06/11/22 21:52:27 H//cJXEL
>>457
把握した
＊シナリオ
基本、日常→非日常→日常って感じ
日常は主人公がヒロインの天然に突っ込んだり、自分の（全体的にさぶめな）ギャグ友人などに突っ込まれたり
メインヒロインである明日をクリアすると、三人（うち、二名男。けれどウホッではなく友情みたいな感じ）を攻略可能になる
その三人を攻略しおえると、最終シナリオへ行ける
一人称。文章の方は、日常のノリが合うかどうかが勝負だと思う。体験版で合わなければ毒物にしからんから回避推奨
しかし、主人公が他のシナリオでもメインヒロインの記憶があったり、最終シナリオでは全てのキャラを攻略した記憶があるっぽいが、どういう解釈をすればいいんだろうか
あと、風美というキャラだけ妙に選択肢が厳しい。他のキャラは即死に気を使っていれば問題はないっぽ
あと、風美というキャラにはＨシーンあるぞ。直接描写はないけれど、茂みがどーのこーの、結露しているとかなんとかかんとか、と。
＊絵
ここの人上手いね。ちょっとバラつきはあるが、問題はないと思う。
立ち絵もマンコほどではないが、中々豊富。表情だけではなく、ポーズ変化もしてくれる。
だがちっと出来にバラつきがあるか、俺が贔屓してるだけなのかもしれんが、明日よりも風美の出来の方が良いと思えた。
あと、可愛い女キャラと、バケモノ絵が書き分けられているのが凄い。この業界、女しかマトモに描けない人が多いし、こういう人は貴重だと思う。
背景はオリジナルと素材を併用。時たま写真を加工したのもあり、統一性がない。
＊音
かなーりムラのある人だな、と思う
戦闘音楽はけっこう秀逸なんだよ。商業と比べると見劣りするかもしれないけど、他にはないパワーを感じた
俺もcollsionだったかを初めて聴いて購入を決意したくらいだしな。けど、日常ＢＧＭのレベルはちょっと首をかしげる出来だったりする
なんというか、理論よりも勢いで曲を作ってるんじゃないかなー、と思う。戦闘はそれがいい具合に作用しているけど、日常になると途端にボロが出てる
＊演出
全体的に弱め、というか貧弱というべきか
青い炎が出た、という状況で画面をＮスクの色変化機能使って真っ青にするってのには苦笑
テキスト表示形式は、日常ではＡＤＶ形式、非日常や戦闘ではノベル形式になる。最終シナリオは常時ノベル形式。
正直、ＡＤＶの意味あったんかなー、と思う。
＊総評
スレ１の頃、ファンの間では灰汁の強い作品だと言われていたが、それはいい意味でも悪い意味でも正しいと思う。
シナリオも音楽も、綺麗な出来ではないものの、勢いで楽しませるパワーがある。けれど、その勢いが合わなければ正真正銘毒薬でしかない。
バランスよく評価されるのは、イラストだけだろうな。
まー、総評としては『細かい部分が気になる人はスルーしとけ』くらいかね。