06/09/29 01:33:35 8noNJnc6
>>764 続き
大石蔵人は北海道で子連れの小料理屋の女主人と結婚。「この年で子育てに頭を悩ませることになるなんて」
といいながら、それなりに幸せそうである。
老いても行動力は衰えることを知らず、毎年綿流しには村を訪れる他、温泉めぐりを趣味として家族で年数回、赤坂とも
年に一度、毎回ことなる温泉を楽しんでいる。
赤坂衛は現在では現場を離れ、部下達を育て、監督する立場にいる。鬼のように厳しいと恐れられているが、プライベート
での愛妻家ぶりは相変わらずで、今も毎年綿流しには家族で雛身沢を訪れている。ちなみに大石との親交も相変わらずで、
年２回、男だけで温泉旅行に出かけている。
事件後さらに二人の子宝に恵まれ、長女は「梨花おねえさん」の綿流しの舞台への憧れから、古手神社で住み込みの
巫女になった。美女二人で行う奉納舞台は好評だが、未だ浮いた話一つないのが心配の種。
前原夫妻に相談したところ、「……まあ、レナだって結婚できたんだし」と言われる。現在、長女からの手紙は毎回
梨花の息子がいかにかあいいか、彼に巫女姿で奉納舞台をやらせる準備がどれだけ進んでいるかでほぼ埋められている。
父の影響で空手にのめりこむ次女、雛見沢で不良に絡まれたところを古手少年に救われた三女は、その手紙を
毎回とても楽しみにしている。
知恵留美子は校長の定年の際に分校の校長職を引き継ぎ、そのまま雛身沢学園の校長となった。
開校後、学園が軌道に乗った頃突如結婚。相手はなんと葛西。
出会いは園崎家に学校を作るためさまざまな協力を頼む際、打ち合わせの席。
何度も顔をあわせてる内に自然に・・・・ではなく、直接のきっかけは「アイスにカレーをかけるのは有りか」で口喧嘩になり、以来顔をあわせるたび喧嘩だったのが、
何故かお互いに気になるようになった、という。
当時まだ園崎組は健在だったが、お魎が「クビにする」と称してカタギにさせる。尚、これが園崎お魎が直接下した最後の
命令であった。翌朝、彼女は穏やかで優しく微笑んだ顔で、眠ったまま息を引き取ってたという。