殿の妄想を拙者に下されぇぇ!

あとWelcome back Discovery!!Yeahhh Ha!!!!

200:80
05/08/10 00:50:15 3CSnhIsJ
私もモウソウが欲しいですなぁ・・・

201:名無したんはエロカワイイ
05/08/10 01:43:01 qNgWOSUl
いつき以外もかろうじておkなら光秀×濃姫読みたい…
でも自家発電できないよママン…orz
だがこれは言える



きっと光秀は信長の何かを奪いたいor壊したいがためにまずは濃姫を犯すであ(ry

202:77 ◆77SirFQURU
05/08/10 02:15:13 YR+omZqC
>>201
しかもいとこ同士という萌えオプション付き。
濃姫って、蝶と蛇の両方のイメージを持ってるのがおもしろいやね。

今日は投下できなそうですorz微エロムズカシス

203:80
05/08/10 02:19:08 Gx9znKNX
誰か投下してくれるモサはいらっしゃらないかな、とかいってみる。

204:名無したんはエロカワイイ
05/08/10 04:56:40 Jx5cS86G
ぅおやかたさばぁー!ユギムルァ!のアホな話が見たいというのはスレ違いですか?

205:名無したんはエロカワイイ
05/08/10 08:55:25 L9Zv9DPj
ユキ村にも専スレあるからそっち向きジャネ?

206:197
05/08/10 12:35:55 h8/m3Ie+
ただ白いだけの世界。無数の弓矢がけたたましい虫の声のように鳴り響く。
血と刃の嵐の中を、少年は走っていた。
お手製である近距離専用の矢をすばやくつがえ、おびえた農民たちに向かって容赦なく射続ける。
戦う意思を失った農民たちは切り捨てるように薙ぎ払われ、白い大地を赤く染めてゆく。
視界の中の動くモノすべてを殺し尽くした時、少年に達成感とは違う、別の感情が湧き上がった。
「彼女の仲間を、殺してしまった」
殺したことに対する後悔の念を、自分が感じるなど信じられない。
感じてはいけない。
あの方の命なのだから。
森蘭丸に迷いなど無い。いや、無いはずだった。
彼女が、現れるまでは。


遅れてスンマセン。 長くなりそうなんで、いったん切ります。

207:兄さん
05/08/10 15:50:53 56wsz/Jr
>>206
書き込み乙('A`)ノシ
これからも楽しみにしてるでよ

208:77
05/08/10 19:37:42 zdoOwMY0
うは蘭丸のSS投下されとる。乙です。

兄さんエロは難所だよorzミンナスゲーヨ

209:兄さん
05/08/10 20:19:07 56wsz/Jr
>>77
エロは一番の難関だとオモ('A`)
なんせ書くならまだしも投下するからな
余計に難しい&恥ずかしい

210:77 ◆77SirFQURU
05/08/10 21:49:25 YR+omZqC
>>204
「おやかたさまぁぁぁぁぁぁ!」
「幸村!」
「おやかたさまぁぁぁぁぁぁ!」
「幸村!」
さわやかな朝の挨拶が、澄みきった蒼穹にこだまする。
お館様のいくさ場に集う武将たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、合戦場を駆け抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、紅い色の甲冑。
武田騎馬隊の御旗は翻らせないように、お館さまにしかられないように、
ゆっくりと馬で歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、剣を交えた後に馬で逃亡するなどといった、はしたない武将など存在していようはずもない。

orzゴメン、ツイ

211:兄さん
05/08/10 22:07:19 56wsz/Jr
た・・・武田学園!('A`)

212:名無したんはエロカワイイ
05/08/10 23:14:54 IVj5LWtZ
同じこと考えてた…orz

213:名無したんはエロカワイイ
05/08/11 12:10:01 EThOVUG3
fight

214:名無したんはエロカワイイ
05/08/11 12:11:36 EThOVUG3
oh!!

215:77 ◆77SirFQURU
05/08/11 21:56:40 X41y7zw7
prin規制中で京ぽんから保全カキコできなかたーよ。
今日は投下できるといいな('A`)コピペイガイ

216:兄さん
05/08/11 22:24:26 o5I9Sm8t
すね毛抜いてたら血が出た。
兄さんです('A`)
私も佐かす終わりそうなので
終わりしだい佐かす→幸いつと投下

217:名無したんはエロカワイイ
05/08/11 23:14:18 rT6cNLFN
明智で本能寺決戦やって以来、光濃が頭をめぐる…
光濃書きたいけど文章力が足らん…エロシーンory

218:名無したんはエロカワイイ
05/08/11 23:52:41 D5TXMeGD
BASARAもっとヤリコミたいのに、自分、実はジュケンセーって奴なのでなかなか暇ない…(´・ω・`)ショボーン
予備校で妄想ばかり膨らむよーorz

219:77 ◆77SirFQURU
05/08/12 00:21:13 ONbjlzE1
>>218
シャカイジンも暇が無いぞよ。
ホンダムまだ出せねぇorzホンいつ・・・

220:名無したんはエロカワイイ
05/08/12 00:42:28 oss1GmWz
もめん、光×濃投下していい?
スレ違いだから駄目だったら控えるけどスマソ('A`)

221:名無したんはエロカワイイ
05/08/12 00:51:37 OIIYB11z
ここはいつきスレだけど漏れはかなり読みたいノシ

222:77 ◆77SirFQURU
05/08/12 01:28:12 ONbjlzE1
>>220
OK,guys!いつでもいいぜ。

223:光秀×濃姫
05/08/12 01:38:55 oss1GmWz
ありが㌧(・∀・)ノシ
エロじゃ無いけど投下しまつね


夜の闇を静かに暖めるのは月でもなく星でも無く、炎に焼かれていく蛾だった。灯りにまとわりつき、隣粉を巻き散らしながら炎の中に飛込んでいく姿を見て、少年はその姿を哀れだと思った。
哀れというのは愚かだということと同意語である。小さな羽虫を憂いるのは優しさではなく、自己投影だ。字の練習をしようと机に向かっていたが一行に筆は進まず、少年は筆を置きぼんやりと揺れる炎を見つめていた。
一心不乱に炎に飛込む蛾の姿はおぞましく、美しいほどだ。ここまで懸命に何かに向かっていけば、きっと思いは叶うのでは無いのかと少年は軽く背筋を伸ばし瞳を閉じた

明智光秀、この時十四歳
彼はこの年の少年がもつ悪戯っぽさ、無邪気さをあまり持ち会わせていなかった。むしろ、どこか遠くから物事を冷ややかに見つめているような印象すらあった。
だがいつしか抱くようになった感情、こればっかりは何よりも照れ臭く、馬鹿みたいなものだった。



224:名無したんはエロカワイイ
05/08/12 02:12:49 oss1GmWz
小さな頃から、追いかけっこと木のぼりが好きなお転婆で手を焼いた。今だってとんでもないじゃじゃ馬だ。
だがいつからか、あの長い睫毛に、どうしようもなく触れたいと願うようになった。白い指にちょこんとのせた桜色の爪がむしょうに美しい物だと思うようになった。
好きではない、好きではないとがんじがらめの感情はぐるぐると回りの、やがて同じ場所へ帰ってくる。少年はただ揺らめくろうそくの炎をぼんやりと見つめ続ける、遠くの方で誰かが呼ぶ声がする

「…光秀…光秀」

肩を揺さぶられ、ゆっくりと瞼を開ける、少ししてからその美しい響きの名を呼ぶ

「帰蝶」

空は青く、日は高い。どうやら柏の木に持たれたまま眠ってしまい、そのまま白昼夢を見ていたようだ。

「光秀、あなたでもそんな顔するのね」

光秀という少年の第一印象というのは恐らく『隙がない』ということだろう、だが今の彼は空の真上にある太陽の明るさと、まだ眠いせいもあるのか、普段は涼やかな目元がしょぼしょぼとしていた
帰蝶という少女はめずらしい物を見た、という顔でくつくつと笑っている。
自分の顔を覗きこむ少女顔のせいで、光秀の顔に陰が落ちていた。それが気に入らず少年はぷいと顔をそむけた。



長くなりそうなのでここで切ります、続きはまた今度書きます。

225:77 ◆77SirFQURU
05/08/12 02:21:29 ONbjlzE1
乙!きれいな文章だなあー。

226:兄さん
05/08/12 02:40:52 c5ODIp0b
起きてみた('A`)
そしたら素敵な文章が書き込みされてるじゃないですか
密かに続きを待っています

227:77 ◆77SirFQURU
05/08/12 03:11:47 ONbjlzE1
さて投下しやす。
>169の続きです。

228:77 ◆77SirFQURU
05/08/12 03:13:45 ONbjlzE1
「でも、ものっすごい剣幕だったでなあ…」
信長の敗走。
深手を負い敵大将に助けられるという屈辱。
「…手近に刃物でもあったら、腹掻っ捌いてるとこだったべな。
まああの調子じゃまだおきられねえだども」
ふと、いつきは口元をおさえ、顔を赤らめた。
思わず体が動いて、ああしていた…。昔母親が幼い自分にしてくれたように。
「おっかぁ…柿あげても泣き止まない子はどうしたらいいべ?」

いつきは両の手で湯を掬い上げ、ばしゃばしゃと何度も顔にかけた。
「あの子は、悪い子じゃねぇ。だども…」

あれは魔王の子。
自分は、大地の神様の力をかりて戦うもの。
敵対するものに、いまもかわりはない。

(たすけたからって、いくさから離れられるわけでもねぇ…)
(あの子も、おらも。明日にはふたり共敵同士で、戦ってるかもしれねえ。)

胸の中のちりちりとした痛みは熱を帯び、全身に広がっていく。

ばしゃっ。
いつきは湯の中に深く潜り込んだ。
暖かな湯の中でぎゅっと目を瞑って、泣いていた。
頬を伝わるはずの涙は、揺らぎになって融けた。

(なんだべ…かなしいなぁ…)

蘭丸に心惹かれはじめていること。
いつきはまだ、その感覚を理解することができなかった。

(神さまぁ、おらさ何のためにあの子をたすけただか…?)
(…なんだか胸が苦しいベ、神さま。おら、もう…)

ざぶっ。
「ひゃっ!」
腕をつよく引っ張りあげられていつきは小さな悲鳴を上げた。
髪からポタポタと雫が落ちる。顔を伝う水気を首を振ってはらいのけ、そっと目を開く。
そして、みずからの置かれている状況がすぐにはのみこめず、
いつきはぼんやり傍らに立つ人を見た。
蘭丸……?


229:77 ◆77SirFQURU
05/08/12 03:24:29 ONbjlzE1
今宵はここまでにしとうございます。
エロな予感を漂わせる終わり方('A`)サアドウスルカナー

230:兄さん
05/08/12 04:31:27 c5ODIp0b
なんと!素晴らしき焦れさせかた!('A`)
エロくなるふいんき(何故か変換できない)
が漂いまくりでわないか
つーか、いつき



























可愛いな('A`*)

231:名無したんはエロカワイイ
05/08/12 16:31:18 icrg0PHf
245

232:名無したんはエロカワイイ
05/08/12 16:32:20 U0PV8JMR
>>230ふんいき=雰囲気

233:兄さん
05/08/12 16:35:38 ZrLlh2By
ふいんきっつーのはネタだ('A`) と釣られてみる

234:77 ◆77SirFQURU
05/08/12 20:24:42 ONbjlzE1
>>230
焦れてくれて&萌えてくれてありがとう。
そんな我らがいつきは人気投票で16位('A`)

235:兄さん ◆23ERO/Ds22
05/08/12 21:11:06 ZSFS3xsz
最下位かよ('A`)

236:77 ◆77SirFQURU
05/08/12 22:29:48 ONbjlzE1
21人中16位だけど、女子の中では最下位だなorz
ところで雷が鳴っててこえーよ('A`)ビクビク

237:名無したんはエロカワイイ
05/08/13 00:23:28 VzwY0E7X
まいったべ?

238:名無したんはエロカワイイ
05/08/13 03:55:38 Om1jcNT+
いやはや、皆さん文章書くの上手だなぁ…。最初のほうの政宗公の小説面白かったなぁ。政宗公のシュミワロタw

239:兄さん ◆23ERO/Ds22
05/08/13 09:16:40 2J5hxR6x
もはよう('A`)
何故か早く起きてしまったよ、休みなのに
>>236
まぁ、狙いすぎたのが、なんだ、その、悪かったっていうか
正直スマンっていうか・・・orz

>>238
お褒めの言葉、喜んで頂く('A`)ノシ
しかし俺は真面目に書かなければ笑いポインツが必ずある小説になる
気をつけろ('A`)

240:名無したんはエロカワイイ
05/08/13 14:30:27 Om1jcNT+
>>77
亀だけど、政宗公のラフな格好は、俺のイメージでは青系の浴衣っぽい服にザンバラ切りの髪型っつーイメージなんだよなぁ。そんでもって縁側っつーか、天守閣の物見台からうちわ片手に城下を眺める…。そんなイメージなんだよなぁ。

241:77 ◆77SirFQURU
05/08/13 15:08:04 vdEWWYmt
>>240
その膝の上に浴衣姿のいつきがちょこんと乗ってると、
兄さんが喜びそうなイメージに大変身。

公式壁紙DLキタコレ。信長・濃姫・政宗・幸村の4人。

242:兄さん
05/08/13 17:43:11 hUrW43GN
フッ・・・
思わず鼻血がでそうだったぜ('A`)
イチャついてる二人に西瓜を投げたい所存であります

243:名無したんはエロカワイイ
05/08/13 18:15:33 Om1jcNT+
このスレの小説ムチャクチャ面白い故、写しておきます。そんでもって時たま引っ張り出して読んでみたり。

244:77 ◆77SirFQURU
05/08/13 19:44:58 vdEWWYmt
>>242
兄さん、蘭丸×いつきが行き詰まったからこんな短編を書いてみたよ('∀`)
投下します。

245:77 ◆77SirFQURU
05/08/13 19:45:42 vdEWWYmt
「これ、なんだべな?」
いつきは目の前のうすみどり色の球体を指して言った。
政宗に「おもしろいものがある」と城に呼ばれたのだが、
たしかに見たこともない、不思議な物体を差し出され、いつきは興味津々だった。
「まあまあ、今切ってやるよ。」
脇に差した景秀を抜いて一閃。球体はいくつかの三日月になって盆の上にうまく落ちた。
「ひとつ喰ってみろ。」
政宗はそのうちの一切れをつかむと、いつきに差し出した。
「食えるだか?」
おずおずと受け取って、口元に持っていくと、ふわりと甘い香りがただよう。
「異国の果物だ。メロンなんてめったにお目にかかれないぜ。いいから喰ってみな,candygirl?」
「"めろん"とか"きゃんでぃー"とかまたわけわかんねぇ…」
眉間にしわをよせながら、一口その果物にかじりつく。
「……んめぇ!」
「んー、甘いな。」
今しがたメロンを切った景秀に滴る果汁を、政宗は小さく舌を出して舐めた。
いつきの持った三日月がみるみる小さくなっていくのを見て「皮は残せよ」と笑う。
「もういっこたべていいだか?」
いつきは期待に目をかがやかせていた。いいと言わなくても食べてやる、という勢いである。
「ああ…ただし条件がある。」
「なんだべ?」
「コレを着ろ。」
ぽん、と小さなゆかたをいつきに寄越した。

246:77 ◆77SirFQURU
05/08/13 19:46:30 vdEWWYmt

「こ、こんなんでいいだか…」
淡い藍色に蜻蛉のもようの入っている涼しげな浴衣に包まれて、
いつきは気恥ずかしそうに政宗の前に立った。
「Awesome…」
満足げな表情で政宗が出迎える。
「そんなら、めろん食べていいだか?」
しっかり約束は忘れていないいつきだった。
「んー、いいが、もうひとつ。」
だいたい政宗がこんな表情してるときはろくなことがない。いつきは身構えた。
「ここに座ってもらおうか。」
縁側に腰掛けると、ぽん、と自分の膝を叩いた。
「座って食べればいんだべか?」
「Yes.乗り心地は悪くないと思うぜ?」
「…しょうがねえだな」
嫌な予感はするものの、目の前のメロンの香りがいつきの判断力を鈍くする。
横向きの姿勢で政宗の膝の上にちょこんと腰掛け、すこし不安げに政宗のほうを見て言った。
「重くねぇか?」
「心配すんな、hammerなしのいつきに潰されるほどヤワじゃねえ。」
「そっか。じゃあいただくでよ。」
傍らにあったメロンをひょいとつまみあげると、はぐはぐと食べ始めた。
3切れほど食べたあたりで、ふと政宗がひとつも口にしていないことに気づいた。
「食べねえだか?」
「俺はいい。」
とはいうものの、めったにお目にかかれないというものを自分ひとりが平らげていいものか。
いつきは遠慮がちに、持っていたメロンをかじりながら政宗に再度尋ねた。
「おいしいだよ?」
「いや、」
言うなり、膝の上のいつきを抱き寄せ、そのまま軽く口付けした。
「Got it.…これで充分だ。」
いつきは真赤になりながら、ああもう、やっぱりろくなことがなかったべ、と心でつぶやいた。

247:77 ◆77SirFQURU
05/08/13 19:52:35 vdEWWYmt
終わりです('∀`)


あっ西瓜投げないで |д゚)ノ⌒●Д゚;)ウボァァァ

248:兄さん
05/08/13 19:56:24 hUrW43GN
>>77
・・・('A`)
体からいろんな汁が出たよ
Niceだ、いい仕事だ
もう政宗はいつきを嫁に貰え
いや、むしろ俺を嫁に貰え(狂



249:80
05/08/13 20:48:41 +FM5KtCo
おわっ久々に訪れてみたらなんともオイシイSSが…
何かもうSSの続き投下しようと思ったけど
駄文で恥ずかしくなってきたなぁ 皆文上手すぎですよorz
他力本願見て回る側にチェンジしまs(ry


250:77 ◆77SirFQURU
05/08/13 21:09:11 vdEWWYmt
>>249
80さんの妄想は80さんにしかできないのだよ!('A`)といってみるテスツ
安心しろ、死んだら海に流してや(ry

251:兄さん
05/08/13 21:10:14 hUrW43GN
逃がさないよ夜王サソ・・・('A`)
この世界に踏みいったら最後



逃れられない呪縛が

252:80
05/08/13 22:39:10 W3+iE3wm
77サン>そう言って貰えると嬉しいですぉ(⊃д`)

ニイサン>確かにここのスレは呪縛的なハマるものがありますなw
   見ていて飽きませんし(´∀`*)

そういえば、皆さんBASARAのドラマCD買いますか?
ちょいと情報調べていますと、いつきタソは出ない様な…;
政宗、幸村、お館様、謙信、かすがと5人で川中島の戦いだそうで。

253:兄さん
05/08/13 22:48:20 hUrW43GN
>>夜王
ついでに雑談も楽しいと言う罠
ドラマCD?
それ食べられ(ry

失礼、とりあえず買ってみるよ

254:80
05/08/13 22:56:13 W3+iE3wm
夜王ってホスト本をこの前読んだら面白かったので
HNをこれにした訳ですが…元ネタ誰か分かるだろうか(´д`;)



255:兄さん
05/08/13 23:05:43 hUrW43GN
なんか長い髪で三白眼のキモい奴がいたな夜王で('A`)

256:兄さん
05/08/13 23:06:43 hUrW43GN
あ、テレビでね('A`)

257:80
05/08/13 23:10:20 W3+iE3wm
テレビ版のそいつは確かにキモかった
しかし主人公をトキオのやつ(名前忘れた)にするのはどうかとorz
テレビ版は不満が多かったな 

最近いつきタソがいるのにもかかわらず(ぉ)
二股してたワタス…

258:77 ◆77SirFQURU
05/08/14 00:11:11 lUQ/QGFV
>>252
ドラマCDは買う。若本ボイスが聞きたいというのもあり。
そして西川君のCDも買うぞ('∀`)

上のSSで兄さんが萌えたのはいつきなのか政宗なのかが、なんとなく気になる('A`)
しかしこの2人の会話はけっこう浮かんでくるものだな。書きやすい。

そして元親兄貴マダー(AA略

259:兄さん
05/08/14 01:27:11 qdeKa4Et
ただいま甚平で煙吸いつつ西瓜を食べる
素敵夏スタイル実行中('A`)

260:◇oss1GmWz
05/08/14 01:41:01 j3CNpcPR
>>223の続きでつ

空の彼方で積乱雲が見えた。夏の柔らかい風が頬を撫でる感覚が心地よく、光秀はやや目を細める。ふいに視界を横切ったものがあった、蝶だ。どういう仕組みで飛んでいるのか分からない、ひらり、ひらりと木の葉が落ちるように舞う。

ガサリと草がすれる音がした。帰蝶は猫の子のように蝶を捕えようと小袖の裾を膝の辺りでくくり、あっちこっちをぱたぱたと走りまわっていた。
光秀はかわらず木陰でその様子を子供だ、とあぐらをかいていた足に肘をのせ、溜め息をついた。だが帰蝶の黒い瞳とパチリと視線があった瞬間だった「光秀、捕まえて!」とよく通る声が響いた、それがスイッチとなる
「駄目だ帰蝶、騒いでは蝶は逃げてしまう!」
少年は袖をまくり走り出した。
二人の子供が蝶を追い掛ける。少年を知る人間の誰がこんな少年らしい少年の姿を思い浮かべるだろうか、それは何よりも無邪気で優しい光景だった。

蝶は帰蝶の鼻の頭に瑠璃色の羽を静かに閉じとまった。二人は顔を見合わせて微笑みあう、光秀は帰蝶の鼻に静かに手を伸ばし蝶の羽を摘んだ。

「帰蝶は子供だ、蝶なんかに夢中になって」

光秀は少し頬を赤くして帰蝶に蝶を手渡した。それが少年に出来る唯一の照れ隠しだった。帰蝶はそんな光秀の顔を見ると「ありがとう」と綺麗に微笑んだ



261:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 01:44:19 j3CNpcPR


262:77 ◆77SirFQURU
05/08/14 03:01:06 lUQ/QGFV
>>260
乙です。帰蝶カワ(・∀・)イイ!!
ちなみにトリップは名前欄に

#好きな文字列

を入れると出ます。
名前欄に◆を手入力すると強制的に白抜きになるんじゃなかったっけか。


263:兄さん
05/08/14 05:11:14 qdeKa4Et
('A`)ストゥロベリィム~ン~甘~い罠~♪
どうも、不眠症で困ってる兄さんです('A`)
暇なので
[チラシの裏]
寝れないのでおNEWのバイクで早朝の清々しい風を浴びてきた




寒かった('A`)

264:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 07:19:49 Crexz0Zh
>263
こいつうぜーな

265:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 09:58:00 lQ1VGHYH
>>263
ネタ提供してくれるのはありがたいのだがネタなしの駄レスはやめようぜ。
あくまでいつきタンのスレなんだから。

266:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 10:44:48 4+StX50H
ここはいつきにハァハァするスレであっておまいさんにハァハ(ryするスレではないんだよ

267:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 11:44:33 lQ1VGHYH
>>266
ごめんなさい

268:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 12:43:00 vA6+fLO3
おいおいわざわざイヤな空気にしなくてもいいだろ。
結局ここに来る奴はいつきちゃんに愛があるんだから仲良くしようやw
ちょっと関係ない事書いたぐらい微笑ましく見守ってやれ

いずれそれがまた新作に繋がっていくかもしれんしなw

兄さん、新作書いて名誉挽回するだすよ!


269: ◆Vlq6/mopYA
05/08/14 15:28:08 j3CNpcPR
携帯握り締めたまま寝ちまった、連カキもめん(´・ω・`)>>262タソトンでつ!
あと>>263タソ、昼間運動するとよく眠れますよ。体に気を付けて

続きいきまつ(・∀・)ノシ


例えばくるくるまわる時間のなかで、私達に割り当てられた時はいったいどれ程なのだろう
一瞬だった。帰蝶の「あっ」という間の抜けた声がしたあと蝶はひらひらと夏の日差しにとけ、空へ消えていった。今思えば、それはもう帰れない優しい日々によく似ていたと思う、帰蝶が尾張に嫁ぐことが決まったのはそれから間も無くのことだった


ろうそくの灯が闇夜を静かに暖める、蛾はただひたすら炎に焼かれながら踊っていた。少年はただ部屋の隅で膝を抱えていた。わかっている、わかっていた、国のためだ。いかないでと言うことは出来ないのだ。
床がぎいっと重たい音をたてて軋んだ、少年はよろよろと力なく立ち上がる、瞳はろうそくの灯を静かにうつして揺らめいた。

最後に見た帰蝶は相変わらず綺麗に笑っていた。「帰蝶様、どうかお幸せに」と光秀が微笑むとやはり微笑んでくれた。いつもと変わらない笑顔のはずなのに、少しとまどった。子供だったのは自分だったのだと光秀は軽く自分を笑った
ずっと変わらなければ何もかも手に入れたと信じていた
自分の中の優しさもぬくもりも、全て帰蝶のものだった

簾を開けると夜の風に薄い色の銀髪さらさらとゆれた。
「さあ、おいき」
光秀は虫籠にかこっていた蝶を静かに夜に返した。

さよなら、愛していた。例え遠く離れても、どこかであなたを守ることが出来るなら

蝶は闇の夜空を静かに切り裂いた

270:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 15:56:34 j3CNpcPR
終了でつ(・∀・)ノシ
途中で文がぐだぐだになったのと光秀と濃姫らしさがでなくてスマソorz

兄さんの新作も楽しみにしてまつ(・∀・)ノシ

271:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 16:21:17 v9BrD+LK
綺麗だ。文章が綺麗だ。乙です。

272:80
05/08/14 17:26:12 0Hrzqsxr
乙です(・ω・)光濃は個人的にも好きなCPなので
読んでいて和みました、ほわほわした文が魅力的ですね。

元いつSSそろそろ正念場です;頑張れ自分…


273:兄さん
05/08/14 19:24:56 qdeKa4Et
フッ・・・
言葉責めには慣れてるぜ、なんてったって真性マz(ry
まぁいいとして作品投下は今日してみるよ
いつまでもダラダラするわけにはいかないからな('A`)

274:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 19:35:31 lQ1VGHYH
兄さんは夏休み組の方ですか?

275:77 ◆77SirFQURU
05/08/14 19:47:00 lUQ/QGFV
>>269
携帯で打ってたのか(´д⊂)お疲れさん。

>>272 >>273
頑張ってくれい。こちらはまだ終わりそうにないorz

276:兄さん
05/08/14 19:48:37 qdeKa4Et
兄さん高校生('A`)
夏休みと言ってもバイトが忙しい仕様

277:80
05/08/14 19:57:23 qayRpVES
素朴な疑問が(´д`)

・BASARAのギャラリーで
 元親のボイス10番「世界を見た」?とかなんとかっていう台詞
 ゲーム中内で聞いた事ないんでせうが…誰か聞きましたか。
 ゲーム中に出ないしなぁと思って。

・いつきタソの髪の色 アニメ版は黒髪でCG版は銀髪ですよね。
 本家色はやっぱりキャラデザ通り、銀髪なんですかねぇ
 

278:兄さん
05/08/14 20:04:51 qdeKa4Et
元地下兄貴のそのヴオィスは聞いたことないな('A`)
んでアニメwithいつき
あれ確か何かのアニメ制作してたとこが作ったんだよな?(カプコソじゃなくて)
だから銀髪のほうが正しいんジャマイカと推測

279:名無したんはエロカワイイ
05/08/14 20:09:15 v9BrD+LK
兄さん、それは確か、サムライチャンプルー制作した、マングローブと言うクリエイター集団ですぜ。

280:兄さん
05/08/14 20:12:23 qdeKa4Et
サムライチャンプルーか・・・('A`)
聞いたことないと言うのは俺だけか?
そしてもう一つの疑問
元地下兄貴のヴオィスを聞いた御仁はいないかな?

281:兄さん
05/08/14 23:21:22 qdeKa4Et
さて、佐かすの続きいくかな('A`)

282:兄さん
05/08/14 23:22:32 qdeKa4Et
天下統一
武田軍はその一歩手前まで来ていた
そして最後にして宿敵上杉軍、城では会議が行われていた
「すると・・・わしも前線に赴き殲滅戦とな・・・」武田信玄が険しい顔をし言った
「はっ、殿が前線に赴けば兵の士気も上がり有利かと・・・」
「良かろう、謙信とは刃を交える運命、喜んで赴こう」
「ではこれにて・・・」
武将達が部屋を出た後信玄は手を叩いた
すると一瞬の内にかすがと佐助が信玄の前に現れた
「何か御用でございましょうか?殿」
「うむ、用と言うのはかすが、お前には上杉の武将を何人か始末して欲しい」
「俺は何をすればいいんでしょうか、お館様?」
「お前には諜報活動として、相手の布陣等を調べて欲しい」
「御意!」
二人はそういうと信玄の前から消えた

283:兄さん
05/08/15 01:01:40 kXh2hxCE
「やってる、やってる♪」
佐助は屋根裏から上杉軍の会議の様子を覗いてた
「えっと・・・ここにアイツが配置されて・・・アイツがここか・・・」
うんと頷くと佐助は城を後にし、信玄のもとへ戻った
「只今戻りました、布陣はこんなとこっ」
そう言って佐助は和紙を渡した
「ご苦労であった、だが大変な事が起こった」
「何があったんでしょうか?」
「うむ、実はかすがが上杉に降った・・・」
「えっ―――――」
佐助は暫く事が理解出来なく立ち尽くしていた
「非常に残念だが・・・こうなればあやつは上杉の忍、始末しなければならぬ」
「そんな・・・あ、あいつに限ってそんなこと・・・」
「佐助・・・事実を受けとめろ、そしてあやつを始末するのはお前は気が進まないだろう、幸村にまかせ・・・」
「いえ、俺が・・・いや、俺にさせて下さい・・・」
「佐助・・・いいのだな?」
「はい・・・」

284:77 ◆77SirFQURU
05/08/15 19:26:48 zsPuxXoU
とりあえず兄さん乙。
本スレにあったこれでも見てw
URLリンク(www.sankei.co.jp)

>>277
確かに元親ボイス10番は聞いたことないな。
死亡時のセリフっぽいけど。

アニメいつきは黒髪って言うか、ねずみ色っていうか。
ちょっと青みがかった灰色な気がする。
背景の雪が白色だから、見づらくないようにあの色にしたとかかねえ。

285:兄さん ◆23ERO/Ds22
05/08/15 20:13:26 vLOGn6ed
>>77
     /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

こ、こいつは・・・





戦国最強武田騎馬隊!

286:80
05/08/16 12:40:30 NXnfyt6x
>>161>>162の続きです 時間稼ぎぉ

287:80
05/08/16 12:41:45 NXnfyt6x
「…元親様、あんな事言ってるけど根はやさしいんだよな」
元親の後ろで味方の武将が呟く。
「おい野郎共!勝負はついた、帰るぞ」
「ま、待つだっ おらはまだ―」
「はははっ。俺と張ろうったって、喰われるのがオチだぜ?」
元親は見上げた態度を向けるが、いつきはそれを睨んで返し
「そんならおらは、おめぇさに喰われる前に噛み付いてやるだっ」  
と、歯を見せた。
「はっ!…そうかい、噛み付けるもんならやって貰おうじゃねぇか。
そこまで言ってんだ、覚悟は出来てんだろうな」
元親の部下の一人が
「拙者達は城へ戻り、軍を整えた方が宜しいですか」  
と尋ねると元親は頷き、いつきを―
「へ?…おわぁっ!」
片手で軽く抱きかかえた。
「なっ、なにするだ…! はなせぇっ」
「うっせぇ。場所変えんだけだ、ジタバタすんじゃねぇ」
足をバタつかせて抵抗するものの、
元親はいつきの行動を無視したまま歩きだして。
「安心しろ。とって喰おうってんじゃねぇ…まだ、な」

―その後、いつきは元親に抱えられたまま、 
丁度海が全景に見える場所、海岸に連れてこられた。
「わぁ…すっげぇ綺麗だな。
おら、ここに来る前まで海なんて一回も見たことなかっただよ」
「そうだろ、そうだろっ!ここは海が最高に良く見える領地だからよ」
キラキラと輝く海に思わず感動していたいつきだが、
ここまで連れて来られた一連を思い出し、ハッと我に返った。
女神ウカノメから貰ったハンマーは勿論無い。

288:80
05/08/16 12:42:30 NXnfyt6x
いつきは手を拘束されているものの、すぐに警戒する態勢を取り
少しずつ、後ろにたじろぎながら体だけを構える。
「あんちゃん…ここでおらと…勝負、するだな…」
「俺らは海を見に来たんじゃねぇからな」
言うと、元親がいつきの元へ歩いてくる…
と言っても、2人の距離は1、2mくらいの短距離たが。
手の自由が利かないいつきは更に後ずさるが、元親がすぐに追いつき。
距離が幅まった時、思わず身構えて目にギュっと力を入れて閉じる。
―が、いつきの予想していた行動とはうらはらに、
彼はいつきの前にしゃがみこんだ。
「あ、あんちゃん…?」
いつきは問いただすものの元親は黙ったまま、
片手でいつきの顎を持ち上げ、
自分の目線に合わせると静かに、一つだけ残っている目を細めた。
「さっきはただの餓鬼にしか見えなかったが…悪くねぇ」
顎を押さえていた親指が、唇に触れて一瞬驚いたが
驚いただけでいつきは動こうとしなかった。いや、動けなかった。
―うす暗い紫色の、鋭い眼光から目を背けられなかったのだ。
片方しかない1つだけの瞳の筈なのに、瞳力が強く、奥が深くて吸い込まれる―
「…ぁ」
いつきの丸く大きな瞳が更に大きく見開いた。
そして次第に、元親の唇といつきの唇が合わさろうと
ッガツン!
「んがっっ…!!」
―した時。
元親はいつきの頭突きを喰らい、思わず砂浜に尻餅をついた。
「に、にらめっこしたっておらはビビらねぇぞっ」
「………。」
「? そんなに思いきりしてねぇけど、痛かっただか?」
「雰囲気もへったくれもありゃしねぇ…ちっ、やめだやめだ! 
ちんたらしてんのは俺には合ってねぇっ」
片手で頭を掻きながら元親は起き上がり、
「―へっ?…わっ!」
いつきを、ひざまずいたまま力任せに自分の元へ引き寄せると
がむしゃらに唇を重ねた。
「んっ!…ぅっ、むぅ…っ!」
だが、いつきが驚き嗚咽を出していると、
元親はあっさり唇を離し
「ぷぁっ、…なっ、おめぇさ―」
「鬼がどんなもんか教えてやっからよ…覚悟決めろや」

289:80
05/08/16 12:43:34 NXnfyt6x
次の方のSSに期待 という事で投下逃ゲノシ

290:77
05/08/16 12:58:53 HNdqncey
地震にガクブルしながらここのぞいたら、兄貴キター。
有難う。落ち着いた(笑)


291:80
05/08/16 13:34:10 NXnfyt6x
アマンゾでヴェスティージ予約してたら今日来た他の人もきてんかな?
元いつ終ったら
・毛利×いつき 屈辱モノ
・利まつ×いつき 3P
・館幸×いつき 3P
これのどれかやろうと思うのだがどう思いやす

292:名無したんはエロカワイイ
05/08/16 16:04:15 QT3u2oKW
(・∀・)ノ利まつ×いつき に一票。 ところでモマエら夏コミには行った?

293:80
05/08/16 16:47:14 dMkOnvWp
夏コミは行ってないけどもバサラ本は何冊かあったと聞いたなぁ
普通にいつきタソの成人向け欲しス 

あんまり人来なくなったね此処(´ω`)お盆の終りだから忙しいのかなー
あ そういえばエロパロ版にバサラのがあったけど…此処の事知らないんだろうか
でも倉庫にSS置いてくれればいつでも読めて便利だよなぁ

294:名無したんはエロカワイイ
05/08/16 17:10:31 FAysCAFa
>>80
ゲームキャラ板は多分全年齢推奨板だから、エロSSの場合
本当はここじゃなくてエロパロ板でやる方が正式なんだがな。
でもゲームキャラ板にはまだローカルルールは無いし、
こっちが盛り上がってるから、突っ込まれない限り大目に見てもらうって事で。

バサラ本は買いのがした。
真田・毛利・かすが等コスがいたと噂。いつきちゃんコスしたかったorz

295:80
05/08/16 18:38:24 xBk84RNJ
後から自分のSS読み返すと…2人のイメージが崩れたかもしれn(ry
幽体離脱寸前です~(死

296:77 ◆77SirFQURU
05/08/16 19:23:57 pFRDIHMt
>>293
ROMは多そうな気が。
こっちも忙しいけどガンガルよorz

次のジャンルは任せる。どれもこれも想像がつかんでな('A`;)

297:80
05/08/16 20:37:59 Dp6jkDhR
>>77 地震、宮城の方は震度6とか言ってたね 
   テレビみてたら家とか壊れた所があるみたいだしorz

此処見てる人はどんなCPが好きなんだろうね/いつき無しも含めて


298:名無したんはエロカワイイ
05/08/16 22:56:13 9k6jTNqk
>>294
板ごとのローカルルールの上位に位置する、2ch全体のルールである削除ガイドラインによってエロは禁止されてる。
いつ削除されても文句は言えないよ。

299:80 ◆Q28HM59f76
05/08/16 23:03:50 SbJ6fUQg
そうなったら、エロパロに移ればいいのではないかと小一時間。
めんどくさいなら今からでm(ry
キャラ少ないからあまり持たないって言っても、
それはここでも同じ事の様な気もする(ぶっちゃけ。
それにここは健全掲示板だから
SSのエロ部分は投下してもいいのかと少し考えている自分がいる


300:80 ◆Q28HM59f76
05/08/16 23:04:40 SbJ6fUQg
あら…トリップが上手く出来ない マイッタナ

301:名無したんはエロカワイイ
05/08/16 23:28:02 QezUmxNR
それより画像まだ?

302:兄さん
05/08/16 23:40:59 Xq8572va
兄さんが焼き肉の炭取り替えまくってる間に色々な問題が('A`)
正直いつ叩かれるかビクビクしていたが、エロパロ方面にスレが出来ていたのか
と、なると健全掲示板は投下するリスクが有るため、エロパロ板に移行した方がよろしいのだろうな('A`)

303:77 ◆77SirFQURU
05/08/17 00:20:23 RS3w+kyw
友達以上エロ未満しか書けないワシでもエロパロに住めますかorz
キスあたりまで書ければ大丈夫かな('A`)

304:80
05/08/17 00:42:23 wSlGGrUL
でも今まで投下した、皆さんのSSが少しもったいない気もする エロパロに移動するとなると。

305:兄さん
05/08/17 00:44:00 nVbphOd8
案ずるな77サソ('A`)ノ
必要なのは愛情だ
ゆっくりと、まったりと妄想を練りこんでいけばいいことさ


('A`)オレガイッテモ、セットクリョクナイナ

306:名無したんはエロカワイイ
05/08/17 01:28:27 069Ba088
エロパロ移動する件については賛成だが、
ss書きの皆さんやROMの面々は年齢大丈夫か?
誰かが高校生みたいなことを書き込んでただろ。

そんな自分はそれなりの年なROMなので
細々とあちらで21歳以上の職人様降臨をお待ちしてます。

307:兄さん
05/08/17 02:00:31 nVbphOd8
>>306
俺だm9つ'A`)ズビシッ
だから俺はエロパロに移行することになったらお別れだな
なんか寂しい気もするが('A`)ナミダジャナクテアセダ
77氏と80氏には向こうで書き続けるならば、俺は応援するよ('A`)

308:名無したんはエロカワイイ
05/08/17 13:28:49 ItrGC39o
いやそんなことより画像を

309:80 ◆Q28HM59f76
05/08/17 13:32:51 pUdHBwZg
いつきタソに萌えているのは変わらないので
たまにカキコミに来るかも(笑

310:77
05/08/17 13:51:00 DO3Ho3YT
エロくないネタがある限りはこちらで書くよ。
あちらも覗きにいくぜー。
21など既に過ぎておるからな…


311:兄さん
05/08/17 15:37:38 nVbphOd8
('Aヾ)・・・ダカラ、ナミダジャナクテアセダトナンカイイエバ・・・グスッ

素直にありがとうと言ってみる

312:名無したんはエロカワイイ
05/08/17 17:10:15 hojWAsdU
3Dいつきは顔がちとキモいが、尻がカワイイな。
アニメとイラストのは普通にカワイイ。
が、なんにせよエロさはないな。
勝利デモの悪女座りはどうかと。
でもまあ、いいか。

313:名無したんはエロカワイイ
05/08/17 18:45:43 iYbdNVOq
勝利デモの開脚

314:名無したんはエロカワイイ
05/08/18 03:11:05 stA2jBz6
いやそんなことより画像を

315:名無したんはエロカワイイ
05/08/18 18:14:58 ffqP/tqi
人いなすぎ故ただの駄文を投下してみるテスト

「うほっ幸村の旦那やるねー…でもまだまだっ!」
「ふっ…それはどうかな…」

ぱちり

「うほっ!?」
「頂戴いたす!!」
人気はおろか虫の声すら聞こえぬ静かな夜にただ黙々と将棋をさす二人が居た
二人の力量は拮抗していたが、やや忍びの者が優勢である
「…王手!旦那…まだやるかい?」
「くっ…これしき…覆してみせる!」
「あららまだ勝つ気でいるよ。…いいね、旦那…もしここから勝てたら良いものやるよ。」
忍びの者がニヤリと顔を歪ませ言う
「…良いもの?」
「お館様縁の代物だぜ?…その代わり負けたら次の戦で…」忍び、猿飛左助は目を光らせ、おかしな事を言った
『顔に落書きしたまま出陣してもらおうか』
「…ら、落書き?」
「そうだな…額に肉奴隷と書いて…」
「ば、バカな!!そのような、は、はれんちである!!」
「あれ?旦那勝つ自信ないの?」
幸村は少々悩んだ末その賭を受けることにした
「お館様縁の品…頂戴いたす!!」
二人は将棋を再開した
が、すぐに幸村が手に詰まり、長考しだした
「むぅ…これが…こうなると…こうなって…いやダメだ…」
「旦那、ちょっくら用を足してくる。…勝手に駒動かしても無駄だぜ?全部覚えてる。」
左助はそう言い残しその場を後にした
カラン…
去り際何かを部屋に落として。
「…むぅ…帰ってくるまでに何か策を考え……」
「お待たせ。」
「ッ!?は、早すぎるでござる!!」
「忍びたる者すべてにおいて迅速たるべし。ってな。さぁ打ってもらおうか。」
「ぐ…では…これで…」
ぱちり
「はいはいバサラバサラ」
ぱちり
間髪入れずに左助がまた王手をかける
「ぐはぁっ!!」
大ダメージを受けた幸村のなんかゲージみたいなアレが点滅を始める
「し…しかってくだされ…お館さま…」
「終わりかい?じゃあ次の戦で…」
「ま、待つでござる!まだ、まだいける!!…お館さま…おやかたさまぁ!力をかしてくださいませぇ!!」
幸村が強く拳に力を入れ、不意に先程左助が落とした物を掴んだ
「…あ。そ、それ!!なんでそんなトコに!!商品に手を出すのはまだ早いぜ旦…」
そのとき
どこからともなく

『ゆぅぎぃぶるぁあぁぁぁあぁぁぁあッ!!』

叫び声がこだまして
二人に何か凄まじい数の
まぁアレです
隕石が降り注ぎ

…そして誰もいなくなった

316:77 ◆77SirFQURU
05/08/18 20:50:29 o2MkkcAC
>はいはいバサラバサラ
佐助でbasara出すたびに、この子安ボイスが脳内再生されるじゃないかw
こういう不条理な話好きだ。また是非。

317:名無したんはエロカワイイ
05/08/19 00:24:51 RYJUCRHY
>>316
感謝。
会話ばかりの文になってすまそ。
ずっとここロムってたから愛着わいて離れられんのよw
こんなんでよければまた書きますがな

318:77 ◆77SirFQURU
05/08/19 01:41:47 I11W5ALY
と、だいぶ間があいたけど投下します。>>228の続き。

319:77 ◆77SirFQURU
05/08/19 01:44:19 I11W5ALY
「な…なっ…!」
うまくことばを紡ぐことができない。
「なっ、なして、こ、こんなとこさ・・・ごほっごほっ!」
喋りだした拍子に滴った水を勢いよくすいこみ、むせてしまった。
「まだ、傷が、けほっ、うごくなって、ごほっ!」
文句を咳を交互に吐き出す。
蘭丸は、いつきの体を引き寄せた。突然のことにいつきはどきりとしたが、
絶え間なく咳することしか出来ない。
その背中を蘭丸は、とん、とん、とたたき始めた。
「…ゆっくり息をしろ。」
いつきはその声にしたがって、呼吸を整えはじめた。
どうしてここにいるのか。
戸惑いはあったが、今こうして蘭丸がそばにいることに、いつきは安堵感のようなものを感じていた。


320:77 ◆77SirFQURU
05/08/19 01:44:51 I11W5ALY
――――――――――――――

何故だろう、空ろな表情で何事か思いを巡らすいつきから目が離せなかった。
白い肌、肩にかかる濡れた髪、さっき自分に触れたであろう唇。
その全てに吸いつけられるように、いつきを見ていた。
湯気の中にいる息苦しさとその暖気で、眩暈のような感覚を覚える。
それは多分、蘭丸の中に生じた熱のせいでもあった。
突然にいつきが苦しげな表情を見せ、湯の中に身を投じた時、
蘭丸ははっと我にかえり、岩陰から飛び出していた。

――――――――――――――

321:77 ◆77SirFQURU
05/08/19 01:54:36 I11W5ALY
ちと短いけど、キリがいいので今宵はここまでに。
・・・政宗といつきがいちゃついてるSSがまた書きてえなぁ。

322:名無したんはエロカワイイ
05/08/19 07:56:02 RYJUCRHY
>>321おつかれ!
続きも期待しているw

323:名無したんはエロカワイイ
05/08/20 14:29:59 XSGHhlqH
ふ…皆は既にエロパロへ向かったか…
是非もなし
( ̄Д ̄°)

324:77 ◆77SirFQURU
05/08/20 14:55:11 +oPpsB0c
>>323
とりあえずワシはおるので、またROMりに来て下され。
ぽつぽつ投下もするでよ。

職人さん降臨待ちなのはあちらもこちらも同じかもw

325:名無したんはエロカワイイ
05/08/20 16:10:20 5mwXlW8j
>>323
ナヌッ?!もう立ってんの?スレタイおせーて。又はURL貼って下さい。

326:77 ◆77SirFQURU
05/08/21 01:15:55 E1lhLpU6
人が少なげだけど、とりあえず投下します。
>>320の続きで。

327:77 ◆77SirFQURU
05/08/21 01:17:02 E1lhLpU6
呼吸が整い、落ち着いてゆくといつきは、自分が何も身に付けていないことにはたと気がついた。
急に沸き起こった恥ずかしさに身を隠そうとするが、蘭丸に抱えられているような格好では身動きが取れない。
「はなしてけろ…」
消え入りそうな声で嘆願するが、蘭丸の手は緩まない。
「嫌だ」
「どうして…」
ぎちっ、と蘭丸がきつくいつきの腰を抱き寄せた。
「いたっ」
この細身のどこにこんな力があるのだろう。いつきは顔をしかめて間近にある蘭丸の顔を見た。
怒っているような表情をして、蘭丸はいつきを見下ろしている。
「またお前、溺れるだろ」
「ど、ど、どこに風呂で溺れて死ぬ奴がおるだか…」
まさか泣いていたとはいえない。まして、蘭丸のことを想っていたなどと、口が裂けても。
「お前。」
頭の上から、しれっとした声が降ってきた。
「お、おら…」
おぼれたわけでねぇ。つらくって、泣いてて、おめぇのことさ考えてて。
誰にも見られたくねえべ?おらだっていくさびとだ。みんなにめそめそしたとこなんて、見られたくねぇ。
見せちゃなんねぇ。
そしたら、お湯んなかからひっぱり上げられて、おめぇさがそこ立ってて。
びっくりして。水吸い込んでけほけほして死にそうに苦しかったべな。
もとはといえば蘭丸、おまえがいけないだよ。
「ばかだなあ。」
いつきは声無き反論を心の中でつぶやいていたが、蘭丸のひとことでそれを止められてしまった。
「莫迦だよ、こんなとこで溺れたり。」
「あと、敵を助けたり放っておいたり。」
前半のことばには文句を言いたいところだが、後半にはなんとも返答の仕様がない。
「寝首をかかれるとは思わなかったのか」
その言葉を聞いて、それまでうつむいていたいつきは顔を上げ、キッと蘭丸を見据えた。
「おめぇは、そんなことしねぇ。」
強い意思を帯びた瞳に見据えられた蘭丸は、やはりさっきと変わらず怒ったような顔でいつきを見つめていた。


328:77 ◆77SirFQURU
05/08/21 01:17:55 E1lhLpU6
「変な奴」
そう呟くと、片手でいつきを抱き寄せたまま、もう一方の手でいつきの前髪をかきあげた。
そしてくしゃくしゃと、髪が乱れるのもお構いなしに撫でる。
「ふ、ふぇ…」
突然のことに戸惑っていると、今度はいつきの肩を両腕で抱きすくめ、しなだれかかってきた。
「ちょ…、なにしてるだか…」
いつきの鼓動が早鐘のように鳴る。
蘭丸は動かない。
「こ、こら…だめだべ、こんな…」
全身の力が抜けかけたその時。
先に蘭丸のほうから、ふっと力が抜けた。
ずしっ、と蘭丸の全体重がいつきにかかり、そのまま二人はひっくり返った。
「わっ」
慌てて体勢を立て直し顔を上げると、蘭丸が顔面蒼白になりながら力なく岩にもたれていた。
今にも倒れそうなその体を、いつきはしっかり抱えた。
「もう!」
いつきは蘭丸がかなりこっぴどい傷を負っていたのを思い出していた。
限界に来たのだろう。すでに蘭丸はいつきの腕の中で気を失っていた。
「だから大人しくしてろって言ったべな…」
はぁぁ、と長く吐いたため息が、夜の闇に白く映えた。

329:77 ◆77SirFQURU
05/08/21 01:23:24 E1lhLpU6
今宵はここまでで。
次くらいで終わるかな('∀`;)

330:80 ◆Q28HM59f76
05/08/21 01:30:28 Jx00B5ui
77サン乙です(´∀`)この文面だけでもご飯3杯行けますね!いつきタンが可愛いw
元いつが息詰まってるので、ここでちょっと思いついたダレ事を… 


331:80 ◆Q28HM59f76
05/08/21 02:01:17 Jx00B5ui
いつき、かすが、濃姫、まつの4人は集まり、
明日の大切な日の為にある物を作っていた。
明日は2月14日。異国の行事の「バレンタイン」というモノ― 
だが、この行事の事を一番良く知ってるのは濃姫くらいで。後の3人は、
いつきには「異国のお菓子があるから」と、かすがとまつには「自分の好きな人に
改めて想いを伝えられるいいチャンス」だと、
そう濃姫に言われて揃った訳だった。

濃姫「さ、"ちょこ"は溶かして混ぜたから。
―これで次は型に入れて、自分の好きな形を作るのよ」
そう言う目の前には、木製の色んな型が置いてあった。
まつ「なるほど…この食べ物を此処に入れるのでござりまするか」
かすが「…ここに入れて、そのまま…渡すのか?」
濃姫「フフ、違うわ。これを後で日に干して固めるのよ。
   そういえば―皆は、誰に渡すの?」
まつ「わたくしはもちろん、犬千代様にお渡し致します!
   わたくしの熱き想いを改めて受け取って頂く為に…」
濃姫「私は、上総介様と蘭丸君に―って、いつきちゃん。
   あんまり食べると、いつきちゃんが渡す人の分が無くなっちゃうわよ」
いつき「だってこの、ちよこれーと…甘くてすごいうまいべ」
そう言いながら、箸に付いたチョコをまた一口ぺロッと食べる。
濃姫「あら、顔にちょこがついちゃってるわよ」
濃姫はいつきの顔についたチョコを、和紙で拭いてあげた。
かすが「…あの方は私のコレを、受け取って下さるだろうか…(照」
まつ「? わたくしはてっきり、謙信殿は女性なのだと思っておりました」
かすが「?! な、なにをっ…(そういえば…私も…あの方を知らない…)」

332:80 ◆Q28HM59f76
05/08/21 02:30:24 Jx00B5ui
いつき「これあげるのは、女じゃいけないんだべか?」
濃姫「そうよ、自分が想いを寄せている殿方にあげるの。
   でも義理で、日頃お世話になっている人にあげるのもあるわね」
まつ「わたくしは義理ではあげられませぬ」
かすが「…私のは、義理じゃない…っ!」
濃姫「かすがさんの場合は、謙信様が本命という事でいいんじゃない?」
かすが「…(照」
濃姫がそう言って微笑むと、かすがは持っていたお皿で真っ赤になった顔を隠した。
まつ「いつき殿は、差し上げる殿方はいらっしゃるのでござりまするか?」
いつき「へ?おら?」
濃姫「自分で食べてるだけじゃだめよ。ちゃんと渡さないと」
いつき「…う~ん… …おら、渡す人… …あ! 村の皆に渡すべ」
かすが「…あんなに沢山いるのに、どうやって作るんだ? 
    そもそも、人数分のちょこがない」
いつき「うぅっ」
濃姫「誰か、思い当たる人はいないの?」
いつき「う~ん…」


中途半端ですがこの辺で(^^;)
その場で打ってたので設定とかその他は勘弁してくだされ;

333:77 ◆77SirFQURU
05/08/21 02:44:54 E1lhLpU6
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 政宗!政宗!
 ⊂彡

政宗ならチョコの意味を分かってくれそうだ。
しかし、女子総出のSSっていいな。座談会みたいでw
気が向いたらホワイトデーバージョン希望('∀`)

334:兄さん
05/08/21 04:11:04 4d2UFgWf
やぁ(´・ω・`)
暫く此処にこれなかったよ
何せ盲腸で入院生活だったから、今日パソコンの使用許可が出たんだ
またちょくちょく来るよ(´・ω・`)

335:77
05/08/21 10:08:27 JD3rEa3Q
兄さん大変だったなあ…
無理せず体を大事にな。
とりあえずパソコンのデスクトップを
公式のいつき壁紙にして、元気だしてくれ。

336:名無したんはエロカワイイ
05/08/21 11:04:46 +zo7oYb2
兄さん、お大事に。また色々投下して下さい。

337:80 ◆Q28HM59f76
05/08/21 17:09:34 ZaWfqLRm
兄さんお大事に(´∀`)夏だから悪化させないようにね;

338:80 ◆Q28HM59f76
05/08/21 17:47:24 ZaWfqLRm
戦国BASARA占いというのがあったので貼りますね
URLリンク(www.u-maker.com)

ちなみに自分は武田信玄公/笑

339:名無したんはエロカワイイ
05/08/21 18:59:28 +zo7oYb2
うはwwww俺前田利家wwwwwwしかも当たってるwwwww

340:77 ◆77SirFQURU
05/08/21 19:49:08 E1lhLpU6
伊達政宗だ('∀`)ヤッター

>恋愛面は、一目惚れをしやすい反面どちらかと言うと奥手で、
>相手に合わせた、むしろ振り回されるような恋愛をしかねません。

政宗は奥手だったのか…

341:80 ◆Q28HM59f76
05/08/22 00:40:09 GOi269GA
ホワイトデーでいつきタソにチョコを貰った政宗…恋愛が奥手だとどうなるんだろう/笑
普通にリードする様な雰囲気だけど奥手なのか(´・ω・)意外ダ


342:77 ◆77SirFQURU
05/08/22 01:31:40 0/CByJyk
「何食ってるんだ、幸村」
「これはいつき殿に貰ったチョコでござるよ、独眼流殿」
「A-ha…Valentineてやつか……」
「この幸村、甘いものには目がないのでござる。いつき殿に感謝いたす!」
「…もうちょっと大事に食ってやれよ」
「?何故でござるか」
「いや、Valentineにchocolateってのは…まあ言うだけ野暮か」
「?」
「お返しはしてやれよ。来月になったらな」
「拙者、もとよりそのつもりよ!いつき殿は何を所望するであろう?」
「知るか。本人に聞け」
「確かに。さすが独眼流殿であるな!…ところで先程から浮かぬ顔をして居られるが?」
「気のせいだろ…ま、頑張れよ」
(Shit!俺には義理も無しかよ…)


↑いつきがチョコあげる人を間違えるとこうなりそうだ。政宗振り回されてるw

343:名無したんはエロカワイイ
05/08/22 07:33:40 f0ZszYMo
>>342
ワロスw
しかしよく書けてる。奥手政宗イイ!!
(#´●ω・`)俺には義理も無しかよ…

344:ふみやん
05/08/22 11:02:03 tXIHaeGk
俺は毛利元就だったぞ!

345:80 ◆Q28HM59f76
05/08/22 11:56:16 iFGITnzg
>>342 政宗ええですね(´∀`) 
    という事でホワイトデーver.は77サンにお任せ致す!(ェ
 

346:80 ◆Q28HM59f76
05/08/22 13:02:24 iFGITnzg
>>344 うちの父ちゃんが兄貴だった なんか微妙な感じ…

347:77 ◆77SirFQURU
05/08/22 21:46:05 0/CByJyk
>>345
ちょ、先にこの政宗を救ってやりたいんだがw

蘭丸といつきの話もあと一回くらいありますが、
とりあえずスレの流れに乗ってこの後の話でも。
今日中に投下したい所存。

348:77 ◆77SirFQURU
05/08/23 01:09:41 zXxgS+yE
日付変更線を過ぎてしまったorz
>>342の続き投下します。

349:77 ◆77SirFQURU
05/08/23 01:11:45 zXxgS+yE
「めずらしいなぁー。政宗のほうから遊びに来るなんて」
「悪いか」
政宗は馬上から、ジト目でいつきを見下ろしていた。
「ううん、ちょうどよかっただよ。」
「what?何か用事でもあったってのか」
「これだべ」
と渡されたのは袋いっぱいの煎餅。
「なんかな、濃のねーちゃんが"ばれんたいん"てお祭りのこと教えてくれてな」
「…Wait,Valentineに渡すものは普通はコレじゃないぞ。」
「あ、濃のねーちゃんとこでちょこれーとも作ったんだけども、
政宗は甘いもの苦手そうだから、幸村のあんちゃんにあげたんだべ」
「No way!」
と叫びながら政宗は馬から落ちかけた。
(苦手とかそういう問題じゃないんだがな…いや、"祭り"とか言ってる時点で既に何か違うが…)

「政宗もちょこれーと欲しかっただか?」
気が付けば申しわけなさそうにいつきが政宗を見上げている。
しかし、わざわざ政宗の好みに合わせてこんな物を用意していたということは…
「あっちが義理、って思ってOKだよな?…悪いな幸村」
くっくっとこみ上げてくる笑いを政宗はこらえきれず、いつきはその様子を見てきょとんとしていた。
「何ニヤニヤしてんだ」
「いや、確かに甘いものは苦手だ。有難うよ」
「あれ?いつもの政宗ならさんきゅーっていうのになー。」
からかうような口調でそう言われると、政宗は兜をぐいと下に引っ張り、目深に被りなおした。
「…shut up!黙っとけ」
「あはは!じゃあおらもう行くだよ。えーと、…"ばいばい"!」
走り去るいつきの背中を見ながら、政宗はこう呟いた。
「何処ぞの国にはdevilが居るって話だが…目の前のlittle witchのほうがよっぽど末恐ろしいぜ…」


350:77 ◆77SirFQURU
05/08/23 01:13:31 zXxgS+yE
オワリー('∀`)

奥手筆頭、伊達政宗…忍んで参る(違

351:名無したんはエロカワイイ
05/08/23 01:46:30 9CtqGm9/
GJ!!
政宗らしさがよく出てますな。

352:名無したんはエロカワイイ
05/08/23 08:54:54 F4J88M1C
政宗可愛い!!!!いつきの行動に敏感過ぎて萌える(*´▽`*)次も期待していますw

353:名無したんはエロカワイイ
05/08/23 21:25:15 F4J88M1C
見つけた(*^-^)b
URLリンク(hp13.0zero.jp)

354:77 ◆77SirFQURU
05/08/24 01:32:42 oQyPAoG/
>>351>>352

ありがとうございますorz

蘭丸の話を書こうとすると、いっつも雷とか台風が来る罠。
豪雷オソロシス。落ち着いて書けないw

355:名無したんはエロカワイイ
05/08/24 14:03:31 jaoghQvV
ねんがんの いつきのAAを てにいれたぞ

     (ヽ)ヽ)/ ̄ ̄ ̄ヽ(/(/ )
     (ヽ)  | /     ヽ  (/ )
     (ヽ) /||_____||\ (/ )
     W  |. | め  め|  | W
        .\|\  ▽ /|/
          /    ヽ

356:名無したんはエロカワイイ
05/08/24 16:09:51 SyT+MSm5
なけ さけべ そして しね まだだ うわ~っはっはっは

357:名無したんはエロカワイイ
05/08/25 19:03:23 sPxe1bq/
いつきのエロ画像まだぁ~?

358:名無したんはエロカワイイ
05/08/26 10:43:09 2ldzj95f
保守

359:名無したんはエロカワイイ
05/08/26 20:28:07 C6d1GoUB
やばいまじ萌え(´∀`)
77タン続き期待してます

360:77 ◆77SirFQURU
05/08/26 20:55:49 VOd0btLD
>>359
サンクスコ。やっとヒマできたから書くっすorz
気分転換にやってたら「ハンマー忘れた!」デタヨ-(・∀・)
装備してBASARA技出すと、照れたいつきが見られグフォォ(血

361:銘無し
05/08/27 00:30:12 e20JZEy3
このスレの奥手筆頭といつきに激しく萌えました。
自分も妄想を書き殴っていきます↓


362:銘無し
05/08/27 00:31:48 e20JZEy3
銀の髪が軽く揺れる。
少女は小走りに、男に駆け寄った。

「よとぎ、て」
それからほんの少し、背伸びをする。
真ん丸で黒目がちな瞳が、一直線に男を見上げる。
「なんだ?」


あまりに突然の奇襲に不意を突かれる。
下ろした髪に、うな垂れた男の顔が埋もれる。
「おい」
口元を引きつらせ、小さな少女を見下ろすと、独眼の男は答えた。
「何処でそんな言葉仕入れて来た、お前」
佐助や元親辺りがからかい半分吹きこんだのだろう。
そんな光景が軽く目に浮かぶ。

「お前さんなら教えてくれると思っただ」
「Ladyは知らなくて良い事だぜ?」
「なんだなんだ?隠し事して。泥棒の始まりだ」

363:銘無し
05/08/27 00:33:01 e20JZEy3
「言われてあの赤いのに聞いたども、教えてくれね」
「Jesus……どうなった」
「暴れ出しただ、赤いの」
はれんちはれんちと叫ぶ幸村の雄叫びが遠くから聞こえてくる気さえする。
あの熱血馬鹿にも多少の知識は有ったのかと感心している場合では無い。

「……餅の、親戚だ」
政宗は深く吸った息を、ゆっくりと吐き出した。

「OK、そう言う事にしとけ」
「しとぎ餅なら大好きだ。よとぎも美味しいだべか?」
「美味い、か」
目をますます真ん丸に輝かせるいつきを前に、政宗は考え込む。

「SweetでSoftでDelicious には、まぁ、違い無ぇ」
「なんだ、変な顔してるだ。本当か?」

364:銘無し
05/08/27 00:37:24 e20JZEy3
途中ですが。このあと健全にいくかエロにいくかも不明。スマソ

365:77 ◆77SirFQURU
05/08/27 00:51:33 If0umoXh
>>361
2人ともなんて可愛いんだ(涙
この板だとエロは削除対象なんで、健全で貫き通してココに書くか、
エロパロ板のBASARAスレに投下するか、ってことになるのだが。

健全に一票投じさせてはくれまいか |Д`)ノ□

366:名無したんはエロカワイイ
05/08/27 01:51:39 y+3U8fv8
同じくノ□

しかし、このゲームのキャラって、スンゲェハジケきってるよなぁ。DMCあたりに放り込んでも笑って帰って来そうだ。(鬼武者やバイオはこいつらにはタル過ぎる)

367:名無したんはエロカワイイ
05/08/27 09:10:44 b39wStlo
萌え(*´艸`)萌え
続き期待しております!

368:銘無し@続き
05/08/27 21:52:33 e20JZEy3
「本当だが、お前さんには早ぇ。大人のTasteだ」
「馬鹿にすんな!おら子供じゃ無ぇぞ!?」
逆鱗に触れたか。
シラフと言い張る酔っ払いと同レベルの反応に、政宗は肩をすくめた。
お守りも良い所である。
「おら、熊だって1人で叩きのめせるだ!」
「大人が皆熊をHuntできる訳じゃ無ぇぜ」

「分かったべ!お前”よとぎ”を1人占めするつもりだな!?」
「1人占めだぁ?そいつはCrazyだ、人聞きが悪いね」
「そうはさせねぇ!」
政宗は目を細め、笑う。
勢いを止めないいつきは、くるくる走り回る小動物のようである。

「そんなに気になるか?」
「んだ」
「覚悟は良いか?」
「な、な何のだ」
何を思い付いたのか、守勢に徹していた政宗が手のひらを返す。
威圧感に、いつきが身じろいだ。
「上等だ。教えてやろうじゃ無ぇか」

政宗は辺りにちらりと目をやり、西方の空を仰ぐ。
「ここじゃ場所が悪ぃ。日もまだ沈んじゃいねぇ」
「何言ってるだ?ちゃんと聞こえね」
いつきは頭一つ半ほど違う高さに呼びかける。
「上向いてねで、……ひゃ、」

突然視界が暗くなる。
からかうような調子の声だけが、いつきの耳に入った。
「日が暮れたら、だ。All right?」
身を屈めた政宗の顔が、目の前に有った。

「俺の寝所まで来てみな」

369:銘無し
05/08/27 22:00:14 e20JZEy3
>>365->>367
(*´∀`)ドモー

続きはまた。健全の予定です。多分。

370:名無したんはエロカワイイ
05/08/28 00:01:50 scYQxwgO
エロガゾウマダー

371:366
05/08/28 02:15:26 2vXWdzmY
>>366の趣旨でスレ立てました。兄さん、来てくださいYO!!
戦国BASARA cross Devil May Cry
URLリンク(c-au.2ch.net)

372:兄さん
05/08/28 05:03:03 rNBvQYzi
フゥアハハ―
盲腸が酷い具合に腐ってたもんでな、痛さで三時間気をうしなったぜ






イャホンキデイタカッタヨマヂデ('A`)
と言う訳で退院間近だぜ
フゥアハハ―

373:兄さん
05/08/28 05:08:40 rNBvQYzi
Oh...jesus...
ageちまった!shit!

374:77 ◆77SirFQURU
05/08/28 10:17:51 QdXU0ttV
>>372
兄さんもうちっとの辛抱ですぜ。お帰りお待ちしてやす。

今晩辺り、蘭丸×いつきの最終話が投下できそうな予感。
正念場フゥ~orz

375:77 ◆77SirFQURU
05/08/28 19:16:35 QdXU0ttV
投下します。>>328の続きです。

376:77 ◆77SirFQURU
05/08/28 19:17:04 QdXU0ttV
「はい、あーんするべ」
「・・・"あーん"てお前、ま、前田の若夫婦じゃあるまいし」
小さな匙にのせられた粥からは、熱い湯気が立ち上っている。
蘭丸は布団に寝かされたまま、差し出された匙を睨みつけていた。
「いきなり口に押し込んでもいいだか?熱いだよ?」
「押し込まれたほうがましだ」
「へぇ・・・わかっただ」
いつきはぐいと匙の先を、蘭丸の口元に押し付けた。
「熱ッ・・・こ、この・・・」
「しゃべる前に食ってけろ。冷めちまうだよ」
蘭丸は匙ごと食いそうな勢いで、ぱくりと粥に食いついた。半ば自棄になってはいたが、
滋養になるものを体が欲していたことも否めない。最初の一口を飲み下したあと、
小さく口を開けて二口めを待っていた。
いつきはその様子を見ると、にこ、と笑ってふた匙目を蘭丸の口の中に入れた。


あの夜から幾日か経った。
蘭丸の体は、若さもあってかみるみる回復していった。まだ起きられはしなかったが、
いずれはそれもかなうだろう。
(・・・行っちまうのかな、体さ治ったら)
手負いの状態ですら逃げ出そうとした。
あの場所でいつきに会っていなかったら、そのまま自分の領地に向かっていただろう。
(山の生き物みたいだ。無理に里に連れてきてもいつかは山ん中さ帰っていく)
(とどめとくことはできねえだな・・・)
「た、たんま」
蘭丸の声ではっと我にかえると、熱い粥をこんもり匙の先にのせていることに気がついた。
「あ、わ、ごめんな」
このまま口に突っ込んだら火傷するところだ。いつきは慌てて手を引っ込めた。


377:77 ◆77SirFQURU
05/08/28 19:18:49 QdXU0ttV
「なあ」
そっぽを向いている蘭丸に話し掛ける。
「寝てるだか」
そろりと近づいて顔を覗き込んだ。目は瞑っている。
「寝てても起きててもいいだ、これはおらのひとりごとだから」
顔を覗き込んだまま、小さな声で呟いた。
「あのな」
「行く時は、黙っていかないでけろ」
いい終わると、またそろりと蘭丸から離れようとした。
ふと、いつきは涙が頬を伝っていることに気が付く。ぽつぽつと
蘭丸の着物の上に涙がこぼれ、小さなしみになって消えた。
(行っちゃ嫌だ、行っちゃ嫌だ・・・)
先程言葉にしたこととは裏腹に、こころが悲鳴を上げている。
どうにも堪え切れず、しゃくりあげようと息を吸い込んだ瞬間――
蘭丸がくるりと振り返り、いつきの頭に手を伸ばした。
くしゃ。
「莫迦」
くしゃくしゃ。
「泣くな」
強く優しく頭を撫でられていた。その手は暖かい。
「分かったから」
その言葉を聞き、ふつりと糸が切れたようにいつきは蘭丸の胸の中に倒れこみ、泣いた。


いつきの望む、戦なき世界が実現されるのがそう遠くないことを、彼女は知らない。
それが彼女自身の力で成し遂げられることも。
その時、もう一度彼女は彼に出会う。共に生きていく為に。


378:77 ◆77SirFQURU
05/08/28 19:24:26 QdXU0ttV
これにて>>130から始まったいつきと蘭丸のお話はお終いです。
長い話になったもんだ。ここまで読んでくれた方々に感謝。

379:名無したんはエロカワイイ
05/08/28 21:08:20 2vXWdzmY
GJ!!でも何か寂しい…

380:名無したんはエロカワイイ
05/08/28 21:21:31 I9K+oMPY
G J!! 最高です!いつきタソ可愛いv

381:名無したんはエロカワイイ
05/08/30 19:56:16 BjbSvu06
夜伽待ちage

382:ふみやん
05/09/01 13:43:06 0HHuK7z4
仮age

383:77 ◆77SirFQURU
05/09/02 17:06:50 0cZv1ei5
今晩あたり何か投下できると思います。
伊達といつきで。また奥手w

384:名無したんはエロカワイイ
05/09/02 17:18:14 mqfPb9UG
>>383
気体してるぞ

385:77 ◆77SirFQURU
05/09/03 00:03:21 Eh6qta78
また日付が変わってしまいましたが、いまから投下します。

386:77 ◆77SirFQURU
05/09/03 00:04:59 0cZv1ei5
「少しは前田んとこのまつでも見習ったらどうだ」
「じゃあおめぇさのヘンな英語もやめてけれ」
言い合いはどちらともなく始まった。
いつもはさして気にもとめないお互いの言葉遣い。
政宗の屋敷の一室で、互いの口を武器とした小競り合いが、いま始まろうとしていた。


「変てことはねえ、coolじゃねえか」
「政宗だって雪ン子だべ。訛らねえのがおかしいだよ」
一方は見下ろし、一方は見上げたままの状態で、2人の言い合いは平行線を辿っていた。
「Hey girl,俺は国際派なんだ」
「・・・理由になってねえべ」
呆れてぺたりと座り込んでしまったいつきを他所に、政宗は何事か考えついたようだ。
「まあまあ、しばらくLadyらしく話してみる気はねえか?Just like a game.」
「あああ、えーごわかんねえって言ってるべな」
「遊びみたいなもんだ。Time limitは日が暮れるまで。俺も英語は使わねえ。
そのかわりいつきも訛りなしで喋ってみろ」
「ほー、なんか面白そうだなぁ。約束破ったら相手の言うことなんでも聞くってのはどうだべな?」
「面白ぇ。俺は勝つぜ」
「おらも負けねえだ」
戦いの火蓋は切って落とされた。

387:77 ◆77SirFQURU
05/09/03 00:07:20 Eh6qta78

無駄に喋っては不利、と考えたいつきは開始早々口数が減った。
しばらく沈黙が続いた後、先に口を開いたのは政宗のほうだ。
「『いつきにござりまする。よしなに』・・・言ってみな」
「・・・・・・いつきに、ご、ござりま」
まで早口で言おうとして軽く舌をかみ、いつきは涙目で政宗を睨みつけた。
「大丈夫か・・・ちぃ-と難しかったようだな」
「・・・言える」
元来いつきは負けず嫌いである。政宗とてそれを知っている。
(Ha! かかったな・・・)
政宗のペースに巻き込んで、ぼろを出させようという作戦である。
「い、いーつーきに、ごーざーりまーすーる」
いつきは慎重に、一文字づつのばして発音していった。
語尾に「おじゃー」や「ほわー」が付きそうな口調に
(お前は義元か)
と心の中で突っ込みを入れた政宗であった。


388:77 ◆77SirFQURU
05/09/03 00:12:49 Eh6qta78
とりあえず本日はここまで。

他の職人さんの投下もお待ちしておりますでよ('∀`)

389:名無したんはエロカワイイ
05/09/03 01:51:39 K2mFeJid
>>388
公家ヅラワロタww続き楽しみだなぁ。

390:名無したんはエロカワイイ
05/09/03 16:25:56 J1Jjj5Zr
>>388
[ `∀´]イイゾー!ヤッチマエー!ピーピー

391:名無したんはエロカワイイ
05/09/03 20:55:53 3nBi+KnG
OP見たけどあの服って北国だとかえって寒くね?

背中丸出しだぜ

392:名無したんはエロカワイイ
05/09/03 21:49:35 K2mFeJid
>>391
このゲームでそんなことツッコんでも無意味。武田VS上杉のアニメムービーを見ればツッコもうとする気力も吹っ飛ぶよ。

393:名無したんはエロカワイイ
05/09/03 22:19:43 3nBi+KnG
>>392
なーるへそ

とりあえずプレイしてみて若本のキャラが立ちすぎる点ではTOD2と同じだと思った

394:名無したんはエロカワイイ
05/09/03 22:20:19 3nBi+KnG
ってあれあがってる

395:77 ◆77SirFQURU
05/09/04 22:28:46 0ciNLgt1
>>391
あれはホルターネックっていうのかねえ。

では、>>387の続き投下。

396:77 ◆77SirFQURU
05/09/04 22:30:06 0ciNLgt1
「い、言えた」
よほど力んでいたのか、ぜえぜえと息をつきながらいつきは誇らしげに政宗を見上げた。
いつきの頭に手を置いて、声をかけてやろうとするがはたと気が付く。
普段ならばOK、で済むが今日はそうは行かない。
頭に手を置いたまま止まっている政宗を見て、いつきは口を尖らせた。
「政宗、しゃべらないの、ずるい」
片言になっているいつきの話し方に苦笑いしながら、政宗はその手を
いつきの肩に置き、呟いた。
「・・・いい子だ」
その言葉を聞いた途端、いつきはかぁ、と赤くなって下を向いてしまった。
「どうした」
「い、いつもなら、"おーけー"っていう」
「それを言ったら俺の負けだろ」
「でも・・・」
政宗の話す言葉は難しかったけれども、なんとなく意味は理解できていたつもりだった。
(な、なんだかこっぱずかしいべ・・・)
ニュアンスで受け止めていた言葉を直球で言われるほどむずがゆいものはない。
「何照れてんだ。ったく、こっちまで」
「あ?」
「何でもねぇ、次!『ここは正念場と思し召しませ』、ほれ言ってみな」
「こ、こ、ここはっしょうねんばぁー」
政宗は新たな難問にまた四苦八苦するいつきを見ながら、内心、
(危ねえ・・・ボロが出そうなのは俺の方だ)
と冷や汗をかいていた。

397:77 ◆77SirFQURU
05/09/04 22:31:24 0ciNLgt1
「政宗も、何か、話してたも」
まつの話し言葉を手本にしてやっているのに、何故口調が義元になるのか。
いまいち納得がいかなかったが、懸命に話すいつきの姿が健気で可笑しいので、
政宗はそのままにしておくことにした。
「あー、何がいい?」
「あの、いつも言う、えーごの意味、教えて」
(Ah・・・そう来たか)
いつきにしてみたらそれは純粋な興味であったが、政宗は作戦と受け取った。
(しょうがねえ、乗ってやるか)
「どれの意味だ」
「えーと、"はにー"って、何」
たまにしか使わないけれど、政宗はいつきをそう呼ぶ時がある。
「それはだなぁ」
と言ったまましばらく政宗は考え込んだ。
(そりゃあ・・・言い辛ぇ)
「いえないのであるか」
今度は信長のような話し様である。が、そこに突っ込む余裕が今の政宗にはない。

398:77 ◆77SirFQURU
05/09/04 22:40:21 0ciNLgt1
夜にもう少し続きが書けるかもしれませんが、とりあえずここまで。

いつきで凧忍者倒せることに最近気が付いたとです。

399:名無したんはエロカワイイ
05/09/05 01:46:29 5M4wijFj
公家ヅラアアアアァァァァァァァ(今川義元のこと)!!!!

400:77 ◆77SirFQURU
05/09/06 01:27:31 wyFzxm/x
夕べは集中豪雨であやうく避難勧告orzコワス
>>397の続きです。

401:77 ◆77SirFQURU
05/09/06 01:28:41 wyFzxm/x
いつきに対する好意的な言葉は、大抵の場合、英語というオブラートに包んできた。
そんな政宗にとって、"Honey"という甘ったるい単語の説明は、大変難しい課題である。
(Feelingで分かれよ・・・)
むろんいつきのほうも、なんとなくそれが好意的な言葉だとは分かっていたが、
その優しい響きに、何か特別な意味があると感じ取っていた。
(こっぱずかしいけど、なんか、なんかな、聞いてみたいだよ)
じっと政宗の目を見て返事を待っている。
こんなゲームを始めたことをやや後悔しつつ、政宗は口を開いた。
「あのな、お前が」
「政宗様」
部屋の外から、聞きなれた声が政宗を呼んだ。
「小十郎で御座います。お茶菓子をお持ちいたしました」


402:77 ◆77SirFQURU
05/09/06 01:30:19 wyFzxm/x
「珍しい菓子が手に入りましたぞ、どうぞご賞味下され」
「わー」
涼しげな和菓子が目の前に現れ、いつきが感嘆の声を上げた。
手のひらほどの長さの青竹の中に、羊羹が詰まっている。
小十郎はつるりと中身を器用に取り出し、政宗といつきの前の小皿に取り分けた。
「よく冷えております。ささ、お召し上がりください」
と小十郎が言い終える前に、いつきはもぐもぐと羊羹を頬張り、
幸せそうな表情を浮かべている。
「政宗様、Which would you like, tea or coffee?」
「・・・茶でいい」
「それならばすぐご用意できます。Wait a moment, please.」
そのやりとりを聞いて、いつきはすっかり感心していた。
「小十郎のえーごは、きれいだなー」
「恐縮です」
笑みを浮かべながら、小十郎はてきぱきと茶の用意を始めている。
「どうせ俺は口が悪いさ」
政宗が横を向いて独り言を呟いていると間もなく、二人の前に煎れたての茶が差し出された。
「政宗様、どうぞ」
「thanks」
と小十郎に言ってしまってから、自分が英語で返答してしまったことにはたと気が付く。
会話の相手が小十郎だったのですっかり油断していたのだ。
(聞かれてたか・・・?)
といつきのほうを窺うと、政宗のほうを見て、にまーっと嬉しげな笑みを浮かべていた。
「政宗の負けだべ」

403:77 ◆77SirFQURU
05/09/06 01:37:16 wyFzxm/x
本日はここまでで。皆様台風にお気をつけ召されよ。


404:名無したんはエロカワイイ
05/09/06 02:16:08 uFO52kOT
77殿は南の方にお住まいか?
つつがなくて何より。
こちらには明後日あたり直撃きそうだが。
いつきタン相変わらずこけてっしゅ。

ちなみにいつきタンの上半身は金太郎さんの腹巻状態かと思われ。

405:名無したんはエロカワイイ
05/09/07 22:10:10 iBWafcWP
実家の青森の地方をクリアすると微妙に複雑な気持ちになる・・・

406:ザビー教入りたい
05/09/07 23:35:19 NqRxM2lH
漏れもも小説書くよ。

いつきが、なんと奥州筆頭伊達政宗を倒したのだ。
あの、戦国一弱小国が戦国で5本の指にはいる強国、
伊達に。それは、いつき軍が政宗の国に攻めた時・・

「YOUみたいな軍で俺に勝てると思ったのかい?」
「うるさい!やってみねぇとわかんねえだ!」
「OH~しょうがない。かわいそうだから、一騎うちで俺に
勝ったらこの国をあげよう。OK?」
「わかっただ。」
ハンマーで攻撃するが、政宗はすばやくかわし、あたらない。
「くっ・・こうなったら!」
ハンマーを捨てると、素手で攻撃する。政宗は両手で軽く
防いだ。
「OH!これでは勝てないぞ。今度はこっちからいくぞ。」
「そのまえにこれあげるだ。絶対に似合うだよ。」
般若などの面、3点セットだ。
「YES!いかしてんじゃん!」
1つを付けると、いつきはまってましたとばかり、顔を殴る。
特大ダメージ!
「うぎゃぁぁー!!!」
遠くの空に飛んでった。

奥州筆頭いつきここに誕生!

                   おわり

つまらんかったら許して・・

407:名無したんはエロカワイイ
05/09/08 00:49:33 Hp/7l1H/
>>405
あの面どう考えてもお侍の弱いもの虐めだよな。
唯一侍(側)じゃないのはザビーだが、あれはあれで異教徒には容赦ゼロっぽいし……。

敗北したいつきタンに加えられるえげつない改宗の責め苦を想像しておっき。

408:名無したんはエロカワイイ
05/09/08 02:47:06 8SVAks+B
>YES!いかしてんじゃん!
少しは怪しめよw

409:名無したんはエロカワイイ
05/09/08 06:25:22 wKnWzKOQ
>>敗北したいつきタンに加えられるえげつない改宗の責め苦
想像したら禿しくおっきハァハァ

410:名無したんはエロカワイイ
05/09/08 06:29:58 leJ0/cAj
改宗が政宗に見えてしょうがないんですが

411:ザビー教入りたい
05/09/08 14:47:46 KC3WKR60
>>408
感想くれてありがとう。(^ー^)
楽しんでくれたみたいで嬉しいです

412:ザビー教入りたい
05/09/08 17:17:56 dXm4vp9E
>>406 つづき
いつきは何度も、上杉領に攻め入るが、軍神謙信率いる
軍は強く、連敗をかさねていた。
「くぅ・・おらには軍師が必要だ・・・」
諸国に人材を求めた。織田に尾張を追われた
今川義元が来た。
「マロがなってやろう。ギャラ、月10億でどうじゃ?」
「埋めてこい。」
義元死す・・
「そんな金あったら、一揆なんかしないべ。」

                   つづく

413:名無したんはエロカワイイ
05/09/08 21:20:28 FXqQQIg3
公家ヅラ嫌われてンなぁw

414:名無したんはエロカワイイ
05/09/08 22:44:37 wKnWzKOQ
>>410
スマソ素で政宗と信じ込んでたw

415:199
05/09/09 16:32:08 inFTjWkD
>>413
漏れの感想だったらありがとう。違ったらごめん。

416:ザビー教入りたい
05/09/09 16:33:32 inFTjWkD
>>415
名前199じゃない。これほかんとこの。

417:ザビー教入りたい
05/09/09 17:42:28 Nx7V7IC9
>>412 つづき

上杉軍2万が攻めてきた!
いつき軍、国境防衛戦!
いつき「真衛門と竹造どっちにすんべ・・。」
2人「絶対やだべ!」
「おらみたいな子供に防げるわけねえだろ?」
「じゃ、真衛門にすんべ。」
「え~!?」
「ほっ・・よかった。絶対無理べ。」

「さいなラッキョー!!」
真衛門討ち死に
「しょぼ・・もっとやれると思ったべ。」
竹造「安らかに眠ってくんろ・・。」
「竹造、次はお前が行け。」
「うそぉぉぉー!!」
 
             つづく


418:名無したんはエロカワイイ
05/09/09 18:00:09 yuqfQLmA
>ザビー教入りたい

とりあえず落ち着け。あとsageて書き込んでくれないか。
sageの意味がわからなかったら、初心者の質問板へ。

419:名無したんはエロカワイイ
05/09/09 18:08:05 Yn4xqTln
ハンマー無しの状態で走ると⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンしてる

420:ザビー教入りたい
05/09/09 20:35:30 nikpyFI5
>>418
わかった(^ー^)

421:77 ◆77SirFQURU
05/09/10 01:41:10 Vi3ngpaa
>>404
住まいは南ではないのだけど、家の裏が川なのでリアル水攻めの危機でした_| ̄|○ブジダッタ
ほいでは、>>402の続きで。

422:77 ◆77SirFQURU
05/09/10 01:42:32 Vi3ngpaa
「左様でございましたか」
2人が行なっていたゲームの内容を説明し終わると、小十郎は困惑した表情で政宗のほうを見た。
「私が話し掛けなければ・・・」
「いや、お前は悪くねえ」
「んだ、油断してた政宗が悪いだよ」
ゲームセットとともに口数の増えたいつきが、小憎らしい口を利く。
「さて、何してもらうべか?」
「It's up to you.」
「ん?」
「好きにしろってことだ」
政宗はあぐらをかいてその場に座り込んだ。すっかり覚悟は決めた、ということらしい。
いつきはその前に立ち、上機嫌と言ったふうに政宗の顔を見下ろした。
「実はもう決めてあるだ」
「何だ」
「おらにえーごを教えてほしいだよ」

423:77 ◆77SirFQURU
05/09/10 01:43:26 Vi3ngpaa
「What?」
「政宗が言ってるようなことでいいだから」
「No Kidding,俺が教えたんじゃ、ろくな事覚えねえ」
普段の会話で"Holy shit! "や"Goddamn! "などと口走るのは、レディーとしていかがなものか。
政宗は暫く思案していたが、脇に控えている小十郎をちらと見、
「あー、小十郎」
「はい」
「いつきに英語教えてやってくれ」
と、己の旧くからの教育係に、いつきの教育も任せてしまった。
「Yes,Sir.・・・いつき殿、よろしくお願いいたします」
「小十郎が教えてくれるだか?よろしくな!」
大きな瞳をきらきら輝かせて、いつきは小十郎の手をとるとぶんぶんと振り回すように握手をした。
ふたつの三つ編みがぴょこぴょこと跳ねる。そんなはしゃいだいつきの様子を見ながら、
小十郎は穏やかに、でも少し嬉しげにいつきに話し掛ける。
「いえ、未来のFirstLadyを教え子にして頂けるとは、光栄です」
「ふぁ・・・んん?なんだべ」
きょとんとしたまま、政宗のほうを見る。
「小十郎、余計な事は言わなくていい」
「Sorry. 失礼致しました」
「むー。小十郎、後で教えるだよ」
「・・・はい」
二人の間で板ばさみになって、
(おやおや、大変な役割を担ってしまったなあ)
と苦笑いをする小十郎だった。


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